BGGランキングで100位内に入っている世界的にも高評価な超大作ボードゲーム「テインテッドグレイル」が遂に再販となりました。
テインテッドグレイルは、2021年の年末に発売されて一瞬で品切れした作品で再販を待ち望んでいた人も多いんじゃないでしょうか?
しかし、、、どうやら内容物がおかしいようです。
【ニュース】テインテッドグレイル再販!しかし内容物が…
テインテッドグレイルは、ゲームブックをベースとしたTRPG風のボードゲームです。
全15章のシナリオを進めていく中で、様々なイベントに遭遇し、プレイヤーの選択次第でその後の展開が大きく変わってくることになります。
こういうストーリーがあるゲームブックタイプのボードゲームは中々に珍しく、日本語版が発売されるということが発表になった際には驚いたものです。
グルームヘイヴンを日本語化したアークライトさんならではと言ったところでしょうか。
▼テインテッドグレイルがどういうボードゲームかを知りたい方はこちらから
『テインテッド・グレイル』完全日本語版 ボードゲームのルール紹介とレビューそんなテインテッドグレイルの再販ですが、嬉しいニュースと悲しいニュースがあるようです。
嬉しいニュースは「お値段据え置き」という点です。
昨今の物価高、円安の影響を受けて、ボードゲームは軒並み値段が高くなっています。
同様に再販がかかっている「グルームヘイヴン獅子のあぎと」なんかは、8000円から9000円と1000円の値上げになっています。
それ以外にも、様々な新作がやたらと高い値段で発売されている印象です。
そんな中テインテッドグレイルのお値段はというと・・・何と税込み22000円で据え置き。
25000円位になるんじゃないかと気になっていたのですが、きっちりお値段キープのようです。これは良かった。
では一方で「悲しいニュース」は何でしょうか?
悲しいニュース、それは初版で収録されいた5キャラクター目の「ニアヴ」が再販では収録されていないということです。
おー・・・そういうことあるのか(笑)。
もともと4キャラクターで構成されていたテインテッドグレイルの基本セットですが、キックスターターのおまけ?アドオン?として追加されていた5キャラクター目がこの「ニアヴ」です。
日本語版の初版はそのキック特典が最初からついていたのです。
確かに後から追加された感の強い「ニアヴ」でしたが、他のキャラクター同様に専用のステータスタイルが用意されてますし、専用の戦闘・交渉カードや、何なら専用のストーリーも用意されているため、これらがごっそりなくなるということはかなりのデグレということになります。
他のキャラクター同様に師匠も存在します。
このデグレは普通に考えて残念と言わざるを得ないでしょう。
逆に言えば日本語化された「ニアヴ」が収録されているテインテッドグレイル初版は、それなりに貴重な気もしてきますね。
正直、基本の4キャラクターだけでお腹いっぱいなので、果たしてこの「ニアヴ」でプレイしている人がいるのかはわかりませんが、ミニ拡張相当の追加要素が無くなってしまうのはちょっとイマイチな感じもしますね。
ということで、良いニュース悪いニュースのあるテインテッドグレイル待望の再販となります。
気になる方はチェックしてみてください。
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