これまで様々なボードゲームを遊んできた、ボードゲーム歴20年以上の管理人TEENOがおすすめする、兎に角面白いおすすめのボードゲームを紹介していきます。
近年ボードゲームは世界的にブームで人気になっていることもあり、毎年大量に日本語版ボードゲームの新作が発売されています。
ただ、ボードゲームに興味を持ったは良いけど、一体どのボードゲームがおすすめなのか、面白そうなボードゲームばかりで目移りしてしまう人は多いと思います。
折角買うなら面白いボードゲームを買いたいですが、買ってみて面白くないなんてこともあるわけです。私もボードゲーム初心者の頃はそうでした。
この記事では、私がこれまで実際に遊んでみて文句なしに面白いと思った、おすすめのボードゲームの一覧を紹介していきます。
私の周りのボードゲームファンの仲間の意見も参考に、実際に遊んでみてどれも面白いと感じた、どれもおすすめできるボードゲームになっています。気になる作品があれば是非チェックしてみてください。
ボードゲームの初心者だった頃の自分自身に対しておすすめしても、文句なしにおすすめなものばかりになっていると思います。
ボードゲームにあまり慣れていないボードゲームにハマりかけの「初心者」から、重量級などのボードゲームをガッツリ遊んでいる「上級者」まで、幅広い層におすすめできる、おすすめなボードゲームをジャンル別に紹介していきます。
また、おすすめのボードゲームをどのように探せばよいか、探し方についても紹介していきます。
- 購入やプレイの参考に、面白いおすすめのボードゲームを知りたい
- おすすめなボードゲームの探し方を知りたい
- 1人用、2人用、軽量級、中量級、重量級のおすすめボードゲームを知りたい
このような情報を探している方には、特に参考になるおすすめな記事になっていると思います。
ボードゲームとは何か?

所謂「ボードゲーム」とは何でしょうか?
所説ありますが、このサイト「ぼどろぐ」では、ボードゲームは、電気を使わないアナログゲームの総称と考えています。
有名どころでは「将棋」「囲碁」「オセロ」などもボードゲームと言えますし、「人生ゲーム」や「モノポリー」などもボードゲームと言えるでしょう。
「トランプ」「UNO」などのカードゲームとの区別が難しいですが、広義に捉えると「カードゲーム」も「ボードゲーム」の1種と言えます。
世の中にはこういうメジャーな作品以外にも、一般の人だと中々知る機会のない、様々なおすすめなボードゲームが発売されています。日本国内でも毎年何百というボードゲーム新作が発売されています。
「ボードゲーム」は、日本ではまだそこまで知名度の高くない趣味ジャンルの1つですが、海外、特にボードゲームの本場「ドイツ」では、ボードゲームは非常にメジャーな趣味の1つとして認知されています。その辺のスーパーマーケットにすらボードゲームが置いてあるというのだから驚きですよね。
ドイツに比べるとまだまだ後発な日本でも、ボードゲームがTVで紹介されたりして、徐々に緩やかに知名度が上がって注目されつつある、趣味の1つになっています。ボードゲームの祭典「ゲームマーケット」もコロナ前までは来場者数は、毎年右肩上がりに成長していたほどです。
コロナ禍では、家に引きこもることが増えてきて、家族で遊べたり1人で遊べるボードゲームの需要も増えてきています。
前置きが長くなりましたが、そんなブームになりつつあるボードゲームの、おすすめ作品を紹介していきます。
おすすめボードゲームの探し方
おすすめのボードゲームはどのように探せばよいでしょうか?
私もボードゲームに興味を持ち始めた初心者の頃は、山ほどあるボードゲームの中から、一体どうやっておすすめのボードゲームを探せばいいのか?と疑問に思っていました。
そもそも、ボードゲームの世界に入りたてのころは、世の中にどのようなボードゲームが出ているのかすら、良くわからないと思います。
そして、良くわからずに店頭で購入してしまい、思ったほど面白くないと思ったボードゲームも沢山あります。
ここでは、おすすめなボードゲームを探す方法をいくつか紹介していきます。
ボードゲーム紹介ブログでおすすめされているボードゲームを参考にする
本サイト「ぼどろぐ」のように、ボードゲームを紹介しているサイトでおすすめされているボードゲームをチェックして、面白そうだったら購入するのが1つ良い方法でしょう。
これは、私もボードゲーム初心者のころからやっていたチェック方法の1つで、今でもおすすめのやり方です。
そのサイトの記事を読んでいると、徐々にそのサイトの管理人の趣向と自分が合っている、合っていないがわかってくると思います。また、購入までせずともボードゲームが趣味なら楽しんで記事を読むことが出来ます。
本サイト「ぼどろぐ」でも、私が紹介しているおすすめボードゲームに興味を持ってくださる方がそれなりにいらっしゃるようで、ありがたい限りです。
また「ぼどろぐ」開設の10年以上前からあるような、かなり古いボードゲーム紹介サイトも幾つかあります。凄いですね。「ぼどろぐ」もそうですが、こういった「ボードゲームに特化した情報を発信しているサイト」は、かなり参考になるでしょう。
そのサイトをチェックしてみて、面白そうなボードゲームを見つけたらポチっと購入してみると良いと思います。
日本メーカーの発売情報をチェックする
ボードゲームを発売している会社の情報をチェックしましょう。
「ホビージャパン」「アークライト」。この2社がボードゲーム日本語化に関してはメジャーメーカーです。毎年何十というボードゲームの日本語版を発売しています。
これらは公式HPで最新作の情報を発信しているので、これら日本語メーカーのHPをチェックしておすすめされていて面白そうだと思ったら買う、というのが1つの方法です。
ただ、最近ではボードゲームが日本でブームになりつつあるということもあり、個人経営の小さなボードゲームショップさんが日本語化権を取得して、ボードゲームの日本語版を出していることも多くなっています。
こういう小さいショップさんは大企業に比べると、発売した作品がコケるとかなりダメージが大きいため、作品は厳選しており、面白さが保証された海外でも相当メジャーな作品を出してくることが多いです。そのため実はこういうショップこそ世界的におすすめされている面白いゲームを出しているなんてことも良くあります(笑)。
私は今やボードゲームの大ファンなので、各社の新作は良くチェックしていますが、ゲーム内容は概要にとどまっていることが多く、ボードゲーム初心者がおすすめ作品を探すには、やや難しい方法かもしれません。
見た目は凄い面白そうでも、結構ハズレのボードゲームも中には多いため、やや直観寄りの判断になってしまいます。
各種ボードゲーム日本語化メーカーの新作と所感は「ぼどろぐ」でまとめて紹介しているので、よかったらチェックしてみてください。
▼ボードゲームの各種新作紹介

メジャーな賞を取った作品をチェックする
過去に何らかのボードゲームの賞を受賞した作品を遊ぶ。
世界的におすすめされているボードゲームを見つける最良の方法がこれです。
ドイツ年間ゲーム賞(SDJ)という賞が毎年7月に発表されています。
これは30年以上続いているボードゲームの中では最も権威のある賞になっており、大賞を取った作品は何れも一定以上の面白さが保証されているものになります。
ボードゲーム初心者は、この過去にドイツ年間ゲーム賞を受賞した作品を順に遊んでいくのが1つおすすめの方法です。
私も受賞作品は、ほぼ全てプレイ済みですが、1度はプレイしても損はない楽しい作品だらけで、流石に面白いものが多いです。私が持っていない作品も多いのですが、別に買っても損はないと思えるものばかりですね。
「カタン」や「カルカソンヌ」といった、ボードゲーム好きなら誰でも知っているような作品も当然のように受賞しています。初心者はそういうボードゲームから入るのは一つ良い選択肢だと思います。
他にもボードゲームの賞は沢山あるのですが、まずはこの「ドイツ年間ゲーム賞」からチェックするのが良いでしょう。
▼ドイツ年間ゲーム賞2021のノミネート作品

ボードゲームカフェを利用しておすすめ作品を探す
ジェリージェリーカフェのようなボードゲームを遊べる喫茶店「ボードゲームカフェ」は、今や日本全国でかなり大量に存在します。
こういった「ボードゲームカフェ」で気になるボードゲーム作品を遊んで面白かったら購入するのが1つ良い方法です。これは私も実際にかなり利用している方法です。
ボードゲームカフェは、遊んだことがないけど気になっているボードゲームを遊ぶのには最適な環境です。
終日で3000円程度なので、ボードゲームを買うよりは安く済みますが、4人で遊ぶと12000円払っていることになるので、そのお金でボードゲームを幾つか買えてしまうというのは、若干気になる点でしょうか。
最近では、1人で遊べるボードゲームカフェも増えてきているので、そういうカフェであれば1人で行っても十分楽しめると思います。
ボードゲームイベントに参加しておすすめ作品を探す
年に数回ボードゲームのイベントが国内でも開催されているので、ボードゲームのイベントに参加して情報を得るのが1つの方法でしょう。
国内最大のボードゲームのイベントは「ゲームマーケット」ですが、4-5月と10-11月に年2回東京で開催されています。最近はコロナで非開催が続いていますが大阪でも年始に開催されることが多いです。
また、これ以外にもボードゲームのイベントは複数開催されており、それらに参加することで新しいボードゲームを知る良いきっかけになるでしょう。
▼ゲームマーケット2022秋の新作情報記事です

また、ツイプラなどでボードゲームのオフ会を開催している方も多いので、そちらに参加することで新しいボードゲームを知る・楽しむきっかけになるでしょう。
メジャーなオフ会イベントとしては「ミスボド」さんが、多い時で200人近く参加する東京で最大のボードゲームオープン会だったのですが、現在休止中になっています。
SNSでチェックしておすすめ作品を探す
SNS、特にTwitterをチェックして誰かがおすすめしていて面白そうだと思った作品を購入する、というのも1つの方法でしょう。
定期的にボードゲームで遊んでいる人は自身のTwitterで面白かったボードゲームを発信していることも多いです。また、作品名で検索すると、そのボードゲームがどの程度遊ばれていて面白そうなのかわかると思います。
欠点としては不特定多数の方が発信しているため、自分との趣味趣向には合わないゲームを発信している人も多いということでしょうか。また、業者的なアカウントも多いので、スパムのように自動で情報発信し続けているアカウントも多いです。
どちらかというと、ボードゲームの新作の購入の参考にするというよりは、実際に既に購入した作品に対して、他の人がどう楽しんでいるのかを知るために使うことが多いですね。
おすすめの人気ボードゲーム60選【2023年版】
ここからは、実際に私が遊んでみておすすめできると感じたボードゲームをジャンル別に紹介していきます。
月日が過ぎるのは早いもので2023年になりました。2023年最新のおすすめランキングになっています。
あくまでも私個人の意見を反映させているランキングですので、その点はご承知おきください。
ちなみに私は、それなりにしっかり頭を使って時間がかかるタイプのボードゲームを遊ぶことが多いので、軽量級よりは中量級~重量級のボードゲームを好んでおすすめする傾向にあります。
また、基本的には直近遊んで面白かったボードゲームを中心にしているため、比較的新作が多くランクインしています。
おすすめボードゲーム:2人プレイ編
ここでは2人でも楽しめるおすすめのボードゲームを紹介していきます。
プレイ時間 | 短め(30分未満) |
プレイ人数 | 2人 |
プレイ感 | 軽め(考えることは少ない) |
このような2人用ボードゲームを探している方にお勧めです。
ボードゲームは3人以上の大人数で遊ぶことを前提にされたものが多いですが、2人プレイでも楽しみたい人は多いと思います。
バトルライン

ジャンル | セットコレクション、ポーカー |
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2000年 |
ゲーム概要
バトルラインは、9個のラインを奪い合う2人専用のボードゲームです。
各ラインの強さは、自分が場に出した3枚のカードによって決まり、相手を自分のカードの強さを比較して強い方がそのラインの勝者になります。
カードの強さはポーカーの役(3カード、ストレート、など)によって決まります。
カードの引き運や読みあいや我慢のし合い勝利証明のルールなどが大変面白く、シンプルながら何度も遊びたくなるような2人用ボードゲームの傑作作品です。
こういう人におすすめ
- 駆け引き、読みあい、ロジカルなゲームが好き
- ポーカーや陣取りが好き
- 我慢のし合いでも大丈夫
グレートプレインズ

ジャンル | エリアマジョリティ |
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 20分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
グレートプレインズは、草原のマジョリティ争いをして得点を稼ぐ2人専用のボードゲームです。
各プレイヤーは、洞窟マスか既に置いたコマに繋がるように、交互に合計20個のコマを置いていき、複数ある草原マスにそれぞれ多くのコマを置いたプレイヤーがその草原を支配します。多くの草原マスを支配したプレイヤーが勝ちとなります。
このゲームのポイントは、勝利するためには草原マスにコマを置かなければならないのですが、相手のコマを押し出したり、1マス飛びでコマを配置できるといった、ゲームを有利に進める特殊能力を得るためには、草原マス以外のマスにコマを置く必要がある点です。
また、ボードの組み合わせは非常に多く、同じ展開になることはほぼなく、何度でも何度でも楽しめます。
2021年に発売されたばかりの新しい作品ですが、一気に2人用ボードゲームの定番作品として有名になりました。
こういう人におすすめ
- 苦しさの少ない陣取りゲームで遊びたい
- お手軽で黙々と遊べる2人専用ボードゲームを探している
- 運要素が無いボードゲーム(アブストラクト)でも大丈夫
世界の七不思議デュエル

ジャンル | カードドラフト |
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2015年 |
ゲーム概要
世界の七不思議デュエルは、世界の七不思議の建築をする過程で様々な手段で得点を重ねていく、2人専用ボードゲームです。
「資源」「研究」「軍事」「市場」「建築」など様々なカードが存在し、それらのカードを各プレイヤーが1枚ずつ場から獲得して、自陣を強化していくことになります。カードの獲得はドラフトシステムになっており、交互に欲しいカードを得ていく(相手に取られたら獲得できなくなる)というのが特徴です。
3つのラウンドを経て最も得点を多く稼いだプレイヤーの勝ちなのですが、途中で「軍事力」で相手を押しつぶしたり、「研究力」で相手を凌駕したりと、勝利点以外でもゲーム途中でゲームの勝敗が決まる可能性がある点が特徴です。
世界の七不思議というボードゲームがあるのですが、そちらを2人専用にカスタマイズした作品になっています。
勝利方法が複数あり、カードによって戦略も色々変わってきて、比較的軽めのゲームにもかかわらずじっくり何度も楽しめる仕上がりになっていて面白いですね。世界的な人気作品で拡張も複数出ています。
2人専用ボードゲームとしては世界的に最も評価されている作品です。
こういう人におすすめ
- 2人専用ボードゲームで世界一評価されている作品を遊びたい
- プレイ時間は短いがかなりガッツリした2人用ボードゲームで遊びたい
- 様々な勝ち筋がある派手なカードゲームが好き
おすすめの2人用ボードゲーム一覧
その他にも「ぼどろぐ」では、2人プレイが最高に面白いおすすめのボードゲームを色々紹介しています。
良かったらそちらの記事も併せてチェックしてみてください。
▼2人で遊べるおすすめボードゲームの詳細を知りたい方はこちら

おすすめのボードゲーム:初心者編。プレイ時間が短くてプレイ感が軽いパーティ系。
おすすめボードゲームの初心者編です。
ボードゲームを始めたての初心者にもおすすめな軽量級ボードゲームを紹介していきます。
ルールが単純で、プレイ時間が短いため、気軽にサクッと遊べるのが特徴です。
プレイ時間 | 短め(30分未満) |
プレイ感 | 軽め(考えることは少ない) |
ルール | 単純(すぐに理解できる) |
このようなボードゲームを探している方にとくにおすすめです。
皆でワイワイ盛り上がれるタイプのボードゲームを探している方に特におすすめです。パーティ系だったり老若男女問わず楽しめる大衆向けなゲームが多く、ボードゲームの世界に入るにはまずは軽量級から遊んでみるのが良いでしょう。
家族団らんで遊ぶも良し、修学旅行に持っていくのも良し、重めのゲームの箸休めに遊ぶも良しです。
ナナトリドリ

ジャンル | カードゲーム、大富豪 |
プレイ人数 | 2人~6人(頑張れば8人位までは可能) |
プレイ時間 | 20分 |
発売年 | 2023年 |
ゲーム概要
ナナトリドリは、手札をいち早くなくすことを目指すカードを使ったボードゲームです。トランプの「大富豪」ゲームの進化版のようなゲーム感で「ネクスト大富豪」とも呼ばれています。
手札の管理が特徴的で手札の並び替えは不可。その状態で1枚以上の手札で並んでいる同数字のカードを出していき、手札を減らしていくことになります。
また、自分がカードを出した場合、既に場に出ているカードを手札に回収するかどうかを決めることが出来ます。これにより更に強力な手札の組み合わせを作ることが出来、最終的にはカード7枚出しなどで一気に上がることも出来ます。
手札を出せない場合は山札から1枚引きますが、それを手札に入れても捨てても良い、という非常に楽なルールになっています。
非常に遊びやすく爽快なプレイ感で、老若男女問わずおすすめのボードゲームです。
おすすめポイント
- お手軽大富豪カードゲーム
- 手札を一気に大量に出していくプレイ感は非常に爽快
- 2人プレイでもしっかり楽しい
ミュージアムサスペクツ

ジャンル | 推理系 |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2022年 |
ゲーム概要
ミュージアムサスペクツは、16人の容疑者から8つのヒントを元に、犯人を特定する推理系ボードゲームです。
容疑者は、「種族」「帽子」「アクセサリー」などがそれぞれ異なっており、ヒントを見ることで「狐は犯人ではない」とか「赤い帽子は犯人ではない」とか、犯人を絞っていくことになります。
しかし1人のプレイヤーは8つ中6つしかヒントを見れないため、犯人を絞るためには他プレイヤーの動向から、ある程度推測する必要が出てきます。
犯人は全然わからないようで意外に絞っていけるのが面白く、プレイ感の軽いお手軽推理系ボードゲームとしておすすめの作品です。
ミュージアムサスペクツのおすすめポイント
- 見たヒント次第で全然展開が異なる、一喜一憂ドキドキニヤニヤ感が溜まらない
- プレイヤー間の思惑の違いが不思議と盤面に表れて楽しめる
ゲームオブチップス

ジャンル | ギャンブル系カードゲーム |
プレイ人数 | 2人~5人(非公式だが6人も可) |
プレイ時間 | 15分 |
発売年 | 2022年 |
ゲーム概要
ゲームオブチップスは、バックから引かれるチップの数と種類を予想して当てる、ギャンブル系のボードゲームです。
最初は手札6枚ですが、徐々に場にチップが出てくるので、徐々に当たるカード当たらないカードを取捨選択して、最後は3枚まで減らしていきます。
ポーカーのテキサスホールデムのように徐々に手役を確定させていくことになります。
当てたカードの合計点が最も高いプレイヤーが高得点というゲーム。
2022年に遊んだ軽量級作品の中でも、かなり面白かった作品の1つでマイブームになりました。
おすすめポイント
- 自分の思惑通りに進むかハラハラしつつ、最後まで結果がわからず盛り上がる。
- 運要素は強めで、誰もが勝てるチャンスがある
- お菓子の袋のような見た目とコンポーネントが楽しい。
ニムト

ジャンル | バースト系カードゲーム |
プレイ人数 | 4人~10人 |
プレイ時間 | 15分 |
発売年 | 1994年 |
ゲーム概要
ニムトは、パーティゲーム要素の強いバースト系のカードゲームです。
プレイヤーは手札から数字の書かれたカードを1枚一斉に場にだし、それらを数字の小さい順で1枚ずつ、既に場に出ている4つの列のカードの右に配置していきます。
もっとも数字の近いカードで、かつ自分の数字よりも小さい数字の隣にしか置けない、というルールがあり、そのルールに則って、出されたすべてのカードを配置していった末に、6つめのカードをその列に置いてしまったプレイヤーはバースト。
その列のカードを、全て失点として受け取らなければなりません。失点を最小限に抑えられたプレイヤーの勝ち。
誰でもわかるシンプルなルールな上に、良くできた仕組みで非常に楽しめる、本場ドイツの家庭で長年楽しまれている名作の1つです。
個人的なおすすめ軽量級ボードゲームベスト5に入る名作です。
おすすめポイント
- 誰が先にバーストするか。ハラハラ感がたまらなく面白く盛り上がり、ドラマチックな展開も。
- ボードゲームの本場ドイツでは昔から家庭用ゲームとして愛されてきた作品
- トランプゲームのようなシンプルさながら、トランプより圧倒的に面白い
タイムボム

ジャンル | 正体隠匿系 |
プレイ人数 | 2人~8人 |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2016年 |
ゲーム概要
タイムボムは、脱落者の出ない正体隠匿系ボードゲームです。
正体隠匿系は自分の正体を隠してプレイすることが必要になるジャンルのボードゲームで、有名な作品としては「人狼」があります。どの作品も、大抵悪役側が嘘をつき続ける必要があるので、若干人を選ぶゲームですが、女性にも人気が高いジャンルです。
タイムボムでは「時空警察」と「ボマー団」の2チームに分かれて、場のカードから爆弾解除のカードを一定数めくることが出来れば「時空警察」の勝ち。爆弾カードがめくられて爆弾が爆発したら「ボマー団」の勝ちとなります。カードをめくるプレイヤーは毎ターン指名制なので、ボマー団は何とかして爆弾カードをめくらせるように立ち回ることになります。
私はそこまで正体隠匿系が得意ではないのですが、正体隠匿系にしては苦しさ控えめでプレイしやすく、お手軽に何度も遊べる作品になっていて、おすすめの作品です。
おすすめポイント
- 苦しさ控えめの正体隠匿系
- ガチガチにプレイしなくても盛り上がれて運要素が程よく心地良い作品
kluster

ジャンル | マグネットアクション |
プレイ人数 | 1人~6人 |
プレイ時間 | 15分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
klusterは、磁石の力を利用して遊ぶマグネットアクション系のボードゲームです。
各プレイヤーは順番に、磁石同士がくっ付かないように慎重に配置していき、磁石をくっつけてしまった場合、その磁石を引き取る必要があります。手持ちの磁石を全て無くしたプレイヤーの勝ちです。
非常にシンプルなゲームながら、何度も遊べてわかりやすく盛り上がれる良いゲームですね。
欧米でも10万個以上売れているヒット作品らしいです。マジすか。
おすすめポイント
- サクッとお手軽な箸休めに最適なボードゲーム
- 磁石を使ったアクションゲームがしっかり面白い良作
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スカル

ジャンル | ブラフ |
プレイ人数 | 3人~6人 |
プレイ時間 | 20分 |
発売年 | 2011年 |
ゲーム概要
スカルは、かなり人気の高いお手軽ブラフ(嘘つき)系ゲームの1つ。
バラかドクロか。全員がどちらかのカードを順番に裏向きで場に出していき、どこかのタイミングで誰かが場のバラの数をオークション。オークションで勝ったプレイヤーは、全プレイヤーの裏向きで場に出されたカードをめくっていき、宣言した枚数だけのバラを当てる。
ドクロが出たらドボン。宣言通りに2回成功すれば勝ち。しかし万が一ドボンすると手札が減りどんどん不利になっていく。
ブラフ系のゲームですが、うそをつく必要は全くないので苦しさはなく、気軽にサクッと盛り上がって楽しめます。人狼のような正体隠匿系は苦手です・・・って人でもスカルを遊ぶと大抵ハマります。
盛り上がり要素が強いのでパーティ寄りのゲームですね。お手軽で楽しすぎるため1度購入すると簡単に10回以上はプレイすることになるはずです。
おすすめポイント
- 読みあい・騙し合いをお手軽に
- 苦しくないブラフ系ボードゲームでお手軽に楽しめる
キャンバス

ジャンル | 芸術セットコレクション |
プレイ人数 | 1人~5人 |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
キャンバスは、透明な3つのキャンバスに、模様が書かれた3つのカードを差し込んで、1つのキャンバスの絵を完成させるゲーム。合計3つのキャンバスの絵を完成させていくことになります。
兎に角、絵が綺麗で非常に魅力的。いわゆる映えるゲームです。箱にもタイトルが描かれていないくらい雰囲気にこだわった作品です。
システムはいわゆるセットコレクションで、キャンバスを作るための3つのカードで特定の組み合わせのカードを集めると高得点。勝つために効率的にカードを獲得して絵を作っていくか、それとも勝ちを捨てて見た目と名前重視の芸術点を狙うか、プレイスタイルが問われるゲームです。
セットコレクションとしてのゲーム性も普通に面白いのですが、やはり完成した自分だけのオリジナル作品が楽しくおすすめですね。
大人気で品薄気味なので、気になる方は要チェックです。
おすすめポイント
- 見た目が非常に美しいボードゲームで芸術美術が好きな人にはドンピシャ
- 勝利よりも大事な何かがある
タギロン

ジャンル | 推理 |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
発売年 | 2017年 |
ゲーム概要
タギロンは、ジェリージェリーカフェさんから発売されている論理パズルゲームです。
赤青はそれぞれ5以外の0~9まで18枚、5は緑で2枚で合計20枚の総数が決まっている数字のタイルがあり、各プレイヤーはランダムに秘密裏にそれらのタイルを一定数手元に受け取ります。場に残った数枚の裏のタイルに書かれている数字を当てるという推理系ゲーム。
同じ色と数字の組み合わせは存在しないため、自分の手元にあるタイルと他のプレイヤーのタイルを推測して、場に残った一定数のタイルの組み合わせを推理する。
各ターンに1回、場のヒントカードを使って、他のプレイヤーが何を持っているかのヒントを得ることが出来るため、それを使って相手の手札と自分の手札から場の数字を当てていきます。
例えば、「青いタイルを何枚持っているか?」というヒントカードを使えば、他の全プレイヤーは手持ちの青タイルの枚数を答えなければなりません。自分の手元の青タイルの数と他プレイヤーの青タイルの数合わせると、場の裏面タイルの青タイルの数もわかるというわけです。
頭を使ったゲームが好きならお手軽で最高におすすめできる1作です。
おすすめポイント
- 論理パズルが大好物な人にはドンピシャ
- 不完全な情報から少しずつ推理してわかってくるのが面白い
ミクロマクロクライムシティ

ジャンル | 絵探し、推理 |
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 20分 |
発売年 | 2020年 |
ゲーム概要
ミクロマクロクライムシティは、2021年のドイツ年間ボードゲーム大賞受賞作品です。
ウォーリーを探せ+犯罪探偵ストーリー。巨大なウォーリーを探せのような細部にまでこだわって書かれた1枚の絵の中から、特定の事件の犯人や真相を暴いていく。
シナリオは10以上入っており、それぞれのシナリオが何らかの事件と、その犯人を結びつける問題になっています。同じマップ上に複数の時間の絵が描かれているのが特徴で、例えば、犯行現場に停まっていた車が車道をずっと移動しており、それを遡って追っていくと、犯人が車で出発した家の場所がわかったり、という風になっている。
これは家族でサクッと楽しみたい良い作品ですね。もちろん友達と遊ぶのでもしっかり楽しめます。
基本セットに加えて拡張も発売されましたが、どちらも非常に面白いです。同じシナリオは当然同じ答えなのですが、1度遊んでも少し時間がたつと意外に覚えていないので、2回目以降のプレイも普通に可能ですね。
おすすめポイント
- 良く見るとわかってくる謎解き要素
- 間違い探しのようなプレイ感と間違い探し以上の満足度
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スカルキング・レジェンド

ジャンル | トリックテイキング |
プレイ人数 | 2人~6人 |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2013年 |
ゲーム概要
トリックテイキングゲームで私が一番好きなゲームがこのスカルキングです。
自分が何トリック勝てるかを当てるゲームで、見事当たれば高得点・外れれば失点。何ラウンドかプレイして合計得点を競っていく。必ずしもトリックに勝てる手札が良いというわけではないのが良い感じ。
通常ルールに加えて、面白い拡張ルールが同梱されているのがまた素晴らしい。マーメイドが入って三すくみになったり、同盟を組んで得点稼いだり、どの拡張ルールも非常に面白いです。
私は2018年末位からハマって何度もプレイしてきたのですが、スカルキングは今年も変わらず何度もプレイしてました。トリックテイキングゲームは数多くあれど、やはりスカルキングは面白く飽きないですね。
最高で全10ラウンドのゲームですが、遊びたい時間に合わせてサクッと3ラウンドまでとか、奇数ラウンドだけとか、いきなり10ラウンド目とか、色々な楽しみ方があります。
旧版とレジェンド版が出ていますが、特に絵柄にこだわりがなければ、今から買うならリゴレさんが出しているレジェンド版一択でしょう。正直値段以上の楽しさで超おすすめです。得点用のチップを別で用意するとプレイアビリティが向上します。
リゴレさんが出している新版の更にバージョンアップ版が出るようです。日本語版の発売に期待。
おすすめポイント
- 個人的にトリックテイキングの最高峰はこの作品
- 手札が弱くても立ち回り次第で高得点をたたき出せるのがポイント
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ビス20

ジャンル | 記憶 |
プレイ人数 | 2人~8人 |
プレイ時間 | 20分 |
発売年 | 2020年 |
ゲーム概要
ビス20は、数字の1から順に、1→2→3・・・と各プレイヤーは時計回りに数字を発していき、全員で1~20までの数字を言いきったらクリア、という協力型ボードゲーム。
ただし、毎ラウンド数字のどれかが別の特定のアクション(5という代わりに「お辞儀」する、13という代わりに「コケコッコー」という、など)に変わっていく。最終的に1~20までの数字が全て何らかの別のアクションに変わった状態をクリアできればゲームクリアです。
1→コケコッコー→3→4→お辞儀→・・・のようになっていき、ゲームが進むにつれて複雑になっていきカオスになっていく。
さっきまで出来ていたはずのアクションが忘れて出てこなかったり、順番が変わると途端に何をするべきかわからなかったり、アイデアはシンプルですが面白くプレイできます。
面白いゲームなのですが、記憶力が重要でプレイ中は非常に頭を使うので、遊ぶなら1日1回終わり際などをお勧めします(笑)。一日の始めに遊ぶと脳が疲弊しちゃいますね。
おすすめポイント
- 脳は疲れるがクリア時の達成感が大きい
- 数字と簡単なアクションが混じっていきハラハラドキドキが面白い
キャプテンリノ

ジャンル | バランス |
プレイ人数 | 2人~5人 |
プレイ時間 | 10分 |
発売年 | 2011年 |
ゲーム概要
キャプテンリノは、プレイヤーが順番に手持ちのカードを使って、建物をどんどん上に建てて伸ばしていく、バランス系ボードゲーム。
1階を建てる毎に何らかの特殊効果が発動し、例えばリノコマを移動させてバランスを崩すなど、プレイヤーを妨害してきます。全ての手札を使い切ったプレイヤーが勝ち。もしくは、最初に崩してしまったプレイヤーの負け。
バランス系ボードゲームと言えばジェンガが有名ですが、面白さはその比ではありません。
子供から大人まで幅広く楽しめる、プレイ時間も5分程度でさっくり遊べる、とりあえず買っておいて損はない優秀なボードゲームの1つだと思いますね。おすすめです。
おすすめポイント
- ジェンガより断然面白いバランスゲーム
- 5分あればとりあえず遊んで置けるお手軽さがウリ
タイガー&ドラゴン

ジャンル | トリックテイキング |
プレイ人数 | 2人~5人 |
プレイ時間 | 20分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
タイガー&ドラゴンは、アークライトさんとオインクさん渾身の合同作。
手元に配られた一定数のマージャン牌のような牌を、全て場に出し切ったプレイヤーが勝ちの「ごいた」のようなボードゲーム。
出された牌の数字と同じ数字の牌を場に出せば受けられますし、誰も受けなければ牌を出したプレイヤーが再度連続で牌を出していける。
自分の手元の情報から何をいつ出せば勝てるのかを考えるのが非常に楽しいですね。数字は数字の値だけの数の牌しかないのでそこからある程度手札の強さがわかるようになっています。2の牌は2つしか存在しないので、2枚とも手元にあればほぼ確実に通るということになります。
そんな感じで、ごいたをベースにしたシステムですが、ごいたのいくつかの欠点が見事に解消されており、完全に上位互換になっています。
ゲームマーケット後に遊ぶ機会があったのですが、正直予想を遥かに超えて楽しすぎたので、プレイ後に即購入を決意した作品です。事前プレイ勢はどうせ忖度して評価しているのだろうと色眼鏡で思ってしまっていたのですがそんなことはなく。これは騙されたと思って遊んでみてほしいですね。
2~5人までプレイ可能ですがプレイ人数によってそれなりにプレイ感が変わります。何人でも楽しめるのは間違いないのですが、個人的なベストは3人ですね。
おすすめポイント
- ごいたの欠点を解消して改善した超傑作
- 何人プレイで何度でも楽しめる
ドブル

ジャンル | スピード |
プレイ人数 | 2人~8人 |
プレイ時間 | 10分 |
発売年 | 2009年 |
ゲーム概要
ドブルは、フランス発の超名作軽量級ボードゲーム。
1プレイ5分程度で、ボードゲーム好きな人はもちろん、ボードゲームのアイスブレークや小さい子供たちと遊ぶのにも向いています。個人的な超おすすめ作品の1つです。無茶苦茶盛り上がります。
ドブルで使用する51枚のカードには様々な絵柄が書かれているのですが、そのどの2枚を選んでも、同じ絵柄の組み合わせは1つしかなく、この性質を利用して遊ぶボードゲームです。
例えば、自分の手元の1枚と、中央の場の1枚をみんなが見比べて、同じ絵柄を見つけた人がいち早くカードを獲得して、獲得カード枚数を競う、といったルールなど全5種類が楽しめます。
初めて遊んだときはかなり衝撃を受けた作品です。こんなに面白いのかと。
軽量級で悩んだら、まずこれを買っておけばまず間違いないという超サクッと遊べるパーティ系ゲームの傑作作品。大人から子供まで楽しめます。私の周りでは今でも定期的に取り出してドブル会が始まります。
ボードゲームに不慣れな人を誘うのにももってこいですね。値段も安いのでとりあえず買っておいて損はないボードゲームの1つです。未プレイの方にも自信をもっておすすめできます。
おすすめポイント
- どこでも誰とでも盛り上がれる超おすすめなスピード系ゲーム
- とりあえずで買っておいて全く問題ない外れない名作
ことばのクローバー

ジャンル | 協力型ワードゲーム |
プレイ人数 | 3人~6人(2人でも遊べます) |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
2021年に遊んだ軽量級ボードゲームで、最も衝撃的だったのがこの「ことばのクローバー」です。
文句なしに超おすすめの作品。
「ことばのクローバー」は、4つの単語を手元のボードに記入して、その単語のもとになった4つの単語カードの向きと場所を当てていく協力型ボードゲームです。
文字でルールを表現すると、一体何をするゲームなのかさっぱりわからなくて伝わりづらいのですが、兎に角遊びやすくて最高に面白い。
「ジャストワン」の会社の最新作で、ドイツ年間ボードゲーム大賞を受賞した「ジャストワン」や「コードネーム」に似たポテンシャルを感じるシステムになっています。プレイ感は似ていますがまたそれらとは違った面白さがあります。
一緒にプレイした人がみな口をそろえて太鼓判しており、個人的には次のドイツボードゲーム大賞取るんじゃないかとワクワクしています。実際に取るかどうかは置いておいても、撮れるだけのポテンシャルのあるゲームであることは疑いようありません。一緒に遊んだ人でプレイ後に即購入を決断した人も多いですね。
発売当初はそれなりに話題になっていましたが、発売後の数か月経った今は若干目立たなくなってしまっていますが、正直遊んだことがないのは勿体ないくらいには面白いボードゲームです。未プレイの方には是非プレイしてみてほしい作品の1つですね。
おすすめポイント
- ドイツ年間ゲーム大賞2022を受賞しそうになった世界的に超評価されている作品
- 2021年に発売された軽量級の中で個人的にはトップクラスにおすすめ
- 私の周りではプレイした人がみな太鼓判を押していた作品
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おすすめボードゲーム:じっくり頭を使って楽しめる中量級作品
ここからはしっかり時間をかけて遊ぶ、中量級のおすすめボードゲームを紹介していきます。プレイ時間は45分~60分くらいはかかるものが多いです。
プレイ時間 | やや長め(30分~60分程度) |
プレイ感 | やや重め(それなりに頭を使う) |
ルール | やや複雑(ルールの理解はしっかり必要) |
こんなタイプのボードゲームを探している方におすすめです。
日本では、先ほど紹介したようなパーティ系の軽めのボードゲームが主流なのですが、欧米など海外では、これくらいの重めの作品の方がメジャーで、家族でも楽しまれています。
メインとなるボードが用意されているものが多く、内容物も多く、これぞボードゲームという感じがしますね。これくらいのボードゲームが、一番遊びやすくて満足度と時間のバランスが良いかもしれません。
しっかりとした遊びごたえのあるおすすめのボードゲームになります。
ファーストラット

ジャンル | レース、拡大再生産 |
プレイ人数 | 1人~5人 |
プレイ時間 | 60分 |
発売年 | 2023年 |
ゲーム概要
ファーストラットは、宇宙を目指すロケットを作りながらレースをするボードゲームです。
大きな特徴はダイスを振らずにレースする点。移動力や移動できるマスには制約があるので、1匹ないし2匹以上のネズミをいつどのように動かすかで頭を悩ませることになります。
移動したマスによってロケット用の資材が手に入ったり、移動力強化のためのパワーが強化されたり。どういう風に移動してもそれなりに色々なリソースが手に入ります。
レースゲームですが、能力を高めることが出来、拡大再生産している楽しさがあります。
一緒に遊んだ人からは大体評判が良い作品ですね。個人的には2023年のヒット作品の1つです。
おすすめポイント
- ダイスを振らないお手軽中量級レースゲーム
- 気持ちよく稼げるようになる拡大再生産要素が楽しい
- 一緒に遊んだメンバーが皆太鼓判
フレームワーク

ジャンル | タイル配置、パズル、拡大再生産 |
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2022年 |
ゲーム概要
フレームワークは、タイルを自分の手元に配置していき、配置したタイルで条件を満たしたら手持ちのキューブを消化でき、手持ちキューブをいち早くなくしたプレイヤーの勝ち、というボードゲーム。
パズルゲームが得意なウヴェローゼンベルグさんの最新作で、これまでのパズルゲームの良さや欠点が上手く調整された作品になっているように感じる。
フレームを沢山つなげて連鎖させて一度に大量に得点できると、凄い気持ちよくなれます。
おすすめポイント
- シンプルながら没頭できるタイル配置ゲーム
- 後半になるにつれドンドンキューブ配置が加速して気持ち良い。
ステラ

ジャンル | バッティング、ディクシット |
プレイ人数 | 3人~6人 |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
ステラは、特徴的な絵が描かれた15枚のカードを使って、お題に該当するカードを他の人とバッティングするように選択していくボードゲーム。
「未来」というお題なら「未来」っぽいカードを選択して、それが他の人の選択と合致していたら得点。
ルールは1分で理解できる位非常にお手軽で、かつ面白く、個人的に2021年の中量級作品の中ではかなりおすすめの1つです。
おすすめポイント
- 勝敗に関係なく、サクッと無心になって遊べる
- 上手く他プレイヤーとバッティングできるか、ドキドキ・ワクワク感がかなり楽しめる
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グロウ トモシビノタビ

ジャンル | ダイスロール、エンジンビルド |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 45分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
グロウトモシビノタビは、漆黒の世界に光を取り戻すべく、プレイヤーは7日間で7体の仲間を集めて、光を求めて冒険するというテーマの対戦型ボードゲーム。2021年の話題作の1つ。
ダイスロールがベースシステムになっており、プレイヤーは毎ターンダイスを振ることで、地図上を光のある目的地に向かって進んだり、リソースや勝利点を確保することが出来る。ダイスロールゲームだが降りなおすための仕組みも沢山用意されている。
毎日1体仲間になる仲間カードの能力を駆使することで、更に勝利点やリソースを生み出すコンボが可能。
アートワーク独特で引き込まれること間違いなし。程よい運要素のダイスゲームが好きな方にお勧めの作品です。
おすすめポイント
- 綺麗なダイスを沢山振って沢山得点できる。
- 仲間カードも沢山用意されており、プレイ毎に自分だけのエンジン構築が楽しめる
- 黒と白の独特のアートワークに引き込まれる世界観
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消されたメッセージ

ジャンル | お絵かき推理系 |
プレイ人数 | 3人~8人 |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2020年 |
ゲーム概要
消されたメッセージは、犯人・探偵・被害者の3役に分かれて、推理役と妨害役に分かれて戦う、非対称協力型ボードゲーム。
ウォーリーを探せのようなマップの中で、「被害者」プレイヤーは、誰が犯人なのかを絵で描いて「探偵役」プレイヤーに教えるのだが、その際に「犯人役」プレイヤーは書かれた絵の内の一定数のマスを削除することが可能。
断片的な絵から、被害者が伝えたかった犯人キャラクターはこのマップの中のどれなのかをを推測して当てていく。これまで中々なかったタイプのパーティ寄りのボードゲーム。
被害者役は多少絵が下手でもなんとかなるし、犯人として絵を消すのも面白いし、ウォーリーを探す探偵も面白い。どの役割をプレイしても楽しめます。
そこまで知名度高くなっていないですが、普通におすすめ作品の1つです。
おすすめポイント
- 絵を描いて犯人を当てる、犯人は絵を一部消して妨害する、という他のボードゲームにはないプレイ感
- 3つの役割はどれも特徴的で、どの役割をプレイしても楽しめる
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ディクシット

ジャンル | 連想ゲーム |
プレイ人数 | 3人~8人 |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2008年 |
ゲーム概要
ディクシットは、2012年のドイツ年間ボードゲーム大賞受賞作品。もはや定番中の定番作品で、これを遊んだことがない人はボードゲームライフを若干損しているといっていいくらいの作品。
84枚の独特な絵柄のカードを使って、親のヒントから親が出したカードを当てていく作品。カードの数だけ拡張があり、今では新しい絵柄のカードが山のように入った拡張が発売されています。
最近あまり遊べていなかったのですが、今年に入ってから久しぶりにガッツリ遊んでみると、やはり面白いし良くできているゲームだと改めて思いなおしました。
TVでキムタクが紹介したとか何とかで一時期かなり注目を集めて品薄状態にもなっていた作品です。毎年のように拡張が発売されており、どの拡張から遊んでも問題なく楽しめる作品になっています。
おすすめポイント
- ドイツ年間ゲーム大賞受賞も納得の画期的なシステム
- 自分の感性を絵と言葉で表現して、それを他プレイヤーに当てて貰って得点を稼ぐのが面白い
- 魅力的で非常に独特の絵は見ているだけで面白く素晴らしい
世界の七不思議:建築家たち

ジャンル | カードドラフト |
プレイ人数 | 2人~7人 |
プレイ時間 | 25分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
世界の七不思議シリーズの最新作。ドラフトゲームが更にお手軽になって再登場です。中量級に入れていますが、軽量級に入れてもおかしくないレベルで軽いですね。
ゲームルールは非常にシンプルで、3か所のカードから1枚を選択してそれを獲得するだけ。これを繰り返してゲーム終了時に得点が多い方が勝ちです。
世界の七不思議のドラフトシステムがなくなった代わりに、自分の左右と中央山札の3つの山札から1つを選択してカードを引いてプレイするシステムになっています。
引いたカードも強制的に発動するようなシステムになっており、兎に角シンプルなプレイ感になっています。ただし、7不思議毎に専用の建築コンポーネントが用意されており、内容物は中々侮れません。
私はダウンタイムが非常に短い元々の世界の七不思議も大好きなのですが、この世界の七不思議:建築家たちも、かなり面白くおすすめの作品です。今は本家の世界の七不思議より好きかもしれません。
おすすめポイント
- カードを引いて即使うだけ。名作「世界の七不思議」が更にシンプルに
- どの戦法でも勝利が狙えるようにバランス調整されました
- 7人同時プレイ出来て多人数用に重宝
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アバブ&ビロウ

ジャンル | 探索、ゲームブック |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 70分 |
発売年 | 2015年 |
ゲーム概要
アバブ&ビロウは、ワーカープレイスメントして建物を建てたり、資源を獲得したりするゲーム。このゲーム最大の売りは地下探索をする際にゲームブックを読んでストーリーを展開するという点です。
地下探索というアクションを行うと、いきなりゲームブックでストーリーが始まって、選択肢とアクション成否の判定が発生します。「地下洞窟で困っている人を見かけた助けるか?先に進むか?」みたいな感じです。ダイスを振って成功したら何らかの報酬が手に入ります。ストーリーとそれでどんな報酬がもらえるのかワクワクしながらゲームブックを楽しめるのが最高ですね。
勝利点を稼ぐための仕組みは他のボードゲーム同様に色々あるのですが、このゲームは兎に角地下探索が楽しいです。ゲームに負けたとしても地下探索して選択肢を選択していくだけで楽しめて満足度は高いです。
一緒に遊んだ人には大体好感触なおすすめ作品の1つです。
215シナリオ入っており、何回かプレイすると選択の結果がわかってしまうのでは?と思うわけですが、何度遊んでも前回のシナリオは大して覚えていないのでご安心ください(笑)。
このゲームには地底探索でのみ仲間にできる3種類の特殊な地底人がいるのですが、私は未だに地底人に遭遇して仲間にしたことがないです・・・実績解除したい。。。
おすすめポイント
- 探索するとゲームブックを読んで話が進むむという、他にはない画期的なゲームシステム。
- 地底探索するだけで兎に角ワクワクして楽しめる。
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ウォーチェスト

ジャンル | バックビルディング、陣取り |
プレイ人数 | 2人 or 4人 |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2018年 |
ゲーム概要
ウォーチェストは、バックドローして特殊能力を持ったコマを操ってバトルしていく陣取り系の作品。一定数の陣地を早く確保したプレイヤーの勝ち。
戦略的で特殊能力がある陣取りゲームが好きな方におすすめ。
コマによって特殊能力が異なり、陣地確保特化・攻撃特化・補助特化など、使い道が様々で、プレイ毎の展開が全然異なって楽しめます。
基本的には1ON1の2人プレイメインの作品ですが、2人プレイも4人プレイも面白い。チップの高級感がまたいいですね。これが適当なぺらぺらなコマだったらまた評価は変わってきたかもしれません。
拡張の日本語版発売も決まっています。
おすすめポイント
- 2人専用ボードゲームの近年の名作の1つ
- コマの性能は様々で組み合わせによるリプレイ性は非常に高い
- 高級感あふれるチップがかなり嬉しい
まじかるキングダム

ジャンル | 拡大再生産 |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 45分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
まじかるキングダムは、MAGIさんから発売されている同人サークル発?のボードゲーム。恐らく当初はボドゲサークルという形だったんじゃないかと思うわけですが、まじかるベーカリーから始まったマジカルシリーズがあまりにも大人気になったためか現在は株式会社となっています。
このまじかるキングダムは同じ「まじかるシリーズ」ですが、「まじかるベーカリー」とはキャラクターの設定やフレイバーだけ同じで、システムは全然異なる作品になっています。
リソースを支払ってカードを場に出していき、カードから更にリソースを大量に生み出していく拡大再生産。各キャラクターの能力が何れもかなりインチキな強さを持っていて、ダイナミックな拡大再生産が楽しめます。
箱絵で食わず嫌いしていましたがかなりハマってしまった作品で、街コロとかが楽しいと思える人なら絶対に楽しめる作品ですね。兎に角展開がダイナミックで面白い。
新章突入という感じで、ゲームマーケット2021秋で拡張1も発売。今後はこの路線で進める模様です。
おすすめポイント
- ダイスベースの派手な拡大再生産が楽しめる
- 個性あるキャラクター能力は、全員かなり思い切ったインチキ性能で面白い
我と王のために

ジャンル | ドラフト、オークション |
プレイ人数 | 2人~5人 |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
我と王のためには、名作ビブリオスのリメイク作品。2021年に発売された作品ですが、かなり遊びました。
カードドラフト、マジョリティ、オークションなど、中量級ながら面白い要素がギュッと詰まっている作品。サクッと楽しめる中量級。
ビブリオスと比較すると、5人プレイも可能になり、更に2位賞も貰えるようになりました。
最後の山にお金しか残っていなかったり、特定の色で2位が誰もいなかったりと、中々ドラマチックな展開が楽しめます。最後の最後まで誰が勝っているかなど勝負の行方が全然わからないのが良い感じ。
おすすめポイント
- ドラフト、マジョリティ、オークション、という面白いゲームシステムの欲張りセット
- 名作ボードゲームのバランスを再調整したらやはり名作だったという作品
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カーニバルモンスターズ

ジャンル | ドラフト |
プレイ人数 | 2人~5人 |
プレイ時間 | 45分 |
発売年 | 2019年 |
ゲーム概要
カーニバルモンスターズは、怪物のテーマパークを作りましょうというコンセプトのゲーム。
毎ターンカードをドラフトして、土地カードはマナを生み出し、土地を使ってモンスターを場に出してテーマパークの見世物にしていき、特殊カードでも勝利点を稼いでいけるゲーム。
何とマジックザギャザリングの作者のゲームです。ドラフトは同時並行でプレイしていくので、ダウンタイムが短くて比較的すんなり終わります。
発売は少し前の作品ですが、今年も何度か遊びました。今遊んでも普通に面白い良いゲームですね。拡張でないかしら。。
おすすめポイント
- 土地を出してモンスター召喚して得点。マジックザギャザリングの一部を抜き出したような面白さ。
- マジックザギャザリングのようなモンスターデザインが魅力的。
カスカディア

ジャンル | タイル配置 |
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 30分~45分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
カスカディアは、2021年遊んだ中で、比較的掘り出し物に近い、個人的に面白さに感動した作品の1つ。
熊やキツネなど複数の種類の動物タイルと、生息地タイルを手元に配置していき、動物と地形の2つの配置状態で得点を稼ぐゲーム。
熊は2つペアにすると高得点で、魚は連続して沢山つながると高得点、といった感じで動物によって生息できるタイルと得点条件が異なるのが面白く何度も遊びたくなるポイント。土地も沢山つなげれば高得点。
ケンビルさんより遂に日本語化されました。最高に面白いおすすめ作品です!
おすすめポイント
- 地形タイルと動物タイル。シンプルだが、二層式のパズルが悩ましく、しっかり面白い
- 動物の得点パターンは複数用意されており、リプレイ性も高い
プロジェクトL

ジャンル | 拡大再生産、パズル |
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
プロジェクトLは、テトリスチックなパズルを使って手元のボードを埋めていくパズルゲーム。
パズルはパズルでも、手番のアクションを使って、パズルのピース獲得や、ピースの配置、パズルボードの獲得を行っていく変わったシステムが面白い。パズルボードにピースをはめ切れば、得点と追加のパズルピースがもらえます。
パズル自体の難易度は大して高くはなく、どちらかといえば使いやすいボードを確保する宝石の煌きチックなプレイ感です。
かなり面白く2021年かなりの話題作だった作品です。私の身内ではパズルゲームといえば「ウボンゴ」か「プロジェクトL」かという感じで、パズル系ボードゲームの2強の1つになっています。
ただ、これだけ面白く話題になった作品でも、半年もたてば大して話題にならなくなるのは非常に勿体ないですよね。こういう面白いのに旬が過ぎてしまって話題にならなくなってしまうボードゲームって山ほどありますよね。何とかならないものか。。。
おすすめポイント
- パズルと拡大再生産の融合
- パーツがそろってくる後半になるにつれ、1手番にパズルがどんどん完成していくのが面白い
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パレオ

ジャンル | 協力型サバイバル |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 45分~60分 |
発売年 | 2020年 |
ゲーム概要
パレオは、2021年のドイツ年間ボードゲーム大賞のエキスパート部門大賞受賞の協力型ボードゲーム。
資源を集めて道具や仲間を集め、オオカミやマンモスなどの脅威に立ち向かう協力型サバイバルゲームになっており、失敗条件が発動してしまう前に、何とかしてクリア条件であるマンモスの壁画を集めましょうというゲーム。
マンモスの壁画を獲得できる条件はシナリオ毎に異なっており、これをプレイ度に新鮮な展開が楽しめます。ある程度シナリオを攻略していく要素も入っているので、2,3回連続で遊べば大体のシナリオはクリアできるようになっています。たまに謎解きチックな要素が入ったシナリオも登場します。中々すごい工夫で感心します。
唯一残念なのが説明書がかなりわかりづらい形で描かれている点でしょうか。面白いですよ。
おすすめポイント
- シナリオ型の協力型ボードゲームで、初回プレイ時のワクワク感がかなり高い
- 比較的高めだが、攻略し甲斐のある高すぎない難易度
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ラ・ラマ・ランド

ジャンル | タイル配置、パズル |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 30分~60分 |
発売年 | 2021年 |
ラ・ラマ・ランドは、ラマをテーマにした、タイル配置パズルゲームです。
共通のタイル置き場から1つを選択して、手元のタイルに接続したり上に載せていき、徐々に自分の土地を拡大していきます。タイルを配置して資源を集めたらその資源を使って勝利点に変えていく。
また、勝利点を獲得すると漏れなく可愛いラマコマが手元に配置されタイル配置を邪魔してきます(笑)
ファミリーゲームと箱には書かれていますが、子供向けという感じはせず、それなりに頭を使うゲームです。これはしっかり面白いタイル配置ゲームということで2021年発売作品の中では個人的な評価はかなり高いです。私の周りのボードゲーム好きなメンバーにもかなり評判が良い作品です。
ネックはタイトルが言いづらい点くらいですね。
おすすめポイント
- タイルはどこまで広げ、どこまで積むか。タイル配置が悩ましく面白い。
- ラマのコマが可愛い
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ギャラクシートラッカー

ジャンル | リアルタイム、パズル |
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 40分 |
発売年 | 2022年 |
ゲーム概要
ギャラクシートラッカーは、時間制限のあるリアルタイムでタイルで宇宙船を作り上げていき、作り上げた宇宙船を実際に航行させて、その結果に応じて得点を稼ぐボードゲームです。
一見するとガチなゲームに見えるのですが、リアルタイムで作成した宇宙船はそこまで品質は高くなく、航行中に隕石やレーザーに焼かれてどんどんボロボロになっていきます(笑)。
航行中や下手したら出発前に大惨事になっていく宇宙船を見ながら、ワイワイ爆笑していくパーティ要素のあるボードゲームです。
往年の名作ですが、最近パワーアップしてリメイクされホビージャパンさんから発売されました。個人的にはこれはかなりおすすめの作品で何度もプレイしたくなります。
おすすめポイント
- 自作した自分だけの船を使って、実際に航行するシステムが面白い。
- 道中の様々なハプニングで、ボロボロになっていく船で一喜一憂。ワイワイ盛り上がる。
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パンデミックシリーズ

ジャンル | 協力型 |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 45分 |
発売年 | 2008年 |
ゲーム概要
パンデミックは協力型ボードゲームの金字塔で、プレイヤーたちは協力しながらウィルスの拡散から世界を守るボードゲーム。
プレイヤーが4つのウィルスのワクチンを開発したら勝ち。それまでにウィルスが世界で広がりすぎたら負け。まさにこのコロナ禍で注目を浴びたボードゲームの1つでしょう。パンデミックの製作者であるマットリーコックさんのコロナに対してのインタビュー記事なんかもありました。
パンデミックは2008年と比較的古いゲームなのですが、この基本的な部分のシステムが良くできていて完成されており、このシステムを使ったゲームは今でも沢山出ています。プレイ毎に展開が変わり、難易度も色々調整が可能になっています。協力型ボードゲームといえばこれという感じで個人的には殿堂入りしているボードゲームです。なんだかんだで今年もパンデミックシリーズは何度も遊びました。
まずは基本のパンデミック:新たなる試練がおすすめです。慣れてきたら類似系に手を出すと良いでしょう。最新作もガンガン出ているのはやはりその面白さあってこそ。
特にパンデミックレガシーの面白さは群を抜いています。プレイしきるには同じ面子を集め続ける必要がありますが、普通にパンデミックやるより数倍面白いので是非お試しください。レガシーゲームに抵抗がなくなると思います。
おすすめポイント
- 協力型ボードゲームの金字塔。ボードゲーム好きであれば必ずプレイしておいた方が良い作品の1つ
- 難易度調整も絶妙で簡単なモードから激ムズモードまで楽しめる
- 拡張も沢山出ている大ヒット作品。
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エルドラドを探して

ジャンル | デッキ構築、レース |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 40分 |
発売年 | 2017年 |
ゲーム概要
ライナークニツィアさんのデッキ構築型レースゲーム。ドイツ年間ゲーム賞のノミネート作品でした。
エルドラドへの道を、デッキ構築しながら我先にと突き進んでいくレースゲームです。デッキ構築系でもかなり珍しい作品。
意外にサクッと終わって、お手軽に何度も楽しめるかなりおすすめの良作で、最近発売された拡張を入れるとリプレイ性が上がって更に何度も楽しめる作品です。
海外ではファミリーゲームとしておすすめされているくらい子供でも取っつきやすい良いゲームだと思います。
おすすめポイント
- デッキ構築してレースゲームする。これだけで非常に面白い
- デッキ構築なので毎回自分のデッキに組むカードを調整可能。
- レース会場の設定も自由にできるためリプレイ性はかなり高い。
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バレット

ジャンル | パズル、シューティング |
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 20分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
2021年に遊んだボードゲームの中で、トップクラスに掘り出し物だった作品がこのバレットです。
ミレニアムブレードのLV99社の作品で日本語版はアソビションさんから出ています。シューティングゲームの東方などに着想を得た作品で、迫りくる弾幕を掻い潜って相手に弾幕を押し付ける、弾幕シューティング的なパズルゲーム。リアルタイムに弾幕を押し付けあうというのが面白いですね。
対人戦はリアルタイムなので意外にさっくり終わり、箱に書かれているプレイ時間は何と15分。流石にこれは嘘ですが意外にプレイ時間は短く終わります。
8種類のキャラクターは何れも特徴的で面白く、8種類のボスも何れも特徴的で面白い。
ソロプレイ・協力型・対戦型どのモードで遊んでも面白いですね。つまり凄い面白いおすすめ作品です。リアルタイムゲームでわちゃわちゃするにしては紙質がやや弱いのでハードスリーブ推奨です。
おすすめポイント
- 弾幕シューティングやぷよぷよのような、苦しさと楽しさを兼ね備えた作品
- 8体のキャラクターと8体のボス。リプレイ性も抜群。
- ソロモードから協力モードまで搭載。様々なゲームモードで楽しめる。
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イーオンズエンド

ジャンル | デッキ構築、協力型 |
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 60分 |
発売年 | 2016年 |
ゲーム概要
イーオンズエンドは、ドミニオンから始まったデッキ構築型ゲームのうち、今でも大人気でまだまだ新作が出ている名作の1つ。デッキ構築+協力型。個人的に超おすすめ作品の1つです。
巨大なボス「ネメシス」やモンスターに対して、プレイヤーたちが協力しながら魔法を使って戦って撃退するゲーム。いわゆるレイドバトルを協力してやる感じです。
ボスは何れも個性的な能力を持っており手ごわいのですが、難易度が程よく高く攻略し甲斐があります。更にこのゲームはソロプレイでもめちゃくちゃ面白く、その点がこのコロナのご時世に更にマッチしていたと思います。初めて一人で遊んだときはあまりの面白さに衝撃を受けましたね。毎晩何度も遊んでました。
セットに入っている4体のボスを倒し切ってしまうと、しばらく遊ぶのは良いかなと思うこともあるのですが、久しぶりに取り出して遊んでみるとやはり間違いなく面白く、つまり何度遊んでも面白い安定して面白い作品。このボードゲームが如何に人気かは、発売後に即売り切れが続出している点からも良くわかるでしょう。基本セットも拡張も1日たたずに売り切れてます。
あまりにも面白すぎるため、英語版のミニ拡張や各種拡張を購入して遊んでいる人も多いです。私もほぼすべての英語版拡張を買っています。英語版でも面白いですが、圧倒的に日本語版の方がプレイしやすいのと、フレイバーが楽しめるので、日本語版出たら即買いますね。
1~4人で遊べますが、2人プレイがベストですかね。4人だと明確に難易度が高くなるので爽快感がやや薄れ、3人だとプレイターンの非対称性から、ターン数が多いプレイヤーばかり楽しくなってしまうことも。
大拡張1つ目がアークライトさんから出ましたが、間違いなくメガヒットのドル箱ボードゲームなので、続編の大拡張も発売されるでしょう。
おすすめポイント
- デッキ構築しながらの協力プレイで、ボスとぎりぎりの戦いをするのが兎に角痺れる作品
- 最終には強化したキャラクターで大ダメージを与えられるようになり、非常に爽快感が高い
- ボスによって性能が全然異なり、何度でも楽しめる
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ドミニオン

ジャンル | デッキ構築 |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2008年 |
ゲーム概要
デッキ構築型ボードゲームの元祖「ドミニオン」です。2009年に史上初のドイツボードゲームの賞で3冠を達成した作品。
私がボードゲームのランキングを作成する場合、忖度なしでランキングを作ると、間違いなくこのゲームが1位になります。それくらい個人的に超おすすめの作品で殿堂入りですね。ドミニオン級のゲームが出てきたら変わるかもしれませんが、これは今後も恐らく変わらないでしょう。
そもそも私が2010年にボードゲームのレビューブログを始めたきっかけになったのもこのドミニオンで、ドミニオン日本語版の発売当時から遊びまくっており兎に角おすすめの作品です。
デッキが存在するカードゲームにも関わらず、遊戯王やマジックザギャザリングのようなTCG(トレーディングカードゲーム)のようにカード購入に追加投資が必要なわけではなく、買い切りでゲームが完結しているというシステムに発売当時は感心感動したものです。この基本セットさえ買えばデッキを構築するカードゲームが遊べる。
基本セットには全25種類の王国カードが入っており、ここから毎ゲーム10種類の王国カードを選択し、それらの能力を駆使して時にはコンボなどもしながら勝利点を稼いでいく。その組み合わせは膨大で全てを現実時間内で遊びきれる量ではなく、実質無限に等しいです。
各種拡張を入れることでカードバリエーションが増えて更に面白さが激増します。拡張が15種類近く出ている点からしても如何にこのドミニオンというゲームが世界から愛されているかがわかると思います。組み合わせパターンはいくらでも変えられてリプレイ性も抜群です。
おすすめしか連呼してませんが、未プレイの方は一度やればわかる面白さで、兎に角超おすすめです。私が過去おすすめして一緒にプレイした人は、老若男女問わずみな口をそろえて面白いと連呼していました。
1ゲームのプレイ時間は30分程度で結構サクッと遊べるうえに、カードバリエーションが豊富なので、すぐに何回戦でも遊びたくなるくらいには中毒性があります。別のセットで別のカードを試してみたくなるわけです。基本セットの発売当時は、半日くらいぶっ続けでひたすらドミニオンをし続けていた時期もあるくらいにはハマっていました。
ドミニオンは今でもマイベストボードゲームの1つでトップクラスにおすすめなボードゲームです。
おすすめポイント
- デッキ構築型ボードゲームの元祖
- 戦略も様々で、場のカードの組み合わせで、自分だけの様々なコンボを楽しめる。
- 文句なしに100回以上遊べる作品で、拡張も10個以上出ていてまさに無限に楽しめる
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おすすめボードゲーム:1人編
ボードゲームには1人で遊べるものも多く存在します。
私は1人ボードゲームも大好きなので幾つか作品を紹介しておきます。
プレイ時間 | 短め(30分未満)~長め(2時間) |
プレイ人数 | 1人 |
プレイ感 | 軽め~重め |
シェフィ

ジャンル | デッキ構築 |
プレイ人数 | 1人専用 |
プレイ時間 | 15分 |
発売年 | 2013年 |
ゲームの概要
シェフィは、場の1匹の羊を1000匹まで増やすことを目的としたボードゲームです。
毎ターン手札のカードを1枚を使用するだけなのですが、デッキの中には様々な良いカード悪いカードが入っており、場の羊が増えたり減ったりしていきます。
非常に簡単で遊びやすい1人用ボードゲームの入門作品になっています。
おすすめポイント
- 1人用ボードゲームの入門用に最適
- 実力重視のしっかりしたボードゲームになっており、黙々とカードプレイを楽しめる
アンダーフォーリングスカイ

ジャンル | ダイスロール |
プレイ人数 | 1人専用 |
プレイ時間 | 30分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
アンダーフォーリングスカイは、ダイスを振って出た目を場に配置して、それによって迫りくる宇宙船を撃退していく1人専用のボードゲームです。
海外のコンテストで最優秀賞を受賞した作品を実際に製品化したものになっており、かなり評判の良いボードゲームになっています。
ダイスゲームにもかかわらず、ダイス運のゲームにならない要素がたくさん入っており、また何度でも楽しめる仕組みが入っているので、リプレイ性も高く、1人用ボードゲームを探している人には文句なしにお勧めの作品です。
おすすめポイント
- ダイスゲームなのに運依存は控えめで戦略的
- 固有能力や難易度調整でリプレイ性は非常に高い
- キャンペーンモードを一通り遊ぶだけでもしっかり元を取れる面白さ
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ネモの戦い

ジャンル | ストーリーベース、ダイスロール |
プレイ人数 | 1人専用 |
プレイ時間 | 120分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
ネモの戦いは、海底二万里を元にした1人専用のダイスロールボードゲームです。
プレイヤーはネモ船長となって世界を相手に立ち回っていきます。「扇動」「戦闘」「探索」など、プレイヤーの行動はほぼ全て得点に関係するようになっており、最終的に一定数の得点を稼いでゲームを終えることが出来れば勝利となります。
複数人でも遊べるのですが、実質1人専用のボードゲームとなっており、1人専用ボードゲームとしては最もビッグサイズのボードゲームです。
日本語化はまずないだろうと思われたのですが、アークライトさんから日本語版が発売されています。1プレイ2時間くらいかかる重量級で、じっくり腰を据えて1人でボードゲームを遊びたい方にお勧めの作品です。
おすすめポイント
- 1人用ボードゲームをガッツリ2時間遊びたい人向け
- ダイスを兎に角沢山振っていくダイスゲームだが出目調整の手段は豊富
- 海底2万里のストーリーをしっかり楽しめる
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1人用おすすめのボードゲーム一覧
本サイト「ぼどろぐ」では、1人で遊べるボードゲームのおすすめ情報を記事にしています。
この記事では紹介しきれなかった各種作品も沢山紹介しているので、1人用ボードゲームを探している方は、こちらからチェックしてみてください。

おすすめボードゲーム:ガッツリボードゲームを遊びたい人向け【重量級】
ここからはプレイ時間が2時間クラスの重量級ボードゲームを紹介していきます。もはやこのレベルのボードゲームを遊ぶ方は、わざわざ人から紹介されなくても、自分で気に入ったものを探して買って遊んでいる気がしますが(笑)。
プレイ時間 | 長い(90分以上) |
プレイ感 | 重い(考えることが多い) |
ルール | 多い(要素が多く、かなりしっかりルール理解が必要) |
このようなタイプのボードゲームでも大丈夫という方におすすめです。
私もボードゲームにそこまで慣れていなかった頃は、重量級の2時間ゲームなんて誰がやるんだ…とか思っていたのですが、気づいたら沼にハマってしまい、重量級は当たり前(むしろ大好物)な状態になっていました(笑)。
個人的には、90分位かかるゲームから大体、重量級かなという感じです。重量級も上を目指すとキリがないのですが、超重量級のゲームなんかもランクインしています。
何度も遊びたいが、時間がかかるため中々数こなせないものが多いのが、重量級の特徴です。私は重量級は内容によりけりですが、1日2, 3回というケースが多いかな。ピンポイントで絞って遊ぶのが良いでしょうね。
リバイブ

ジャンル | エンジンビルド、デッキ構築、テックツリー |
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 60分~90分 |
発売年 | 2023年 |
ゲーム概要
リバイブは、文明世界の果て・ポストアポカリプスを舞台にした重量級のボードゲームです。
何だこれは・・・正直無茶苦茶面白い。最高のボードゲームの1つです。
各プレイヤーのターンでやることは非常にシンプルで、カードを使って資源を得るか、資源を使って探索・建築・研究をするか。それを2アクション、毎ターン繰り返していくゲームです。
何らかのアクションはほぼ必ず得点につながっており、更に自身の固有ボードを開放していくことで、徐々にエンジンビルドしていくことが出来ます。自分の固有ボードが解放されて得点と能力が増えていくのが楽しい。
重量級ボードゲームに良くあるような見通しの悪さが全くなく、何をやれば良いのか、プレイ経験が浅くても大体わかるようになっています。このシンプルさはかなり嬉しいですね。
このゲームが嫌いな人はほぼいないと断言できる位気持ちよくプレイ出来て、更に何度も何度も遊びたくなるようなリプレイ性も兼ね備えている。個人的には2023年のメガヒット作の1つだと考えています。
これだけ面白いとまず間違いなく拡張が出ると思いますが、今から拡張が楽しみな作品です。
リバイブのおすすめポイント
- エンジンビルド・テックツリーによる自己強化が非常に面白い
- 重量級作品だが、ゲームの作りが非常にわかりやすい設定になっている
- あらゆる要素がプレイ毎に変更になり、リプレイ性が非常に高い
- コンポーネントの質が非常に高い
- 人数によらず楽しめる。ソロもかなり面白い。
パックスパミール

ジャンル | 陣取り、タブロービルド |
プレイ人数 | 1人~5人 |
プレイ時間 | 60分~120分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
パックスパミールは、アフガニスタンの地域の紛争をテーマにした、エンジンビルド(タブロービルド)系の陣取りゲームです。
「アフガニスタン」「イギリス」「ロシア」の3つの勢力の1つと同盟を組んで、その勢力の拡大を支援するというテーマになっています。
手番のアクションは「カードを買う」「カードをプレイする」「場のカードのアクションを使用」と、たった3択から2つを選択するだけと非常にシンプルなのですが、プレイヤー間の直接攻撃がありありのゲームで、プレイヤー間のバランス調整が非常に重要。上手く他プレイヤーを出し抜いて得点をもぎ取る「ルート」のような立ち回りや駆け引きが必要になります。
選択肢が多すぎるため最適な行動が何かがわかりづらいですが、刻一刻と変化する盤面にどういう手を打っていくか、プレイヤー間でどういう調停をしていくか、非常に悩ましく痺れるボードゲームです。
ルールが無駄に複雑そうだと敬遠していたのですが、いざ遊んでみると想像以上にかなり面白く、一緒にプレイした人も面白いまたプレイしたいを連呼しており、お気に入りの作品の1つとなりました。
パックスパミールのおすすめポイント
- 妨害し合い協力し合いの強めのインタラクション
- 多様なカードによるプレイ感の違い
- 一見地味なゲームだが、手番の選択肢が非常に多く、プレイヤー間の駆け引きが悩ましくも面白い
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ハドリアヌスの長城

ジャンル | 紙ペンゲーム、リソースマネジメント |
プレイ人数 | 1人~6人 |
プレイ時間 | 90分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
ハドリアヌスの長城は、紙ペンゲームの1つです。
紙にペンでマークを付けて遊ぶ「紙ペンゲーム」のジャンルの中でも、最も重量級なボードゲームの1つです。
資源や色のついたミープルをコストとして、自分の紙にチェックを入れていき、その過程で更に大量のリソースを確保して、といったリソースコンボがたまらなく面白く癖になるボードゲームです。
見た目は重そうに見えますがプレイ感は非常に軽いので、一度ルールを覚えてしまえば何度も何度も遊びたくなること間違いなし。
個人的には2022年ヒット商品の1つですね。文句なしにお勧め。
ハドリアヌスの長城のここがおすすめ
- 紙ペンゲームの重量級作品
- リソースがリソースをガンガン生み出す、拡大再生産的な気持ちよさが味わえる
- ソロプレイもしっかり面白くおすすめ。
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アルナック失われし遺跡

ジャンル | ワーカープレイスメント、デッキ構築 |
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 90分 |
発売年 | 2021年 |
ゲーム概要
アルナックは、デッキ構築型+ワーカープレイスメントの2021年の話題作。テーマもワクワクしますし、とりあえず買っておいて損はない系のボードゲームの1つです。
デッキ構築に使用されるカードはファンタジーフライト社製かな?と思ってしまうくらい、かなり特徴的で尖がった効果のカードが多いです。デッキ構築要素はあるのですがそれ自体はそこまでメインじゃないため、ドミニオンなどのデッキ構築型になれているプレイヤーが遊ぶと若干違和感がありますね。カード2,3枚しか買わないこともザラです。
ワーカーも2体までなので、いい感じに他プレイヤーとの駆け引きが生まれて丁度いい塩梅。ワーカーを兎に角増やそうなアグリコラなどのプレイ感とは全然違いますね。
得点要素が沢山あるように見えて、実は勝利するためのオーソドックスな立ち回りは決まっていて、毎プレイ意外に似たような展開になってしまうのがやや残念。
拡張が出てバランスがしっかり調整されました。拡張入れて完成形、という意見が多い作品。
アルナックの失われし遺跡のここがおすすめ
- デッキ構築とワーカープレイスメント混合の面白さ
- 一期一会のカードでデッキ構築するのが面白い
- モンスターを倒し新天地を探索、探検していくのが気持ちよく面白い
マウンテンキング

ジャンル | タイル配置 |
プレイ人数 | 2人~5人 |
プレイ時間 | 120分 |
発売年 | 2020年 |
ゲーム概要
マウンテンキングは、トロールが坑道で穴を掘って、資源を得たり像を配置していくボードゲーム。
プレイヤーはトロールの長となって、崩落した山を掘り進めていき、その過程で資源や像や玉座などを獲得していき、それらを奉ることで勝利点を稼ぐゲーム。
ピラミッド型にカードを配置して、配置したカードの下のリソースも得られるという、リソース獲得システムが独特で、どういうルートでいつリソースを確保するかがかなり悩ましく面白い。坑道を掘り進めていくのもタイルをうまく使っていく必要があり、パズル要素があって面白い。ゲームに勝てなくても自分なりリソース体制を作って自分の坑道を掘り進めていくと、それだけで普通に面白い。プレイヤー間インタラクションはほぼすべての要素が先勝ちになっている点くらいだが程よいインタラクションです。
トロールらしからぬ魔法も、ルールを捻じ曲げるかなり強力な効果を発動できて、中々面白いバランスになっています。
2020年に発売された重量級ボードゲームの中ではかなりトップクラスに優秀な作品でおすすめ、人気作のため現在若干品薄状態。ゲームマーケット2021秋では拡張の第一弾や、ミニ拡張なども発売されています。
マウンテンキングのここがおすすめ
- タイルを置いて坑道を掘り進めていくのがシンプルに面白い
- 特殊なリソース取得システムが悩ましく面白い
- 魔法パワーがそこそこチート級の能力で、上手くルールを捻じ曲げてプレイできると爽快
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テラフォーミングマーズ

ジャンル | カードゲーム、タイル配置、拡大再生産 |
プレイ人数 | 1人~5人 |
プレイ時間 | 120分 |
発売年 | 2018年 |
ゲーム概要
テラフォーミングマーズは、火星開拓をしていくボードゲーム。もはや重量級ボードゲームの定番中の定番作品。BGG4位は伊達じゃない。
火星を開拓する企業となって「酸素」「海洋」「温度」のパラメータを最大にして地球化することを目指すボードゲーム。地球化の過程でより多く貢献した勝利点を稼いだプレイヤーが勝ち。
テラフォーミングマーズは遊びまくっている私個人的にも定番作品の1つです。私の周りでも未だに何度も何度もプレイされています。
世界的に大人気の作品で、重量級にもかかわらずあまりにも面白くて売れすぎたため、日本語版はかなり量産されまくって、今はそれなりに安くなっています。
ソロプレイもかなり面白いため、未プレイであれば購入して1ミリも損のない作品の1つです。
テラフォーミングマーズのここがおすすめ
- 火星を舞台に徐々に生産力が上がっていく拡大再生産が兎に角凄い気持ちよく何度も遊びたくなる
- 200枚以上のユニークカードと大量の企業カードでリプレイ性が非常に高い
- 複数出ている拡張を使うことで色々な楽しみ方が味わえる
デューンインペリウム

ジャンル | ワーカープレイスメント、デッキ構築 |
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 120分 |
発売年 | 2020年 |
ゲーム概要
デューンインペリウムは、2021年の重量級話題作の1つです。アルナック同様にデッキ構築型+ワーカープレイスメントが特徴。
自分だけのデッキを構築することで、ドンドン強い行動ができるようになり、更に先勝ちのワーカープレイスメントがプレイヤー間のもどかしさを生んでくれます。個人的にも何度も遊びたいかなり好きな作品になりました。
同系統のアルナックと比較すると、こちらはよりオリジナルのデッキ構築型に近いシステムになっており、デッキ構築好きならそれなりに違和感なくプレイ可能です。私はアルナックよりデューンインペリウムの方が好きですね。
毎ターン紛争が発生して、それに勝利することで報酬が得られるようになっており、戦力を一時的に増強する切り札的なカードもあるので、これが良い感じのインタラクションで面白い。兵士コマを1体でも派兵しておくと予想外の資源を得てきてくれる可能性もあります。
ソロプレイもオートマ2体との戦闘で、しっかり面白くておすすめ。日本語版がアークライトさんから発売中。
デューンインペリウムのここがおすすめ
- ワーカープレイスメントしつつも、しっかりデッキ構築している感のあるプレイ感
- ラウンド報酬確保を目指して、勢力同士の派手な争いが楽しめる
- 切り札的な陰謀カードの圧倒的な強さで、みんなニコニコ
- 原作のデューン好きにはたまらない。もちろん原作知らなくても楽しめます。
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オルレアン

ジャンル | バックドロー、拡大再生産 |
プレイ人数 | 1人~4人(拡張入りで5人まで) |
プレイ時間 | 120分 |
発売年 | 2014年 |
ゲーム概要
日本語版の発売を待っていた人は非常に多かったと思われる作品「オルレアン」。
バックドロー型のボードゲームの元祖金字塔で、バックからドローしたリソースを手元のボードに配置して、所定のアクションを発動させて、更にバックの中を強化したり自分の基盤を強化して、勝利点を稼いでいく。
2014年ごろに発売されていたアークライトさんからの日本語版は今や絶版となっており、凄い欲しいが英語版を買うしかないのか。。。と、思っていた矢先に何とエンゲームズさんより日本語版が発売されました。これは感謝感激です。
バッグの中身を強化してアクションを沢山していく面白さがあり、拡大再生産で後半になるにつれより強力な効果を発動していけるようになって面白い。ただ、ガッツリ拡大再生産なので、一度失敗してしまうと、最後まで追いつきづらいという欠点はあります。
更に各種拡張やプロモタイル拡張なども併せて発売されており、名作を更に長く楽しめるようになりました。控えめに言ってエンゲームズさん最高ということです。
拡張「侵略」を入れると協力プレイが可能になります。オルレアンはこの協力プレイを遊び続けるだけでも、非常に楽しめる作品です。平和的にオルレアンの魅力を味わいたいなら「侵略」拡張の協力プレイを遊んでみることをおすすめします。
オルレアンのここがおすすめ
- バックビルディング型ボードゲームの金字塔
- バッグの中身を徐々に強化しつつ、オルレアンの支配地域を広げていく、拡大再生産の面白さ
- 拡張含めた協力プレイやソロプレイモードもしっかり面白い
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ミレニアムブレード

ジャンル | デッキ構築、TCGシミュレータ |
プレイ人数 | 2人~5人 |
プレイ時間 | 120分 |
発売年 | 2015年 |
ゲーム概要
ミレニアムブレードは、遊戯王やマジックザギャザリングのようなトレーディングカードゲームを実際に体験しよう、という非常に変わった意欲的なテーマのボードゲーム。
お金を使ってカードを獲得して、トーナメントに持っていくデッキを時間内に作成して、構築したデッキを使って実際にトーナメント戦でバトルして勝利点を稼いでいきます。地区大会、全国大会、世界大会で計3回のバトルの結果で最終的なゲームの勝者が決まります。
TCGシミュレータの名前にふさわしく、兎に角、凄まじい枚数のカードが入っており、言語依存もすさまじいため、まず日本語版は出ないだろうと思われていた作品の1つですが、アソビションさんと翻訳の方が頑張ったようで、何と日本語化されました。
手元にある大量のカードをリアルタイムで確認してデッキ構築していく必要があり、カードゲームが得意じゃない人にとって見ると中々難しい作品だと思いますが、カードゲームやTCGが好きな方ならまず間違いなく楽しめるでしょう。
私は何度もプレイしていますがTCG好きな人からは大体高評価。様々なカードが存在するわけですが、その中で自分なりのカードコンボを作れたときは最高です。
2時間くらいかかる重量級ボードゲームですが、リアルタイムの時間制限があるので、プレイ時間はほどほどで増えすぎないのも良いですね。
更にアソビションさんから待望の拡張もジャンジャン出ており、まだまだミレニアムブレードを楽しめます。
ミレニアムブレードのここがおすすめ
- TCGのように数百枚近いカードからデッキを構築し対戦する体験をボードゲーム上で体験できる
- 一期一会のカードを駆使して面白コンボが出来るデッキを構築する面白さ
- カード拡張が大量に出ており、サプライの組み合わせを入れ替えて何度でも楽しめる
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ルート

ジャンル | 非対称、勢力争い |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 120分 |
発売年 | 2019年 |
ゲーム概要
非対称型ボードゲームの金字塔のルートです。このランキング金字塔ばかり出てきますね(笑)。森の中の覇権を複数の異なる能力を持った勢力間で競い合うという、非対称性がウリの作品。
勢力毎に全然戦闘能力や勝利点獲得方法が違う点が最大の特徴で、そのため新しい拡張で新しい勢力が出てくると、それだけで常に新鮮なゲームが楽しめるようになります。
拡張もどんどん出ていますが、出るたびに一瞬で品薄になる位には人気作品。ダイレクトにプレイヤー同士が戦いありやったやられたのある、かなりインタラクションの強いゲームですが、コマが可愛いためそれに気づかず騙されてプレイしてしまう人も多い印象です(笑)。
2021年にはルート拡張2が発売され、新マップ2つと新勢力2つが登場しました。中々いいお値段でしたが一瞬で売り切れてましたね。
軍事戦略を練って勢力を広げていくようなゲームが好きな人には最高の1作でしょう。
特徴としては、ルールは比較的複雑で初回プレイでは何が何だかという感じで、慣れてからが本番というタイプのスルメゲーなので、何度も遊ぶうちにどんどん楽しくなってくるゲームです。
ルートのここがおすすめ
- 非対称型ボードゲームの金字塔
- どの勢力でプレイしてもしっかり面白く勝利できるバランスの良さ
- 種族毎にプレイ感がかなり異なり、何度も遊びたくなる面白さがある
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ファイユーム

ジャンル | デッキ構築、ネットワークビルド、エンジンビルド |
プレイ人数 | 1人~5人 |
プレイ時間 | 120分 |
発売年 | 2020年 |
ゲーム概要
ボードゲーム界の奇才フリードマンフリーゼさんの新作。エジプトのファイユーム地方を発展させていくゲーム。デッキを構築し手札を使用して盤面を発展させていく、デッキ&エンジン&ネットワークビルディング系ボードゲーム。
名作コンコルディアに近いシステムですが、コンコルディア以上に手持ちのカードや盤面に依存した作りになっています。コンコルディアより面白いという人も多いです。
デッキ構築系の1種ですが、使用するカードによって盤面の様相が全然変わっていき自分のプレイスタイルも大きく変わってくる点が面白いですね。最初はメインでつかっていたカードが、盤面が変わってくることで徐々に使いづらくなってきて、途中で新しい効果のカードを獲得すると、また盤面の様子が変わっていき、この辺の展開の違いが面白く何度遊んでも飽きないです。
キツすぎず、かといって全くないわけではない程よいインタラクションが最高ですね。お互いが作った建築物をお互いが共有して使っていく感じで、苦しさは全然ありません。
アークライトさんから日本語版が発売されています。
ファイユームのここがおすすめ
- プレイしたカードによって、徐々に変わっていく盤面の様子が、非常ににぎやかで面白い
- 盤面にコマを置いていくタイプのゲームだが、盤面が共通リソースのためプレイ感の苦しさが全然無い
- カードの能力が様々用意されているが、一部しか使用できないため、プレイする毎にプレイ感が異なりリプレイ性が高い
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テインテッド・グレイル

ジャンル | RPG、ストーリーベース |
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 120分~180分 × 15回 |
発売年 | 2020年 |
ゲーム概要
2021年の目玉商品の1つ「テインテッド・グレイル」日本語版。私はゲームマーケット2021秋で先行販売されていた作品を入手して遊んでいますが超面白いです。
全15章の分岐のあるシナリオを5人のキャラクターを使って進めていくTRPG風のボードゲーム。膨大なゲームブックを読んで探索してシナリオを進めていく。探索して分岐してフラグが立って、兎に角わくわくします。
200ページ以上あるゲームブックは全て日本語化されています。これは日本語版じゃないとまず遊べないですね。日本語化されたことに本当に感謝しかないです。
レガシータイプではなく、選択肢や攻略ルートも山ほどあるので、2周目も楽しめる作りになっています。
大人気で早くも品薄気味なので気になる方はお早めにチェックするのをお勧めします。
テインテッドグレイルのここがおすすめ
- 圧倒的なボリュームのゲームブックやフラグの数々
- 戦闘用のカードも大量に用意されており、キャラクター育成も楽しめる
- 全15章でクリアまで何十時間も楽しめ、更にストーリー分岐もあるので、2周目もチャレンジ可能
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ブラス バーミンガム

ジャンル | ネットワークビルディング、需要供給、陣取り |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 120分 |
発売年 | 2020年 |
ゲーム概要
ブラスバーミンガムは、イギリスの産業革命時代の中心だった都市「バーミンガム」の産業発展をテーマにしたボードゲーム。同名の「ブラス」という作品を3割程度リメイクした作品。
世界ナンバー1のボードゲーム掲示板BGGにてランキング3位の世界的な超名作。箱が白いので「白ブラス」と呼ばれています。
鉄鋼や炭鉱資源を算出し、紡績や陶磁器を出荷し、交通網を作成し、収入を増やし勝利点を稼ぐ。前半の「運河の時代」で産業の基礎を築き、後半の「鉄道の時代」で一気に産業を発展させていく。
前作の元々完成度の高かったブラスオリジナル版をベースにブラッシュアップ。システムが練りに練られており、ボードゲームの面白さが凝縮されたプレイ感はまさに絶品。重量級ボードゲーム好きならまず間違いなく、わずか1プレイで無茶苦茶面白いと思わせる優秀な作品です。負けても楽しめる良い作品。
オリジナル「ブラス」を9割リメイク作品が「ブラス:ランカシャー」通称「黒ブラス」。こちらもかなり高評価作品です。私は白ブラスの方が好き。
ブラスバーミンガムのここがおすすめ
- ユーロ系のボードゲームの世界ナンバーワン評価のゲーム
- やりたいことが多すぎて、1プレイ1プレイが待ち遠しく、非常にワクワクして面白い
- 練りに練られて調整されたゲームバランスが素晴らしく、何度遊んでも面白いという言葉しか出てこない
グルームヘイヴン

ジャンル | RPG、レガシー |
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 120分 × 100シナリオ |
発売年 | 2018年 |
ゲーム概要
BGGランキングナンバーワンのグルームヘイヴンです。
最初は6体の個性的なキャラクターから1体を選んで、クエストに出向いていきストーリーを展開していくレガシータイプのゲーム。ただし、コンポーネントを破損させるなどはなく、2周目は比較的遊びやすいタイプのレガシーになっています。
ストーリー展開も良いのですが戦闘やキャラクター育成要素が非常によくできていて、自分のキャラクターにはかなり愛着もってプレイすることになります。私は発売前にやっていたゲームマーケットのお試しプレイがあまりに面白く即購入を決断しました。結果最高に楽しませてもらいました。正直とんでもないくらい面白いです。
値段も重量も非常にビッグなゲームでしたが今年も最高に楽しませてもらいました。3万円もするゲームの割には大人気作品で品薄状態です。拡張も発売され、基本セットも再販されましたが、一瞬で品薄状態になりました。凄い人気ですね。
結構細かいネタバレが豊富なゲームなので、このゲームを購入する予定の方は、情報の取得には注意してください。どういう人生の目標があるかや、どういうキャラクターが出てくるかなどを知ってしまうと、楽しさが減ってしまいます。一度きりの感動や驚きの体験はこのゲームの魅力の1つです。2周目も遊べますけどね。
拡張1「忘れられし輪」は本編をクリアしないと遊べないので要注意です。
グルームヘイヴン入門編として「グルームヘイヴン:獅子のあぎと」が発売されました。これは凄いわかりやすくルールを把握できる仕組みが入っていて、グルームヘイヴンの世界を手軽に楽しめるようになるので、「グルームヘイヴン獅子のあぎと」は基本セット以上に超おすすめです。
獅子のあぎとをクリアしたらまず間違いなく基本セットでも遊びたくなるでしょう。
グルームヘイヴンのここがおすすめ
- BGGランキングナンバーワンの世界で最も評価の高いボードゲーム
- 全95シナリオで200時間近く遊べる超ヘビーボードゲーム
- 隠された要素が多く、育成システムもかなりよくできており、1プレイ2時間のゲームだが何度も何度も遊びたくなる中毒性がある
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スピリットアイランド

ジャンル | 協力型 |
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 120分 |
発売年 | 2019年 |
ゲーム概要
スピリットアイランドは、島の精霊となって入植者を撃退する、協力型ボードゲームです。大小パワーカードを獲得していくデッキ構築チックな要素も入っています。
難易度は比較的高い方ですが、低難易度はしっかり考えればカバーできるレベルの難易度です。精霊の1体1体が非常に特徴的にできており、使用する精霊で全然違うプレイ感な点が最高ですね。手札を駆使して迫りくる入植者を上手く撃退できた時の楽しさは最高です。今年もソロでもマルチでも何度も何度も遊んでしまいました。
海外では拡張1,2が出ておりそれらの精霊でも楽しませてもらっています。特に拡張2では精霊が10体追加されており、それらのプレイ感がこれまた非常に特徴的で更に何十回も遊べてしまいます。
ソロプレイも最高に面白く、私個人的にはこれを超えるボードゲームは中々ないという個人的に最高におすすめの作品の1つです。お世辞抜きでソロでもマルチでも100回以上遊べるボードゲームです。
拡張入れると最大6人プレイが可能なのですが、4人以上でプレイすると面白さ据え置きで時間だげ間延びする感じになるので、3人以下でプレイするのをお勧めします。
スピリットアイランドのここがおすすめ
- ソロプレイ、協力型ボードゲームの最高峰の作品
- 難易度は高めだが、頭をしっかり使えばクリアできる難易度設定
- 精霊毎のプレイ感が全然異なり、またパワーカードも大量に用意されていて、リプレイ性が非常に高い
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以上、ぼどろぐ管理人がおすすめする個人的おすすめなボードゲームの一覧でした。
おすすめボードゲーム多すぎてどこまで載せたものかと悩みました(笑)。
過去遊んできた中では、もっといろいろなおすすめボードゲームがあるので、その内紹介していこうと思います。
この中から気になる作品が見つかれば幸いです。
# 一部画像はBGGから引用。
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