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『Kluster(クラスター)』欧米で大ヒットのマグネット系ボードゲームの紹介とレビュー

今回の記事では、アールエンタープライズさんより2021年に日本語版が発売されたボードゲーム「Kluster(クラスター)」のゲーム内容を紹介していきます。

「Kluster」は少なくとも私はあまり聞いたことがないボードゲームだったのですが、実は欧米で2021年の1年間で、10万個以上売れた大ヒット作品なんだとか。

そして、実際にプレイしてみたわけですが、なるほど確かにこれは面白い。

ということで「Kluster」がどういうボードゲームなのか、わかりやすくルール紹介と実際に遊んでみた感想をレビューとしてまとめました

▼欧米で10万ヒットの話題作

「Kluster」はどういうボードゲームか?

マグネットアクションが楽しい!

2021年ヨーロッパ年間10万個以上販売!

笑いと手に汗にぎる駆け引きが楽しめる、戦略アクションゲームです。

引用:Kluster公式HP

「Kluster」は磁石を使ったアクションボードゲームの1つです。磁石の性質を使って楽しむパーティゲームになっています。似たようなボードゲームとしてはホビージャパンさんから発売されている侍石がありますね。

このKlusterですが、実は私は最近まで名前を知らず、あまり日本では名前を聞かないボードゲームなのかと思っていましたが、何とヨーロッパでは2021年に10万個以上売れたヒット作品とのことです。

Klusterと同時期に発売されている2018年のドイツ年間ボードゲーム大賞を受賞した知名度抜群のボードゲーム「アズール」ですら、受賞当時の全世界の販売数が30万セット位です。

そう考えると、ヨーロッパだけで10万セット売れたKlusterは、実は世界的にはかなり売れているボードゲームと言っていいでしょう。

もしかすると、私が知らないだけで実は日本でも普通に流行っているのかもしれません(笑)。

ルールは大体ご想像の通りです。非常にシンプルでパーティ寄りなボードゲームですが、プレイヤーが取れるアクションの選択肢はそれなりにあり、悩ましいゲームになっています。

デザインSystem:
 Paula Henning, Robert Henning
プレイ時間10~20分
プレイ人数1~4人
対象年齢14歳以上
版元Borderline Editions
日本語版販売アールエンタープライズ
発売日2021年1月
希望
小売価格
¥3,580(税込み)

「Kluster」のルール紹介

Klusterのルールを紹介していきます。

とはいってもかなりシンプルで分かりやすいボードゲームになっています。

ボードゲームに慣れていない初心者でも、30秒で理解できるくらい、非常にシンプルなルールになっています。

プレイ前の準備

コンポーネントに入っているオレンジのナイロンコードがあります。

テーブル中央にこのナイロンコードを置きます。このナイロンコードの輪の中がKlusterバトルの主戦場となります。

形は自由に決めてよいですが、後でこの形は自由に変えられるようになります。

平らなテーブルに置く必要があるので、でこぼこした布団の上などでは遊べません。要注意です。

かなり強力な磁力を持つ磁石が24個入っています。この24個の磁石は、各プレイヤーに均等になるように配ります

2人プレイなら12個ずつ。4人プレイなら6個ずつ配ります。

あとはスタートプレイヤーをじゃんけんで決めましょう

これで準備OK。大体何をやるゲームかわかりましたね?(笑)

磁石の配置

各プレイヤーは、順番に1個ずつ手持ちの磁石をナイロンコード内に置いていきます

この時磁石同士がくっ付かないように慎重に配置していく必要があります。戦場は最初は広いので当然簡単ですが、徐々に置き場が少なくなってきつくなってきます。

慎重に・・・磁石同士がくっつかない様に。ゆっくり配置していきましょう。

どんどん置いていきます

そうするとこのような感じでナイロンコード内がどんどんヤバイ感じになってきます(笑)

そしてあるタイミングで・・・

やってしまいました。

このように磁石同士がくっついてしまうとアウトです。磁力が強い上に、かなり厳しい作りになっていて、中盤以降は簡単に磁石がくっ付いてしまいます。

万が一くっつけてしまった場合、くっつけてしまった磁石は、そのプレイヤーが全て引き取らなければなりません。折角石が減ったのにまた増えてしまうわけですね。

これを自分の手持ちの全ての磁石を置ききるように続けていきます

ゲームの終了条件

手持ちの磁石を全て起き切ったプレイヤーが出た時点でゲーム終了です。

磁石を置ききったプレイヤーが勝ちとなります。

というかなりシンプルなルールです。

お疲れさまでした。

磁石を配置する時の細かいルール

Klusterプレイ時の細かいルールを紹介します。

大体何をやってもOKという感じになっています。

ナイロンのコードは動かしてよい

磁石を置く前にナイロンのコード動かしても構いません

それによって磁石を動かしても問題ありません。ただし、それによって磁石がくっついてしまった場合はアウトです。

置き場所を作るためにナイロンコードを引っ張るのは良くやるアクションです。

磁石の置き方は自由

磁石は横においても、縦に置いても問題ありません

S極とN極があるため、「配置する向き」や「配置する方向」で思った以上に周りに与える影響が違います。

くっつくと思いきや逆に離れていくなんて言うこともあります。

磁石で磁石を動かしてよい

説明書には特に書いていないのですが、磁石を配置する前に、磁石の磁力を使って、既に置かれている磁石を動かすことは問題ないようです(笑)。

公式の動画でそういうプレイがあったので恐らく問題ないのでしょう。

もちろんそれで磁石がくっ付いてしまったらNGです。

ただ、このプレイは流石に難しく私も成功したことがありません(笑)。凄いテクニックだ。。。

1人プレイ用のルール

Klusterは何とソロプレイも可能です。

1人用のルールは非常に簡単で、1人で24個の磁石を全てナイロンコード内に置き切ることが目標となります。

やってみるとわかりますが結構ムズいです(笑)。

それもそのはず。1人で簡単に置き切れるようであれば、複数人でプレイしても置き切れてしまうからですね。ナイロンコードは24個全て置き切るにはかなり困難な大きさに調整されています。

Klusterガチ勢はトライしてみても良いんじゃないでしょうか。

非公式バリアントルール

Klusterの非公式バリアントルールも紹介しておきます。

磁石を置いていくという基本的な部分は同じなのですが、以下のルールに変更になります。

  • 未配置の磁石は全プレイヤーの共通物
  • 磁石がつっくいても磁石は回収せず、代わりにペナルティ1になる
  • ペナルティ5溜まったプレイヤーが出たらゲーム終了。その時点で失点が少ないプレイヤーの勝ち。
  • 磁石が5個以上つながった場合は、その磁石を回収して共通磁石置き場に戻す
  • 置ける磁石が無くなったら、最も大きい磁石の塊を回収して、共通磁石置き場に戻す

こちらのルールは、磁石をどんなにくっつけても、ペナルティ1で終わるため、全プレイヤーが最初から最後まで失点を減らそうと躍起になり、緊張感が楽しめて良いバリアントルールになっています。

また、プレイ人数が増えても遊ぶ条件変わらず楽しめるため、通常ルール4人までのところ、6人とかでも遊べると思います。

購入した方は、是非こちらのルールでも遊んでみてください。普通におすすめです。

『Kluster』のレビュー

総合評価:★★★★★★★★☆☆(8点)

Klusterは、見た目もルールも非常にシンプルなボードゲームで、これは面白いですね。

磁石を使ったアクションゲームと言う名前の通り、基本的には磁石の特性を使って遊ぶわけですが、普段身近にある磁石とは比べ物にならない位磁力が強いので、予想以上にくっつくことにまず驚くでしょう(笑)。

ゆっくりゆっくりハラハラしながら置いていって、それでもどこかでガッシャンコしてしまい一喜一憂する。ジャンルは違いますが「ジェンガ」や「キャプテンリノ」で1段ずつ塔を組み立てていくときのような、あんな感じのハラハラドキドキ感と盛り上がりを見せるゲームになっています。

Klusterは、基本的にはパーティゲームの1種ですが、慎重に1つずつ丁寧に置いていく人もいれば、大胆にエイヤと置く人もいれば、ナイロンコードを上手く引っ張って技を駆使して置いていく人もいて、何が正しいのかわからないながらも、みな試行錯誤しつつ思い思いにプレイして、思った以上にプレイスタイルに差が出るのも面白いですね。

私はこのゲームを入手後に何度もプレイしましたが、かなり白熱して盛り上がり、一緒にプレイしたメンバーにもかなり好評でした。個人的にはナイロンコードを使ったテクニックをもう少しスキルアップしたいところです(笑)。

1回のプレイ時間は10-20分程度で終わるので、まさに軽量級という感じで、気軽に遊べるうちの軽量級ボードゲームラインナップの1つになりそうです。

プレイ人数は4人までとなっていますが、先ほど紹介したバリアントルールであれば、遊ぼうと思えば5,6人でも遊べそうなので、大人数で遊ぶ際にも重宝しそうです。

類似ゲームとして「侍石」というボードゲームがあるのですが、あちらは2人専用な上に戦場も固定になっています。Youtuberにも紹介されている「侍石」の知名度は高いですが、個人的にはこの「Kluster」の方が「侍石」の上位互換なんじゃないかと思ったりしてます(「侍石」好きな方ごめんなさい(笑))。

老若男女問わず、子供でも楽しめるゲームだと思いますが、磁石なので小さい子が飲み込まないようにだけ注意ですかね。

ちなみに、持ち運び用にポーチが入っていました。

磁石ゲームには大体こんな感じのポーチが入っています。

でもまあ、このポーチに入れて持ち運ぶよりは、箱ごと持ち運ぶ気がしますね(笑)。このポーチに入れた状態で、箱にしまうのが良いでしょう。

「Kluster」内容物

  • マグネット:24個
  • ナイロンコード:1本
  • 持ち運び用ポーチ:1個
  • ルール説明書:1枚

非常にシンプルで必要最低限のものが入った、持ち運びしやすいミニサイズのゲームになっています。

「Kluster」紹介のあとがき

以上、ボードゲーム「Kluster」のゲーム紹介でした。

無駄をそぎ落としてシンプルにしたが故の面白さが詰まっている良いボードゲームだと思います。

色々な軽量級ボードゲームがありますが、それらと比較してもこのご時世で「クラスター」というゲームタイトルが若干気になる点以外は、欠点らしい欠点はないと思いますね。

中量・重量級ボードゲームが好きな人でもちょうどいい箸休めゲームになると思います。

軽量級の盛り上がれるパーティゲームを探している方は、是非チェックしてみてください。おすすめです。

▼欧米で10万ヒットの話題作

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