ドミニオンの全拡張の紹介と初心者にもおすすめな購入順の紹介

ドミニオンの全拡張の紹介と、おすすめな購入順の紹介です。

今回は個人的な超おすすめボードゲームの1つ「ドミニオン」の全拡張の紹介と、それぞれのおすすめな購入順を紹介していきます。

ドミニオンのどの拡張を購入するか悩んでいる初心者は勿論のこと中級者の方にも参考になるように、実際に私がドミニオンをプレイして感じたおすすめな購入順を紹介していきます。

ドミニオン全拡張の紹介

まずはドミニオンの全拡張の紹介から。

2021年3月時点で13の拡張が出ています。凄まじいですね。。。これだけ拡張が出続けているボードゲームは多くはないと思います。

ドミニオンの日本語版が発売されたのは2010年ですが、私は発売された当初から遊んでおり、その観点からも色々コメントできればと思います。

ドミニオン:基本セット

ドミニオンの基本セットです。ドミニオン伝説はここから始まりました。

2008年に発売されて以来、世界的に爆発的なヒットを続けている名作中の名作です。10年以上経っても未だに毎年拡張が出続けているのがそのすごさを物語っています。

ドミニオンが気になる方は、まずはこの基本セットに収録されている全てのカードを遊んでみることをおすすめします。何故このドミニオンというボードゲームがここまで評価されているか、すぐにわかることでしょう。

基本セットという名前だけあって非常にシンプルな効果のカードが目白押しです。

2009年に日本語版のドミニオン基本セットが発売されましたが、2017年に基本セット第二版という形でリニューアルされています。

この第一版と第二版の違いは、第一版のパワー不足で弱かったアクションカードが大量に削除されて、代わりに調整された強力なアクションが収録されています。第二版で削除されたカードは、残っていたとしてもまず使われないほど弱いものばかりなので、今から遊ぶのであれば第二版一択です。

ドミニオン拡張1:陰謀

追加の新ルールなどはないですが、アクションの内容が大幅に強化されて凶悪なものが増えた拡張です。

純粋にカードの文字数が多い、やや難しいアクションが増えているので、ある程度ドミニオンに慣れてきたプレイヤーにお勧めの拡張です。

ドミニオンの基本セットは、実は銀貨や金貨など財宝カードだけを購入するプレイが強力で、下手なアクションを使うより、財宝カードを買った方が良いというバランスになっていました。

これを調整しようとしたのか、拡張1「陰謀」では軒並みただの財宝カードよりも強力なアクションが収録されています。その影響で兎に角アクションを使いまくるアクションゲームになります。

また、インタラクションが少なめだった基本セットに比べて、他のプレイヤーを妨害する系のカードもかなり増えました。なので妨害されるのが嫌いな場合は若干苦しさを感じるかもしれません。

この拡張も2010年に日本語版の第一版が発売されましたが、2018年にリニューアルして陰謀の第二版が出ています。これも基本セットのリニューアル同様に、弱かったカードが削除されて、カードバランスに調整が入っています。収録カードも1種類増えているので、今から陰謀を購入するなら第二版一択です。

ドミニオン陰謀に収録されている極悪アタック3兄弟(詐欺師・拷問人・寵臣)など、アタックが好きな方は是非試してみてください。

ドミニオン拡張2:海辺

陰謀とは変わってオーソドックスタイプなアクションが増えた拡張。

ドミニオン拡張を買うなら、真っ先にこの拡張2「海辺」の購入をお勧めします。

「持続」という次のターンまで効果が持続する能力を持つカードが新たに増えました。

兎に角わかりやすい効果のモノが多いので、初めてドミニオンをプレイする人と遊ぶ場合でも基本セットで2,3回遊んだ後は、すぐに海辺を入れて遊ぶことが多いです。初心者にも非常におすすめな拡張です。

一部弱いカードも入っていますが、基本的にカードパワーは高いものが多く、拡張が10種類以上出ているドミニオンの歴史の中で、5コスト史上最強のカードもこの「海辺」に収録されています。

ドミニオン拡張3:錬金術

ドミニオン初のミニ拡張です。カードの収録枚数が通常セットよりも少なくなっています。

「ポーション」という特殊4コスト財宝カードを使用することで購入可能なカードが特徴です。

ポーションで購入可能なカードは非常に強力なものが多く、「研究所」の効果を毎ターン発動できる「錬金術師」や手番を失わずに呪いをばら撒ける「使い魔」など、これまでのドミニオンをやってきたプレイヤーなら笑っちゃうレベルでインチキとも思えるものばかりです。

ずっと俺のターンできるようなカードも入っており、サプライ次第ですが、結果プレイ時間が長くなる傾向にあります。

この「錬金術」拡張は単体での販売は既に終わっており、今は同じミニ拡張である「収穫祭」とセットになったデュアルセット拡張が販売されています。今から購入するのであれば、特に理由が無ければデュアルセットを購入するのが良いでしょう。

ドミニオン拡張4:繁栄

ドミニオンの基本ルールを比較的大きく変更する拡張。

「属州」よりも高得点な勝利点カード「植民地」と「金貨」よりも高価な財宝カード「白金貨」が登場します。これにより基本のドミニオンのスケールが1ランクアップします

また、獲得すると1勝利点代わりになるVPトークンが初登場します。

ドミニオン初の7コストカードも3枚収録されています。

全体的にインフレ気味になる拡張で、1ターンに50勝利点以上稼ぐようなことも起きます(笑)。「植民地」と「白金貨」のカードパワーは是非実際に使って感じてみて欲しいところです。

個人的には好きな拡張ですが「繁栄」は楽しめなかった知り合いも多く、好き嫌いが分かれる拡張だと思います。やや初心者には向かない拡張だと思いますね。

ドミニオン拡張5:収穫祭

ミニ拡張の第二弾です。

手札のカードの被りが無いと強化されるいわゆるハイランダー系のカードが多数収録されています。

特定条件で獲得可能な、1枚きりの5種類の超強力な特殊カードが入っているのも特徴です。番外に特定条件で登場する特殊カードを用意しておく、というのは最新拡張では山のように出てきますが、何気に登場したのはこの収穫祭が初です。

カードのルールは比較的シンプルでプレイしやすいものが多いのでミニ拡張の中ではお勧めしやすい拡張です。収録枚数が少ないミニ拡張になってしまったのは、ハイランダーというコンセプトを活かせるカードアイデアがあまりなかったということでしょうか。

収穫祭単品での発売は終了しており、「錬金術」とセットになった拡張が出ています。

ドミニオン拡張6:異郷

かなりシンプル目な拡張でわかりやすく、海辺と並んで初心者におすすめの拡張です。

アタックカードの収録枚数も多くはなく、他のプレイヤーとのインタラクションは少な目。

購入時にのみ発動する効果を持ったアクションが多数収録されています。購入時に一度きりしか発動しない効果なので、上手く使えるかはプレイヤー次第という感じ。

数年単位で長らく品薄状態になっており、再販が待ち望まれていたのですが、最近ようやく再販され潤沢に在庫が用意されてるようになったみたいです。今の在庫が切れると当分再販は無いと思われるため、気になる方は今のうちにチェックしておくことをおすすめします。

ドミニオン拡張7:暗黒時代

暗黒時代の名前の通り、カードのイラストも効果も諸々がドロドロとした拡張。

ドミニオン初の大拡張で500枚近いカードを収録。値段は他の拡張と大して変わらないのでそう考えるとかなりお得な拡張。

過去の拡張にはない新要素は以下の通り。

  • 初期屋敷の入れ替える1コストカード
  • 1回だけ使用可能な金貨
  • 進化するアクションカード
  • 呪い以上銅貨未満のデッキ圧迫用カード
  • 破棄時に発動する効果を持つカード

この辺から徐々にルールに大きくテコ入れしようとし始めている感があります。ただ、最新拡張に比べると、まだそこまでドミニオンのゲーム性を大きく変えるような要素はありません。

重めに調整されているため、初心者にはお勧めしづらいのですが、何度も遊んで慣れてくることでドンドン楽しくなってくるタイプのスルメゲー拡張。

一見すると使い方が難しいカードが多いですが、工夫することで輝くカードが多いため、試行錯誤が楽しめます。

中級者以降にお勧めです。

ドミニオン拡張8:ギルド

ミニ拡張第3弾。

大きく2つの新要素が入っています。

1つ目が+1金の代わりに使用可能なコイントークンルール。コイントークンを得ることが可能なカードが多数登場します。1金調整が可能になるため、非常に強力なルールです。

2つ目が購入時にオーバーコストを支払うことで、追加の効果を発動させられるカード。こちらは発想は面白いのですが使いこなすのは難しいルール。3コストのカード1枚とオーバーコスト2を払うべきか、5コストのカード1枚買うべきか。

ちなみに、ドミニオンの製作者ドナルド・ヴァッカリーノさんによれば、ドミニオンの初期の構想にあった最後の拡張がこのギルドで、当時はドミニオンはもうこれ以上発売しないと宣言されていました。

ドミニオン拡張9:冒険

ギルドが最後の拡張と宣言されていたにも関わらず、うっかり出てしまった拡張。新拡張を待ち望んでいたファンも多いでしょうし、ここまでのメガヒットシリーズで続編を出さない理由もなかったのでしょう。

暗黒時代同様に収録カード枚数が多い大拡張になります。

非常に大きなルール変更が入っています。

  • 「イベントカード」:カードではなく1度きりの効果を買うルール
  • 「リザーブカード」:効果を将来に向けてストックできるアクション
  • 「トラベラーアクションカード」:使う度に最大4段階進化するカード
  • 「永続トークン」:特定の種類のカードに「+アクション」「+ドロー」などの効果を半永続的に付与するトークン

これらの新要素によりかなり基本セットとのプレイ感に違いが出る拡張になっています。ドミニオンは経験者なら大体の拡張は遊べばカードの使い方が何となくわかるのですが、この冒険はそういう経験者でも首をかしげるようなルールやカードが多いです。

また、海辺で登場した「持続」効果のカードなど、過去拡張の特殊ルールも当たり前のように出てきます。

そのため間違っても初心者にはお勧めできません。間違いなく上級者向けの拡張です。

このように「冒険」からドミニオンシリーズの第二部という感じで、拡張コンセプトが大きく変更されています。

このような理由からホビージャパンさんも増版を抑え気味なのか、若干プレ値気味になっています。

ドミニオン拡張10:帝国

大型拡張第三弾。

陰謀同様にかなり多くな特殊ルールが追加された意欲作になっています。

  • 「ランドマーク」:勝利点に影響するルールが追加される
  • 「集合ルール」:プレイヤー全体で同じ状態を共有
  • 「借金ルール」:支払いを先延ばしにして獲得できるカード
  • 「分割カード」:サプライの前半5枚と後半5枚が別のカードになっているカード
  • 「イベントカード」:冒険で登場したものと同じで、一度きりの効果を買う。
  • 「城カード」:8枚のサプライ全てがユニークな特殊勝利点

どのルールもかなり強烈ですが、中でも最初に書いた「ランドマーク」のルールは「デッキが16枚を超えたら1枚に付きマイナス1勝利点」とか「カードを破棄する度に1勝利点」など、プレイ全体の方針に大きく影響するルールになっています。

どう感じるかは人それぞれだと思いますが、個人的にはシンプルで誰でも楽しめるドミニオン、ではなくなっていると感じます。

運より実力重視になっており、間違いなく上級者向けの拡張です。

ドミニオン拡張11:夜想曲

大拡張第4弾

相変わらず新ルールが目白押し

  • 「夜カード」:アクションフェイズの後の夜フェイズにのみ使用可能な夜カード登場
  • 「家宝カード」:初期デッキの銅貨1枚と入れ替える特殊カード
  • 「幸運能力」:12種類からランダムで良い効果が発動する
  • 「不幸能力」:12種類からランダムで悪い効果が発動する

新ルールは多いのですが、この拡張はあくまでもドミニオンのベースはベースとして、そこの面白さは損なわずに追加されている要素になります。

「夜カード」も変わったルールですが、これは手札に来たら必ず使用可能なアクションのようなもので、アクションを沢山使用して楽しむというドミニオンの本質にマッチしているルールです。

他のルールも全て遊んでみたくなる実際に面白いルールです。

ドミニオン拡張12:ルネサンス

中拡張寄りの大拡張。

原点回帰を狙ったのか、公式の通りに非常にシンプルで軽めなルールが目白押し。

  • 「コイントークン」:+1金として使えるトークン。拡張「ギルド」の採録。
  • 「村人トークン」:+1アクションとして使えるトークン
  • 「アーティファクト」:場に1つしか存在せず、プレイヤー間で奪い合う強力な半永続効果。
  • 「プロジェクト」:一度購入したら永続的に発動し続ける効果。

コイントークンは相変わらず強力で面白く、村人トークンはアクションをじゃんじゃん使わせてくれる。

特にプロジェクトルールは、「毎ターン強制的に手札1枚破棄」とか「毎ターンの最初のアクションは2倍になる」など、戦略級の効果が目白押し。イベントと違って常に発動し続けるのがわかりやすく強く面白い。

おすすめな拡張です。

ドミニオン拡張13:移動動物園

2021年現在、ドミニオン最新の拡張。

収録枚数は400枚で大拡張。

これまでドミニオン拡張は、英語版が出てから1年後に日本語版が出るというスパンだったのですが、何とこの移動動物園は、英語版とほぼ同時期に日本語版も発売されました。

特殊ルールは以下の通り

  • 「馬カード」:1度きりの「研究所」。
  • 「習性カード」:アクションの効果を習性カードの効果で上書きが可能
  • 「追放ルール」:カードの追放と回収が可能。「破棄」と「獲得」の中間のような能力。
  • 「イベントカード」:1度切りの効果を買うルール。冒険や帝国に登場したルールと同じ。

個人的にはお勧めの拡張なのですが、世間一般的な評価はそこまでなのか、値段がやや下がり気味。

ドミニオン全拡張の初心者にもおすすめの購入順の紹介

ここからは、これらドミニオン全拡張の個人的なおすすめな購入順番を紹介します。

初心者向きおすすめ購入順として書いていますが、普通にドミニオンに慣れてきた中級者以上の方にもお勧めできる購入順だと思っています。

正直な話、ドミニオンは面白すぎるので、全ての拡張を買えば良いと思うのですが、時間やお金の都合でそうもいかない人も多いと思うので、あえて順番をつけて書いていきます。

まずは全拡張セットの個別の評価を5段階で。

ちなみに冒険以降のドミニオンは、大きく特殊ルールが入っているため、ギルドまでの拡張を第一世代、冒険以降の拡張を第二世代としてあえて分けて評価していきます。

第一世代ドミニオン評価

基本セットからギルドまでの全ての拡張セットの評価です。

基本セット★★★★★
陰謀★★★☆☆
海辺★★★★★
錬金術★★☆☆☆
繁栄★★★☆☆
収穫祭★★★☆☆
異郷★★★★☆
暗黒時代★★★☆☆
ギルド★★☆☆☆
(錬金術&収穫祭)★★★☆☆

第二世代ドミニオン評価

「冒険」から最新拡張「移動動物園」までの全ての拡張セットの評価です。

冒険★★☆☆☆
帝国★★☆☆☆
夜想曲★★★★☆
ルネサンス★★★☆☆
移動動物園★★★☆☆

各拡張に対して個人的に評価を付けるとしたらこんな感じです。

第一世代ドミニオンおすすめ購入順

ドミニオンの各種拡張はどれも良い拡張ですが、あえて購入順序を付けてみますと、こんな感じになります。もし過去の初心者の私にアドバイスをするのであれば、この順番で買うのをおすすめしていると思います。

①基本セット:言わずもがな。ドミニオン基本セットは真っ先に買うべきです。楽しすぎるドミニオンの世界が待っています。99%の人は楽しめると思いますが、万が一これで遊んで楽しめなければ、どんな拡張を入れて遊んでも恐らく楽しくありません。

②海辺:海辺は真っ先に購入するべき拡張です。シンプルでわかりやすい拡張なので、基本セットと一緒に買っても良い位です。もしドミニオンの拡張の購入で悩んでいるのであれば、何も考えずにこの海辺を購入しましょう。ドミニオン好きなら買って損したと思うことはまず無い拡張です。

③異郷:次におすすめなのはシンプルな拡張「異郷」です。こちらもかなりシンプルなカードが多く、まったりとした拡張で初心者にお勧めです。

④繁栄:ここまでくれば大分慣れてきていると思うので、ぼちぼちこの「繁栄」で遊ぶのが良いでしょう。財宝も勝利点もワンサイズ大きな新鮮なドミニオンのルールが楽しめます。ドミニオンに慣れないうちにやると、やれることが多すぎて良くわからず楽しめない可能性もあるので注意。

⑤陰謀:第1拡張の陰謀ですが、個人的にはこの辺の優先度の印象。重いカードが多く厳しいアタックも多いため、初心者の内はもっとまったりした拡張をやった方が良いです。特殊ルールが必要なカードは一切入っていないので、基本的なカードを増やしたい場合はもう少し早めに買っても良いかもしれません。

⑥錬金術&収穫祭:ミニ拡張×2セットは、特殊なルールと特殊な効果のカードが多いのですが、個々の拡張自体は良く出来ています。

⑦暗黒時代:特殊ルールが目白押しでカードの効果も複雑となっており、初心者には全くお勧めできませんが、中級者以上が遊ぶと楽しさがわかるスルメゲーです。シリーズ初の大拡張なので、かなりボリュームがあってお得な拡張です。

⑧ギルド/錬金術/収穫祭:各種ミニ拡張は面白いですが、如何せんカードの収録枚数が少ないので、個別での購入優先度は低いです。

第二世代ドミニオンおすすめ購入順

「冒険」以降の拡張は、ドミニオンの初期の基本的な楽しさから外れたものが多く、比べられるものではないと思っているのであえて分けています。

第二世代ドミニオンのおすすめ購入順番はこの通り。

①ルネサンス:公式見解の通り、原点回帰を狙ったシンプルなルールになっており、遊びやすさは第二世代ドミニオンの中では一番。やはりこういうわかりやすいルールというのが、ドミニオンの楽しさの大前提にある気がします。

②夜想曲:特殊な追加ルールが必要なカードが多いものの、しっかりオリジナルのドミニオンをプレイしている感じのする拡張。拡張で追加されるルールが4つとも面白いというかなりの良作。特別な番外カードが多いため、準備に時間がかかりやすいのが若干のネック。

③移動動物園:一見するとシンプルに見えるのですが「ルネサンス」に比べると複雑度が若干上がっている拡張。個々のルール自体は良く練られていると思いますが、わかりづらさの面でおすすめ度は若干低め。

④冒険/帝国:公式でもスピンオフ的な作品であると述べられている通り、ドミニオンの基本的な面白さとは、ちょっとズレたところに面白さがある作品。意欲作ではあると思うのですが、正直この2つの拡張は個人的にはかなりお勧め度は低いです。「暗黒時代」は複雑な拡張ですが、それを更に複雑にした拡張という感じです。ドミニオンガチ勢なら全然アリだとは思いますが。

ドミニオン拡張の購入順について注意点

ドミニオンの拡張を購入する際に、最も気を付けた方が良いのはその拡張のシンプルさです。

その拡張がシンプルであればあるほど初心者にはおすすめです。

ドミニオンがここまで爆発的なヒットを飛ばした理由の1つに、私はそのルールのシンプルさがあると思っています。3ターンもプレイすれば誰でも理解できるようなシンプルなルールをベースとして、多様なカードの存在で無限の楽しさを与えてくれるボードゲームです。

基本セットを遊んでドミニオンの魅力に取りつかれて、ドミニオン面白い!もっと色々なカードを使ってみたい!って思う方は多いと思います。これは、基本セットで体験できる基本的なドミニオンの面白さに惹かれてそう思うわけで、拡張セットにはあくまでも基本セットの延長戦上のカードを期待していると思います。

しかし、最初の方の拡張はまだしも、シンプルなカードのネタが出尽くしてしまった直近の拡張では、複雑度が高い拡張ばかり出ています

正直、慣れているプレイヤーならまだしも、慣れていないプレイヤーに取ってみると、思っていたものと違い過ぎてドミニオンにネガティブな印象を持つレベルのものもあります。下手するとドミニオンをかなり遊んできたプレイヤーでも首をかしげるようなルールだったりもします。誰でも楽しめるというドミニオンの良さが失われているわけです。

これが特に顕著なのが「冒険」「帝国」。これらを初心者におすすめしているサイトを以前見かけましたが、正直ドミニオン遊んだことあるのかと突っ込みたくなるレベルです。買うべきではないとまでは言いませんが、少なくとも基本セットの次に買うような拡張ではないですね。

先ほども書きましたが、ドミニオンのデザイナーであるドナルド・ヴァッカリーノさんの当初の構想にあった最後の拡張が拡張8の「ギルド」です。拡張が続いてくれたこと自体はファンにとっては嬉しい話なのですが、エンディングを迎えた人気漫画が終わらせるのが惜しいという理由でこじつけて連載を延ばしたような感じで、何かこれじゃない感があったわけです。

それが不評だったからなのかわかりませんが、それ以降の拡張「夜想曲」からは多少複雑ではありつつも、ルールとしてはドミニオンの基本セットがわかっていれば楽しめるように調整されているように思います。

シンプルなカードに慣れてきたら、徐々に大き目な特殊ルールが追加される拡張を入れていくのが良いでしょう。「繁栄」や「錬金術&収穫祭」などですね。第二世代でも「ルネサンス」などはわかりやすい方だと思います。

更になれて来たら各種大型拡張の出番です。「暗黒時代」は複雑ですが、慣れてくるとかなり味が出てくる拡張で、全拡張の中でも世界的に人気の拡張です。

終わりに

以上、ドミニオンの全拡張の紹介と個人的なおすすめ購入順番の紹介でした。ドミニオンの購入順で悩んでいるなどがあれば是非参考にしてみてください。

何度も書いてしまいますが、ドミニオン初心者の方は、間違っても複雑な拡張は買わない方が良いです。「海辺」や「異郷」のようなシンプルな拡張から入る方が絶対に間違いなくおすすめです。

ちなみに、本記事はとある記事のリライト版になっています。元々ドミニオンが大好きで始めたブログでもあるので、今後もドミニオンの記事は増やしていこうと思います。よろしければお付き合いください。

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