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「宝石の煌き:デュエル」ボードゲーム紹介とレビュー。と「宝石の煌き」との違いは?

今回はホビージャパンさんより日本語版が発売されているボードゲーム「宝石の煌き:デュエル」のゲーム内容を紹介していきます。

あの大人気タイトル「宝石の煌き」が二人専用ボードゲームになったということで、違いを気にしている人は多いと思います。

「宝石の煌き:デュエル」がどういうボードゲームなのか、「宝石の煌き」との違いに絞って、ルール紹介とレビューをしていきます。

「宝石の煌き:デュエル」基本情報

デザインSystem: Marc André、Bruno Cathala
Art: Davide Tosello
プレイ時間約30分
プレイ人数2人
対象年齢10歳以上
版元SPACE Cowboys
日本語版販売ホビージャパン
日本語版発売日2022年11月
希望小売価格3,960円(税込)

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「宝石の煌き:デュエル」ボードゲーム概要

ライバルのギルドとの競争に立ち向かえ!

あなたは宝石商ギルドの長。

ルネッサンス期の君主やお偉方のため、最高品質で威厳のある装飾品を作り、威信と富を積み上げていく。

だが、あなたには野心に満ちたライバルがいる。

今こそあなたの価値を示すときだ!

引用:ホビージャパン公式HP

宝石の煌きのフレーバーそのままですね。

宝石の煌きデュエルは、宝石の煌きを2人用ボードゲームにした作品になっています。

宝石の煌きは、もはや定番作品すぎて、正直フレーバーなぞ気にしている人皆無だと思いますが、あのボードゲームの裏には実はこんな感じの背景があったのです(笑)。

多分みんな、何となく宝石チップとカード集めて点数取るゲームだとしか思ってないよなぁ。。。

こうしてみるとカタンって凄いゲームの背景がわかりやすいゲームですね。

ちなみに「宝石の煌めき」ではなく「宝石の煌き」というタイトルになっているのは、検索性を考慮してわざとこうしているそうです。

「宝石の煌き:デュエル」と「宝石の煌き」の違い

ここでは「宝石の煌き」を知っている前提で、原作と本作「デュエル」の違いを中心にルールをまとめていきます。

基本ルールに結構テコ入れが入っています。

主な違いは以下になります。

  • 宝石の取得方法
  • 宝石の種類に真珠が追加
  • 特殊能力の追加
  • 特権の巻物
  • 勝利条件
  • 貴族の獲得条件

宝石の取得方法

原作では、場から好きなチップを取っていくだけの非常に簡単なルールでした。

宝石の煌きデュエルでは、5x5のチップ置き場に置かれたチップから連続でつながった3枚までを獲得する、という方法に変わりました。

黄金や連続していないマスを通り越してのチップは獲得できません。

これにより宝石資源の獲得自由度はかなり減りました。

相手に取らせなくないチップを取っておくなど、2人プレイならではの悩ましさが生まれるようになっています。

ちなみに宝石はドンドンなくなってくるので、使用済みのタイルをリシャッフルして再度場に補充する方法も存在します。相手がリシャッフルすると自分には多少の見返りがあります。

宝石の種類に真珠が追加

原作の宝石は、赤青白緑黒の5色にオールマイティの黄金の6種類でした。

宝石の煌きデュエルでは、これにピンクの真珠の宝石が追加になっています。

他の宝石が4個ずつ存在するのに対して、この真珠は2つしか存在せず、数が少ないため希少です。

更に真珠を必要とするカードはそれなりに多いため、重要な宝石の1つです。

特殊能力の追加

原作の宝石の煌きでは、カードに特殊効果はついていませんでした。

一応拡張セット「宝石の煌き:都市」を入れると特殊効果を持っているカードも登場するようになりましたが、多くの人は特殊効果が無い宝石の煌きを楽しんでいるでしょう。

宝石の煌きデュエルでは、特殊効果を持つカードが複数存在します。

特殊効果は以下の通り

追加ターン連続でもう1ターンプレイする
特権を得る特権の巻物トークンを1つ獲得
宝石を奪う対戦相手から黄金以外の宝石トークン1を奪う
宝石を獲得ボード上からプレイした宝石カードと同じ宝石1を獲得
宝石ボーナスをコピー獲得済みの宝石カード1枚のボーナスの色のコピーとなる。

世界の七不思議デュエルでもありましたが「追加のターン」がこの中では比較的強力な効果な気がしますね。

特権の巻物

原作には全くなかったルールです。

特権の巻物トークンが3つ存在し、これを使用することで、盤面の好きな宝石トークン1を獲得することが出来ます

宝石があと1個足りないといった状態で、痒いところに手が届く非常に便利なトークンです。

この特権トークンを得る方法はいくつかあります。

  • ゲーム開始時に後手番が1つ獲得
  • 同じ色の宝石3つを一度に獲得した
  • 真珠真珠の宝石2つを一度に獲得した
  • 相手プレイヤーがボード上に宝石を置きなおした

共通置き場に特権トークンが無い場合は、相手プレイヤーから奪うことが出来ます。

宝石ボードへの補充など結構頻繁に特権は獲得されるので、特権はある程度使っておいた方がよさそうですね。

勝利条件

勝利条件が大きく変更になりました。結構大きな違いです。

以下の3つの何れかを満たした方が勝利です。

  • 20勝利点を得る
  • 王冠を10得る
  • 1種類の色のカードから10勝利点を得る

王冠は、カードに王冠トークンが付いているものがあり、その数が10に達すると勝利になります。

これにより単純に勝利点だけを目指すことが正義なゲームではなくなりました。

貴族の獲得条件

原作では、貴族は一定枚数の宝石カードを獲得したプレイヤーが得られる勝利点でした。

宝石の煌きデュエルでは、貴族カードは4枚存在し、「王冠」の獲得が3、6になったタイミングで、1枚ずつ得られるようになりました。

なので勝利点だけ目指してしまうとこの貴族カードは得られません。また、先取り要素はありますが、他プレイヤーが貴族を2枚獲得したとしても、自分用の貴族は2枚あります。

ただ、貴族には能力がついているため、どの貴族を獲得するかでそれなりに強弱は分かれてきます。

宝石の煌きデュエルと原作との違いは異常になります。

「宝石の煌き:デュエル」レビュー

宝石の煌き:デュエルのレビューになります。

原作に近い拡大再生産の気持ちよさ

宝石の煌きデュエルでは、原作の基本的な流れは全く変わっていません

宝石を獲得して⇒宝石カードを獲得して⇒より高価な宝石カードを獲得していく

この流れは全く同じです。

ここの拡大再生産の気持ちよさは原作と全く同じで、元の宝石の煌きが好きな方はしっかり楽しめると思います。

宝石獲得の悩ましさ

ある程度自由に宝石を獲得できた原作と比べると、宝石の煌きデュエルでは盤面に並んだものから獲得なので、獲得可能な宝石はまさに一期一会です。

相手が盤面から取ってしまうと自分の分は無くなりますし、宝石を偏って確保しまくる作戦は取りづらいようになっています。

オリジナル宝石の煌きではLV3のカードを買うために最序盤から特定の色をガメ続けるような作戦が強いのですが、本作はその戦略はほぼ出来なくなっています。

宝石の総数は1色最大4枚など様々な上限があるので、LV3を目指し続けるのが正義ではなくなりました。この悩ましさは個人的には凄い良い変更点だと思います。

特権の巻物トークンの便利さ

宝石の煌きデュエルの新ルールとして、特権の巻物トークンが登場しましたがこれがかなり便利

こちらを使うと盤面から好きな宝石チップを持ってこれるため、臨時で使用可能なリソースとなります。

このトークンは結構簡単に手に入るため、後1枚宝石が足りない・・・というあるあるな状態に上手く対応できるようになっていて、気持ちよくプレイできるようになっています。

オリジナルの宝石の煌きと比較してどっちが面白いか?

オリジナルの宝石の煌きは言わずもがなの名作で、カタンやカルカソンヌのように、今や世の中では定番ボードゲームの1つになっています。

元々の宝石の煌き自体が、実は2人用作品としてかなりバランスが良かった人気作品です。それをわざわざ2人用にしたということに対して、最初は個人的には蛇足感がありました。

ただ、いざプレイしてみると、確かにベースは同じなのですが、プレイ感はかなり変わっており、良い意味で期待を裏切られました

宝石の煌きデュエル楽しいです。

ルールはシンプルながら選択肢は多く、相手の動き方次第でこちらの動きも変わってくるため、かなり悩ましく頭を使う作品になっていました。

元々の宝石の煌きでは、あのカードが欲しいからこの宝石を取っておこう、位しかやりませんからね(笑)。それくらいシンプルだったわけですが、宝石の煌きデュエルは本当にかなり悩ましく、かなり考えることが多くなりました。

  • どの宝石カードを狙うか?
  • 宝石はどの3つを取るか?
  • 宝石が2つしかとらないが、再配置するべきかしないべきか?
  • 特殊能力付きとついてないものどちらを狙うか?
  • 勝利条件はどれを狙うか?

など。ルールが増えた分、悩ましさが倍増しています。

そういう意味で、欠点としては、考えすぎる人とプレイするとプレイ時間が伸びてしまう点がありますかね。

私はあまり深く考えすぎずに、今思いつく最適解を打っていく感じのプレイをするタイプです。むしろ考えないで浮いた時間を別のボードゲームに使いたいとか思ってしまいます。1つのボードゲームに60分かけるなら、30分で終わらせてそのボードゲームを2回遊ぶ方が良い、って考えですね。

そんな感じで、2人用により複雑で悩ましくなったのがこの宝石の煌きデュエルです。

個人的には通常版の宝石の煌きに関しては、兎に角ピッタリ勝てる勝利点を狙ってカードをキープしていく戦略が強いなど、ある程度勝ち方が決まってしまっている欠点がある作品だと思っているので、面白いとは思いつつもそこまて太鼓判する作品ではありませんでした。

一方で、宝石の煌きデュエルは、勝ち筋が色々あり特定の戦略が強いなどはまだ無く、新鮮にプレイ出来て楽しいです。

私の周りでも賛否両論で、つまらないという評価をしている人は一人もいませんが、元々の宝石の煌きの方が好きという人と、宝石の煌きデュエルの方が好きという人で、半々位になっていました。

私個人的には宝石の煌きデュエルの方が好きですね。これは面白い。

総合評価

評価:★★★★★★★★☆☆(8点)

久しぶりの2人専用作品での個人的ヒット作ですね。

元々の「宝石の煌き」の面白さを上手く昇華させている作品で、しばらく2人用の定番作品となりそうです。

私の周りでも宝石の煌きデュエルに関しては高評価な人ばかりで、私個人的にも文句なしに高評価を付けて良い作品です。

ちなみに最近の私の2人専用ボードゲームの定番作品はアンドーンテッドノルマンディープラスです。

>> アンドーンテッドノルマンディープラス:ルール紹介とレビュー

良かったらこちらもチェックしてみてください。

「宝石の煌き:デュエル」内容物

  • 勝利タイル 1枚
  • 宝石カード 67枚(68.5×44mm)
  • 王侯カード 4枚(68.5×44mm)
  • 特権の巻物 3つ
  • トークン 25個
  • ボード 1枚
  • ルールブック 他

「宝石の煌き:デュエル」のスリーブ

宝石カードと王侯カードの71枚のカードが入っています。

  • カードスリーブ:ミニユーロサイズ 67mm x 44mm(71枚)

遊ぶ毎に必ずシャッフルするゲームなので、スリーブはあった方が良いでしょう。

ホビージャパン公式だと68.5 x 44mmとなっていますが、宝石の煌きデュエルのカードサイズはミニユーロサイズなので、67mm x 44mmが正しそうです。

ちなみにうちの宝石の煌きのスリーブはものすごいボロボロになっています。

▼宝石の煌きデュエルにピッタリサイズのミニユーロスリーブ

「宝石の煌き:デュエル」紹介のあとがき

以上、ボードゲーム「宝石の煌き:デュエル」のゲーム紹介でした。

元々原作「宝石の煌き」がかなり評価の高いボードゲームというだけあって、既にかなり品薄人気状態になっています。

2人用になると途端に微妙になる作品も多い中で、本作は上手くまとまっていて普通に面白いと思います。

気になる人はチェックしてみてください。おすすめです。

2人プレイ向きなボードゲームはこちらもおすすめ

▼2人プレイ向きのおすすめボードゲームのまとめ

▼見た目によらずかなり良くできた2人専用ボードゲームの新定番作品の1つ

▼デッキ構築のボードゲームが好きならドンピシャの作品

2 COMMENTS

TEENO

コメントありがとうございます!
パール(=真珠)とオパールをごっちゃになってました(笑)。
修正します。

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