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Guilty Gear Strive:ギルティギアのボードゲーム紹介とレビュー

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こんにちはTEENOです。

今回はギルティギアのボードゲームを紹介します。

ギルティギアのボードゲーム:Guilty Gear Striveは、あの名作格闘ゲームギルティギアの最新作Guilty Gear Striveをボードゲームにした作品です。

今回英語版で製品版の発売前にテストプレイできたので、内容を紹介していきます。

Guilty Gear Strive:ギルティギアの概要

引用:BGG

ギルティギアのボードゲームの概要紹介をしていきます。

ギルティギアとは?

ギルティギアは、かの有名な「ストリートファイター」シリーズのような、2DのTV格闘ゲームの1つです。

20年以上前から発売されているシリーズで、今なお新作が出ている位、日本でかなり人気の高いTV格闘ゲームの1つです。

他の格闘ゲームに比べたギルティギアの特徴としては、かなり強力なコンボや立ち回りが可能な点でしょうか。

どのキャラクターを使っていても、1発強烈な攻撃が当たると、そこからコンボの連続攻撃で、1撃5割ダメージなど当たり前のゲームです。

また、上中下段攻撃で相手のガードを崩して、2択攻撃を永遠と繰り返すような、強烈な立ち回りもあります。

慣れたプレイヤーの方が圧倒的に強いため、初心者は入りづらいゲームかもしれませんが、一度コンボや立ち回りを味わってしまうと、このゲームの虜になること間違いなしの作品です。

Guilty Gear Strive the board game:ギルティギアのボードゲームとは?

Guilty Gear Strive the board game:ギルティギアのボードゲームは、その名の通り、ギルティギアをボードゲームに落とし込んだ作品です。

日本のアニメやTVゲームをモチーフにした作品を作ることで有名な「level99」が、英語版のクラウドファンディング経由で製作している作品です。

シューティングゲームをモチーフにした「バレット」や、遊戯王などのTCGをモチーフにした「ミレニアムブレード」など、色物に見えて予想以上に楽しめる作品を多く作り出してきています。

今回そのLevel99となじみの深いアソビションが日本語版を製作するようです。例によってクラウドファンディング経由での製作のようですが、2023年10月現在、まだクラウドファンディング募集のお知らせは来ていません。

アソビションさんから日本語化されているLevel99さんの作品は、何れも色物に見えるようで非常に面白いボードゲームなので、是非チェックしてみてください。

ギルティギアのボードゲーム ゲームルールとシステムの紹介

ここからは、ギルティギアボードゲームの内容を紹介しつつ、その中で簡単にルール紹介とレビューをしていきます。

今回遊んだのはこちら。

ギルティギア ストライブ:ボードゲーム!

「デモパック」と書いてある通り、完全版製品の「お試し版」のようなボードゲームです。

完全版だと20キャラクター近くが収録される予定ですが、このお試し版は、主人公である「ソル」とそのライバルである「カイ」の2キャラクターのみ使用可能です。

ちなみに、このデモパックはLevel99さんの公式HPから入手しました。

収録キャラクター

デモパックは、ソル・バッドガイとカイ・キスクの2キャラクターのみ収録

あとは「体力用のコイン」と「格闘用のステージ」が入っています。

このゲームは、基本的にはカードベースで遊ぶゲームになっており、固有のキャラクターカードが大量に登場します。

主人公ソルのデッキ。

原作を知っているならニヤニヤできるカードが大量に入っています。

主人公のライバルカイのデッキ。

こちらも同様に原作好きにはたまらないカードの数々。

デッキには、「投げ」や「ガード」など、全キャラクター共通の基本カードと、必殺技などの各キャラクター固有のキャラクターカードが入っています。

製品版の収録キャラクター

引用:BGG

ちなみにギルティギアのボードゲーム製品版では20体のキャラクターが収録される予定です。

ベースは本作のタイトル通りにギルティギアの最新作「Guilty Gear Strive」から収録されています。

昔から遊んでいる人なら、自分の持ちキャラクターは大体、収録されているのではないでしょうか?

勝利条件

  • 相手の体力を0にした
  • 相手のデッキが2回尽きた

体力は各キャラクター30で、これを0にするのが勝利条件です。

もしくはタイムアップとして、デッキが2周尽きたら、尽きた方の負けです。

デッキからカードを引けなくなったらリシャッフルが入るのですが、2度目のリシャッフルで負けです。

ただ、私は何度かプレイしましたが、デッキ切れで決着することはかなり稀ですね。大抵は殴り合ってデッキ1周目で決着することが多かったです。

流石公式プレイ時間15分のゲームです。

キャラクターコマの配置

中央の開始位置に各キャラクターセットしてラウンド開始

この中央のマスは、格闘ゲームのキャラクター位置を表しています。

体験版は、各キャラクターデッキの箱でキャラクターコマを代用しましたが、製品版にはアクリルのキャラクターコマなどがついてきます。

キックスターターのアップグレードキットで豪華なコマが付いているようですが、果たしてアソビションさんバージョンはどうなるやら楽しみですね。

アクション選択

このゲーム、基本的にはターン制で、毎ターン以下のアクションから1つを選択して実行します。

自分のターンが終わったら相手のターンです。

  • 移動:キャラクターコマを移動させる
  • 準備:カードを1枚引く
  • 加速:カード効果を使用。
  • 交換:手札を捨ててドロー
  • リシャッフル:捨て札をデッキに戻してリシャッフル
  • 強化:キャラクター固有効果を強化
  • 攻撃:攻撃カードを出す

上記アクション後に、更にカードを1枚引いたらターン終了です。

ただし、攻撃を選択したときだけカードドローはできません。なので攻撃し続けていると徐々に手札が減って選択肢が減るので、どこかで間を置かないといけなくなります。

このゲームで一番重要なのが「攻撃」アクションで、それ以外は攻撃のための準備行動という感じですね。

ゲージの概念

格闘ゲームでおなじみ「ゲージ」のシステムがあります。

相手に命中した攻撃カードは、ゲージ置き場に溜まります。それ以外にも特殊効果でゲージに溜まるカードもあります。

ゲージを消費する(ゲージ置き場のカードを捨て札に送る)ことで、様々な強力な効果を発動可能になっています。

  • 超必殺技を使用
  • キャンセルを発動(いわゆるロマンキャンセル)
  • キャラクターの強化

カイの4ゲージ技の「ライド・ザ・ライトニング」。

シリーズ初期からの、カイの代名詞ともいえる超必殺技です。

このカードを「攻撃」で使用するためには、4ゲージ消費が必要です。

キャラクター固有能力

各キャラクターは固有の特殊能力を持っています

本作主人公ソルの固有能力

  • 攻撃した際、このターンにロマンキャンセルを使用していた場合、パワー+1

キャンセルを使用すると攻撃時のパワーが上がるパワータイプの効果。

ソルはギルティギアシリーズの主人公なのでですが、原作でもオーソドックスな性能を持ちつつも、スピードとパワーで押しつぶしていくタイプのパワー系キャラクターです。

キャラクター強化アクションで、3ゲージ支払うことで強化されます(カードを裏返す)。

強化版がこちら。

  • 攻撃した際、このターンにロマンキャンセルを使用していた場合、パワー+2

さらに破壊力が増し、圧倒的な火力で押しつぶすことが出来ます。

ソルはキャンセルと攻撃を上手く組み合わせて、大ダメージを狙っていくキャラクターになっているようです。

主人公のライバル「カイ」はこのキャラクター効果

  • 1ターンに1度だけ、「ロマンキャンセル」を発動すると、1歩前進か後退してもよい。

キャンセル効果を駆使することで、敵との距離を調整できる素早さ重視の効果。

このゲームは相手との位置関係が重要ですが、通常の移動には1アクション消費してしまうので、それをキャンセルのついでに移動できるのは中々汎用的に便利ですね。

原作の「カイ」は基本的には立ち回り重視のバランスタイプのキャラクターで、ストリートファイターの「リュウ」や「ケン」のような立ち位置ですね。

バランスタイプとは言っても弱いわけではなく、バランスタイプでもガンガン火力が出るのがギルティギアの魅力です。

強化アクションで、2ゲージ支払うと強化されます(カード裏返し)。

  • 1ターンに1度だけ、「ロマンキャンセル」を発動すると、1ドロー。更に1歩前進か後退してもよい。

強化前の効果に、更にカードドローがついて更に立ち回りがしやすくなる効果になりました。

何をするにしても手札を消費するゲームなので、カードドロー効果はかなり強い気がします。

カードの見方と攻撃の流れの説明

カードの見方を、全キャラクターが持っている基本性能のカード「Focus(パンチ?)」で説明すると。

  • レンジ:相手がこのレンジにいないと攻撃が当たりません
  • パワー:相手に当てた際の攻撃力
  • スピード:相手と自分どちらが先に攻撃できるか
  • アーマー:攻撃を受けた際に減らせるダメージ量
  • ガード:この値を超えるダメージを受けると反撃が出来ない
  • 特殊効果:このカード固有効果(パンチなら:あなたは押されも引かれもしない。攻撃後に1ドロー)
  • ブースト効果(キャンセル可能):ブーストアクション時効果(パンチなら:攻撃をしかけたのがあなたなら、相手の攻撃カードはワイルドスイング(デッキトップからランダム)になる。)

このゲームの「攻撃」アクションの流れは、攻撃を仕掛ける側が裏返してカードを1枚出し、仕掛けられた側も反撃で何らかのカードを1枚裏返して出します

スピード

それらを一斉に公開して「スピード」が速い方のカードから処理して、それが終わったら「スピード」が遅い方のカードを処理します。

スピードが遅い技は相手に先制されるということです。

レンジ

ただし、攻撃が命中する「レンジ」にいなければ攻撃は当たりません。レンジ1の技は、相手との距離が2以上の場合は当たらないということです。

格闘ゲームの距離の概念そのものですね。

パワーとアーマー

攻撃した側の「パワー」から、攻撃を受けた側の「アーマー」の値を引いた値が、攻撃受けた側が受けるダメージになります。

ガード

重要なのが「怯み」の概念。攻撃を受けた側の「ダメージ」が「ガード」を超えると、受けた側は怯み状態になります。

スピードで負けているキャラクターがひるんだ場合、その後の反撃が出来なくなります。先に攻撃した側は怯みは特に影響ありません。

特殊効果

「特殊効果」は、カードの攻撃時に発動する効果です。「攻撃後」「攻撃前」「命中時」など条件が付いているものが多いです。

ブースト効果

一番下の背景色違いに書かれている部分はブースト効果です。

「即時効果」や「次回攻撃時」に影響を与える、特殊な効果を発動できます。

  • 即時効果:4マス移動する
  • 次の攻撃時効果:攻撃はEX技になる(全能力+1)

このような様々な特殊効果がカード毎に用意されています。

ブースト効果は、アクション「ブースト」としてこのカードを使用した時の効果なので、攻撃時に出したときには全く参照されません。

ロマンキャンセル

原作同様にこのゲームには、アクションのキャンセル(隙消し)が用意されています

通常だと隙の大きい攻撃でも、ゲージを支払ってキャンセルすることで、その隙を消して更に連続コンボを叩きこめるという、ギルティギアの代名詞のようなシステムです。

ブースト名のところに「1」と書かれているのは、そのカードは1ゲージ消費することで、ブースト効果をロマンキャンセルできるということです。

ブースト使用はアクションなので、通常は手番終了なのですが、このキャンセルを発動すると、ブースト後に更に連続で自分のアクションが選択可能です。

原作でも、一定量のゲージを消費して、コンボを繋いだり、より有利な立ち回りを行うことが出来て、それが大きな魅力の1つでしたが、それを再現しているシステムです。

ロマーンチック。

戦闘中の例

ここからは戦闘雰囲気をリプレイで紹介します。

戦闘1ターン目

移動アクションなどを駆使して、お互い近距離の状態。

ソルのターン。ソルがアクション「攻撃」を選択。攻撃を仕掛けカイが応戦

お互い出したカードは、ソルの強烈な必殺技「ヴォルカニックバイパー」とカイの強烈な超必殺技「ライドザライトニング」。

スピードは、「ヴォルカ」が5で、「ライド」が1。ヴォルカニックバイパーの方が早い。

「ヴォルカ」のレンジは1なので射程OK。

ヴォルカニックバイパーは、通常パワーは3だが、特殊効果で「攻撃を仕掛けた側ならパワー+2」なので合計パワーは5。

一方カイのライドザライトニングは、アーマーが2なので、カイが受けるダメージは5-2=3ダメージ。小ダメージを受けました。

ここで怯みチェック。3ダメージは、ライドザライトニングのガード6を突破できないので、カイはひるまず次はカイの反撃。流石にガード6は強いな。。。中々突破できる値ではありません。

スピードの早いソルの攻撃が終わったので、次はカイの攻撃

ライドザライトニングは、発動前に前に4マス移動可能。射程1の技だがこれまた流石に強いな。流石ゲージ消費の大技です。現状は、既に射程1で接近済なので効果なし。

ライドザライトニングのパワーは6で、ヴォルカニックバイパーはアーマーが0なので、ソルは6ダメージの大ダメージ。

また、ライドザライトニングの特殊効果で、攻撃が当たった場合、相手を2マス押し出してアドバンテージ。アドバンテージは次のアクション権がもらえるということ。

結果、ソルを2マス吹っ飛ばして、壁際まで追い込みました。

梅原が~!画面端~!

戦闘2ターン目

次はアドバンテージを得たカイのターン(アドバンテージを得なくても元々カイのターンですが)。カイは攻撃を選択し、ソルも応戦します。

現状の相手との射程は3なので、お互いが飛び道具を使用。

ソルは「ガンフレイム」。カイは「スタンエッジ」。

原作を知っていたらニコニコしてしまう技ばかり出てきますね。

スピードはガンフレイムの方が早く、同様にパワーからアーマーを引いて、カイに4ダメージ。その後ガンフレイムの特殊効果で、ソルがアドバンテージを得て、+2アーマー得て、2マス近づく。

一気に射程1まで接近。

次はカイのターンでスタンエッジを放つが、スタンエッジの射程は2~6。これは射程外のため命中せず不発に終わる。

こんな感じで現在の射程は非常に重要で、更に相手の攻撃のスピード&特殊効果次第では、攻撃があっさり外れてしまうことも。

戦闘3ターン目

次はソルのターン。ここでソルは一気に攻勢に。

この「足払い」のカードを、ブーストアクションとして使用。

ブーストアクションとしてのこのカードの効果は「BADASS(強気)」。「パワー、スピード、アーマー、ガードが+1」(次の攻撃時に効果消滅)。

攻撃に使用するカードは通常1枚だけなのですが、同じ攻撃カードが手札にあればそれを2枚同時に消費すると、技がEx効果になって「パワー、スピード、アーマー、ガード+1」にできます。それと同様の効果をブーストアクションで発動するのがこのカード。

更にこのブーストはキャンセル対応技です。1ゲージを支払ってロマンキャンセル

キャンセルは、発動すると連続で自分のターンになるという代物。原作のロマンキャンセルのように、連続で効果を叩きこめます。

戦闘4ターン目

更にソルのターンが続きます。

ソルは攻撃を選択。カイも応戦。

ソルは必殺のゲージ消費技「タイランレイブ」。カイは何か強烈な攻撃が来ると予想して「防御」のカードを選択。

タイランレイブなども初期からあるソルの代名詞的な超必殺技ですね。原作ファンにとってこれは嬉しい。

スピードはタイランレイブの勝ち。

ソルは、前のターンでブースト技を使ってタイランレイブをEx化させているのでパワー+1。更にソルはキャラクター固有能力で「キャンセルするとそのターンのパワー+1」なので、合計5のパワー。

特殊効果は、「相手を2マス押し出す。2マス未満しか押し出さなかったら+2パワー」。つまり相手を壁にぶつけると威力が増すということですね。

ソルはこんな感じで、キャンセルを駆使することで、火力をガッツリ上げて攻撃するキャラクターになっているようです。

タイランレイブは、ゲージ消費技の割には、スピード1でアーマーもガードもついておらず、かなり弱いような。。。と思って見直しましたが、これスピード7ですね(1に見えたw)。なので、超スピードでほぼ確実に先制がとれる&相手を押し出して相手の攻撃を妨害できる、ということで中々の効果でした。

一方、カイが使用した「防御」カードは、比較的低コストで敵からのダメージを減らせるカード。

基本アーマーは2だが、フォースを支払うことで、更に防御力を上げることが可能。手札を2枚捨てて+4防御。合計7防御でタイランレイブのダメージを防ぎきれました。

  • フォースの概念:フォース(手札)を支払うことで強化可能になる様々なアクションが用意されています。手札1枚捨てると1フォース。ゲージ1消費すると1フォース。

激しい戦いです。こんな感じで、攻防が続いていきます。

ギルティギアのボードゲーム レビュー

ギルティギアのボードゲーム:Guilty Gear Strive: board gameを遊んでみたレビューになります。

これは面白いですね。完全に2人対戦専用の格闘系ボードゲームを上手く再現しているゲームです。

TV格闘ゲームをボードゲームに落とし込むって、結構チャレンジングなテーマだと思うのですが、またlevel99さんがやってくれました。

基本システムは紹介した通りなのですが、本作のボードゲームとしての本質は「読み合い」「捌き合い」にあると思います。

格闘ゲームのアクションって、じゃんけんのような、3すくみになっていることが多いです。

「パンチ」には「防御」。「防御」には「投げ」。「投げ」には「パンチ」。みたいにそれぞれのアクションに有利不利があります。

このギルティギアのボードゲームでも、そこは上手く再現されています。

「超必殺技」のような強烈な攻撃も「防御」すれば無傷で耐えられます。「防御」された場合は「投げ」や「ダスト」を使うと防御無視のダメージを与えられます。「投げ」や「ダスト」などには、「超必殺技」などの大技が効きやすいです。

こんな感じで、3すくみのような読み合いをベースにして、そこに、移動アクションやブーストやキャンセルなど、多くの選択肢を増やしたのが本作のシステムと言えます。

どのカードが手札に来るかはお互い完全にランダムなので、そこは運要素も入ってきますが、カードの枚数は決まっているので相手が持っているカードを予測しながら、こちらの立ち回りを考えるのがよさそうです。

TV格闘ゲームのように、キャラクターの使い方・使いこなしが重要で、どういうカードを持っているか、そのカードはどういうタイミングで使うのが効果的か、などを分かった上でプレイすると更に楽しくなりそうです。

この距離ならとりあえず飛び道具技を打っておこう、とか。相手のゲージが溜まっているので大技が飛んできそうなので防御しておこう、とか。敢えて懐に潜り込んで投げを狙おう、とか。

通常の格闘ゲームで考えるような、こういう読み合いが、非常に面白いボードゲームですね。

多分、そういうカードの上手い使い方がわからない状態だと、ただのレバガチャして遊んでいる格闘ゲームのように、上手いプレイにはならないでしょう。まあそれはそれで楽しいかもしれませんが(笑)。

私も最初遊んだ感じだと、闇雲プレイで正直良くわからないプレイ感だったのですが、2回3回と遊ぶうちにカードの使い方がわかってくるとドンドン楽しくなってきました。

リプレイ性も高く、キャラクターバリエーション20体とが尋常じゃない数用意されています。

「ソル」と「カイ」を遊んだ限りだと、各キャラクターは上手く特徴づけられているようで、TV格闘ゲームのように1つのキャラクターを極めても楽しそうですし、様々なキャラクターを使いこなしても新鮮なプレイで楽しめそうです。

欠点としては、システムの特徴的な表現が多いので、英語版だとカードの効果等がややわかりづらい点ですね。これは日本語化に大いに期待したいところです。

ちなみに本作のように格闘ゲームをモチーフにしたボードゲームとしては、バカファイヤーパーティさんの「桜散るよに決闘を」があります。

「桜散るよに決闘を」は完全にオリジナル作品で、かなり根強いファンが多いボードゲームになっています。こちらもおすすめなので紹介しておきます。

終わりに

以上、ギルティギアのボードゲームの紹介でした。

本作は結構文字が多いので、これは日本語化が早く待ち遠しいボードゲームですね。

原作好きには最高ですし、原作知らなくても2人用のボードゲームとしてかなり楽しめると思います。

アソビションさんからの日本語化、楽しみに待っています。

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