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「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」完全日本語版 ボードゲーム紹介とレビュー

今回はアークライトさんより発売の「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」完全日本語版のゲーム内容を紹介していきます。

2人用ボードゲームでヒット作品を連発しているコンビ「トレバーベンジャミン」さんと「デイビットトンプソン」さんの2人専用の作品です。ただならぬ名作の匂いがしますね。

更に日本語版は1~4人まで遊べる拡張コンポーネントも最初から同梱という大盤振る舞い。凄い。

ということで「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」完全日本語版がどういうボードゲームなのか、ルール紹介と所感になります。

「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」基本情報

デザインSystem:
 Trevor Benjamin, David Thompson
プレイ時間45~60分
プレイ人数1人, 2人, 4人
対象年齢14歳以上
版元Osprey
日本語版販売アークライト
発売日2022年6月16日
希望小売価格6,380円(消費税10%込)

「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」ボードゲーム概要

2019年ゴールデンギークベストウォーゲーム受賞!

本作は、ノルマンディー上陸作戦以降の連合軍反攻を題材に「米軍」とそれを迎え撃つ「ドイツ軍」の戦いを再現したデッキ構築型の戦術カードゲームです。

プレイヤーは歩兵小隊の指揮官となり、拠点制圧、敵の撃破など、シナリオごとに設定された陣営の勝利条件を満たします。それぞれのシナリオは実際の軍事作戦を基に作られており、時系列順に遊べれば、次第にゲームに慣れていき、ゆくゆくは規模の大きい作戦に挑戦することができるでしょう。

戦いの流れを読み、カードを使って攻撃や偵察、潜伏、募兵などのアクションを的確に行い、勝利をその手に掴みましょう! 完全日本語版は、基本セット+拡張セット(ソロプレイルール、4人用ルール、戦車の追加カード、追加シナリオ)が加わったオリジナル版となっています。

引用:アークライト公式HP

「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」は、2人専用のデッキ構築型のウォーゲームです。

原題は「Undaunted Normandy, Undaunted Reinforcements」。不屈のノルマンディ。不屈の増援という感じ。

「ノルマンディー上陸作戦」と言われる歴史上の出来事を題材にした作品になっています。

システムとしては2人専用「デッキ構築」「シナリオ」「ウォーゲーム」「陣取り」という感じ。

シナリオベースのゲームで、各シナリオはノルマンディー上陸作戦の1シーンを切り取ったものになっており、各シナリオ固有のマップボードで戦うことになります。プレイヤーは「アメリカ軍」と「ドイツ軍」の各陣営に分かれて、それぞれ戦闘しつつ拠点制圧して目標点を稼ぐことを目指します。

本作、元々は2人専用ボードゲームなのですが、何と日本語版だけの特典として「ソロプレイ」用のモードや「4人用ルール」、その他拡張セット相当のコンポーネントが同梱されています。

これは非常に嬉しいですね。

アークライトさんの公式HPでもアピールされていますが、世界最大のボードゲーム掲示板Board Game Geekで毎年開催されているアワード「ゴールデンギーク賞」において、2019年に「ベストウォーゲーム大賞」を受賞しています。

デザイナーはトレバーベンジャミン」さんと「デイビットトンプソン」さん。「ウォーチェスト」や「マンダラ」「グレートプレインズ」といった、2人専用ボードゲームで非常に評価の高い作品を世に送り出してきた方で、本作もこれら名作のノウハウをふんだんに活かした作りになっています。

本作も例に漏れずに既に海外では非常に高評価の作品となっており、大変気になるところですね。

「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」ルール概要

ここでは「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」のルールをざっと紹介していきます。

シナリオのセットアップ

遊ぶシナリオを選択します。シナリオによってそれぞれセットアップするボードの形態や軍隊の初期配置、目標が異なります。

基本セットには12のシナリオが入っていますが、日本語版は拡張セット入りなので、さらなる追加シナリオが入っています。

1から遊んでいくのもいいでしょうし、気になるシナリオを順に遊んでいくのも良いでしょう。

▼チュートリアル的なシンプルな最初のシナリオ

序盤のシナリオは新ユニットのチュートリアルにもなっているため、最初は1から順にやっていくのが良いでしょう。

勝利条件

  • 制圧得点を一定以上稼ぐこと
  • もしくは、敵兵力の全滅

勝利条件はシナリオに書いてありますが、基本的には兵士を派兵して、マップ上の拠点を制圧して、それで得られる制圧点を一定得点以上稼ぐことが目的になります。

各シナリオの作戦の要となるような拠点は得点が高く設定されており、そこの確保に向けて各陣営が熱く火花を散らすことになります。

良くある陣取りゲーム要素ですね。

一定の敵兵力をボードから除去した場合にも勝利となります。

各ターンの流れ

以下の流れで各ターン進行します。

  1. カードドロー
  2. イニシアチブの決定
  3. カードのプレイ

①カードドロー

各プレイヤーは「デッキ」を持っており、自分のデッキから4枚カードをドローするところから各ラウンドは開始されます。

自分のデッキはどんどん強化されていくため、強力なカードを確保しておけばその分ここで引く可能性も高くなります。

②イニチアチブの決定

4枚のカードの内、各プレイヤー秘密裏に1枚選択して提示します。

カードの左上がイニチアチブの値で、イニチアチブ値が大きいプレイヤーが先手を取って行動できるようになります。

イニチアチブに使用されたカードは、使用できず捨て札になります。

③カードのプレイ

残った3枚のカードを順番にプレイしていきます。

これらカードによって盤面のコマが行動することになります。

各カードには「対象の兵力」「可能な行動」が書かれており、それらから選択してどのユニットをどういう風に行動させるかを決めます。

▼様々な能力を持つユニットが登場します

可能なアクションは以下のようなものがあり、ユニットによってそれぞれ取れる行動が変わってきます。

  • 偵察:マスを偵察して、そのマスに他ユニットを移動可能にします
  • 移動:ユニットを移動。偵察済マスにしか移動できません。
  • 攻撃:該当のユニットから敵ユニットを攻撃。ダイスと防御力を比較して成否判定。
  • 制圧:現在地点のマスを制圧します。
  • 補強:サプライからカードを獲得してデッキ強化

攻撃を受けると10面ダイスで判定を行い、ダメージ判定となると、自分の手札やデッキや捨て札から攻撃を受けたユニットのカードを除去します。

このためユニットがダメージを受けると、そのユニットを行動させるためのカードがガンガン減っていくことになり、最終的にマップから除去されることになります。

また、ドミニオンなどでおなじみの「呪い」カードのようなお邪魔カードも入っており、偵察をしたり相手の妨害を行うことで、デッキを圧迫するようになります。

偵察しつつ、兵力を移動させつつ、敵を撃退して拠点を制圧していきます。各タイルの右上に置かれている数字チップがそのタイルの制圧点になっています。

カードが尽きたらまた4ドローして、どちらの陣営かが勝利条件を満たすまで戦い続けます

こんな感じで基本的な動きはそれなりにシンプルな作りになっていると思います。

「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」所感

遂に日本語版の発売日が決まった「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」。英語版の事前評価は非常に高く、更に日本語化決定アナウンスも比較的早い段階でアークライトさんから発表されており、待ちわびていた人は多かったんじゃないでしょうか。

私もその1人です。

「デッキ構築型」ボードゲームということで、基本的なシステムの楽しさは保証されつつも、本作品独特のしっかりと面白いオリジナルの仕組みが入った作品になっています。

デッキ構築のカードを使って盤面のユニットを操作して、盤面に戦略を展開していき、勢力争いをしていく。デッキ構築の特徴であるお邪魔カードで足が遅くなる仕組みなども上手く取り入れられており、盤面の陣取りとデッキ構築が上手く絡み合っていて非常に面白そうです。

デッキ構築+レースゲーム、デッキ構築+ワーカープレイスメント、デッキ構築+ダンジョン探索など、デッキ構築は基本的にボードゲームを面白くするのに使いやすいシステムの1つだと思っていますが、似たようなデッキ構築型ボードゲームを私は知りません。非常にワクワクしますね。

陣取り+バック構築の2人用ボードゲームの名作「ウォーチェスト」のデザイナーというだけで、こういう陣取りと構築要素が入ったゲームに関しては、得意分野でしょう。世界的な評価を見るに、既に本作の面白さは保証されているも同然です(笑)。

陣取りウォーゲームということで基本的には戦略的な実力が濃く出るゲームと思いきや、「ダイスロール」「カードドロー」という運要素がしっかり入っており、誰がどちらの陣営を使っても、ちゃんと楽しめて勝てるようなバランス設計になっているようです。

▼シナリオ毎に異なる舞台で、各陣営が入り乱れて拠点をかけた戦闘を行っていく

また、日本語版のみで拡張パックが最初から入っているのは非常にポイントが高いと思います。私はソロプレイボードゲームが大好きなので、1人プレイのプレイ感がどんなものか非常に楽しみにしています。

同様に4人プレイでもどういうゲームになるのか是非遊んでみたいですね。

戦争をテーマにしたボードゲームということで、若干今のご時世でタイミング良くなかった気もしますが、これを逃すと更に悪くなる可能性もあるので、出すとしたら今しかないでしょう。

テーマ的に若干好き嫌いあると思いますが、テーマで判断するには惜しい位の2人用としての名作の1つではないでしょうか。発売が楽しみですね。

購入したらまたレビューを追記したいと思います。

「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」内容物

「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」の内容物です。

基本セットの内容に、1人で遊べる追加ルールや、4人で遊べる追加ルール用のコンポーネントが入っています。

基本ルール用

  • カード(63×88㎜):108枚
  • 地形タイル:18枚
  • 10面ダイス:4個
  • マーカー類:85個
  • ルールブック(R1):1冊
  • シナリオブック(S1):1冊

追加ルール用

  • カード(63×88㎜):32枚
  • ソロカード(120×180㎜):30枚
  • マーカー類:18個
  • 追加ルールブック(R2):1冊
  • 追加シナリオブック(S2):1冊
  • 基本ソロシナリオブック(S3):1冊

「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」のスリーブ

「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」のスリーブの種類と枚数は以下の通り。

メインとなるカード類はレギュラーサイズになっています。本作は「デッキ構築型」ボードゲームなのでかなりの回数リシャッフルすることになります。そのためスリーブ推奨です。

ソロ用カードは通常のスリーブサイズではないので、これをスリーブに入れるのは厳しいでしょう。

  • メインカード:63 x 88mm:140枚
  • ソロ用カード:120 x 180mm:30枚

「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」紹介のあとがき

以上、ボードゲーム「アンドーンテッド:ノルマンディー・プラス」のゲーム紹介でした。

2人専用ボードゲームのスペシャリストが作った非常に楽しそうな本作、私は即購入を決断してしまいました。「マンダラ」や「ウォーチェスト」など、このデザイナーさんが作られる2人用ボードゲームはどれも非常に良くできていて、外れないんですよね。。

また、1人用ルールや4人用ルールも追加されていて、2人以外で遊ぶ人にとってもかなりありがたいパッケージになっています。気になっている方は是非チェックしてみてください。

基本2人用という限定されたプレイ人数ではありますが、事前の注目度はかなり高い作品だと思っていますがどうでしょうね。「ウォーチェスト」がそうだったように、場合によってはまた品薄気味になるかもしれません。気になる方は早めにチェックしてみてください。

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