【2020年】海外ボードゲーマーが選ぶソロプレイ向きボードゲームランキング

今回は海外のボードゲーマーが選ぶソロプレイ向きおすすめボードゲームのランキングの2020年版を紹介します。

目次

【2020年】海外ボードゲーマーが選ぶソロプレイ向きボードゲームランキング

今年もソロプレイ向きボードゲームランキングの時期がやってきました。

今年の外出自粛の影響は日本もそうですが、海外でも大きな影響が出ていることは言うまでもありません。その影響もあり、国内外ともにソロプレイ向きボードゲームの需要が大きかった1年だったと思います。

このランキングは、世界最大のボードゲーム掲示板BGGにて世界中のボードゲーム好きがそれぞれお勧めだと思うソロプレイ向きボードゲームを投票し、それを得点化してランキング付したものになります。

私は2018年から毎年このランキングをチェックしていますが、年々の変化を踏まえて今年のランキングを紹介できればと思います。

また、私の旧サイト「TEENOのボードゲームレビュー」では1記事4万字という文字数制限があったため、毎年の紹介は25位以内の簡素な紹介にとどめていたのですが、こちらにサイトを移行してからはその制限もなくなりました。1記事の文字数制限が無いので書きたい放題です。

ということで、今年は25位外でも幾つか気になるボードゲームもピックアップしてご紹介します。

それでは行きましょう。

ピックアップ:100位:ペーパーテイルズ

2019年のドイツボードゲーム大賞エキスパート部門の候補作品にまでなった作品で、デザイナーは日本の上杉さん。エンゲームズさんから日本語版が発売されています。

寿命システムが特徴のドラフトカードゲームで、自国内を拡大再生産しながら両隣の国とは戦争を行って得点を稼いでいきます。使用するカードの組み合わせでプレイ感が全然違い、重そうに見えて実はそこまで重くなく比較的気軽に遊べるおすすめのゲームです。

このソロプレイランキングでは2018年は200位でしたが今年は何とキッチリ100位。このままのペースだと来年は0位になるんじゃないでしょうか。

という冗談がコメントで書かれるくらいのキッチリとしたランクアップ。拡張1を入れると公式にソロプレイルールが入り、リッチキングとのソロプレイの戦いを楽しむことが出来ます。

ピックアップ:97位:世界の7不思議DUEL

BGG総合ランキング16位と非常に高評価の2人専用ボードゲームです。元になったボードゲーム「世界の7不思議」よりこの2人用の方が評価が高いという珍しい作品。ただし、人気なのは当然2人用としてであって、ソロプレイとしては大した評価は受けていませんでした。

そんな例年ソロプレイランキングで圏外だった「世界の7不思議DUEL」が何と一気に100位内に。一体なぜだろうと思って調べてみたところ、何とこのコロナ禍のソロプレイ需要を考慮し、公式にソロプレイバリアントルールをPnPで公開しており、そのルールが中々いい出来とのこと。

↓気になる方はこちらからどうぞ(公式の英語サイトに飛びます)

https://print-and-play.asmodee.fun/7-wonders-duel/

これは楽しみということで何れプレイしたらレビューしたいと思います。。

ピックアップ:91位:ネメシス

BGGランキング30位の話題作ネメシスのソロプレイ評価はこの位置。2020年11月に日本語版がアークライトさんから発売されるということで日本では話題沸騰中の作品。

舞台は見たまんま映画エイリアンの世界で、宇宙船の中でエイリアンから逃げながら、個人のミッションの達成を目指す半協力型のボードゲーム。既に品薄状態で入手し損ねたのですが、果たしてそこまでガッツリ面白いのかは気になるところ。

仲間を裏切るミッションが与えられる場合もあるようで、人狼チックな正体隠匿プレイが必要となるのは好き嫌いがわかれそうな予感です。エイリアンに追われるドキドキ感やスリルが溜まらない人には最高のボードゲームでしょう。

そのネメシスがまさかのソロプレイランキングに登場。あれ?ネメシスってソロプレイ対応しているんだっけ・・・遊んだ方がいれば是非レビューをお聞きしたいですね。

ピックアップ:67位:ルート

非対称型ボードゲームと言えばこの作品。

最近日本語版でも待望の拡張1が発売されました。この拡張1を入れるとオートマBOTとのソロプレイや協力プレイが可能になるのですが、このオートマは正直イマイチなバランスで強すぎて嫌になるほどでした(何と私は5ターンキルされました・・・)

しかし、続くオートマ用の拡張ではかなりバランス調整された全種族のオートマが登場します。この拡張で公式のオートマ4種が追加されてから、ソロプレイの評価がうなぎのぼりになっているようです。

200位台→100位台→100位内、と毎年ガッツリ順位を上げてきています。

バランス調整後のBOT王国との戦闘は非常にエキサイティングで楽しめますし、ルートのルール把握にも適しています。ルートを遊びたくてたまらないという人にはもってこいですね。

当サイトでも読者様からリクエスト頂き全有志オートマのルールを公開しています。気になる方は是非チェックしてみてください。

ピックアップ:57位:クラウドスピア

海外のソロプレイで大人気のボードゲーム「Too Many Bones」を作っている新興ボードゲームメーカー「Chip Theory Games」さんの新作。このメーカーはコンポーネントがやたらリッチで値段も高い高級路線を意識した作品が多い印象です。

PCゲームの「League of Legend」のような流行りのMOBA(Multiplayer Online Battle Arena)タワーディフェンス系の対戦型ゲームをボードゲームにしようとした感じの作品。毎ターンプレイヤーの拠点からミニオンを出撃させ敵本拠地の破壊を狙う。ユニットの成長要素もあるし各陣営のチャンピオンユニットも登場する。

個人的には非常に面白そうで非常に注目していた作品なのですが、あまりの難易度と値段のせいかボードゲーム業界での評判はイマイチ上がっていない模様。

面白そうなのは間違いないのですが、パッと見た限りだとセットアップも大変そうですし、ルールもかなり複雑すぎるという印象。バランスをとるのも難しそうですかね。あとは値段が高くUSドルで2万円コースのようです。

一度くらいは遊んでみたいものですが機会があるかどうか。。。

ピックアップ:44位:マラカイボ

話題作マラカイボがソロプレイでかなりの高ランクにランクイン。日本語版がテンデイズさんから出ていますが発売後に一瞬で売り切れていましたね。

超人気の重量級ボードゲーム「グレートウェスタントレイル」の作者の最新作。カリブ海に船を浮かべて戦争したり冒険したり商品を売買したり勝利点を稼いでいく。

ソロプレイ可能とは聞いていましたがここまで高順位になるとは。ソロプレイはオートマが相手になるようです。何れプレイしたらレビューでも書きたいと思います。

ピックアップ:42位:グルームヘイヴン 獅子のあぎと

BGGランキングNo1のグルームヘイヴンの独立セットで、グルームヘイヴンの面白さを単体で味わうことの出来るセット。

グルームヘイヴンが3万円で手が出なかった人でも大丈夫です。超大作グルームヘイヴンの欠点だったサイズと値段を圧縮したことで遊びやすくなり、更に面白さは据え置きと、より万人受けしやすくなったという印象です。

グルームヘイヴンには登場してこないクラスや敵が登場するため、グルームヘイヴンクリアした人で楽しめる作品。

ソロプレイランキング初登場でいきなり42位はかなりの高評価。日本語版がアークライトさんから発売されるようなので楽しみに待っています。

ピックアップ:39位:ワンデッキダンジョン

ほぼソロプレイ専用のゲームとして人気は根強いですが、大分ランクダウンしてきたワンデッキダンジョンはこの位置。

ソロプレイ用でダンジョン探索ボードゲームということで、刺さる人は多いはず。ただ、ダイスゲームメインなのでダイス運が強く、コツコツダンジョン探索してキャラクターを成長させたにも関わらず、最後のボスにダイス目次第であっさり敗北してしまうという点が個人的には欠点だと感じた。

キャンペーンモードを使用するとキャラクター育成できるのと、それによる難易度の低下が見込めて丁度良いバランスになるのでおすすめ。

ピックアップ:スペースハルク(37位)、エイリアンデッキ構築ゲーム(32位)、マーブルデッキ構築ゲーム(31位)、レースフォーザギャラクシー(30位)

# 画像はレースフォーザギャラクシーシリーズの最新作ニューフロンティアです。

何と例年25位以内の常連だったこれらの作品が、軒並みランキングを落として25位外に。まあ25位という数字は別に意味はなく、私が勝手に毎年紹介するランキングの区切りとしているだけなのですが(笑)

逆に言えば25位以内に去年はいなかったボードゲームが複数登場しているということです。これは楽しみですね。

何れもカードベースのゲームです。カードベースのゲームがリプレイ性が高く、如何にソロプレイ向きなのかが良くわかりますね。

レースフォーザギャラクシーは昔ホビージャパンさんから発売されたっきり絶版状態で再販はかなり難しそうですし、他は版権の都合などで日本語化されることはほぼ無いでしょう。気になる方は英語版をプレイしてみるしかないでしょうね。

ピックアップ:28位:レネゲード(Renegade)

ソロプレイ向きと話題だったが、日本で購入している人を全く見かけない、パンデミックチックなデッキ構築型協力型ボードゲーム。

全知全能のAIに統治され人間がモルモット化している世界で、それに反発するレジスタンス達がAIに対してサイバーアタックを仕掛けるという世界観です。レジスタンスの隠れ家は何故か北海道札幌のススキノの地下という設定(笑)

モジュラーボードでカードでデッキ構築してパンデミックのように処理していく協力ゲームというだけでソロプレイが面白いというのが伝わってくる。

これをベストソロプレイボードゲームにあげる人もいる位に面白いらしく、何れソロプレイ用に購入しようか悩んでいたのですが、今年は28位と去年と比べると10位近くランクを落としており悩み中。

カードにテキストがみっちり書かれているため言語依存はかなり高めなので日本語版が出ると有難いのですが、日本語版は恐らく出ないので英語版を買ってしまうか悩ましい作品です。

25位:パンデミック

ここからランキングTOP25です。1作品ずつ紹介していきます。

今年はパンデミックが25位内にランクイン。去年は25位外でしたが、今年はやはり「パンデミック(=感染大流行)」という単語自体が大注目されたのが大きかったのかもしれません。

ドミニオンと同年代なので2008年発売と若干古めの作品ですが、ソロプレイ向きボードゲームとしての根強い人気は健在ですね。

協力型ボードゲームの金字塔ともいえる作品で、プレイヤーは協力しながら世界中に蔓延するウィルスの除去やワクチンの開発を目指すという非対戦型のボードゲームです。プレイしていないと人生損しているボードゲームの1つだと思います。

協力型ボードゲームはソロプレイに非常に向いており、1人2,3役でじっくり楽しむことが出来ます。

拡張2「科学の砦」を導入することで完全なソロプレイをすることも可能です。プレイヤーは1キャラクターのみを使用して世界中を巡ります。政府からの支援により毎ターンプレイヤーに行動ボーナス的なものが与えられるのが特徴です。

作者であるマットリ―コックさんがコロナに関してインタビューを受けていたり「パンデミック」は色々な意味で注目された1年だったと思います。

24位:アンダーウォーターシティズ

発売初年度の去年は50位だったアンダーウォーターシティズが、今年は伸びに伸びて24位にランクイン。

地上はもう駄目だ。海の中を開拓しよう。となった世界のボードゲームでプレイヤーは海の中にコロニーや生産施設を建築し開拓して街を発展させていくことになります。

良くテラフォーミングマーズに似ているといわれますが、確かにその通りで、大量のカードを使用することで自分の街を発展させていき、それにより収入も増えていくという拡大再生産系になっています。

テラフォーミングマーズとの大きな違いは、各人にプレイヤーボードが用意されており、そこに自分だけの都市やネットワーク、生産施設を作っていくという点ですね。まあ共通ボードを開発するというテラフォの方がどちらかと言えば特徴的という感じもしますが。。。

ソロプレイ時はスコアアタック系で一定以上の得点を稼ぐことが目的となっています。若干取ってつけた感のあるルールですが、大量のカードのリプレイ性の高さから確かに何度も楽しめるのは間違いありません。

23位:ロビンソン漂流記

ソロプレイ専用ボードゲームの傑作の1つロビンソン漂流記です。私も毎年ソロプレイ向きボードゲームランキングをつけていますが、毎年高評価をつけている作品の1つです。

もしソロプレイボードゲーム始めたばかりなので何かお勧めありませんか?と聞かれたならば、私は真っ先にこのロビンソン漂流記をおすすめしますね。それくらいソロプレイボドゲとして外れない作品です。

ロビンソンが島に漂流してきてヘタレなロビンソンを鍛えて無事に島から脱出させてあげましょうというボードゲーム。試練に挑むことでロビンソンが強くなっていくデッキ構築型のボードゲームです。

ちなみにこのBGGのソロプレイ向きボードゲームランキングが始まったのは2014年ですが、記念すべき1回目の投票で1位のメイジナイトについで、2位だったのがこのロビンソン漂流記です。

海外でもそれくらい認められているように、ソロプレイ専用ボードゲームとしては突出した面白さと完成度の作品です。ただ最近では、中量級~重量級ボードゲームでソロプレイが出来てクオリティが高いものが増えてきて、年々ランキングを落としてきています。

ただ、値段と面白さのバランスでは明らかに群を抜いており、コスパ最強のソロプレイボードゲームだと私は思っています。なのでソロプレイが気になる方は試しに買ってみるのが良いと思っています。この評価は長らく変わることは無いでしょう。

22位:エルドリッチホラー

クトゥルフ神話の世界を題材としたボードゲームの代表作の1つです。私個人的にはクトゥルフ神話は名前くらいしか知らず全然こだわりはなかったのですが、そういう人でも十分に楽しめる位ソロプレイで熱中できる作品です。

邪神が復活して世界滅亡の危機に瀕している状態で、プレイヤー達は協力して邪神の復活を阻止し、世界を救うべく立ち回ることになります。協力型ボードゲームです。

難易度は兎に角難しく理不尽なことも多いため、バランス調整面では若干大味感を感じることがありますが、ユニークな要素がてんこ盛りで、非常にリプレイ性が高く仕上がっています。魔法・アーティファクト・戦闘・武器・傭兵など、こういう戦闘要素に惹かれる人ならお勧めです。

1人1キャラクターで遊ぶと余裕が無さ過ぎてより運ゲームになってしまうので、1人2,4キャラクターで遊ぶことをお勧めします。キャラクターが多ければ多い方が楽しめますが、その分プレイ時間も倍々になっていきます。

重めのしっかりとした濃厚なソロプレイボードゲームをやりたいなら、真っ先にお勧めしますね。1人2キャラクターで2時間みっちりプレイした後の達成感や満足感は非常に高いです。

21位:洛陽の門

「アグリコラ」「ルアーブル」と続く、ウヴェローゼンベルグさんのワカプレ収穫3部作の3つ目「洛陽の門」です。

プレイヤーは中国の洛陽で野菜を育てて売る、野菜売り商人となって勝利点を稼ぐというボードゲーム。

マルチプレイの評価は3部作の内一番低いのだが、ソロプレイに関しては3部作の内で最も評価が高い。例年ソロプレイ向きボードゲームランキングでは20位前後の高順位になっています。

日本語版は2010年にホビージャパンさんから発売されたっきり、再販はなく日本語版の入手は絶望的でしょう。再販予定は…恐らくないでしょうね。

私もプレイしたことが無いのでいつか遊んでみたいのですが、、、10年以上前の作品なので置いているボドゲカフェは全然無いですし、持っている人も全然いない作品で日本語版は中々のプレミア状態になっています。

カードには言語依存がありますが、それを乗り越えればそれなりにアイコン化がされているゲームなので、気になる方は英語版で頑張ってみるというのもあり。

機会あれば私もソロプレイしてみてレビューしたいところですが。

20位:ヌースフィヨルド

何と何と…ソロプレイが高評価されて一気に20位にランクアップしたのが、ウヴェローゼンベルグさんのヌースフィヨルド。投票数も倍になり一気にランキングが倍に。

北欧の寒い土地にて木を切って魚取って建物立てて株式を発行して自分の会社を大きくしていくのが目的。個人的にはいまだに勝ち方が良くわからないゲーム。

当然のごとくワーカープレイスメントのゲームです。ソロプレイは例によってスコアアタック系となっています。

最近拡張の「カレイデッキ」が発売されるなどまだまだしっかり人気のある作品。

19位:ロールプレイヤー

25位前後をギリギリを行き来していた「ロールプレイヤー」は19位でした。

RPGにおけるキャラクターメイクの部分だけを抽出したという、非常に珍しいボードゲーム。装備や出自、職業や種族によってキャラクターメイクのベースが変わることでリプレイ性を高めている。

拡張の発売とともに作成したキャラクターをモンスターとの戦闘に使用出来るようになりました。

18位:スプローロポリス(Sprawlopolis)

期待の新星現る。25位内ランキング初登場の作品で私が唯一知らなかったボードゲーム。何だこれは。。。しかし良く見ると去年も31位と高評価。

こういうノーチェックだったボードゲームが実はソロプレイ向きで面白いってなると、凄い気になるしワクワクしますよね。初めてメイジナイトの存在を知ったときのようなワクワク感でこういうの最高です。

キックスターター発の比較的最近のボードゲームで、タイル配置による街づくりをテーマにしたボードゲームです。

タイルを配置して街づくり、高得点を狙うお手軽でしっかり悩ましいパズルゲーム。

全18種類のタイルから、3枚を得点条件として使い、15枚を配置タイルとして使用する。それらのタイルを毎ターン1枚ずつ場に配置して行き、街のマップを作成していく。全15枚を配置しきったらゲーム終了。

18種類から3枚を得点条件とするなら、得点条件と手持ちタイルの組み合わせは18C3なので816通りかな?プレイ毎に全く異なるゲームになるという説明があった気がしますが、これくらいの組み合わせなら何度かプレイすると同じ組み合わせにも遭遇してしまいそうな気はします。

安いし面白そうだしこれは購入しておきたいゲームですね。日本語版もその内出そうな気もしますが、言語依存は少なめですし安いので買ってしまってもいい気はします。

17位:ワイナリーの四季

ワイン農場を親から相続してワイン造りに励もうというワイン造りボードゲーム。

例年ソロプレイランキングで上位の常連さん。「サイズ」や「ウィングスパン」などを手掛けるストーンマイヤー社の作品です。

初版はバランスがかなり悪く、ワイン農場なのにワインを作らない方が勝てるんだがこれでいいのか?という問い合わせが公式に寄せられたほど(笑)

その後トスカーナ拡張が入ってその辺のバランスが調整されました。日本語版にはこのトスカーナ拡張のバランス調整が入った状態になっています。

16位:第七大陸

世界の7つ目の新大陸、その名も第七大陸が発見されて探索隊が送られた。しかし探索隊が持ち帰ったものは未知の呪いだった。呪いを解くためにプレイヤー達は再度第七大陸に向かわなければならない。。

という感じの、ハンターハンターの新世界のようなな大陸に挑む、ストーリー仕立ての探索系協力型ボードゲーム。隠し要素も多いため2度のプレイややや面白さが落ちます。

個人的に日本語化を切望している作品の1つ。

15位:ネモの戦争

毎年安定の15位前後をキープし続けており、今年も15位だったのがこのボードゲーム「ネモの戦争」です。

残念ながら日本語版は発売されていませんが、去年からどんなゲームか非常に気になっていたので、この自粛期間のソロプレイにと購入してプレイしてみました。

海底二万里を題材としたネモ船長とノーチラス号の冒険譚です。潜水艦ノーチラス号に乗って世界中を旅しながらお宝や未知のモノの探索や敵船との戦闘、民衆の扇動などを行って得点を稼ぎ、ネモ船長の野望をかなえることが出来ればハッピーエンドです。

ダイスによって結果が左右されるダイスゲームメインながら、ダイスの目をコントロールする手段が大量に用意されており、立ち回りも重要になってきます。元ネタがあるだけフレイバーもしっかりしており、ストーリーチックな部分も楽しむことが出来ます。

マルチプレイ対応ですが完全に取ってつけた感じのルールのため、実質ソロプレイ専用のボードゲームになっており、ソロ専用としては最も大きなサイズのボードゲームとなります。

ゲーム内容やルール詳細はこのサイトで細かに紹介しているので良かったらご覧ください。

アークライトさんからまさかの日本語版の発売が決定したようで。ソロプレイ好きボードゲーマーは必買のボードゲームでしょう。続報が気になるところです。

14位:オーディンの祝祭

ウヴェさん強いですね。。。ごん太な箱が特徴的なボードゲームと言えばこれ。

システムはワーカープレイスメントですが、これでもかという位大量にワーカーをおける場所があり、置く数によっても効果が変わってくるというのが特徴です。

パズル要素もあり、手持ちのタイルやお金を使うことで島タイルを埋めていき、埋めた内容に応じて得点が得られたり、見返りがあったりします。

ウヴェさんのワーカープレイスメント系では最もソロプレイの評価が高い作品です。

13位:ウィングスパン

2019年のドイツ年間ボードゲーム大賞のエキスパート部門大賞作品。ここ最近の中~重量級の話題作と言えばこれでしょう。

去年いきなり17位にランクインしましたが、今年は更にランクを上げて13位になりました。

自分の野鳥生息地に野鳥を呼び込んで、得点したりコンボしたりするゲーム。

実在する野鳥を扱っている点が非常に特徴的で、200種類近く登場するカードはそれぞれユニークな野鳥となっています。コマも非常に可愛く出来ており巣箱型のダイスタワーなど非常に凝ったコンポーネントも魅了的。

基本セットは主に北米を中心とした鳥ばかりが扱われていましたが、ヨーロッパを中心とした野鳥を扱う拡張が出ましたし、次にオセアニアの野鳥を扱う拡張も出てくるみたいですね。

12位:ガイアプロジェクト

皆大好きガイアプロジェクトです。テラミスティカの亜種ということで発売当時は高く注目されていた作品ですが、ここ最近はブームが去って落ち着いていたイメージがあります。

しかし、私の周りだけなのか、再度ガイアプロジェクトブームが来ているように思いますね。拡張が出たとかそういうわけではないのになぜでしょう。

非常に個性的な能力の異なる種族から1つを選択して、惑星の星々を開拓して得点を稼ぐ拡大再生産なボードゲーム。運要素は限りなく少なく、それ故にコアゲーマーからの人気が高い。

ソロプレイ用の公式ルールが入っており、ソロプレイ時はNPCと競って開発を進めていくことになります。

11位:ロビンソンクルーソー呪われし島の冒険

ロビンソンクルーソーの名作協力型ボードゲームです。

シナリオベースの協力型のサバイバルボードゲームです。勝利条件はシナリオによって異なりますが、ベースとなる食料や道具、狩りなどの基本的なシステムは全て同様になっています。サバイバルボードゲームをやりたいならまずこれという感じがします。

去年のこのランキング記事を書いた際に、まず日本語版は出ないだろうとか知った被って書いてしまい、そのまま私は英語版を買ってしまったのですが、何と今年アークライトさんから日本語版が発売。止む無しということで日本語版も買ってしまいました(笑)

イベントカードなどは言語依存がかなりあるため、当然ながら日本語版の方がかなり遊びやすいですし、サバイバル中に何が起きたかも良くわかって楽しさもマシマシです。

プレイキャラクター数によって、プレイ感がかなり変わります。人数が増えるにつれて食料事情が厳しくなり、人数が減るにつれてアクション数が足りなくなっていきます。個人的には全アクションがバランス良く必要とされる3キャラクターのプレイをお勧めしたいですね。

10位:トゥーメニィボーンズ(Too Many Bones)

骨が多すぎるトゥーメニィボーンズは3年連続10位。BGG総合ランキングも53位とマルチプレイもかなりの高評価。

大量のユニークなダイスを振ってスキル獲得や能力向上などキャラクターを育成して、そのキャラクターを使ってモンスターと戦うボードゲーム。イメージはロールプレイヤーの拡張入りだが、あれを更に複雑に詳細にオリジナルにした感じ。

ここのメーカーは他のメーカーが発売するボードゲームとはクオリティの違うボードゲームを発売しているというイメージ。その代わりお値段もかなり高い。先ほど紹介したクラウドスピアもこの会社。

日本語版を出すならグルームヘイヴンを発売したアークライトさんでしょうが、グルームヘイヴン並かそれ以上値段になるでしょうし、ちょっと日本語版は絶望的な気がしますね。遊んでみたいですが日本でのプレイレポートがあまりない状況。

購入が悩ましいが世界的に売り切れ状態になっています。無茶苦茶面白いとのうわさなので、再販されたらその内購入してみたいところ。

9位:The Lord of the Rings: The Card Game

毎年トップ10の常連であるロードオブザリングのLCGカードゲームは去年と変わらず9位。

日本語版も発売されているアーカムホラーカードゲームのように、購入したセットに入っているカードを基に、プレイヤー各人がTCGのようにデッキ構築して協力シナリオに挑むというもの。

予め用意されたカードでデッキを組むという点が、マジックザギャザリングのようなTCGに似ているが、TCGのようにランダムなカードが入ったブースターパックを購入するわけではなく、購入するのは完全に入っているカードが固定のセット。つまり拡張を一度購入しきったら追加で購入するのは不要というのが、このLCGというタイプのボードゲーム。

英語版で拡張パックも何十種類と出ており、ソロプレイボードゲームとして非常に高い人気を誇る本作ですが、版権の都合なのか日本語版は発売されず、今後も発売はないでしょう。

8位:サイズ 大鎌戦役

ソロプレイ向きボードゲームランキング例年一桁台の作品「サイズ」です。

世界大戦後の仮想世界でメックと呼ばれる大型ロボットが歩き回っているような世界観で、各国が覇権を争うボードゲーム。

テラフォーミングマーズ・ガイアプロジェクトと並んで、一時期ビッグ3ボードゲームのような感じで発売当時は非常に話題になった作品だが、最近の日本での稼働率はさほど高くないという印象。

ソロプレイではオートマによりNPCと戦うことになる。製作者でも勝つのに苦労するという高難易度BOTとの対戦はやりごたえがある。

確かに面白いゲームだとは思うのですが、本当にサイズのソロプレイの面白さはこの順位なのだろうか?とは毎年思うところであり、ストーンマイヤー社が組織票入れてるんじゃないかと思うようになった原因。。。

7位:グルームヘイヴン

アークライトさんからまさかの日本語化されたグルームヘイヴンです。皆さんご存じBGGのランキングで1位に居座り続けているビッグなボードゲームです。この順位が抜かされることはしばらくはないでしょう。

プレイヤーはグルームヘイヴンという都市に集まった傭兵の1人を演じて、種族も違えば能力も目的も違う複数人のパーティを組んで、数々のクエストに挑んでいくというTRPG風レガシーボードゲーム。正直非常に面白い。

個人的に2020年で最も熱中してプレイしたソロプレイのNO1はグルームヘイヴンなのですが、当然マルチプレイ向きなボードゲームであり、レガシーシステムということもあり一人で遊ぶのは勿体ないというのはその通り。

遊びやすさを考慮した場合のこの箱のサイズや準備にかかる時間ははかなり致命的。

当初はそれなりに売られていましたが、最近では徐々に数を減らして今は売り切れ品薄状態です。拡張の発売も予定されていますが、それらと同時に再販されるんでしょうかね?気になる方は要チェック。

6位:アーカムホラーザカードゲーム

先ほど紹介したLCG「ロードオブザリングカードゲーム」のクトゥルフ神話バージョンです。

ニコニコ動画に非常にわかりやすいルール解説動画が上がっているので気になる方は必見です。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm32054452

海外ではこれまた大量に拡張が発売されているのですが、残念ながらこのゲームの初版は日本語に致命的なエラッタだらけで、その後拡張も2年前位に1つ発売されたっきり音沙汰がない状態です。LCGは大量に拡張を買って使えるカードを増やしてこそ楽しめるので、是非再販と拡張販売をかけてほしいところですが果たして。。。

自分で試行錯誤しながらデッキ構築して特定のシナリオにチャレンジしてクリアを目指すって、どう考えても面白いんですけどね。デッキを考えるだけで楽しいやつです。ソロプレイランキングも非常に高評価なこの位置なので、ソロプレイ好きなら日本語版とその拡張を買っておきたいところです。

5位:イーオンズエンド

プレイヤー同士が協力しながら巨大なボスと戦うデッキ構築型協力型ボードゲーム。

デッキ構築と協力型というどう考えてもソロプレイ向きな2大要素が入っており、文句なしにこの順位。

日本でも日本語版が今年5月に発売された後、即売り切れが続出、あまりの売れ行きに?アークライトさんが珍しく1年経たずに半年程度で増版したという注目作です。私含めて中毒者が続出しており、数多くの日本人ボードゲーマーを虜にした作品の1つでしょう。

基本セットでは非常に個性的なボスが4体登場します。拡張を入れると追加のボスとサプライの新カードがドンドン増えていき、デッキ構築の面白さやボス戦の面白さが増していきます。

あのドミニオンに並ぶ将来性、可能性を感じるゲームで、日本語版も拡張はまず間違いなく発売されるでしょう。

4位:Marvel Champions: The Card Game

何と突如トップ10入りを果たしたのがこのマーブルのカードゲームです。面白い面白いと話題にはなっていたのですがここまでとは。ソロプレイランキング上位はカードゲームばかりで、如何にソロプレイとカードゲームが相性が良いかよくわかりますね。

2019年に発売されたばかりの新しい作品で、名前の通りロードオブザリングやアーカムホラーのようにファンタジーフライト社のLCGボードゲームの1つです。

イーオンズエンドのようなシステムで、マーブルのヒーローたちが協力して巨大な悪ヴィランと戦うボードゲーム。イーオンズエンドと違うのは通常のデッキ構築ではなく最初から構築済みのデッキを組んで使用するという点でしょう。

マーブルなのでまず日本語版は出ませんね(絶望)。気になる方は英語版買ってやるしか無いでしょう。逆に言えば日本語版は出ないと割り切って安心して英語版を購入してよいかもしれません。私は未プレイなので良いレビューあれば参考に購入しようか悩み中です。

拡張は例によって出まくってます。

3位:テラフォ―ミングマーズ

もはや説明不要。ソロプレイもマルチプレイも長らく人気のテラフォーミングマーズです。

プレイヤーは火星を開拓する企業の1つとなって、火星のテラフォーミング化(地球化)を目指します。その過程で資金を投入して、拡大再生産を行っていくのが非常に楽しいゲーム。何故か金星や木星を開拓したりもする。ありそうでなさそうなSFチックな世界観が溜まらなくプレイ欲を掻き立ててくれます。

10以上あるユニークな企業と、200枚の被りなしのユニークなプロジェクトカードの存在が、高いリプレイ性に繋がっており、ソロプレイで黙々と遊んでられます。ただし、ソロプレイ時は純粋な得点目的のカードなどは意味をなさなくなるのが若干マイナス。

いつも書いていますが、ヴィーナスネクストとプレリュードを入れることでソロプレイも更に格段に面白くなるので、テラフォーミングマーズソロプレイ勢は導入必須です。難易度は上がり歯ごたえが増しますが、狙ったことがやりやすくなってより戦略的になるというかなり良い調整になります。

2位:メイジナイト

去年遂にソロプレイランキング1位抜かれたメイジナイトは今年も2位でした。この順位が元に戻ることは恐らく無いでしょう。

このソロプレイランキングがBGGで設立されてから5年連続1位を獲得し、去年今年は残念ながら2位どまり、というどう考えてもソロプレイが超面白い、まさに究極のソロプレイ向きボードゲームです。

ソロプレイ向きな方にはもはや説明不要ですが、デッキ構築型のRPGという感じのボードゲームです。初期16枚から始まるデッキは、強力なカード、魔法、アーティファクトなどを入手することでドンドン強化されていきます。また、デッキ構築だけではなく探索や休息、傭兵雇用、LVアップによるスキル獲得、そしてボスとの戦闘など、面白要素がてんこ盛りです。

1ラウンド30分位で通常全6ラウンドでゲーム完了しますが、この1ラウンド30分を遊ぶだけでその辺の下手なソロプレイ向きボードゲームより満足度が高いです。兎に角面白すぎて次のラウンドもすぐにやりたくなりますね。

マルチプレイでは協力型や対戦型のプレイも可能です。時間はかかりますがこれも非常に面白いようです。

残念ながら英語版しかなく日本語化が切望されているボードゲームの1つです。

全拡張が入ったアルティメットエディションが発売されており、今から購入するならこのアルティメットエディション一択です。

1位:スピリットアイランド

2019年にソロプレイランキングでメイジナイトを破って、2年連続2020年も1位になったのは、このスピリットアイランドです。ソロプレイ時の面白さが明らかに群を抜いて突出しており、個人的にはそりゃそうなるよねという感じです。

プレイヤーは島を守る精霊の1つとなり、島を植民地化しようとする侵略者たちを追い出すアンチカタンなボードゲーム。

毎ターンワラワラ湧いてくる侵略者たちに対して、頭を悩ませ次の次のターンまで見越して手を打って、島の荒廃を防いでいくというのが非常に面白い。このカードはここ、このカードはこっち、この能力はここ、これは次回のターンのために取っておく、という感じで盤面全体を見ながら被害を最小限に抑えて、更に相手に致命傷を与えられる方法を模索していくことになります。

精霊毎に全く別な能力を保持しており、別ゲームにすらなる点が個人的に非常に感動した点です。この精霊はどんな能力なのだろうとソロプレイで1体1体別の精霊を使っていくだけで購入当初はワクワクしたものです。また、攻撃・防御・補助等に使用されるパワーカードの種類も豊富で、カードゲーム好きなら間違いなくハマれます。

このゲームの凄いところは、プレイ人数が増減してもゲームの面白さがさほど増減しない点でしょう。1人でも3,4人で遊ぶのと同じような楽しさを味わうことが出来ます。協力型ボードゲームなので1人2キャラプレイというのも可能ですし、1人1キャラプレイでも十分面白い。

そして何と、、、エンゲームズさんより日本語版の発売が2021年始に予定されており、これは間違いなく大注目でしょう。非常に癖の強い英語のため、どういう翻訳になっているのか気になるところではありますが、ソロプレイ好きなら必買のボードゲームでしょう。

勿論ソロプレイではない普通のマルチプレイも超面白いのでいずれにせよ必買です。私は英語版を持っていますが購入予定です。


以上、今年の海外ボードゲーマーが選ぶソロプレイ向きボードゲームランキングでした。

ソロプレイ向きボードゲームとして面白い掘り出し物が無いかをチェックしているのですが、今年もそこまでチェックしていなかった作品が幾つか高ランクに登場しておりワクワクさせられました。自分が知らなかったもので自分好みのものが見つかる体験って非常にワクワクして良いですよね。

今年は1記事の文字数制限がなくなった分、長くつらつらと書きたい放題書いてしまいましたが、ソロプレイボードゲーム好きの皆さんの参考になれば幸いです。

私も気になる作品を幾つか購入したら何れレビューしてみたいと思います。

参考:BGG Soloplay Boardgame Ranking 2020

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