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テラフォーミング・マーズ ダイスゲーム ルール紹介とレビュー

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こんにちはTEENOです。

2023年10月にアークライトさんから「テラフォーミング・マーズ ダイスゲーム」が発売となります。

「テラフォーミング・マーズ ダイスゲーム」は、その名前の通りあの大人気シリーズ「テラフォーミング・マーズ」シリーズをダイスゲームにした作品です。

名作ボードゲームのダイスゲーム化。これは期待度大ですね。

今回は「テラフォーミングマーズ ダイスゲーム(Terraforming Mars: The Dice Game)」のゲーム内容の紹介と、争奪戦に備えて私自身のためにも在庫情報をまとめていきたいと思います。

合わせてテラフォーミングマーズダイスゲームのルール紹介とレビューを載せていきます。

▼テラフォーミングマーズ ダイスゲーム予約開始。一瞬で品薄状態に。。

テラフォーミングマーズ ダイスゲーム 基本情報

デザインJacob Fryxelius, Daniel Fryxelius
プレイ時間45分
プレイ人数1~4人
対象年齢14歳以上
版元FryxGames
日本語版販売アークライト
日本語版発売日2023年10月19日
希望小売価格¥6,380(消費税10%込)

デザイナーはテラフォーミングマーズのデザイナーである「ジェイコブ・フリゼリウス」さん。

テラフォーミングマーズダイスゲームの情報をまとめていきます。

テラフォーミングマーズとは?

火星探索をテーマにした重量級のボードゲームです。

プレイヤーは火星を探索する企業の1つとなり、お金を出資して火星を開拓し、酸素・水・緑地などを豊かにしていき、最終的に火星開拓に最も貢献したプレイヤーの勝ちというゲーム。

テラフォーミングマーズの初版は2017年発売なので、2023年の今となっては、やや古いボードゲームの1つになってきましたが、今なお世界中に熱狂的なファンがおり、拡張等もガンガン出ている世界的な大人気ボードゲームの1つです。

拡大再生産がメインのシステムで、200枚以上のユニークなカードや、拡張の数々、企業カードによる特殊能力の違いなど、何回遊んでも全然飽きず、兎に角面白いんですよね。

プレイには2時間はかかりますが、私の回りでも未だに人気が高く、稼働率の高い作品です。

1人で遊ぶソロプレイもかなり人気のある作品です。

そもそもテラフォーミングマーズを知らない、遊んだことがない、という方は、重量級作品に抵抗感が無ければ是非一度遊んでみることをお勧めします。

▼テラフォーミングマーズはカードゲーム版も発売中。

テラフォーミング マーズ ダイスゲームとは?

引用:BGG

本作は、ベストセラー『テラフォーミング・マーズ』を基に、より簡単で手軽に遊べるようにしたゲームです。

60個の専用ダイスによる資源と、多数のカードを駆使して、火星の開発を進めましょう。

ダイスを振ることで、ランダムに出現する資源を上手に確保しつつ、火星の地球化や都市の建設、そしてさまざまなプロジェクトの完成に全力を尽くすことになります。

ダイスの出目による資源の獲得については、多くの手段で変更できるため、特定の資源が手に入らないという心配もありません。

基本的な海洋面積率・気温・酸素濃度のグローバルパラメーターの上昇で状況が変化したりゲームが終了したりする面はシリーズ作品そのままに、本作ならではのダイスやカードを活用したプレイが楽しめます。

また、1人用ゲームのルールも用意されており、今まで『テラフォーミング・マーズ』に触れてたことのない人には入門用に、既に何度もプレイされている人には、ランダム性を強化した一味違うゲーム体験ができる一作となっています。

アークライト公式HP

テラフォーミングマーズ ダイスゲームは、大人気ボードゲーム「テラフォーミングマーズ」をダイスゲームにした作品です。

テラフォーミングマーズダイスゲームには、60個もの非常に多くのダイスが登場します。毎ターンこれを振って使用することでリソースを得ていくボードゲームになっています。

▼大量のユニークなダイスを使用して遊ぶボードゲーム。

引用:BGG

ボードゲームの作品で良くあるのが、ボードゲームとしての大人気作品を更に「ダイスゲーム」にして発売というものです。

過去の例でいえば、「パンデミック」は「パンデミック:完全治療(ダイスゲーム)」が出ましたし、「ブルゴーニュの城」なんかも「ブルゴーニュの城:ダイスゲーム」が出ています。

あくまでも私の感触ですが、名作ボードゲームの「ダイスゲーム化」は、本家本元の面白さは残しつつ違ったプレイ感を与えてくれて、大体面白い作品が多い印象です。

同様に「テラフォーミングマーズ ダイスゲーム」も個人的には非常に期待度大で楽しみにしています。

テラフォーミング マーズ ダイスゲームのルールと特徴の紹介

テラフォーミングマーズダイスゲームの、ルールを紹介していきます

テラフォーミングマーズ ダイスゲームの特徴

  • 全プレイヤー共通の火星ボード上を開拓していく。
  • リソースは5色の「ダイス」と「ワイルドトークン」。
  • 大量のプロジェクトカード
  • ゲーム終了条件は、「酸素」「海洋」「温度」の2種類達成でトリガー。
  • 16種類の企業カード。
  • 11種類の褒賞トークン。
  • 17種類のボーナスカード

テラフォーミングマーズと同じ部分も多いですが、オリジナルな点も複数あります。

共通の火星ボード

引用:BGG

テラフォーミングマーズダイスゲームでは、本家テラフォーミングマーズ同様に全プレイヤー共通のボードが1つ用意されており、その上にタイルを置いて開拓していくことになります。

火星をテラフォーミング化するのが目的という点は、本家テラフォーミングマーズと全く同じ仕組みになっています。

リソースはダイス

引用:BGG

テラフォーミングマーズダイスゲームでは、リソースは全てダイスになっています。これが本家テラフォーミングマーズとの最も大きな違いでしょう。

ダイスは5色の6面ダイス。それぞれ「コモンの面」が3面。「アンコモンの面」が2面。「レアの面」が1面。

▼各ダイスには「コモン」「アンコモン」「レア」の3種類の面が用意されています。

引用:BGG

補助アクションによって毎ターン1種類だけ好きなダイスを振ることが出来るのと、毎ターン各企業に特有のダイスを振ることが出来ます。また、場に出したカードに応じて毎ターン振ることができるダイスは増えていきます。

ダイスの運ゲームにならないように、ダイスの出目を入れ替えるアクションが出来たり、オールマイティである「ワイルドトークン」が用意されています。

大量のプロジェクトカード

引用:BGG

本家テラフォーミングマーズ同様に、大量のプロジェクトカードが用意されています。

基本的には、通常のテラフォーミングマーズと同様に、手札のプロジェクトカードを場に出すことによって様々な効果を得ていきます。

  • 赤:即時効果。出した瞬間のみ効果が発動。
  • 緑:生産力の向上。毎ターン振ることのできるダイスが増える。
  • 青:追加フリーアクション。1ターンに1度のみ発動可能な追加アクションが増える。

この辺は本家テラフォーミングマーズと同じですね。

テラフォーミングダイスゲームでは、手札のカードを場に出すには、ダイスの出目をリソースとして支払うことが必要です。

強力なカードを出す場合は、必要なダイスの数が多かったり、「レア面」が多く必要だったりします。

▼緑の「コモン1レア1」青の「アンコモン1」赤の「コモン1」を支払って発動。緑地化1。

▼青の「コモン2」白の「コモン1アンコモン1」赤の「レア1」を支払って発動。白ダイス1と赤ダイス1を追加で獲得。

▼緑の「アンコモン2」青の「レア1」を支払って発動。毎ターン1度だけ「緑ダイス1を緑コモン1+1勝利点」に変換可能。

火星化への貢献(ゲーム終了条件の1つ)

  • 酸素上昇:緑ダイス4つ消費。緑地タイルを配置して、酸素濃度を上げて2VP+隣接都市数のVP
  • 海洋設置:青ダイス3つ消費。海洋タイルを配置して2VP
  • 温度上昇:赤ダイス3つ消費。温度上昇させて2VP
  • 都市建築:白ダイス3つ消費。都市タイルを配置して2VP+隣接緑地数のVP。
  • 資金調達:黄ダイス3つ消費。2VP

ゲーム終了条件かつ勝利点獲得手段である「酸素」「海洋」「温度」を上げるにもダイスが必要です。

貢献度を1上げると火星化貢献で2勝利点が基本的に入ってきます。

「都市の建築」にもダイスが必要で、隣接緑地からも勝利点が入ってきます。

大量の企業カード

企業カードも大量に用意されており、ゲーム開始時に得られるボーナスや毎ターン振れるダイスの数に、各企業の特徴があります。

▼みんな大好き強企業「エコライン」。ゲーム開始時「オールマイティ3」を得る。毎ターン「緑2青1」のダイスを生産。

▼尖った企業「バレートラスト」。ゲーム開始時「オールマイティ6黄色レア1」を得る。毎ターン「緑1」ダイスを生産。「黄色アンコモン1」を常時保持。

褒賞やボーナスタイル

ボーナストークンは、勝利点を一定以上に到達した際に無料で獲得可能なボーナスです。無料で振れるダイスが増えたりします。

大きな勝利点に繋がる先取りの「褒賞」も、11種類からゲーム毎にランダムに3枚選択するようになっています。

ゲーム終了条件

  • 「酸素」「海洋」「温度」の2種類がMAXに到達したらゲーム終了トリガー

ゲーム終了トリガーが引かれた後にもう1周したらゲーム終了です。

勝利点の計算

  • カードからの勝利点
  • 褒賞からの勝利点
  • 称号からの勝利点
  • ゲーム中に獲得した勝利点

これら4種類の勝利点を合計します。

ゲーム終了条件を満たしたタイミングで最も勝利点が多いプレイヤーの勝ちです。

お疲れさまでした。

テラフォーミング マーズ ダイスゲーム レビュー

テラフォーミングダイスゲームの所感になります。

発売後に入手してプレイしたらまた追記します。

本家の面白さをそのままにプレイ感を軽くした作品

テラフォーミングマーズダイスゲームは、本家のフレイバーやカードのボリュームなどのテイストはそのままに、軽く遊べる方向に寄せた作品だと思っています。

必要な資源も非常にシンプルになっていますし、ゲーム終了条件も本家に比較すると大分緩くなっています。

プレイ時間も1時間で終わるということで、本家テラフォーミングマーズの半分以下の時間になっています。

2時間だとちょっとプレイを拒んでしまう人でも、1時間なら気軽にプレイできるでしょう。これは良いですね。

リプレイ性は相変わらず高い

テラフォーミングマーズはリプレイ性が高く何度も遊ぶ中毒者を続出させているゲームですが、テラフォーミングマーズダイスゲームも同様にリプレイ性は高く作られているようです。

企業カードも10種類以上から選択することで毎回ゲーム開始時の展開が変わりますし、プロジェクトカードも本家同様に200枚近く用意されていてこれも一期一会で楽しめます。

また、本家では禁止されていた褒賞や称号などの勝利点目標のランダム選択が、テラフォーミングマーズダイスゲームではデフォルトでランダムになりました。

本家では、マップと褒賞・称号が合うように設計したのでランダムにはできないというのがデザイナーの主張でしたが、実際にはランダムにして遊んだほうがリプレイ性の面で面白く、本作テラフォーミングマーズダイスゲームでは、ランダムとなりました。

基本セットマップだと褒賞と称号の相性が良すぎる「タルシス共和国」が強すぎましたからね。そこがランダムとなったテラフォーミングマーズダイスゲームではどうなっているのか楽しみです。

ダイス運が強めのゲームに

テラフォーミングマーズダイスゲームでは、リソース取得はダイスが必要となったため、かなり運要素が強いボードゲームになりました。

テラフォーミングマーズの通常版はカードの引き運くらいしかなかったので、それと比較するとテラフォーミングマーズダイスゲームでは、実力より運要素が比較的強めに作用することになります。

このダイス化された点がテラフォーミングマーズダイスゲームの最も大きな特徴であるわけですが、ボードゲームの過剰すぎる運要素が苦手な人も比較的いると思いますし、果たしてどの程度作用するのか気になるところですね。

レアな出目は1/6でしか出ないので、それが2つ必要なカードだと、1発で成功するには1/36の確率となります。これを一発で成功できるのか、はたまた5回やっても成功しないのか、それ次第でゲーム展開が大きく変わってきそうですね。

これだけで完結する作品

本家テラフォーミングマーズと違って本作はこの作品だけで完結しそうな印象です。

テラフォーミングマーズでは、拡張が大量に出ており、実際にそれら拡張を入れることで更に何倍も楽しくなります。

マップ拡張やプレリュード拡張は必須級ですし、金星拡張もソロプレイには必須です。

一方でテラフォーミングマーズダイスゲームは、ここから更に追加できる要素があまりあるように思えず、この作品単体で完結しているようです。そうなるようにデザイナーが作った感じでしょうか。

この作品自体がテラフォーミングマーズの亜種と言えるので、亜種作品の拡張って過去あまり出ている印象が無いです。

恐らく本作もこれ単体で完結するでしょうし、完結する位楽しめるように出来ていると思います。

テラフォーミング マーズ ダイスゲーム 通販サイト・価格比較

「テラフォーミング・マーズ ダイスゲーム」を予約できるサイトを列挙しました。

人気のあるボードゲームは数多くあれど、この「テラフォーミングマーズ」シリーズの人気は群を抜いています。

過去のテラフォーミングマーズシリーズの例に漏れず、比較的早期に品切れする可能性が非常に高いので、気になる方はお早めにチェックしておくことをお勧めします。

参考価格:6,380円(税込み)

価格ショップ
¥6,380円+送料600円>> 楽天市場
¥6,380円>> Amazon
¥6,380円+送料700円>>Yahooショッピング
¥5,420円>> 駿河屋

案の定、予約開始後1週間待たずに売り切れ品薄になったテラフォーミング・マーズ ダイスゲームですが、予約開始後まだ間もないため、まだAmazonや楽天で定期的に定価で出品されていることがあるようです。

テラフォーマーズダイスゲームは、次の再販まで入手できなくなる可能性が非常に高い作品です。

探している方は定期的にチェックしてみてください。

テラフォーミング マーズ ダイスゲーム 内容物紹介

テラフォーミングマーズダイスゲームの内容物を紹介していきます。

テラフォーミング マーズ ダイスゲーム コンポーネント

  • ルール説明書:1冊
  • 火星ボード:1枚
  • 早見表:2枚
  • 透明マーカー:2個
  • VPマーカー:4個
  • 海洋タイル:7枚
  • 緑地/都市タイル:30枚
  • 特殊タイル:6枚
  • 褒賞タイル:11枚
  • プレイヤータイル:4枚
  • ワイルド・トークン:22個
  • ダイス:60個
  • 企業カード:16枚
  • ボーナス・カード:17枚
  • プロジェクト・カード:126枚[※カードサイズ:55mm×77mm]

相変わらず凄まじい数のコンポーネントですね。ワクワクします。

テラフォーミング マーズ ダイスゲーム スリーブ

テラフォーミングマーズダイスゲームはダイスゲームですが、多くのカードも同梱されています。

使用するカードは、シャッフルして使うものも多いので、スリーブに入れた方が良いでしょう。

55mm×77mmのカードが177枚入っています。

  • 55mm × 77mm:177枚

ただ、、、何とビックリ。テラフォーミングマーズダイスゲームは、非常に特殊なスリーブサイズのため、ぴったり合うものが日本では見当たりません。

一体何でこんなスリーブサイズにしたのか(笑)。

無理して海外から輸入して買うなどするより、長辺が10mmほど長くなってしまいますが代わりに手に入りやすい「56mm x 87mm」サイズのものを使うことをお勧めします

テラフォーミング マーズ ダイスゲーム 口コミ情報

以上、テラフォーミングマーズダイスゲームのボードゲーム紹介でした。

テラフォーミングマーズシリーズの最新作ということで、非常に発売が楽しみですね。

無事に予約できたので、入手後はプレイレポートを追記したいと思います。

▼テラフォーミングマーズ ダイスゲーム予約開始。一瞬で品薄状態に。。

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