どうもTEENO(@bodolog_teeno)です。
リバイブ:深淵の呼び声は、新しい要素や勢力を追加する、リバイブの第一拡張セットです。
2023年の大当たり作品の1つ「リバイブ」の拡張セットということで楽しみにしている人多かったんじゃないでしょうか?
今回は、リバイブ:深淵の呼び声のゲーム内容や所感になります。
リバイブ:深淵の呼び声 ゲーム紹介と所感
サイフォズの教えをより深く学べば、得られるものもより大きくなります。
「氷河の雪解け水は巨大な湖を作ります。氷の最も深い層のごく小さい胞子は生命となります。そして、湖はサイフォズの住処となります。サイフォズは大いなる知識と知恵を秘めています。
ならば湖の近くに居を構え、彼らから学びましょう。彼らの意思に敬意を払い、頭を垂れましょう。彼らが用意してくれた旅を成し遂げましょう。彼らに仕え、贈り物を受けるのです。
それこそが深淵の呼び声なのです」
―― ネデイア
『リバイブ』は、それぞれが異なる能力を持つ勢力を率いるリーダーとして、荒廃した世界に自身の勢力の信念をもとにした文明を作るため、凍りついた世界を探検する戦略ボードゲームです。『リバイブ:深淵の呼び声』ではそこに新たな存在「サイフォズ」が登場し、ゲームに新たな要素を追加します。
「サイフォズカード」は通常のカードと同様に使用することができますが、どの色としても扱えるという性質を持っており、プレイヤーはより柔軟な選択ができるようになるでしょう。
「献身トラック」はゲーム中に得られる献身の点数によって進めることができ、進捗に応じて「サイフォズカード」などの報酬が得られます。また、ゲーム終了時に献身の点数は通常の点数に加算されます。
他にも、スイッチアクションを拡張する「旅」に加えて、新たな勢力やエリア、大拠点、スロットモジュール、マシンが追加され、より深く『リバイブ』を楽しむことができるようになります。
『リバイブ:深淵の呼び声』は、成長要素による拡大と様々な戦略を立てることが楽しいボードゲームに、さらなる選択と戦略の幅をもたらす拡張セットです。
※本商品は拡張セットです。単体では遊べません。遊ぶには『リバイブ』が必要です。
製品名 | リバイブ:深淵の呼び声 |
ゲームデザイン | Kristian A. Østby Helge Meissner Anna Wermlund Eilif Svensson |
プレイ人数 | 1~4人 |
対象年齢 | 14歳以上 |
プレイ時間 | 90~120分 |
日本語版発売 | ホビージャパン |
日本語版発売時期 | 2024年3月上旬 |
価格 | 6,300円(税抜き) |
関連サイト | ホビージャパン公式HP ボードゲームギーク |
内容物
献身トラック 1つ(3分割)、サイフォズカード 16枚、旅カード 18枚、市民カード 9枚、勢力ボード 4枚、勢力専用タイル 18枚、湖タイル 3枚、マシントークン 15個、スロットモジュールトークン 9個、大拠点タイル 1枚、木製駒 4個 他
リバイブとは?
リバイブは、ポストアポカリプスをテーマにしたボードゲームで、かなり強力な拡大再生産要素が特徴の作品です。
簡単な陣取りや早取り要素があるものの、基本的にはプレイヤーは好きにノビノビと自分の領土を拡大し、自分の能力を強化し、拡大再生産し、勝利点を得ていきます。
徐々に強化される能力で、徐々に強力なエンジンビルドすることが出来で、終盤かなり気持ちよくプレイできるのが遊んでいて楽しいです。
様々な能力を持ったプレイヤーキャラクターや、様々なランダム要素でリプレイ性は高く、プレイする度に徐々に要素が解放されていくプチレガシーな要素も入っておりワクワクします。また、得点獲得型の1人用モードが入っているのですが、そのソロプレイも非常に面白く、私個人的に非常におすすめの作品の1つです。
2023年初に発売されて以降かなりヒットした作品です。このゲームを2023年トップに推す人も多かったんじゃないでしょうか。
私は拡張を待ち望んでいましたし、同様に拡張を待ち望んでいた方も多かったでしょう。
「リバイブ」ボードゲーム紹介とレビューリバイブ:深淵の呼び声で追加される新要素
リバイブ:深淵の呼び声では、以下の要素が新しく追加されます。
追加要素 | 説明 |
---|---|
献身トラック | トラックを進めることで、勝利点やリソースを得ることが出来る。本拡張の1番大きな追加要素。 |
サイフォズカード | オールマイティとして使用可能な特殊カード |
湖 | リソースの得られる新しい小タイル |
新マシントークン | 各色5種類のマシントークンが追加 |
スイッチアクション:旅 | スイッチアクションを消費することで、小目標である旅カードを1枚得ることが出来ます。 |
大拠点タイル | 新要素にちなんだ大拠点タイルが追加されます。 |
新勢力(新キャラクター) | 個性的な4種類の新勢力が追加 |
新スロットモジュールトークン | 新しいスロットモジュールトークンが追加されます |
新市民カード | 新しいカードが追加されます。 |
献身トラック
献身ポイントを獲得すると献身トラックが進みます。
献身トラックは、ボーナスマスに達すると報酬を獲得できます。
勝利点トラックの点数と献身トラックは2→1交換が可能になっています。
献身ポイントはゲーム終了時の勝利点にもなります。
サイフォズカード
サイフォズカードは、通常のカードと同様に手札として使用するカードです。
獲得方法は特殊で、献身トラックを進めると獲得できます。
サイフォズカードは、各ターンやゲーム終了時に、好きな1色として扱うことが出来るオールマイティ色のカードです。
同色カードが連鎖するゲームなので、好きな色として扱えるサイフォズカードは、強力です。
また、下段に特殊な効果を持つカードが多く含まれています。
湖
湖は、マップに配置する新しい小タイルです。
湖の隣接マスに配置することで、様々なリソースなどのボーナスを得ることが出来ます。
新しいマシントークン
新しいマシントークンが各色5枚、合計15枚追加されます。
新要素である「貢献トラック」を進める貢献ポイントを得るトークンなどが追加されます。
マシントークンは、リバイブのリプレイ性やエンジンビルドの面白さにつながっているため、これは嬉しいですね。
スイッチアクション:旅
スイッチアクションの効果の1つとして「旅」が追加されます。
カードを1枚破棄する(ゲームから除外する)ことで、そのカードと同色の旅カード1枚を場から獲得します。
旅カードには目標が書かれており、達成したレベルに応じて、そこに書かれた献身ポイント(2/3/4)を獲得できます。
より高難易度の条件を達成した方が得られる報酬も大きくなっています。
元々のスイッチアクションは、アクションとしてあまり強くなく、若干イマイチな要素でもありましたが、この新要素面白そうですね。
新しい大拠点タイル
大拠点タイルが1枚追加されます。
大拠点はマップの4隅にランダムに配置されて、そこに人を配置できれば、書かれている内容の達成状況に従って大きな勝利点が得られる要素です。
今回の拡張の新要素に合わせた大拠点タイルが追加されています。
新勢力(新キャラクター)
新勢力が4体追加されます。
このゲームはキャラクター毎の個性も面白い要素の1つで、キャラクターごとに様々な特殊能力があるため、比較的大きなプレイ差分に繋がってきます。
それが4種類も追加されるのはかなり凄いですね。
各勢力が表裏が用意されているため、合計8種類の特殊種族が追加されるようなものです。どんなプレイ感なのか楽しみです。
1人ソロプレイ用新ルールの追加と実績チェッカー
1人ソロプレイ用に新しいゲームルールと実績チェッカーが追加されます。
このゲームはソロプレイも非常に面白いので、ソロプレイ好きには間違いなく楽しめると思います。
1人でも遊べるソロプレイ向きおすすめボードゲーム41選バリアントルール
ゲームをより面白くするための、バリアントルールが2つ追加されています。
アーティファクトの共通化
- 「アーティファクトカード」は、個別プレイヤーに配るのではなく、全プレイヤー共通の1枚になる
基本セットのランダム性を軽減するためのバリアントルールが追加されています。
アーティファクトカードは、最終勝利点に大きく影響する目標カードですが、使っているキャラクターや大拠点の状況によって、良いカード悪いカードがありました。
明らかに得点を稼ぎやすいアーティファクトカードが配られれば、それだけで最初からアドバンテージというわけですね。
そのランダム性を減らすために「アーティファクトカードは全プレイヤー共通の1枚だけにする」というルールです。
これは非公式にも提案されていたルールですが、改めて公式でも掲載したようです。
マシントークンの入れ替え
- マシントークンを獲得した際、同じ色のマシントークン1つを捨て札にし、2つ補充する
これは、マシントークンの停滞を防ぐための良いバリアントルールになっており、良いですね。
マシントークンは場の有効なものから取得されていくわけで、そうなると使いづらいマシントークンが最後まで場に残っていくことになります。
リソース払って1勝利点とか、ゲーム終盤ならまだしも序盤には全然いりません。しかもそんな要らないトークンが2個3個溜まっていくこともあります(笑)。
マシントークンをリシャッフルしやすくなるルールになっています。
まとめ:楽しみすぎる拡張
ただでさえ楽しすぎるリバイブに、新要素を追加して、更に楽しくなった本作。
新要素もどんなプレイ感なのか楽しみですし、オーソドックスに、新勢力や新カード、新トークンが追加されるだけでも楽しめること間違いなし。
私は即予約しますが、気になる方は要チェックです。
独立拡張ではないので、遊ぶためにはまずはリバイブ基本セットが必要。
プレイ後にまた感想を追記したいと思います。
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