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楽しかった2021ゲームマーケット秋も遂に終了!2日間のレポートをお届けします。

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早いものでゲームマーケット秋終わっちゃいましたね。

今回はゲームマーケット2021年秋のレポートをざっと紹介していきます。

楽しかった2021ゲームマーケット秋も遂に終了!2日間のレポートをお届けします。

ゲームマーケットの入場について

長蛇の列

土曜日に私が会場に着いたのが一般枠入場30分前の11時30分程度でしたが、ビッグサイトの外は既に1000人以上が外で並んでいる状態でした。実はビッグサイトの中も500人位は並ぶような作りになっていました。

なので当日はすさまじい長蛇の列が入り口前にできていたということになります。

結局入場できたのが1時間程度経った12時30分位で、当然ながらお目当ての品々は早々に売り切れ完売状態になっていまいた。

▼ビッグサイト入口前の長蛇の列。ビッグサイト内にも列ができており、さらにこの後国際展示場駅まで続く待ち行列が形成されることに。。。

過去のゲームマーケットではそれなりに入場開始とともにスムーズに入れるようになっていたものですが、今回は全然違いましたね。一定数を一定時間毎に入れるように調整していたようで、その速度が来場者数をはるかに下回った結果、ピーク時はなんと国際展示場駅の近くまで長蛇の列ができていたようです。

後からのんびり来たはずの人も1時間以上待たされたと言っており、早く来ても遅く来てもあまり待つ時間が変わらないといった状況でした。

蜜回避で中に入れすぎないのも大事かもしれないが、外にあれだけ長蛇の列ができてしまうのと、それはそれでクレームになるんじゃないかって気もします。

例年そうなのですが、2日目はそれなりに落ち着いており、開始1時間もすれば待ち行列も無くなり、スムーズに入れていたようです。やはり1日目の方が混み、2日目は明らかに来場者数も少なかったですね。

早期入場枠と一般枠

初日は11時からの1500人の早期入場枠と12時からの一般枠がありました。

ゲームマーケットのカタログを買うとそれに土日2日分の入場チケットがついていたのですが、土曜日だけ参加組はチケットはオンラインで購入して更に早期入場枠を確保して、カタログ買わずというのが正しい気がしました。

日曜日参加しないならカタログチケット無駄になるし、そうなるくらいなら早期入場枠を確保して入りたいってなるんじゃないかな。今はカタログよりオンラインの公式サイトの方が余程わかりやすく情報まとまってますしね。

早期入場枠は1500枚あったようですが何れも売り切れ状態。ただ、早期入場枠内でも早く入場できた、遅く入場したがあったようで、遅く来場してしまうと11時には入れず、11時40分位にようやく入れたッて人もいたようです。早期枠を確保したのに目当ての品が手に入らないとちょっと残念ですよね。

当日購入と電子チケットとカタログチケット

チケットの販売方式は3種類あったわけですが、このうちすぐに入場ルートに行けたのは「電子チケット」のみでした。なんとカタログについていたチケットはあくまでも引換券扱いで、当日購入枠の人と同様に「チケットの引換」が必要になっていました。これが非常にイマイチ。

ただでさえ長時間並ばなければならない入場なのに、更にチケット引換も長蛇の列ができていました。「電子チケット」組は早々に入場ルートに入れており、「カタログチケット」組も事前にお金払ってチケット確保しているはずなのに、この区別はないだろうと思ってしまいましたね。

クレームが来たのかわかりませんが、2日目からはカタログチケットも引換不要で即入場ルートに入れるようになりましたが、初日と勝手が変わっており、これまたイマイチ。プラカードの1枚でも出しておけばよかったんじゃないかって気がしますね。

アークライトブース

A01に堂々と構えられている主催企業アークライトさんのブース。

テインテッドグレイル、フォート、タイガー&ドラゴン、グルームヘイヴン解明編、などの先行販売品が売られていました。

先行販売品

私は先行販売されていた「グルームヘイヴン解明編」や「テインテッドグレイル」、「タイガー&ドラゴン」が欲しかったのですが、初日は予想以上に入場者が多かったようで、即売り切れでとてもじゃないが入手できませんでした。

会場の外に並んでいるときに「完売しました」のツイートを見てがっかりしていましたよ、ええ(笑)。入場できたのがそこから30分以上経ってからだったので如何に無理ゲーだったかですね。

▼ルートのデザインの「フォート」。こちらは比較的早い段階で完売していました。

2日目は比較的空いていたこともあったのですが、タイガー&ドラゴンとグルームヘイヴン解明編は即販売終了。タイガー&ドラゴンは別途遊ぶ機会があったので遊んでみたのですが、これは予想以上に面白いですね。ごいたの気になる点が見事に解消されている。一般販売されたら購入しようと思います。

アークライトの購入列は「タイガー&ドラゴン売り切れです」の声が上がると同時に大量の人が列から去っていきました。前評判通り良い作品で、並んでまで買おうとするのは間違ってないですね。

▼サメから逃げるカードゲーム「シャークインパクト」。こちらも売り切れていました。

先行販売品は大体売り切れになっていましたが、テインテッドグレイルは結局2日目は最後まで売れ残っていたようです。2万円するので確かに中々手が出づらいですが、逆に不安になるくらいです(笑)。

グルームヘイヴン解明編の展示

グルームヘイヴン基本セットとグルームヘイヴンの拡張1が展示されていました。

私はグルームヘイヴンクリア済なのですが、この解明編の第一章をプレイするには、グルームヘイヴンをクリアしていることが条件になっているので、気になる方はグルームヘイヴンをクリアしなければなりません。

また、新キャラクターは導入必須らしいのでキャラクターを卒業させておく必要があります。新キャラクターとして作ってもいいと思いますがLV1になってしまうので、可能なら卒業キャラを使いたいところ。発売までに日があると思うので、待っている間に卒業させて1枠開けておきましょう。

ちなみに商品自体は既に日本に届いていて検品している状態という話でした。なのでうまくいけば12月の年末商戦中には出てくるんじゃないでしょうか。

グルームヘイヴン獅子の顎の展示

こちらも非常に気になる面白そうな作品。中々いいお値段しますがグルームヘイヴンが気になっていたけど手が出なかった人はマストバイでしょう。

ただ、卒業システムや召喚システムなど、グルームヘイヴンで若干面倒だった一部システムは廃止されているようです。なので本当にグルームヘイヴンを楽しみたいなら、やはり基本セットを買いましょうってことになる感じですかね(笑)。多分、獅子の顎をプレイしたら基本セットが欲しくなると思います。

こちらの商品はまだ船でこちらに向かっている最中ということで、発売はまだまだ先になりそうです。年末商戦には間に合わないでしょう。

アークライト福袋

6000円のアークライト福袋は限定50個で、12:50から整理券を配布するということでアナウンスされていましたが、12:30くらいからブースの周りに人だかりができていました。「まだ並ばないでください」というアークライトスタッフの声もむなしく人だかりは増える一方。

私も少し気になったのですが、大当たりになっている作品は何れも持っているものだったのと、あまりの熱気に負けて購入を断念。

その後どうなったか詳しくは知りませんが、30分くらい前からスタンバイしていて、微妙にいいポジションに居座っていた人から順に整理券GET出来ていたようです。

事前準備がやや足りてなかったようで、待っていたのに整理券が配られなった人や、スタッフがちゃんと取り仕切ると思っていてマナー通りにスタッフの言うことを聞いて遠巻きに待っていたが結果整理券が配られなかった人などが、現場で不満・文句の声を上げていたというのは容易に想像できますね。アークライトさんが公式ツイートで謝罪するまでになっていました。

やや残念な感じです。

GPブース

超有名作品「カタン」を筆頭に「ウボンゴ」や「ザ・クルー」などしっかりした作品をしっかり出してきているGPさんのブース。

ロビンフッドの冒険

GPさんの気になる最新作といえば、ロビンフッドの冒険でしょう。

2021年のSDJのノミネート作品で惜しくも大賞は逃しましたが、ゲーム感が謎めいており非常に気になる作品です。

まるでハードカバーの小説のような、分厚いストーリブックを読みながら、時には選択を迫られて時には戦闘を行い物語が展開していく。

シナリオは全10章で1章1~2時間程度で終わるので、クリア時間自体は10~20時間程度でしょうか。ストーリー分岐もあるようで、繰り返し遊べる仕組みになっているようです。

レガシータイプではなくてコンポーネントを傷つけるようなものはないとのこと。分厚いストーリーブックを読むだけで相当時間かかりそうですがどうなんだろう(笑)。

こちらは来年の4月発売予定という話をされていました。発売されたら購入してレビューしてみたいと思います。

1000円ガチャ

GBブースでは、1000円で1回回せるくじをやっていたのですが、特賞は定価4万の「3Dカタン」。更に宇宙カタンや通常カタンも当たるくじでした。

更に特賞じゃなくても、ハズレ枠でも「ザ・クルー」や「テイチュー」クラスの作品が当たっていたようで、実質何が当たっても1000円以上で元が取れるようになっていました。

残念ながら先着何名か限定くじだったようで参加できませんでしたが、中々盛り上がっており楽しそうでした。

おまけ

中々本格的な機材を用意して、生配信していたようです。ゲムマライブ用でしょうか?

どこかにアーカイブアップロードされてたら見てみたいところです。

ホビージャパンブース

新作が届いていないなどもあったようで、今年のホビージャパンさんのブースはこじんまりとした感じでした。

新作展示

新作のコンポーネントがわかりやすいように展示されていました。

人気のストリートを作ってお金を稼ぐボードゲーム「ストリートスクエア」なんかは、実際に見てみると非常に欲しくなるコンポーネントになってますね。

春99さん一押しの「スパイ・コネクション」もこれは面白そうです。凄いパンデミックチックなボードです。

新作TRPGや話題のキャットインザボックスのサンプル展示もありました。キャットインザボックスはノーチェック作品だったのですが、中々面白そうで入手したくなってきますね。

訳アリ品

例年通り訳アリ品が激安で売られていました。

6000円のものが若干の箱潰れで3000円になっていたり、定価5000円で箱がガッツリ破損しているものはなんと500円とかで売られていたり(笑)。

箱破損は上箱に穴が開いていたりとかなり痛々しい見た目なので敬遠する人も多いですが、500円なら非常にお買い得だと個人的には思いますね。ただ、例年訳アリ品は即消滅している印象でしたが今年は2日目まで残っていたようです。

謎解きゲーム

あとはブース横の謎解きゲーム。中々面白く良くできている謎になっていました。脱出ゲームの初回謎に使われるような平易な謎解きですが、結構ひねって作られていて中々気合入ってます。

謎を解くと最新作がわかるようになっており「エスペライゼーション」が発売されるようです。ググってみると単純そうなゲームかなと思ったのですが、実は凄まじいプレイ時間かかるゲームだそうで発売と詳細が気になるところです。

サニーバードブース

マーベルユナイテッドが展示だけされていました。ソロプレイも非常に面白いと評判で非常に気になっている作品です。輸送の都合で遅れているらしいですが来年には発売されるといっていた気がします。ちなみに写真を撮った気がしていたのですが、撮れていないという致命的なミスをしてしまいました。。。

また、色々と噂のファクトリアは即完売していました。ただ、ゲームマーケットで購入するくらいならプロモ特典が大量にもらえるキックでGETしておいた方が断然お得でしたね。遊んだらレビューしたいと思います。

あとはフリードマンフリーゼさんの新作「ファストスロース」。基本セットは5500円ですが、サニーバードオリジナル駒とマップ拡張もついて先行販売フルセット何と9500円。1作品で9500円と言われると正直思ったより高いぞって思ってしまいましたが、気になっていた作品なので確保。

拡張を入れるとマップが16通り。動物の組み合わせが200通り以上ありリプレイ性はかなり高そう。コマも可愛い。ということでそのうちレビューします。

MAGIブース

長蛇の列が途切れずにできていたのがMAGIさんブースでした。ここは例年比較的長い列ができていますね。

まじかるベーカリーから始まったMAGIさんのまじかるシリーズは、2021年春に新シリーズで拡大再生産の「まじかるキングダム」が発売され、更にその拡張1「ライスル帝国侵攻」が今回の目玉商品になっていたようです。

ゲームマーケットのカタログの1ページ目の見開き2ページにフルカラーで掲載するといった気合の入りっぷりで、その勢いが良くわかります。

見た目は美少女ゲームやアニメ系な感じですが、中身はかなりしっかりとボードゲームしている作品で、見た目で敬遠するには非常にもったいないですね。確かに続編は気になるところで、これは私もファンになりそうです。

その他ブース

その他会場を歩きつつ撮った写真を幾つか。

Okazu Brandブース

Okazu ブランドさんのブースを拝見。

「横濱紳商伝」の最新版が発売されていたり「カピ原」シリーズが発売されていたり。

後で写真を見返して気づいたのですが、横でブースに訪問されているのってあのTable Game in the Worldの小野さんですかね?取材って書いてあるし。凄いそれっぽい。

取材枠ってあるんですね。展示会や学会でブースに訪問して話をするってことはよくあると思いますが、こういう場での取材って想像もしてなかったです。ボードゲームを仕事として扱っている人であれば、確かに取材枠として参加するのもある話なのでしょう。

珠工房ブース

ここのブースさんは全く知らなかったのですが、いつ見てもやたら人が並んでいたのでパシャリ。

どういうボードゲームを販売しているのかと思いきや、TRPGなどに最適なダイスを販売しているブースさんとのこと。

特殊ダイスを販売しているブースは結構多いと思うのですが、中でも独特な作品を作っており、固定ファンが多いということでしょうか。

サメ映画学会ブース

これまた何という学会でしょう。サメ学会じゃなくてサメ映画学会ですからね(笑)。しかし、思った以上にガチで驚きました(笑)。

公式サイトを拝見しましたが、昔からある歴史ある学会というわけではなく最近サメ好きな方が学会を名乗って始めたようです。ただ、若干ネタ寄りではありつつも、サメ映画ガチ勢が運営しているようで、サメ映画に関しての実力は本物のようです。

ボードゲーム界にも「ボードゲームXXX」を名乗りだす人や団体は多く、私個人的には正直そういう団体や肩書に対しては懐疑的になってしまうわけですが、これだけガチ勢であるならば、サメ映画学会を名乗ってもそこまで怒られないでしょうね。

Role&RollとTRPG関連書籍

TRPG専門雑誌Role&Rollの歴代のナンバーとTRPG関連の書籍が複数展示されていました。

Role&Rollといえばグルームヘイヴンの情報を集めていた頃に、ちょうど特集号をやっており購入した雑誌です。私はTRPGに興味はあるのですが中々やる機会がなくチェックできていないのですが、機会があれば是非体験したいものです。

終わりに

以上、2021年秋のゲームマーケットのレポートまとめでした。本当はもっと沢山のブースの紹介したかったのですが、記事が長くなりすぎてしまうのでこれくらいで力尽きました(笑)。次は購入よりも、もっと色々なブースの話を聞いてみるとか優先して参加しようかしら。

いやー、ゲームマーケット楽しかったですね。やっぱりゲームマーケット最高です。宝探しのように欲しい作品、戦利品も沢山GETして、一般販売に先行して遊んでみて楽しめるってのは、ゲームマーケットというイベントならではの楽しさ・ワクワク感だと思います。

私もGETした作品は直近ガッツリ遊んでいきたいと思います。

今回はコロナが落ち着いてきたドンピシャのタイミングの開催ということもあり、主催側の想定以上に来場者がいたんじゃないでしょうか。

業界が盛り上がってまた熱が戻ってきており嬉しい反面、会場内の混み具合や入場のきつさはしんどいですね。もっと人が集まりもっと大体的にできれば広い会場を借りて出来ていたのでしょうが、流石にコロナ禍ではまだ難しいでしょうか。

やや残念だったのは試遊スペースがほとんどなかった点ですかね。例年試遊卓が沢山あり、そこで遊んでみるだけでも楽しいですし購入欲が沸いたものですが、今回は試遊卓を出しているブースはほぼなかったです。蜜を避けるためのスペースの都合上仕方なかったのかもしれません。

食事スペースはいつものラーメンや吉野家の出店スペースはなかったのですが、東京ビッグサイト併設の食事スペースはやっていたので、昼ご飯はそこで食べることはできました。

来年の開催も楽しみですね。それでは。

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