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【イーオンズエンド】大拡張1 終わりなき戦い 完全日本語版 ボードゲーム紹介とレビュー

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アークライトさんより2021年7月に発売された大人気ボードゲーム「イーオンズエンド」の続編「イーオンズ・エンド:終わりなき戦い」完全日本語版の内容を紹介していきます。

イーオンズエンドシリーズ待望の第一弾の大型拡張「イーオンズエンド:終わりなき戦い」が遂に完全日本語版で発売となります。

基本セット「イーオンズエンド」も非常に面白く大人気の作品でしたが、この「終わりなき戦い」も非常に面白い名作になっています。

今回はそんな拡張1「イーオンズエンド:終わりなき戦い」の魅力を余すところなく紹介していこうと思います。

▼各種サイトで販売中

▼基本セットも再販

イーオンズエンド:終わりなき戦い 完全日本語版 基本情報

デザインSystem:
 Kevin Riley
プレイ時間60分
プレイ人数1~4人
対象年齢14歳以上
版元Action Phase Games/Indie Boards & Cards
販売アークライト
発売日2021年7月29日
希望
小売価格
¥6,380(消費税10%込)

イーオンズエンド:終わりなき戦い 完全日本語版 ボードゲーム概要

大好評の協力型デッキ構築ゲーム『イーオンズ・エンド』の続編!

舞台は破滅の危機に瀕している世界。人類最後の拠点グレイヴホールドに残った魔術師は生き残るため、そして世界を取り戻すために敵である《ネメシス》と戦います。

このゲームでは、ターンを行うプレイヤーの順番が、ターン順カードによって毎ラウンド変化します。プレイヤーはカードをプレイすることで、ゲームの中心的リソースである「エーテル」を獲得します。獲得したエーテルを支払うことで、サプライから新たな宝石、呪文、遺物といったカードを追加し、自分のデッキと呪文のために必要な破孔(ブリーチ)を強化したり、ネメシスの能力を防いだりできます。

新たなキャラクター8名・プレイヤーカード27種類・そして4体の《ネメシス》も登場し、ゲームの選択と戦略性の幅がより広くなりました!さらに、ネメシスカード9枚、サプライ構成カード3枚、カード仕切り板21枚入りのプロモパックも同梱されています。

※本作は独立型拡張のため、単体でゲームが楽しめます。また、基本セットのカードを組み合わせてプレイすることもできます。

引用:アークライト公式HP

2020年に日本語版が発売されてからというもの、一気に大人気作品となった大人気ボードゲーム「イーオンズエンド」の待望の続編です。

イーオンズエンドでは、プレイヤーは破孔魔術師となって協力し合い、魔法を駆使して巨大なボス「ネメシス」を倒していくことになります。

ボスの歯ごたえ、デッキ構築の面白さ、協力プレイの面白さ、ソロプレイの面白さ、これらが絶妙にマッチして今なお数多くの中毒者が出ているシリーズです。海外では既に大小さまざまな拡張が発売されています。

そんな大人気作品「イーオンズエンド」基本セットの、次に出ている大拡張の1つ目がこの「イーオンズエンド:終わりなき戦い」です。

新しくネメシスが4体、キャラクター8体、サプライも20種類以上追加される正統進化系の拡張で、基本セットがもう1つ登場したような感じ。ドミニオンの基本セットと拡張1「陰謀(第一版)」のような関係です。独立で同じように遊べるし混ぜても面白い。

ルール自体は基本セットと全く同じなので、基本セットを遊んだことがある方なら何一つ迷わずにプレイが可能になっています。

イーオンズエンド:終わりなき戦い 完全日本語版の特徴

主に基本セットとの違いに絞って、この拡張の特徴を紹介します。

  1. ネメシスが無茶苦茶強い
  2. キャラクター能力の癖が強い
  3. 2つの破孔にセットする魔法が登場
  4. サプライが空になると強化されるカードが登場

特徴①:ネメシスがめちゃくちゃ強い

この拡張最大の特徴です。登場するネメシス4体は非常に強力です。

製作者が「拡張1は激ムズにした」とコメントした通り、ヤバい難しさです。正直インチキレベルの強さです(笑)

このインチキな強さを誇る4体のネメシスを攻略するのが、この拡張最大の楽しみと言って良いでしょう。

実は私は、イーオンズエンドシリーズはこの拡張1(の英語版)を最初に購入してプレイしており、その次に基本セットの日本語版で遊んだのですが、基本セットの難易度は正直さほどでもないと感じました(笑)。基本セットおもったより簡単じゃないか、と。

それ位、イーオンズエンド終わりなき戦いのネメシスは強い…というかインチキしてきます(笑)

どんな強さかはプレイしてのお楽しみに。1体目は程々の強さなので安心してください。2体目から全力で滅ぼしにかかってきます。

特徴②:キャラクター能力の癖が強い

8体の新キャラクターが登場しますが、キャラクターは能力も固有カードも何れも癖の強いものばかりです。

基本セットだとキャラクターの奥義は「カード4枚ドロー」とか「HP4回復」とか大変わかりやすい能力ばかりでしたが、拡張1のキャラクタ―能力は「グレイブホールドを回復してからカードを獲得する」とか「倒した敵の数に応じてダメージ」とか、効果のメリットがちょっとわかりづらいものが増えています。

▼新キャラクター「ウルジノール」。見た目は貧弱ですが恐るべき力を秘めているタンクキャラ。

キャラクター専用のコンポーネントを使用するタイプも2体います。こういうのも面白いですよね。

正直、キャラクター能力の方は、初めてプレイするとかなり使いづらさを感じるものが多いと思います。チャージコストに全然見合わないものもあるかもしれません。基本セットを遊んだ後に使うと大分尖がった能力だと感じると思います。

基本セットが如何にシンプルでわかりやすい効果だったかですね。

特徴③:2つの破孔にセットする魔法が登場

スロットを2つ使用する魔法が登場します。破孔1と破孔2の隣り合った破孔2つを占有してセットしないと使えません。その分効果が強力ということですね。

ただ、この拡張以降でこのような能力を持ったカードは登場しておらず、製作者としてもイマイチだったと思っているのかもしれません。

確かに、破孔を沢山開けていくモチベーションにはなると思いますが、最大4つの破孔を2つも占有してしまうとなると使い方が難しいかもしれませんね。

特徴④:サプライが空になると強化されるカードが登場

サプライが空になると能力が1.5倍くらいに跳ね上がるカードが複数登場します。主に遺物で。

通常能力に加えて、サプライが空のときのみ発動する能力を持ったカードです。

これも面白い仕組みだとは思うのですが、如何せん5枚のカードサプライを枯らせるのは中々至難の業で、相当意識して買わないと使いこなせないです。暴食の王子のようなサプライを枯らしてくるボスと戦うのであれば、上手くハマるかもしれませんが、通常のボスで狙うのは中々難しいですね。

こちらもこの拡張以降には出てこないタイプのカードで、個人的な評価もイマイチ(笑)。2,3枚買った当たりで力尽きて他のカードに手を出しちゃいます。上手く使いこなしている方が入れば是非教えて欲しいですね。

イーオンズエンド:終わりなき戦い 完全日本語版レビュー

評価:★★★★★★★★★★(10点満点)

イーオンズエンドの待望の拡張が遂にきました!

私のレビューですが文句なしに満点です。文句なしに最高のボードゲームの1つです。

イーオンズエンド基本セットで遊んでいた方は、皆この拡張の発売はまだかと待ち望んでいたんじゃないでしょうか。基本セットだけでも十分面白いボードゲームでしたが、拡張1を入れることでその楽しさは純粋に倍増します。

正直無茶苦茶面白いです。

基本セットと混ぜると、ネメシス8体、キャラクター16体、サプライは40種類以上と基本セット×2倍のボリュームになって、更に無限に遊べるようになります。ボス・サプライ・キャラクター、様々な組み合わせで何度も何度も遊ぶことになるでしょう。

宝石からエーテルを抽出してデッキを構築し、魔法を駆使して敵を倒して、遺物でゲームをフォローする、このゲームの根本のデッキ構築と協力プレイの面白さは全く変わらずに楽しめます。

ただ、先ほども書きましたが、敵の能力や味方の能力そしてサプライカードなど、全体的に癖の強いものが増えており、敵味方含めての能力のシンプルさという意味では、確実に基本セットの方が上です。

なので可能であれば基本セットから入った方が良いと思いますが、そうはいっても拡張1がそこまで複雑というわけでは無いですし、私みたいにこの拡張から入っても全然楽しめるのは間違いありません。より歯ごたえのある白熱した戦いを楽しめるのはむしろこの拡張1の方です。

最大の特徴は何といっても敵の強さですね。基本セットのボスも中々面白い能力が多く楽しめましたが、拡張1のボスはそれらとは全く別の能力を持っており、基本セットのボスを遥かに超えるかなりの強さを持っています。私は協力型ゲームの難易度の高さは、プレイの面白さの1つだと思っているのですが、この歯ごたえのある難易度は非常に楽しめました。勿論、運任せな理不尽な難しさというわけではなく、対処可能な難しさである点が評価ポイントです。

中でも「仮面」と「ゲート」の2体はヤバいです。ランダムサプライだと平気で5連敗位すると思います(笑)。もし難易度順で遊びたいのであれば「ワーム」→「竜」→「仮面」→「ゲート」の順番で遊ぶことをおすすめします。もしくは公式難易度通りに「ワーム」→「仮面」→「竜」→「ゲート」ですかね。

「竜」は公式難易度7なのですが、拡張3で入ったキャンペーンモードで登場するTierランクではランクが落とされており、実際には基本セットの「暴食」や「仮面」位の難易度だと思います。

逆に「ゲートウィッチ」は公式難易度7ですが、キャンペーンモードのTierランクは最高の4で、更に通常ルールではなくやや弱体化させて遊ぶように指示が書いてあります。如何にゲートウィッチが強力かということを物語っています。

▼本作最強の敵「ゲートウィッチ」。シリーズの中でも屈指の強さを誇るネメシス。

更に拡張を買った方が良い大きな理由の1つとして「ネメシスカード」の種類が増えることがあげられます。ネメシスの行動パターンを決めるネメシスデッキですが、基本セットにはLEVEL1~3の汎用ネメシスカードが各7枚ずつ位入っていたかと思いますが、それらはほぼバリエーションなくどのゲームでも同じような組み合わせで使用されていたと思います。特にLV3のカードは毎回全て使用すると思います。

この拡張にも当然基本の「ネメシスカード」が入っていますが、それらは基本セットのものとは全く別の効果になっています。つまり基本セットのネメシスカードと混ぜるとネメシスデッキのバリエーションもかなりのものになるということですね。

ネメシスデッキの効果で苦しめてくるのもこのゲームの醍醐味の一つなので、是非このバリエーションの変化と楽しさを味わってほしいですね。

ちなみに、このイーオンズエンド:終わりなき戦いは、基本セットの次に出ている大拡張の1つ目です。実は海外ではこれ以外にも、基本セットのストーリー軸で、ネメシスが1,2体とサプライカードが数枚入っている小拡張が2つほど出ていますが、それは英語以外の他言語化もされていないようなので、日本語化はされない可能性も高いです。

この拡張の内容をもっと知りたくて我慢できない人は、このサイトの他の記事で、拡張1に登場するカードはみっちり紹介しているので、是非そちらをご覧ください。リンクは下の方に貼っておきます。

4体のネメシスの詳細も記事にしようと思いましたが、このゲームの最も大きなサプライズポイントはネメシスとの戦いなので、どういう能力かの詳細な紹介は避けようと思いあえて記事にはしませんでした。是非実際にプレイしてみてその強さ、面白さ、手ごわさを実感してみてください。

イーオンズエンド:終わりなき戦い 完全日本語版 内容物

  • トークン類:108個
  • プレイヤーカード:204枚
  • ネメシスカード:70枚
  • 登場判定カード:27枚
  • 早見表カード:4枚
  • ターン順カード:13枚
  • プレイヤーマット:8枚
  • ネメシスマット:4枚
  • 破孔タイル:16枚
  • 紋章破孔タイル:8枚
  • カード仕切り板:17枚
  • 体力ダイヤル:2個
  • ルール説明書:1冊
  • 初ゲームの手引:1枚
  • プロモパック(ネメシスカード:9枚、サプライ構成カード:3枚、カード仕切り板:21枚)
  • [カードサイズ:63.5×89mm]

イーオンズエンド:終わりなき戦い 完全日本語版のスリーブ

イーオンズエンドのカードサイズは63.5×89mm

一般的なトレーディングサイズのカードが330枚近く入っています。

イーオンズエンド:終わりなき戦い 完全日本語版紹介のあとがき

以上、イーオンズエンド:終わりなき戦い 完全日本語版のゲーム紹介でした。

イーオンズエンドを遊んだことがある方は勿論のこと、まだ遊んだことが無い方にも文句なしに超おすすめできるボードゲーム拡張です。

イーオンズエンド:終わりなき戦いは、2021年で買わなければならないボードゲームの筆頭といっても過言ではありません。拡張とは言いつつも普通に単体で楽しく遊べるので、あまり拡張という位置付けで考えない方が良いと思います。基本セット有無によらず買って損はないボードゲームの1つでしょう。

2020年5月に予約が開始されたイーオンズエンド基本セットは予約開始から1日経たずにり切れており、この拡張1も一瞬で売り切れましたね。

イーオンズエンドのアークライトさんの傾向として、再販は半年に1度とかなので、気になる方はチェックしておくことをおすすめします。

▼各種サイトで販売が開始!

▼基本セットも再販されてます!

イーオンズエンド:終わりなき戦い 完全日本語版関連リンク

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