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【ボドゲニュース】アグリコラ拡張Cデッキでエラッタ多発

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先日ホビージャパンさんより日本語版が発売されたアグリコラ拡張のコルバリウスデッキ、通称Cデッキですが、かなりエラッタがありそうだということで話題になっています。

▼コルバリウスデッキの紹介はこちら

遂に来た!『アグリコラ:コルバリウスデッキ』ボードゲーム紹介とレビュー

▼ホビージャパンさんから公式のエラッタ報告がありました

【ボドゲニュース】アグリコラ拡張Cデッキでエラッタ多発

コルバリウスデッキはアグリコラリバイズドエディションの3つ目の拡張です。

エラッタ周知のきっかけとなったツイート

2022年1月17日に日本語版がホビージャパンさんより発売され購入者の手元に届いたわけですが、ふと見るとツイッター上でこんな情報が流れてきました。

このNOTEを書かれている方の調査結果によると、ちょっと驚く量の誤訳がこのコルバリウスデッキに、ありそうだということです。

どの程度のエラッタ量かはさておき、このNOTEは、文字数にして約12000文字(笑)。

どこまでが本当に妥当な指摘なのかという話は置いておいて、エラッタと思われる文字の説明文が12000文字あるというのは、流石に相当なボリュームだといわざるを得ないでしょう。

アークライトさんから直近発売された「テインテッドグレイル」もそれなりに致命的なエラッタはあったものの、そのエラッタが霞むレベルでのエラッタ量です。

近年稀にみるエラッタですね。今年2022年のエラッタオブザイヤーの筆頭という感じです。。。

ちなみに個人的な2020年のエラッタオブザイヤーは、アークライトさんの「ルート拡張1」の「蜥蜴教団のボード」です。去年2021年は何だろう…あまり思いつかないですね。それこそアークライトさんの「テインテッドグレイル」かもしれません(笑)。

企業も個人も共にエラッタにはかなり敏感になっていたので、直近のボードゲームは、基本的に企業もお金をかけておりエラッタは少なめで発売されていたという印象でした。

エラッタの中身

肝心の中身はどんなものか。

Noteの中身を読んでみた限りだと、「効果が全く間違っている」致命的なものから、「表記ゆれで誤解を生む」ものや、プレイにはさほど影響が出なそうな軽微なものまで、実に様々な指摘が書かれており、単なるいちゃもんには留まらないレベルの指摘内容になっています。

特に修正しなくても問題なさそうな単なる訳し方の問題も多いですが、効果ミスにつながる修正必須の内容も多いですね。

まさにアグリコラを知り尽くしたガチ勢によるガチ指摘といったところです。アグリコラへの愛がなければここまで指摘できないと思います。

私もCデッキは購入したものの手元に届いておらずまだ未プレイなのですが、私の知り合いもこのエラッタ情報が流れてくる前に「なんか訳が良くない…」とぼやいており、やはりアグリコラファンとしてはガッカリさせられている品質といわざるを得ないでしょう。

何故エラッタ?

Youtubeの動画でHAL99さんがこの点に関して軽くコメントされていましたが、確かにウヴェローゼンベルグさんのルックアウトゲームズさん側の問題も一部ありそうです。

ドイツ語版⇒英語版⇒日本語版、のように伝言ゲームのように翻訳が進んでいるため、ドイツ語版や英語版のバージョンが急に上がって、どれが最新なのかよくわからないような状態になっていて、その状態で日本語訳させられたのではないか、ということです。

過去アグリコラのリバイズドエディション初版では、ルックアウトゲームズが出してきた外国語版が実は古いバージョンのもので、それを元にホビージャパンさんが日本語訳したら、最新英語版と比較して内容がおかしくなってしまったという過去があります。

今回も少なからず同じような問題が起きているかもしれません。

ただ、そうはいってもそれだけでは説明できないレベルのミスもあるようで、翻訳と添削にあまりお金と時間をかけていないんじゃなかろうかって感じになってます。

また、Cデッキが海外で発売されたばかりということでもなく、海外でCデッキが発売されてからそれなりに時間がたっているはずで、そういう点でも何故ミスったのかというのは疑問ですね。こういう問題が起きるからこそ、海外版に対してマージン持って翻訳しているんじゃないのだろうかと。

翻訳者のアウトプットに対して、誰も添削しなかったら、こういうエラッタが出てしまうのは容易に想像が出来ます。

過去のアグリコラリバイズドエディション拡張の2作はどうだったのか?

AデッキとBデッキという2つの拡張がすでに出ているわけですが、不思議なことにこれらの訳に対しては全くと言っていいほどエラッタ指摘がありませんでした。

気になったのは基本セットより文字が大きくなっていた点くらいです。

非常に高品質な翻訳だったということですね。

そのため、多くのアグリコラファンがホビージャパンさんの翻訳を信用していたというのは間違いないでしょう。

そして残念ながら、今回のCデッキでやらかした感じになってしまったというわけです。

Cデッキの今後

ホビージャパンさんが公式アナウンスを一切出してきていないので、まずはそのアナウンス待ちということでしょうか。

基本的に、企業にとって致命的な市場問題は最高優先度の話になるはずなので、緊急で対策を検討中なのかもしれません。

アークライトさんは、最近はエラッタに対して、差し替えカードやボードを用意するという良対応をするようになった印象ありますが、ホビージャパンさんはどうでしょうね。

そもそも言語依存が少ないゲームを作っている印象もあるので、日本語エラッタに対しての方針があまり決まってなさそうにも見えます。

しかし、これだけのエラッタを全て修正しようとするともの凄いコストがかかってしまうこと間違いないでしょう。カード何枚交換するんだって話ですね。

翻訳コストをケチった結果、ケチったコスト以上の対価を払うことになってしまう、そんな案件かもしれませんね。

何れにせよホビージャパンさんのアナウンスを待ちたいところです。

▼ホビージャパンさんから公式のエラッタ報告がありました

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