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【2023年版】おすすめの人気ボードゲーム60選

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おすすめボードゲーム:じっくり頭を使って楽しめる中量級作品

ここからはしっかり時間をかけて遊ぶ、中量級のおすすめボードゲームを紹介していきます。プレイ時間は45分~60分くらいはかかるものが多いです。

プレイ時間やや長め(30分~60分程度)
プレイ感やや重め(それなりに頭を使う)
ルールやや複雑(ルールの理解はしっかり必要)

こんなタイプのボードゲームを探している方におすすめです。

日本では、先ほど紹介したようなパーティ系の軽めのボードゲームが主流なのですが、欧米など海外では、これくらいの重めの作品の方がメジャーで、家族でも楽しまれています。

メインとなるボードが用意されているものが多く、内容物も多く、これぞボードゲームという感じがしますね。これくらいのボードゲームが、一番遊びやすくて満足度と時間のバランスが良いかもしれません。

しっかりとした遊びごたえのあるおすすめのボードゲームになります。

チャレンジャーズ

ジャンルデッキ構築、リーグ戦
プレイ人数1人~8人
プレイ時間45分
発売年2023年

ゲーム概要

チャレンジャーズは、プレイヤーが大会に向けた自分のデッキを事前に構築し、全7,8回のリーグ戦を行うボードゲームです。

全員共通の初期デッキを持ち、毎ラウンド一定数のカードを補充して、自分だけのオリジナルデッキを構築します。

そのデッキでプレイヤー同士が対戦し、勝利点を稼いでいき、優勝を競います。

2023年のドイツ年間ゲーム賞のエキスパート部門大賞作品で、これは受賞に恥じぬ面白さの作品です。

パーティゲームのような盛り上がり、トレーディングカードゲームのようなデッキ構築の楽しさ、8人という大人数にも対応、運と実力がしっかりバランスよくマッチしている、短いプレイ時間、誰でもわかる簡単なルール、カードセット調整による豊富なバリエーション・リプレイ性の高さ、などこのゲームの凄い点を上げればキリがありません。

2023年のマイベストボードゲームの1つですね。

おすすめポイント

  • 自分だけのオリジナルデッキ構築が面白い
  • 8人までプレイ可能だが、全員同時の試合進行で、人数が増えてもプレイ時間が延びない
  • シンプルな坊主めくりシステムで、実力だけではなく上手く運次第で勝つことが可能

ファーストラット

ジャンルレース、拡大再生産
プレイ人数1人~5人
プレイ時間60分
発売年2023年

ゲーム概要

ファーストラットは、宇宙を目指すロケットを作りながらレースをするボードゲームです。

大きな特徴はダイスを振らずにレースする点。移動力や移動できるマスには制約があるので、1匹ないし2匹以上のネズミをいつどのように動かすかで頭を悩ませることになります。

移動したマスによってロケット用の資材が手に入ったり、移動力強化のためのパワーが強化されたり。どういう風に移動してもそれなりに色々なリソースが手に入ります。

レースゲームですが、能力を高めることが出来、拡大再生産している楽しさがあります。

一緒に遊んだ人からは大体評判が良い作品ですね。個人的には2023年のヒット作品の1つです。

おすすめポイント

  • ダイスを振らないお手軽中量級レースゲーム
  • 気持ちよく稼げるようになる拡大再生産要素が楽しい
  • 一緒に遊んだメンバーが皆太鼓判

フレームワーク

ジャンルタイル配置、パズル、拡大再生産
プレイ人数1人~4人
プレイ時間30分
発売年2022年

ゲーム概要

フレームワークは、タイルを自分の手元に配置していき、配置したタイルで条件を満たしたら手持ちのキューブを消化でき、手持ちキューブをいち早くなくしたプレイヤーの勝ち、というボードゲーム。

パズルゲームが得意なウヴェローゼンベルグさんの最新作で、これまでのパズルゲームの良さや欠点が上手く調整された作品になっているように感じる。

フレームを沢山つなげて連鎖させて一度に大量に得点できると、凄い気持ちよくなれます。

おすすめポイント

  • シンプルながら没頭できるタイル配置ゲーム
  • 後半になるにつれドンドンキューブ配置が加速して気持ち良い。

ステラ

ジャンルバッティング、ディクシット
プレイ人数3人~6人
プレイ時間30分
発売年2021年

ゲーム概要

ステラは、特徴的な絵が描かれた15枚のカードを使って、お題に該当するカードを他の人とバッティングするように選択していくボードゲーム。

「未来」というお題なら「未来」っぽいカードを選択して、それが他の人の選択と合致していたら得点。

ルールは1分で理解できる位非常にお手軽で、かつ面白く、個人的に2021年の中量級作品の中ではかなりおすすめの1つです。

おすすめポイント

  • 勝敗に関係なく、サクッと無心になって遊べる
  • 上手く他プレイヤーとバッティングできるか、ドキドキ・ワクワク感がかなり楽しめる

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グロウ トモシビノタビ

ジャンルダイスロール、エンジンビルド
プレイ人数2人~4人
プレイ時間45分
発売年2021年

ゲーム概要

グロウトモシビノタビは、漆黒の世界に光を取り戻すべく、プレイヤーは7日間で7体の仲間を集めて、光を求めて冒険するというテーマの対戦型ボードゲーム。2021年の話題作の1つ。

ダイスロールがベースシステムになっており、プレイヤーは毎ターンダイスを振ることで、地図上を光のある目的地に向かって進んだり、リソースや勝利点を確保することが出来る。ダイスロールゲームだが降りなおすための仕組みも沢山用意されている。

毎日1体仲間になる仲間カードの能力を駆使することで、更に勝利点やリソースを生み出すコンボが可能。

アートワーク独特で引き込まれること間違いなし。程よい運要素のダイスゲームが好きな方にお勧めの作品です。

おすすめポイント

  • 綺麗なダイスを沢山振って沢山得点できる。
  • 仲間カードも沢山用意されており、プレイ毎に自分だけのエンジン構築が楽しめる
  • 黒と白の独特のアートワークに引き込まれる世界観

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消されたメッセージ

ジャンルお絵かき推理系
プレイ人数3人~8人
プレイ時間30分
発売年2020年

ゲーム概要

消されたメッセージは、犯人・探偵・被害者の3役に分かれて、推理役と妨害役に分かれて戦う、非対称協力型ボードゲーム

ウォーリーを探せのようなマップの中で、「被害者」プレイヤーは、誰が犯人なのかを絵で描いて「探偵役」プレイヤーに教えるのだが、その際に「犯人役」プレイヤーは書かれた絵の内の一定数のマスを削除することが可能。

断片的な絵から、被害者が伝えたかった犯人キャラクターはこのマップの中のどれなのかをを推測して当てていく。これまで中々なかったタイプのパーティ寄りのボードゲーム。

被害者役は多少絵が下手でもなんとかなるし、犯人として絵を消すのも面白いし、ウォーリーを探す探偵も面白い。どの役割をプレイしても楽しめます

そこまで知名度高くなっていないですが、普通におすすめ作品の1つです。

おすすめポイント

  • 絵を描いて犯人を当てる、犯人は絵を一部消して妨害する、という他のボードゲームにはないプレイ感
  • 3つの役割はどれも特徴的で、どの役割をプレイしても楽しめる

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ディクシット

ジャンル連想ゲーム
プレイ人数3人~8人
プレイ時間30分
発売年2008年

ゲーム概要

ディクシットは、2012年のドイツ年間ボードゲーム大賞受賞作品。もはや定番中の定番作品で、これを遊んだことがない人はボードゲームライフを若干損しているといっていいくらいの作品。

84枚の独特な絵柄のカードを使って、親のヒントから親が出したカードを当てていく作品。カードの数だけ拡張があり、今では新しい絵柄のカードが山のように入った拡張が発売されています。

最近あまり遊べていなかったのですが、今年に入ってから久しぶりにガッツリ遊んでみると、やはり面白いし良くできているゲームだと改めて思いなおしました。

TVでキムタクが紹介したとか何とかで一時期かなり注目を集めて品薄状態にもなっていた作品です。毎年のように拡張が発売されており、どの拡張から遊んでも問題なく楽しめる作品になっています。

おすすめポイント

  • ドイツ年間ゲーム大賞受賞も納得の画期的なシステム
  • 自分の感性を絵と言葉で表現して、それを他プレイヤーに当てて貰って得点を稼ぐのが面白い
  • 魅力的で非常に独特の絵は見ているだけで面白く素晴らしい

世界の七不思議:建築家たち

ジャンルカードドラフト
プレイ人数2人~7人
プレイ時間25分
発売年2021年

ゲーム概要

世界の七不思議シリーズの最新作。ドラフトゲームが更にお手軽になって再登場です。中量級に入れていますが、軽量級に入れてもおかしくないレベルで軽いですね。

ゲームルールは非常にシンプルで、3か所のカードから1枚を選択してそれを獲得するだけ。これを繰り返してゲーム終了時に得点が多い方が勝ちです。

世界の七不思議のドラフトシステムがなくなった代わりに、自分の左右と中央山札の3つの山札から1つを選択してカードを引いてプレイするシステムになっています。

引いたカードも強制的に発動するようなシステムになっており、兎に角シンプルなプレイ感になっています。ただし、7不思議毎に専用の建築コンポーネントが用意されており、内容物は中々侮れません。

私はダウンタイムが非常に短い元々の世界の七不思議も大好きなのですが、この世界の七不思議:建築家たちも、かなり面白くおすすめの作品です。今は本家の世界の七不思議より好きかもしれません。

おすすめポイント

  • カードを引いて即使うだけ。名作「世界の七不思議」が更にシンプルに
  • どの戦法でも勝利が狙えるようにバランス調整されました
  • 7人同時プレイ出来て多人数用に重宝

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アバブ&ビロウ

ジャンル探索、ゲームブック
プレイ人数2人~4人
プレイ時間70分
発売年2015年

ゲーム概要

アバブ&ビロウは、ワーカープレイスメントして建物を建てたり、資源を獲得したりするゲーム。このゲーム最大の売りは地下探索をする際にゲームブックを読んでストーリーを展開するという点です。

地下探索というアクションを行うと、いきなりゲームブックでストーリーが始まって、選択肢とアクション成否の判定が発生します。「地下洞窟で困っている人を見かけた助けるか?先に進むか?」みたいな感じです。ダイスを振って成功したら何らかの報酬が手に入ります。ストーリーとそれでどんな報酬がもらえるのかワクワクしながらゲームブックを楽しめるのが最高ですね。

勝利点を稼ぐための仕組みは他のボードゲーム同様に色々あるのですが、このゲームは兎に角地下探索が楽しいです。ゲームに負けたとしても地下探索して選択肢を選択していくだけで楽しめて満足度は高いです。

一緒に遊んだ人には大体好感触なおすすめ作品の1つです。

215シナリオ入っており、何回かプレイすると選択の結果がわかってしまうのでは?と思うわけですが、何度遊んでも前回のシナリオは大して覚えていないのでご安心ください(笑)。

このゲームには地底探索でのみ仲間にできる3種類の特殊な地底人がいるのですが、私は未だに地底人に遭遇して仲間にしたことがないです・・・実績解除したい。。。

おすすめポイント

  • 探索するとゲームブックを読んで話が進むむという、他にはない画期的なゲームシステム。
  • 地底探索するだけで兎に角ワクワクして楽しめる。

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ウォーチェスト

ジャンルバックビルディング、陣取り
プレイ人数2人 or 4人
プレイ時間30分
発売年2018年

ゲーム概要

ウォーチェストは、バックドローして特殊能力を持ったコマを操ってバトルしていく陣取り系の作品。一定数の陣地を早く確保したプレイヤーの勝ち。

戦略的で特殊能力がある陣取りゲームが好きな方におすすめ

コマによって特殊能力が異なり、陣地確保特化・攻撃特化・補助特化など、使い道が様々で、プレイ毎の展開が全然異なって楽しめます。

基本的には1ON1の2人プレイメインの作品ですが、2人プレイも4人プレイも面白い。チップの高級感がまたいいですね。これが適当なぺらぺらなコマだったらまた評価は変わってきたかもしれません。

拡張の日本語版発売も決まっています。

おすすめポイント

  • 2人専用ボードゲームの近年の名作の1つ
  • コマの性能は様々で組み合わせによるリプレイ性は非常に高い
  • 高級感あふれるチップがかなり嬉しい

まじかるキングダム

引用:Amazon
ジャンル拡大再生産
プレイ人数2人~4人
プレイ時間45分
発売年2021年

ゲーム概要

まじかるキングダムは、MAGIさんから発売されている同人サークル発?のボードゲーム。恐らく当初はボドゲサークルという形だったんじゃないかと思うわけですが、まじかるベーカリーから始まったマジカルシリーズがあまりにも大人気になったためか現在は株式会社となっています。

このまじかるキングダムは同じ「まじかるシリーズ」ですが、「まじかるベーカリー」とはキャラクターの設定やフレイバーだけ同じで、システムは全然異なる作品になっています。

リソースを支払ってカードを場に出していき、カードから更にリソースを大量に生み出していく拡大再生産。各キャラクターの能力が何れもかなりインチキな強さを持っていて、ダイナミックな拡大再生産が楽しめます。

箱絵で食わず嫌いしていましたがかなりハマってしまった作品で、街コロとかが楽しいと思える人なら絶対に楽しめる作品ですね。兎に角展開がダイナミックで面白い。

新章突入という感じで、ゲームマーケット2021秋で拡張1も発売。今後はこの路線で進める模様です。

おすすめポイント

  • ダイスベースの派手な拡大再生産が楽しめる
  • 個性あるキャラクター能力は、全員かなり思い切ったインチキ性能で面白い

我と王のために

ジャンルドラフト、オークション
プレイ人数2人~5人
プレイ時間30分
発売年2021年

ゲーム概要

我と王のためには、名作ビブリオスのリメイク作品。2021年に発売された作品ですが、かなり遊びました。

カードドラフト、マジョリティ、オークションなど、中量級ながら面白い要素がギュッと詰まっている作品。サクッと楽しめる中量級。

ビブリオスと比較すると、5人プレイも可能になり、更に2位賞も貰えるようになりました。

最後の山にお金しか残っていなかったり、特定の色で2位が誰もいなかったりと、中々ドラマチックな展開が楽しめます。最後の最後まで誰が勝っているかなど勝負の行方が全然わからないのが良い感じ。

おすすめポイント

  • ドラフト、マジョリティ、オークション、という面白いゲームシステムの欲張りセット
  • 名作ボードゲームのバランスを再調整したらやはり名作だったという作品

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カーニバルモンスターズ

ジャンルドラフト
プレイ人数2人~5人
プレイ時間45分
発売年2019年

ゲーム概要

カーニバルモンスターズは、怪物のテーマパークを作りましょうというコンセプトのゲーム。

毎ターンカードをドラフトして、土地カードはマナを生み出し、土地を使ってモンスターを場に出してテーマパークの見世物にしていき、特殊カードでも勝利点を稼いでいけるゲーム

何とマジックザギャザリングの作者のゲームです。ドラフトは同時並行でプレイしていくので、ダウンタイムが短くて比較的すんなり終わります。

発売は少し前の作品ですが、今年も何度か遊びました。今遊んでも普通に面白い良いゲームですね。拡張でないかしら。。

おすすめポイント

  • 土地を出してモンスター召喚して得点。マジックザギャザリングの一部を抜き出したような面白さ。
  • マジックザギャザリングのようなモンスターデザインが魅力的。

カスカディア

ジャンルタイル配置
プレイ人数1人~4人
プレイ時間30分~45分
発売年2021年

ゲーム概要

カスカディアは、2021年遊んだ中で、比較的掘り出し物に近い、個人的に面白さに感動した作品の1つ。

熊やキツネなど複数の種類の動物タイルと、生息地タイルを手元に配置していき、動物と地形の2つの配置状態で得点を稼ぐゲーム

熊は2つペアにすると高得点で、魚は連続して沢山つながると高得点、といった感じで動物によって生息できるタイルと得点条件が異なるのが面白く何度も遊びたくなるポイント。土地も沢山つなげれば高得点。

ケンビルさんより遂に日本語化されました。最高に面白いおすすめ作品です!

おすすめポイント

  • 地形タイルと動物タイル。シンプルだが、二層式のパズルが悩ましく、しっかり面白い
  • 動物の得点パターンは複数用意されており、リプレイ性も高い

プロジェクトL

ジャンル拡大再生産、パズル
プレイ人数1人~4人
プレイ時間30分
発売年2021年

ゲーム概要

プロジェクトLは、テトリスチックなパズルを使って手元のボードを埋めていくパズルゲーム

パズルはパズルでも、手番のアクションを使って、パズルのピース獲得や、ピースの配置、パズルボードの獲得を行っていく変わったシステムが面白い。パズルボードにピースをはめ切れば、得点と追加のパズルピースがもらえます。

パズル自体の難易度は大して高くはなく、どちらかといえば使いやすいボードを確保する宝石の煌きチックなプレイ感です。

かなり面白く2021年かなりの話題作だった作品です。私の身内ではパズルゲームといえば「ウボンゴ」か「プロジェクトL」かという感じで、パズル系ボードゲームの2強の1つになっています。

ただ、これだけ面白く話題になった作品でも、半年もたてば大して話題にならなくなるのは非常に勿体ないですよね。こういう面白いのに旬が過ぎてしまって話題にならなくなってしまうボードゲームって山ほどありますよね。何とかならないものか。。。

おすすめポイント

  • パズルと拡大再生産の融合
  • パーツがそろってくる後半になるにつれ、1手番にパズルがどんどん完成していくのが面白い

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パレオ

ジャンル協力型サバイバル
プレイ人数2人~4人
プレイ時間45分~60分
発売年2020年

ゲーム概要

パレオは、2021年のドイツ年間ボードゲーム大賞のエキスパート部門大賞受賞の協力型ボードゲーム。

資源を集めて道具や仲間を集め、オオカミやマンモスなどの脅威に立ち向かう協力型サバイバルゲームになっており、失敗条件が発動してしまう前に、何とかしてクリア条件であるマンモスの壁画を集めましょうというゲーム。

マンモスの壁画を獲得できる条件はシナリオ毎に異なっており、これをプレイ度に新鮮な展開が楽しめます。ある程度シナリオを攻略していく要素も入っているので、2,3回連続で遊べば大体のシナリオはクリアできるようになっています。たまに謎解きチックな要素が入ったシナリオも登場します。中々すごい工夫で感心します

唯一残念なのが説明書がかなりわかりづらい形で描かれている点でしょうか。面白いですよ。

おすすめポイント

  • シナリオ型の協力型ボードゲームで、初回プレイ時のワクワク感がかなり高い
  • 比較的高めだが、攻略し甲斐のある高すぎない難易度

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ラ・ラマ・ランド

ジャンルタイル配置、パズル
プレイ人数2人~4人
プレイ時間30分~60分
発売年2021年

ラ・ラマ・ランドは、ラマをテーマにした、タイル配置パズルゲームです。

共通のタイル置き場から1つを選択して、手元のタイルに接続したり上に載せていき、徐々に自分の土地を拡大していきます。タイルを配置して資源を集めたらその資源を使って勝利点に変えていく。

また、勝利点を獲得すると漏れなく可愛いラマコマが手元に配置されタイル配置を邪魔してきます(笑)

ファミリーゲームと箱には書かれていますが、子供向けという感じはせず、それなりに頭を使うゲームです。これはしっかり面白いタイル配置ゲームということで2021年発売作品の中では個人的な評価はかなり高いです。私の周りのボードゲーム好きなメンバーにもかなり評判が良い作品です。

ネックはタイトルが言いづらい点くらいですね。

おすすめポイント

  • タイルはどこまで広げ、どこまで積むか。タイル配置が悩ましく面白い。
  • ラマのコマが可愛い

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ギャラクシートラッカー

ジャンルリアルタイム、パズル
プレイ人数1人~4人
プレイ時間40分
発売年2022年

ゲーム概要

ギャラクシートラッカーは、時間制限のあるリアルタイムでタイルで宇宙船を作り上げていき、作り上げた宇宙船を実際に航行させて、その結果に応じて得点を稼ぐボードゲームです。

一見するとガチなゲームに見えるのですが、リアルタイムで作成した宇宙船はそこまで品質は高くなく、航行中に隕石やレーザーに焼かれてどんどんボロボロになっていきます(笑)。

航行中や下手したら出発前に大惨事になっていく宇宙船を見ながら、ワイワイ爆笑していくパーティ要素のあるボードゲームです。

往年の名作ですが、最近パワーアップしてリメイクされホビージャパンさんから発売されました。個人的にはこれはかなりおすすめの作品で何度もプレイしたくなります。

おすすめポイント

  • 自作した自分だけの船を使って、実際に航行するシステムが面白い。
  • 道中の様々なハプニングで、ボロボロになっていく船で一喜一憂。ワイワイ盛り上がる。

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パンデミックシリーズ

ジャンル協力型
プレイ人数2人~4人
プレイ時間45分
発売年2008年

ゲーム概要

パンデミックは協力型ボードゲームの金字塔で、プレイヤーたちは協力しながらウィルスの拡散から世界を守るボードゲーム

プレイヤーが4つのウィルスのワクチンを開発したら勝ち。それまでにウィルスが世界で広がりすぎたら負け。まさにこのコロナ禍で注目を浴びたボードゲームの1つでしょう。パンデミックの製作者であるマットリーコックさんのコロナに対してのインタビュー記事なんかもありました。

パンデミックは2008年と比較的古いゲームなのですが、この基本的な部分のシステムが良くできていて完成されており、このシステムを使ったゲームは今でも沢山出ています。プレイ毎に展開が変わり、難易度も色々調整が可能になっています。協力型ボードゲームといえばこれという感じで個人的には殿堂入りしているボードゲームです。なんだかんだで今年もパンデミックシリーズは何度も遊びました。

まずは基本のパンデミック:新たなる試練がおすすめです。慣れてきたら類似系に手を出すと良いでしょう。最新作もガンガン出ているのはやはりその面白さあってこそ。

特にパンデミックレガシーの面白さは群を抜いています。プレイしきるには同じ面子を集め続ける必要がありますが、普通にパンデミックやるより数倍面白いので是非お試しください。レガシーゲームに抵抗がなくなると思います。

おすすめポイント

  • 協力型ボードゲームの金字塔。ボードゲーム好きであれば必ずプレイしておいた方が良い作品の1つ
  • 難易度調整も絶妙で簡単なモードから激ムズモードまで楽しめる
  • 拡張も沢山出ている大ヒット作品。

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エルドラドを探して

ジャンルデッキ構築、レース
プレイ人数2人~4人
プレイ時間40分
発売年2017年

ゲーム概要

ライナークニツィアさんのデッキ構築型レースゲーム。ドイツ年間ゲーム賞のノミネート作品でした。

エルドラドへの道を、デッキ構築しながら我先にと突き進んでいくレースゲームです。デッキ構築系でもかなり珍しい作品。

意外にサクッと終わって、お手軽に何度も楽しめるかなりおすすめの良作で、最近発売された拡張を入れるとリプレイ性が上がって更に何度も楽しめる作品です。

海外ではファミリーゲームとしておすすめされているくらい子供でも取っつきやすい良いゲームだと思います。

おすすめポイント

  • デッキ構築してレースゲームする。これだけで非常に面白い
  • デッキ構築なので毎回自分のデッキに組むカードを調整可能。
  • レース会場の設定も自由にできるためリプレイ性はかなり高い。

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バレット

ジャンルパズル、シューティング
プレイ人数1人~4人
プレイ時間20分
発売年2021年

ゲーム概要

2021年に遊んだボードゲームの中で、トップクラスに掘り出し物だった作品がこのバレットです。

ミレニアムブレードのLV99社の作品で日本語版はアソビションさんから出ています。シューティングゲームの東方などに着想を得た作品で、迫りくる弾幕を掻い潜って相手に弾幕を押し付ける、弾幕シューティング的なパズルゲーム。リアルタイムに弾幕を押し付けあうというのが面白いですね。

対人戦はリアルタイムなので意外にさっくり終わり、箱に書かれているプレイ時間は何と15分。流石にこれは嘘ですが意外にプレイ時間は短く終わります。

8種類のキャラクターは何れも特徴的で面白く、8種類のボスも何れも特徴的で面白い

ソロプレイ・協力型・対戦型どのモードで遊んでも面白いですね。つまり凄い面白いおすすめ作品です。リアルタイムゲームでわちゃわちゃするにしては紙質がやや弱いのでハードスリーブ推奨です。

おすすめポイント

  • 弾幕シューティングやぷよぷよのような、苦しさと楽しさを兼ね備えた作品
  • 8体のキャラクターと8体のボス。リプレイ性も抜群。
  • ソロモードから協力モードまで搭載。様々なゲームモードで楽しめる。

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イーオンズエンド

ジャンルデッキ構築、協力型
プレイ人数1人~4人
プレイ時間60分
発売年2016年

ゲーム概要

イーオンズエンドは、ドミニオンから始まったデッキ構築型ゲームのうち、今でも大人気でまだまだ新作が出ている名作の1つ。デッキ構築+協力型。個人的に超おすすめ作品の1つです。

巨大なボス「ネメシス」やモンスターに対して、プレイヤーたちが協力しながら魔法を使って戦って撃退するゲーム。いわゆるレイドバトルを協力してやる感じです。

ボスは何れも個性的な能力を持っており手ごわいのですが、難易度が程よく高く攻略し甲斐があります。更にこのゲームはソロプレイでもめちゃくちゃ面白く、その点がこのコロナのご時世に更にマッチしていたと思います。初めて一人で遊んだときはあまりの面白さに衝撃を受けましたね。毎晩何度も遊んでました。

セットに入っている4体のボスを倒し切ってしまうと、しばらく遊ぶのは良いかなと思うこともあるのですが、久しぶりに取り出して遊んでみるとやはり間違いなく面白く、つまり何度遊んでも面白い安定して面白い作品。このボードゲームが如何に人気かは、発売後に即売り切れが続出している点からも良くわかるでしょう。基本セットも拡張も1日たたずに売り切れてます。

あまりにも面白すぎるため、英語版のミニ拡張や各種拡張を購入して遊んでいる人も多いです。私もほぼすべての英語版拡張を買っています。英語版でも面白いですが、圧倒的に日本語版の方がプレイしやすいのと、フレイバーが楽しめるので、日本語版出たら即買いますね。

1~4人で遊べますが、2人プレイがベストですかね。4人だと明確に難易度が高くなるので爽快感がやや薄れ、3人だとプレイターンの非対称性から、ターン数が多いプレイヤーばかり楽しくなってしまうことも。

大拡張1つ目がアークライトさんから出ましたが、間違いなくメガヒットのドル箱ボードゲームなので、続編の大拡張も発売されるでしょう。

おすすめポイント

  • デッキ構築しながらの協力プレイで、ボスとぎりぎりの戦いをするのが兎に角痺れる作品
  • 最終には強化したキャラクターで大ダメージを与えられるようになり、非常に爽快感が高い
  • ボスによって性能が全然異なり、何度でも楽しめる

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ドミニオン

ジャンルデッキ構築
プレイ人数2人~4人
プレイ時間30分
発売年2008年

ゲーム概要

デッキ構築型ボードゲームの元祖「ドミニオン」です。2009年に史上初のドイツボードゲームの賞で3冠を達成した作品。

私がボードゲームのランキングを作成する場合、忖度なしでランキングを作ると、間違いなくこのゲームが1位になります。それくらい個人的に超おすすめの作品で殿堂入りですね。ドミニオン級のゲームが出てきたら変わるかもしれませんが、これは今後も恐らく変わらないでしょう。

そもそも私が2010年にボードゲームのレビューブログを始めたきっかけになったのもこのドミニオンで、ドミニオン日本語版の発売当時から遊びまくっており兎に角おすすめの作品です。

デッキが存在するカードゲームにも関わらず、遊戯王やマジックザギャザリングのようなTCG(トレーディングカードゲーム)のようにカード購入に追加投資が必要なわけではなく、買い切りでゲームが完結しているというシステムに発売当時は感心感動したものです。この基本セットさえ買えばデッキを構築するカードゲームが遊べる。

基本セットには全25種類の王国カードが入っており、ここから毎ゲーム10種類の王国カードを選択し、それらの能力を駆使して時にはコンボなどもしながら勝利点を稼いでいく。その組み合わせは膨大で全てを現実時間内で遊びきれる量ではなく、実質無限に等しいです。

各種拡張を入れることでカードバリエーションが増えて更に面白さが激増します。拡張が15種類近く出ている点からしても如何にこのドミニオンというゲームが世界から愛されているかがわかると思います。組み合わせパターンはいくらでも変えられてリプレイ性も抜群です。

おすすめしか連呼してませんが、未プレイの方は一度やればわかる面白さで、兎に角超おすすめです。私が過去おすすめして一緒にプレイした人は、老若男女問わずみな口をそろえて面白いと連呼していました。

1ゲームのプレイ時間は30分程度で結構サクッと遊べるうえに、カードバリエーションが豊富なので、すぐに何回戦でも遊びたくなるくらいには中毒性があります。別のセットで別のカードを試してみたくなるわけです。基本セットの発売当時は、半日くらいぶっ続けでひたすらドミニオンをし続けていた時期もあるくらいにはハマっていました。

ドミニオンは今でもマイベストボードゲームの1つでトップクラスにおすすめなボードゲームです。

おすすめポイント

  • デッキ構築型ボードゲームの元祖
  • 戦略も様々で、場のカードの組み合わせで、自分だけの様々なコンボを楽しめる。
  • 文句なしに100回以上遊べる作品で、拡張も10個以上出ていてまさに無限に楽しめる

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次ページからは、おすすめボードゲームの重量級編を紹介していきます。

プレイ時間がみっちり90分以上かかってきますが、濃厚なプレイ体験を与えてくれる優秀な作品ばかりです。

ここまで来たら立派なボードゲーマーです。

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