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「ドッターコネクター」ボードゲーム紹介とレビュー

今回はボードゲーム「ドッターコネクター」のゲーム内容を紹介していきます。

ドッターコネクターは「ドット」でお題を当ててもらう協力型のボードゲームで、絶妙なわかりづらさで盛り上がるパーティゲームです。

ゲームマーケット2025秋でみすたーあんどみせすげーむずさんから発売予定となっています。

「ドッターコネクター」がどういうボードゲームなのか、ルール紹介とレビューになります。

ドッターコネクター 基本情報

デザインSURIMI
プレイ時間15~30分
プレイ人数4~6人
対象年齢7歳~
日本語版販売みすたーあんどみせすげーむず
日本語版発売日2025年11月22日(土) ゲームマーケット2025秋:両日E45
希望小売価格3,000円(税込)
関連サイト>> ゲームマーケット2025秋 紹介ページ
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点”ドット”をつなげば・・・なんだコレ??お題を点だけで伝えるお絵かき協力ゲーム!

ゲームマーケット2025秋 紹介ページ

ドッターコネクター ルール概要

ここではドッターコネクターのルール概要を説明します。

お題を決める

各プレイヤーはテーマカードを1枚ずつ引き、今回使用する「お題」を秘密裏に決めます。

例えば、4人プレイであれば、4人それぞれが1つずつ秘密の「お題」を持つことになります。

★1から★3まで難易度がわかれており、★が増えるほど難易度が高いお題となっています。ちなみに★1でもかなり難しいです(笑)。

ドッターボード

ドッターコネクターで使用するメインボードです。2枚重ねのボードとなっており、ここに「ドット」を打っていきます。

ドッターボード1枚目と、ドッターボード1枚目を上から覆うドッターボード2枚目の2枚構成になっています。

このボードは、参加者全員に1つずつ配られます。

ドッターボード1枚目にドットを打つ

各プレイヤーは、お題を決めたら、そのお題を推測できるようにホワイトボードペンを使ってドッターボードの1枚目に白丸でドットを8つ書き込みます

例えば「くつした」というお題であれば、靴下の外観になるようにドットを打ちます。

その際にヒントとして「大きさ」「硬さ」「動き」の3つのパラメータを5段階で記載することが出来ます

ドッターボード1枚目にドットを打ったら、各プレイヤーそのボードを隣のプレイヤーに渡します。

ドッターボード2枚目にドットを打つ

各プレイヤーは、隣のプレイヤーから渡されたドッターボードのお題を確認します。

ドッターボード1枚目を上から覆うようにドッターボード2枚目を重ねて、お題が推測できるようにドッターボード2に黒塗りで6か所ドットを打ちます

前のプレイヤーが書いた8か所のドットが見えた状態になっているので、そこを補完するような場所にドットを打つことになります。

これで合計8+6=14カ所ドットが打たれたことになります。

これでお題を推測していきます。

お題の推測1回目

14か所打たれたドットから表現される「お題」を他プレイヤーが推測していきます。2名で1つのドット絵を作成しているので、それ以外のプレイヤーが推測者となります。

ドットで表現されているお題を当てることが出来たらクリアです。

お題の推測には「コネクターボード」を使用します。

デザインがめっちゃ良い感じ。

ドッターボードの上にコネクターボードを重ねて・・・

推測するプレイヤーは思うがままに線を引いて絵を予想します。

線を引くにはルールがありますが、基本的にはドットからドットに対して直線になるようにしか線を引くことが出来ません。

絵が完成したらこれが何かを推測して回答します。

これは一体何でしょう?エビフライ?残念・・・不正解です。

絵を描いたプレイヤーは、大体意図通りに線が引かれずに、もどかしい思いをします(笑)。

回答権は合計4回ありますが、早い段階で回答正解した方が高得点になります。

不正解時にはヒントを出す

不正解だった場合は、お題を出したプレイヤーはヒントで「線を1本引く」「ドットを2つ追加」のどちらかが可能です。

伝わっていない部分を伝えるようにヒントを出すのが良いかと思います。

お題の推測2回目と3回目

追加されたヒントを元に、1回目と同様に新しいコネクターボードで線を引いて絵を推測します。

大分答えに近づいてきました。

2回目の回答でも間違えた場合は、3回目にも同様にヒントを出してもらって回答を行います。

ヒント4回目

回答が3回外れた場合は、出題側プレイヤーがどのような意図でドットを描いたか、線を引いて表現します

あとは、これで回答プレイヤーが当てられたら一応クリアです。

このドット絵のお題推測をプレイヤー人数分行います。

ちなみに・・・全然絵心がないですが↑の絵の答えは「くつした」です(笑)。

得点計算

全プレイヤーのドット絵の回答が完了したら、それぞれ何回目で正解したかをチェックします。

1回目の回答で正解すると高得点で、外れるほど点数が下がっていきます。4回連続で失敗した場合は0点です。

全プレイヤーのドット絵の正解点を合計して目標点数を超えていたらクリアです。

お疲れ様でした。

ドッターコネクター レビュー

ここからはドッターコネクターのレビューになります。

絶妙な難易度で盛り上がるパーティゲーム

ドッターコネクターは、ドット絵でお題を当ててもらうパーティ寄りの協力型ボードゲームです。

限られた数のドットで絵を表現するという難易度が絶妙で、わかりそうでわからない、伝わりそうで伝わらない、もどかしさが珍妙な回答を生みだして非常に楽しく盛り上がります。

私がプレイした際は、ドットで「卵焼き」を表現したのですが全然伝わらず、回答プレイヤーが作り出したのは「ダンゴムシ」でした(笑)。

テレストレーションのような線で普通に絵を描くのゲームに対して、ドット絵にするだけで伝わりづらさがかなり増しますね。

2人で1つの絵を描くというのも面白いルールで、1人で14個のドットを使って絵を描くより、2人で分けて14個のドットを打つ方が難しいし、楽しいに決まっていますね(笑)。

お題を出すプレイヤー感でも期待している絵が出来ないこともあり、そこも一喜一憂ポイントになっています。

正解の難易度は高いが面白い

一度やってみるとわかるのですが、ドット絵のお題はそう簡単にはわからないです(笑)。

こんなに伝わらないものかと結構驚きでした。

2025のアークライトゲーム優秀賞を受賞した前作「パッシャバ」もそうですが、協力型ゲームを一筋縄ではいかない中々クリアできない難易度に調整されている感があります(笑)。

難しいのでそう簡単にはわからないのですが、協力ゲームならではの、わかった時の喜びもありますし、わからないが故に盛り上がって面白いですね。

目標点はあくまでオマケで、目標点をクリアするのが目的ではなく、クリアに向けて一喜一憂しながら協力して楽しむのが本作の醍醐味ですね。

協力型ボードゲームの難易度の高さは、何度も挑戦したくなるモチベーションにもなるので、楽しく何度も再挑戦が出来るというのも良いポイントです。

そんな感じの楽しく盛り上がれる協力型ゲームになっていました。

しっかりデザインされたコンポーネント

本作ドッターコネクターはコンポーネントがかなりしっかりデザインされているように思います。

2枚重ねの「ドッターボード」。最終的な絵を描く「コネクターボード」。お題を出す「テーマカード」。ゲームの遊びやすさにつながるこれらのコンポーネントは、どれも使いやすくわかりやすく、ワクワクできるデザインになっています。

作者さんのこだわりが感じられますね。

リプレイ性が高く何度も遊べる

お題系のボードゲームあるあるで、お題カードは枚数も内容も固定されていますが、自分たちの好きなテーマをお題として使用する可能です。

慣れてきたらテーマカードを使わずに好きに遊ぶ方法もおすすめされています。

テーマカードを使わなければお題は無限にあるので、何度も遊べますし何度も遊びたくなる魅力的なボードゲームになっていました。

ドッターコネクター 内容物

  • 説明書:1枚
  • Dotterボード:全6セット
  • テーマカード:32枚
  • Connectorボード:4枚
  • 得点ボード:1枚
  • ホワイトボード用ペン:6本

ドッターコネクター 紹介のあとがき

以上、ボードゲーム「ドッターコネクター」のゲーム紹介でした。

シンプルで遊びやすく絶妙な難易度で盛り上がる作品です。

遊びやすさの工夫も良くできていて、かなり完成度の高い面白いパーティゲームになっていました。

ゲームマーケット2025秋で新発売の作品。是非チェックしてみてください。

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