どうもTEENOです。
今回はSUSABI GAMES(遊陽ゲームズ)さんから発売されているボードゲーム「HacKClaD(ハッククラッド)」を紹介します。
巨大ボスとのレイドバトルが熱いデッキ構築型のボードゲームです。

HacKClaD(ハッククラッド) 基本情報

| デザイン | かく |
| プレイ時間 | 90~120分 |
| プレイ人数 | 1~4人 |
| 対象年齢 | 14歳以上 |
| 版元 | SUSABI GAMES(遊陽ゲームズ) |
| 発売日 | 2021年 |
| 希望小売価格 | 8,800円 |
| ジャンル | 戦略シミュレーション、デッキ構築、レイドバトル |
| 関連サイト | >>HacKClaD(ハッククラッド) 公式紹介ページ >>HacKClaD(ハッククラッド) BGG紹介ページ |
「未来を砕く、力を示せーー」
HacKClaDは、怪物と戦い名声を競うデッキ構築型ストラテジーゲーム。
人類最後の都市を守る魔女の1人となり、未来に干渉する力で怪物に立ち向かえ!
HacKClaD(ハッククラッド) ルール概要
ハッククラッドのルール概要を説明します。
より詳細なルールを確認する場合は、ルールブックか公式動画を参照ください。
ゲームの目的、勝利条件

- 巨大怪物「クラッド」との戦いでダメージを与えて戦いに貢献すること。
巨大な怪物「クラッド」との戦闘で、より多くのダメージを与えて、他プレイヤーより勝利に貢献するのが目的です。
攻撃してダメージを与えるとその分の勝利点が得られます。
一定ラウンドをプレイし、最終的に勝利点の最も多いプレイヤーの勝ちです。
本作は一見すると協力ゲームですが、協力ゲームではなく対戦ゲームになっています。
デッキ構築要素
ハッククラッドは、デッキ構築系のボードゲームです。
自分のキャラクターと戦闘スタイルに合ったカードを選択して、自身のデッキを強化していくことになります。
カードの説明

| レンジ(RANGE) | 攻撃の射程。この範囲にクラッドがいないとカードは無効に。 |
| アタック(ATK) | 攻撃のダメージ。与えたダメージ分の勝利点を獲得します。 |
| MP | 効果が強めのカードを使うにはMPが必要です。 |
| VP | ゲーム終了時に獲得する勝利点です。 |
| 効果 | カードの効果です。カードによって様々な効果が発動します。 |
| 種類 | 「攻撃」「補助」「対応」など。種類によって使用できるタイミングが異なります。 |
基本スキルカード(初期カード)

基本スキルカードは、「基本的な攻撃」「移動」「防御」「基本的な固有の能力」など基本的なアクション用のカードです。
初期デッキに含まれており、デッキ構築の過程で徐々に「拡張スキルカード」に入れ替わっていきます。
拡張スキルカード

拡張スキルカードは、よりキャラクターの個性を反映した強化カードです。
ゲーム開始時に1枚、デッキのリシャッフル時に1枚ずつ、プレイヤーが選択肢してデッキに追加されます。
強力な攻撃力・防御力・効果を持ったカードで、キャラクターの個性を強く反映した能力になっています。
どのタイミングでどのカードを獲得するかが重要です。
キャラクターボード
ゲージ類

| 負傷回数 | 1点でもダメージを受けたら1増えます。ゲーム終了時のマイナス点になります。 |
| MP | 強力なカードを使う場合に消費します。 |
| CP | デッキのリシャッフル毎に1チャージされます。溜めるとチャージ技を使えます。 |
チャージ技と基本アクション

プレイヤーはターン中に、チャージしたCPを消費することで便利な効果を発動できます。
CP3消費すると、各キャラクターの必殺スキルが発動します。
例えば、ロゼットの必殺スキルは「ブレイズアウト」。「そのラウンド中の攻撃力が全て+2」となります。
基本アクションは、手札を1枚捨てることで発動可能な基本的な能力です。
1ラウンド中の実行回数に回数制限があり、キャラクターによって回数は異なります。
そのため、移動しやすかったりMPためやすかったりと、キャラクターの個性が出る部分でもあります。
ボスの行動

ボスである「クラッド」は、毎ターン3枚のカードで事前に予告された通りに行動します。
プレイヤーキャラクターの未来視能力によって3つ先まで行動パターンが見えるという設定です。
攻撃し、向きを変え、VPをドロップし、移動し。
ボスがどういう行動をしてくるかを、ある程度事前に予測できるので、それに従って自分のキャラクターの行動も変えていくことになります。
クラッドも専用の行動デッキを持っています。デッキが尽きると攻撃力が上がり、より強力なカードがデッキに入ります。
キャラクターの行動

キャラクターの手札は3枚。
プレイヤーのターンが回ってきたら、手札を好きなだけ使います。
デッキから3枚になるまで引いたカードを使って、そのラウンドでどのようなアクションを取るかを考えます。
攻撃カードを使って、クラッドにダメージを与えて、勝利点を獲得していきます。
与えたダメージはそのまま勝利点になります。
▼3ダメージ与えたので3勝利点獲得

キャラクターの行動タイミングは各プレイヤーが選択した順となります。
プレイヤーのカードにはクラッドを停止させたり、吹き飛ばして移動させたりする効果もあります。
他プレイヤーの行動により、事前に予測していた通りにクラッドが動いてくれずに大ダメージ、なんていう事態にもなるわけですね。
勝利点の獲得方法

クラッドに攻撃すると、攻撃力分のVPが手に入ります。
これがこのゲームの主な勝利点源です。
上手く噛み合えば、連続大ダメージで1ラウンドに一気に10勝利点以上稼ぐことも可能です。

ゲーム開始時に、プレイヤーは目標カードを2枚持っており、ゲーム中に達成するとVPが入ります。
キャラクターによって向き不向きはあるが、基本的には2枚とも達成出来るように立ち回るべき。

クラッドの行動や、プレイヤーが負傷すると、フィールドに勝利点がばら撒かれます。
これを拾うことでも勝利点が得られます。
プレイヤーが負傷すると勝利点がガッツリばら撒かれるので、終盤になると、移動するだけでモリモリ勝利点を稼げることもあります。

カードの左下には勝利点が書かれており、これも最終勝利点となります。
採用するカードによって微妙に点数が違うため、デッキ構築時のカード選択の指標の1つになるかもしれません。

負傷ゲージはその数字がそのままマイナス点となります。
キャラクターが1ダメージでも受けて負傷すると、負傷したダメージ分の勝利点をその場にばら撒いてしまいます。
これによって勝利点が減ることもあります。
一定ラウンドプレイして、勝利点を合計して最も勝利点が多いプレイヤーの勝ちとなります。
お疲れ様でした。
ルール参考動画
ここまで文章でルール概要を書いておいてなんですが、本作のルールを確認する場合は「SUSABI GAMES」さんから出ている公式のYoutube動画を閲覧するのがマジでおすすめです。
15分くらいの動画ですが、ハッククラッドのルールについてもの凄くわかりやすく完璧に説明されており、この動画を一度見ればかなりスムーズにゲームを始められます。
ボードゲーム慣れしている方であれば、この動画を一度見た上で中身のコンポーネントをざっと見れば、どうやって遊べばよいかが大体わかると思います。
そのあとで細かい点を説明書で軽く見直せば、もう遊べちゃいます。素晴らしいですね。
HacKClaD(ハッククラッド) レビュー
緊張感あるレイドバトルが文句なしの面白さ

ハッククラッド初めてプレイしましたが、これは無茶苦茶面白いですね。こんなに面白いゲームだったとは。
気分はモンハン。イーオンズエンドをリアル体験にしたこんな感じになるのかな、という風なゲームです。
巨大なボスに対峙して、敵の攻撃を上手く回避・防御して、接近して攻撃し、遠距離から攻撃し、ここぞというタイミングで必殺の攻撃を叩きこんで大ダメージ。
プレイ感は若干異なりますが、モンハンやイーオンズエンドのように、1体の強大なボスに対して複数で戦うボス戦メインなゲームが好きなのであれば、間違いなくハマるボードゲームの1つかと思います。
こういうボスバトルタイプのゲームが好きな人はめっちゃ多いと思いますね。人気が出そうなジャンルですがあまりボードゲームでは見ないかもしれません。
あの名作「スピリットアイランド」のように、敵クラッドの行動はラウンドの開始時に公開されて、ある程度先読みできるようになります。そこに他プレイヤーの行動による不確実性が入ることで、どのように立ち回るのか、毎ラウンドダレずに読み合いや程よい緊張感が生まれます。
クラッドの動きを読みつつ、それに加えて他プレイヤーの行動も何となく予想しつつ、その上で現時点で最良のアクションを取っていく。自分の考えた戦略通りに上手くことが進んだときはかなりの爽快感です。
敵の攻撃を1ダメージでも受けるとペナルティが発生するため、基本的には攻撃は受けないようにして立ち回っていく、もしくは防御・回避手段を持ったうえで射程圏内に突っ込みたいのですが、場合によってはダメージ覚悟でリスク取って大技を通すような立ち回りも必要になります。
ダメージを受けてペナルティが発生したとしても、基本的に勝利点はドンドン得られるようになっています。そのため、基本的には最後まで楽しんで、気持ちよく勝利点を稼ぎ続けられるようになっているのが良いですね。
攻撃したり移動したりで、勝利点「魔石」がモリモリ増えていくのは非常に爽快で気持ち良いです。
デッキ構築が面白い
ハッククラッドは、キャラクター毎に固定のカード群から、自分だけのデッキを構築するゲームです。
状況に応じて強化カードを選択して、構築したデッキのカードで上手くコンボを決めていくのが凄いワクワクして面白いです。
カードによるコンボが意識された作りになっていて、一撃で大量ダメージを与えて大量得点をたたき出した時などは、脳汁が出ますね(笑)。
▼カードを捨てたら発動するカードと、カードを捨てる効果のコンボ。

コンボのみならず、搦め手タイプの攻撃・補助カードや、一撃必殺大ダメージの大技カードなど、カードは様々な種類が用意されており、プレイ毎に色々な強化パターンで楽しむことが出来ます。
カードとキャラクターの組み合わせで多彩なビルド構築が可能で、多彩な戦略でリプレイ性高く楽しめますね。
個性豊かなキャラクターたち

ハッククラッドでは個性豊かな5人のキャラクターを使って遊びます。
攻撃重視、防御重視、魔法重視、速度重視、など。
キャラクターによって、カードや必殺技などの能力が全然違い、違ったプレイ感で楽しめます。
個性豊かなキャラクターを使ってのレイドバトル。楽しくないわけがありません。
好きなキャラクターを存分に使い込んで鍛え上げるのも楽しそうです。
拡張で更に面白く
モンハンみたいに協力してボスバトルをしてみたい。新しいキャラクターを使ってみたい。
私を含めて、このゲームを遊んだ方の多くは、このように思ったことでしょう。
安心してください。そのファンの要望に応える拡張がバッチリ発売されています(笑)。
キャラクターが増え、クラッドも増え、協力モードも増え。。。
抜かりありませんね。ハッククラッド・・・幾らでも楽しめそうです。
ソロプレイもマルチプレイも非常に優秀。

1キャラクターでのソロプレイも可能ですが、これも良くできています。
マルチプレイでは、他プレイヤーの行動によって、思い通りにいかないことが不確実要素となっています。
先に動いた他プレイヤーが攻撃でクラッドの位置を変えてしまい、予定していた攻撃が出来なくなる、みたいなインタラクションです。
一方でソロプレイでは、行動を妨害してくる他プレイヤーはいませんが、クラッドの行動に不確定要素が追加されます。
次はどういう行動をしてくるのか行動の一部がわからなくなり、攻撃するのか回避スキルを保持しておくのか逃げるのか、ドキドキして歯ごたえのあるゲームが楽しめます。
私はソロプレイボードゲームも好きなのですが、これはかなりおすすめです。ソロプレイボードゲーム好きな方はこれまた一度は遊んでみるべきですね。
より高得点を目指すスコアアタック系ではありますが、プレイ感はマルチプレイ時と大きくは変わりません。
世界観とコンポーネントの完成度の高さによる高い没入感
良く練られた世界観やコンポーネントの質の高さがゲームの没入感を高めてくれます。
ゲーム性だけではなく、こういうフレイバーやコンポーネントなど、SUSABI GAMESさんの没入感に対するこだわりを凄い感じます。
ルールに関しても、一見すると難しそうにも思えますが実はかなりわかりやすいです。
ボード上に毎ラウンドやるこなど、大体必要なルールが書かれており、それを見るだけで遊べます。
ボード・説明書・説明動画等、わかりやすく遊びやすくするための工夫は素晴らしいの一言です。
HacKClaD(ハッククラッド) コンポーネント
- シーケンスボード 1枚
- フィールドボード 1枚
- キャラクターボード 5枚
- 魔女コマ 5個
- コマ立て 5個
- クラッドコマ(要組立) 1組(胴体・頭部・翼・尾×各1パーツ)
- ゲージマーカー 13個
- 魔石 72個(紫 50個、赤 22個)
- スキルカード 80枚(基本・拡張 各40枚)
- クラッドカード 15枚(通常 12枚、Ex 3枚)
- ミッションカード 18枚
- 取扱説明書 1部
HacKClaD(ハッククラッド) スリーブ
ハッククラッドは、デッキ構築系のボードゲームなのでリシャッフルが何度も入ります。
スリーブはあった方が良いでしょう。
- 63 x 88mm:113枚
レギュラーサイズのスリーブが113枚必要です。
HacKClaD(ハッククラッド) 紹介のあとがき
SUSABI GAMES(遊陽ゲームズ)さんから発売されている「HacK ClaD(ハッククラッド)」のゲーム紹介でした。
ハマっているハッククラッドファンの人は結構多いんじゃないでしょうか。無茶苦茶面白くて文句なしにおすすめです。
ミニ拡張や独立拡張も発売されており、まだまだこれからも楽しみな作品ですね。
未プレイの方は是非一度プレイしてみてほしい作品の1つです。
本作は2026年1月31日から大阪で開催されるボードゲームビジネスエクスポジャパンでも各種拡張と合わせて販売予定となっています。参加される方は是非チェックしてみてください。
それでは。

>>ボードゲームビジネスエクスポジャパン(BGBE)2026
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