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「ネモの戦い(Nemo’s War)~海底二万マイルを超えて~」アクションの紹介

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ソロ専用ボードゲーム「ネモの戦い(Nemo’s War)~海底二万マイルを超えて~」特集続きます。

今回はプレイヤーターンに実行できる各種アクションについて紹介します。

ネモの戦争(Nemos war)の概要とレビュー記事です。 『ネモの戦い~海底二万マイルを超えて~』ソロ専用ボードゲームの最高峰!ボードゲーム紹介とレビュー

ネモの戦い(Nemo’s War) ~海底二万マイルを超えて~ アクションの紹介

基本的にプレイヤーは、何らかのアクションを毎ターン実行することで得点を稼いでいきます。幾つかのアクションは、ダイスを振ってその成否判定を行うことになります。

このゲームは、この成否判定のための+補正や-補正が個々のアクションによって異なり、覚えるのが中々難しいのが若干欠点です。

あるアクションは同じ海洋にいる「船」の数だけダイスにマイナス補正がかかるけど、あるアクションは同じ海洋にいる「敵軍艦」が1隻でもいるとマイナス補正になるなど・・・。攻撃力のある軍艦だけの場合と、民間船も含む場合があるということです(笑)

まあ、ボードに書いてはあるんですけどね。私はまだまだ慣れておらず、毎回ボードとにらめっこすることになります。

アクション数を得る方法

これまでも紹介してきた通り、プレイヤーが毎ターン実行可能なアクション数は、毎ターン振るダイスの出目によって決まります。

白ダイスを振って2つのダイスの差分がそのターンに得られるアクション数になります。

例えば、白ダイス2個振って6と1が出たら差分の5のアクションポイントを獲得できます。

ダイス2つ振って6と1が出たらアクション数は+5

アドベンチャーデッキが進んで中盤になると、白ダイスが3個になります。この場合、任意の2個の白ダイスを選択して、その差分がアクション数となります。

アクション数は、使用しないで次のターンに持ち越すことが可能です。ただし、保持できるアクション数の上限は5です。アクション数を持ち越した結果、6以上になってしまったとしても、5になってしまいます。

ゾロ目が出てしまうとアクション数が1つも得られない代わりに、特定のアクションが安くなる「静寂ターン(Lull Turn)」となります

ここぞというときに静寂ターンが出て何も行動できないということも多く、このターンを意識してアクション数を抑えてプレイすることはそれなりに重要になってきます。

アクション:移動

ノーチラス号が今いる海洋から隣接する海洋に移動します。

消費アクション数は1

非常にオーソドックスなわかりやすいアクションですね。

敵船が増えすぎた海洋に移動して戦闘したり、探索できる海洋に移動して探索したり、扇動したり。ノーチラス号の現在値は重要なので、移動するアクションの実行も当然必須となります。

余ったアクション数を何となくこの「移動」アクションに割り当てがちですが、やみくもに移動せずにアクション数を維持しておき、どこで使用するかを考えるのは重要です。

強化パーツ「ハイドロドライブ」を装備すると移動力が2になります。これはネモの動機が「探検」だった場合に最初から装備している強化パーツになります。

アクション:戦闘

ノーチラス号のいる海洋に存在する、船を1隻選択して攻撃します。

消費アクション数は1

敵船がマップ上に増えすぎるとゲームオーバーになるため、ある程度こちらから攻撃して撃沈していく必要があります。また、得点にもなるため、稼ぎにも必要になります。

船影トークン状態の場合は、ランダムに船トークンの山から1つ引いて戦闘します。船トークン状態の場合は、そのままその船と戦闘することになります。

攻撃方法には3種類あります。

1:ストークアタック:1アクションで1体しか攻撃できないが、攻撃に+1補正がかかる

2:ボールドアタック:1アクションで連続攻撃が出来るが、連続攻撃毎に悪名が1増える

3:魚雷アタック:強化パーツ「魚雷」を装備すると実行可能。ダイスの出目次第で一撃で敵船を破壊。

出目の1に泣かされることの多いゲームなので、+1補正のストークアタックは重要ですが、アクション数が足りないので、ガンガン敵を破壊したい場合はボールドアタックも重要です。

戦闘用のノーチラス号強化パーツは沢山存在します。

攻撃に関しては別で詳細を紹介します。

アクション:探索

ノーチラス号のいる海洋・海域を探索して何かを発見します。

消費アクション数は1

宝石が配置されている海洋でのみ実行可能です。探索を実行するとこの宝石は取り除かれます。

海洋の右上のマスに宝石が置かれている場合にのみ探索可能
探索の目印の宝石

宝石は、その海洋に何らかの探索物があるという目印で、ゲーム開始時に各大海洋に1つずつおいてあります。

また、Lullターンになるとそのゾロ目の数字の海洋に1個宝石が置かれます。その海洋にすでに宝石が置かれている場合は隣接海洋を好きに選んで宝石を配置します。

「探索」アクションはダイスを振って成否を判定します。成功すると探索トークンを1~2個ランダムに得られますが、失敗するとそれなりにペナルティが待っています

探索トークンは1~4点の得点になったり、驚きの発見が出来たり、補助効果のあるものだったり、様々です。ランダムに獲得なので何が出るかは運次第。ネモの動機が「探検」の場合は得点にプラス補正がかかるため、基本的にはガンガンこの探索をしていくことになります。

ダイス補正のためにリソースを支払うことが出来ます。その場合+補正がかかりますが、逆に同じ海域に敵船がいると、ダイスにマイナス補正がかかります。

探索しやすくなるためのノーチラス号の強化パーツも存在します。

アクション:アドベンチャー

予備のアドベンチャーカードの山から1枚引いてアドベンチャーカードをを処理します。

消費アクション数は2

ゲーム開始時に毎ターン処理するアドベンチャーデッキを30枚で構築しますが、半分くらいのアドベンチャーカードはデッキ構築には使用されません。この余ったアドベンチャーカードから1枚めくって処理するのがこのアクションになります。

余ったアドベンチャーカード山から1枚を引いて処理

この予備アドベンチャーカードの山の上には、先ほど紹介した宝石トークンが置かれることがあります。ゲーム開始時に1個置かれた状態で始まり、更にLullターンが来ると1個置かれます。アドベンチャーを処理する場合、これらの宝石の数だけ無条件で宝石トークンを得ることが出来ます。無条件で宝石トークンを2,3個一気に獲得できるのでかなり美味しいアクションになります。

特定のアドベンチャーカードは、かなりポジティブな効果だったりするので、アドベンチャーカード消費は良い得点稼ぎになることが多いです。ノーチラス号を強化するアドベンチャーカードなどもあり、未だに見たことのないアドベンチャーカードもあってこのゲームのワクワクする部分の1つです。

「探索」や「科学」の目的の場合は、アドベンチャーの得点に補正がかかるので、積極的に処理するのが良いでしょう。

これまたリソース消費などでダイス判定に+補正が可能ですが、同じ海域に1体でも戦艦がいる場合は、ダイス判定にー1補正がかかります。

何と静寂ターン(Lullターン)中は消費アクションが1になります。消費アクション数2は中々大きいため、可能なら静寂ターンに積極的に処理したいですね。

アクション:休息

船員たちの体を休めるために休息をとるアクションです。

必要アクション数は2

成功すると、リソースである「船員の状態」が最大で2回復しますが、失敗すると逆に1失うことになります。

リソース「Crew」を1~2回復するアクション

「ネモの精神」や「船体の状態」など他のリソースを消費することで+補正が書けれますし、なんと財宝トークンを消費することでその価値分の+補正もかけられます。財宝4を消費したら出目が+4になるということですね。消費した分の財宝は無くなるため、得点が減ることになってしまいますが。

敵の軍艦が1隻でも同じ海洋にいるとダイス目はー1補正になります。

「船員の状態」は非常に重要なリソースで、これが減っている状態だと、気軽に+補正もかけられなくなりますし、最終得点にも影響します。

これも静寂ターンでは1アクションで実行できるため、静寂ターン用にアクションは残しておきたいところです。

船員の状態が最高だとゲーム終了時に、乗船者得点が12点が手に入るため、それなりに重要な得点行動にもなります。

アクション:修理

船を修理して耐久度を回復するアクションです。

必要アクション数は2

これも「休息」とほぼ同じ内容のアクションです。回復する対象が「船員の状態」なのか「船の耐久度」なのかの違いです。

リソース「Hull」を1~2回復するアクション

+補正-補正がかかる要因も同じです。

ノーチラス号が無傷だとゲーム終了時に「科学」×2が手に入るため、それなりに重要な得点行動にもなります。

Hullのリソースを強化するノーチラス号の強化パーツも存在します。ネモの動機が「反帝国主義」だった場合に最初から装備しています。

アクション:ノーチラス号強化

ノーチラス号を強化するアクションです。

ゲーム開始時に4枚選択されたノーチラス号の強化パーツから、1つを選択して獲得します。

必要アクション数は2ですが、Lullターンには1になります。

強化に成功した場合自由に強化できますが、失敗した場合、リソースを失います。

各強化パーツはかなり強力です。その後の立ち回りにも大きく影響するものですが、それぞれ2~4の強化コストがかかります。強化コストの支払いですが、撃沈した船は実は得点化しない代わりに、強化パーツ用にストックしておくことが可能で、これが1隻1コスト分となります

つまり4隻の船を撃沈して、全て得点化せずにとっておいた場合、4ストックとなり、この強化アクションを実行することで4コストの強化パーツを獲得可能になります。

敵船は、撃沈時にそのまま得点化するか、強化パーツの素材とするか、を選択することになります。最序盤は得点よりも船の強化による安定化を図った方が良いので、強化パーツ素材としてストックする方が多いと思います。

ストック数の上限は4なので、4つ撃沈したらこのアクションで強化したり、また狙っているパーツが安ければ、4つ貯まる前に強化したりすることになります。

ノーチラス号の強化パーツは

  • 船体を強化する
  • 移動力を上げる
  • 魚雷を装備する
  • 攻撃力を上げる
  • 防御力を上げる
  • 先制攻撃を可能にする

など実に様々なパーツが存在しており、この選択も非常に面白い点の1つとなっています。このノーチラス号のアップグレードカードだけでもミニ拡張として発売されています。

個人的には「魚雷」が好きですね。

アクション:扇動

今いる海洋の近辺の国の民衆を扇動します。

効果として扇動トークンを1個マップ上に置いて得点を稼げるほか、悪名を減らす効果もあります

扇動でマップに配置されるトークン

必要アクション数は1

成功した場合今いる海洋に隣接する「扇動トークン配置マス」に扇動トークンを1個配置します。

ガンガン扇動して世界各地に扇動トークンを配置

「反帝国主義」の動機の場合、盤面に配置された扇動トークン1個で6得点になるため、ガンガン扇動していくモチベーションは高いです。

また、ネモ船長の動機が他だったとしても、扇動することで悪名を1,2減らすことが出来るため、ゲームオーバーを遠ざけ、また強力な敵船が投入されることを防ぐことが出来ます。

ということで、慣れないうちは結構存在を忘れていることが多いのですが、きつい状況を緩和してくれるため、高得点を獲得するためには重要なアクションと言えます。

この扇動アクションを強力に補助する特殊カードも存在します。


以上、ネモの戦いのアクションの紹介でした。

何れも得点に繋がるアクションですが、ネモ船長の動機によってその有効さが変わってくることになります。アクション数が苦しいゲームなので、如何に効率的にアクションを行って得点を稼ぐかは非常に重要になってきます。

アクションをどう消費してどういう立ち回りが効果的なのかは、まだまだ私も研究途中です。

ネモの戦争(Nemos war)の概要とレビュー記事です。 『ネモの戦い~海底二万マイルを超えて~』ソロ専用ボードゲームの最高峰!ボードゲーム紹介とレビュー

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