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「ParuParo(パロパロ)」ボードゲーム紹介とレビュー

TEENOです。

今回はボードゲーム「ParuParo(パロパロ)」のゲーム内容を紹介していきます。

「ParuParo(パロパロ)」は、2人専用ボードゲームを数多く手掛けてきたサークル「Burst Of Mana」さんからゲームマーケット2025秋に発売予定の新作ボードゲームになっています。

「ParuParo(パロパロ)」がどういうボードゲームなのか、ルール紹介とレビューになります。

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ParuParo(パロパロ) 基本情報

デザインMana(マナ)
プレイ時間15~30分
プレイ人数2人
対象年齢8歳以上
版元Burst Of Mana
日本語版発売日2025/11/22(土):ゲームマーケット2025秋の日曜:T20
希望小売価格2,500円 (税込)
関連ページ>> ゲームマーケット公式紹介ページ

羽根の記憶、それは蝶の軌跡。カラフルな蝶の羽を集め、標本を連ねよう

ゲームマーケットParuParo紹介ページ

ParuParo(パロパロ) ルール概要

ParuParo(パロパロ) ルールを説明します。

ParuParo(パロパロ) は、2人専用の対戦型のボードゲームです。

陣取りフィールド

ParuParoは「記憶」と「陣取り」のゲームです。

ゲーム開始時に、3枚×3枚のカードをランダムに並べたフィールドを作り、ここで陣取りを行います。

陣取りの状況に応じて勝敗が決まります。

ゲームの勝利条件①:4連続で陣取り

自分の色のコマを4マス連続で配置できれば勝利です。

縦と横だけではなく、斜めに4マス連続でも勝利となります。

ゲームの勝利条件②:カード1枚を全て陣取り

9枚のカードの内、1枚に描かれた4マス全てに自分のコマを配置できれば勝利です。

蝶々の作成

先ほど紹介したゲームの勝利条件を満たすためには「蝶々を完成」させて、「自分のコマを配置」する必要があります。

各プレイヤーは毎ターン「羽カード」を獲得しながら蝶々を完成させていきます。

場に大量に用意された羽カードから好きなカードを2枚まで獲得して、自分の胴体カードにくっつけます

獲得した2枚の羽カードを使い、同じ色の羽カードが両翼で揃えば、見事に蝶々の完成です。

やりましたね。

しかし、蝶々の完成はそんなに簡単な話ではありません。。。

ここでのポイントは獲得した「羽カード」は、裏返して使用する必要がある、という点です。

どういうことかと言えば・・・

この緑の羽カードを獲得した場合は、このままでは使えずに、裏返して使う必要があるわけです。

裏返すと・・・

何と、緑色の羽を裏返すと、青色の羽になってしまいました。

羽カードは表と裏の色が違うようになっているため、狙った色のカードはそう簡単には獲得できません。

適当な2枚を獲得すると大体は揃った色にはならず、蝶々は未完成となります。

自分のターンでは、始めに未完成の蝶々の羽カードを2枚まで場に戻すことが出来ます。場に戻す際はそのままの向きで戻します。

つまり、場に戻した羽カードの裏の羽の色を覚えておけば、また次に狙った色のカードを得やすくなるというわけです。

ここが本作の「記憶」要素になっています。

トランプの神経衰弱のように、場に戻されたカードとその裏の色を覚えておき、狙った色の蝶々を完成させていくわけですね。

このように場で混ざっている羽カードに、前のターンで完成しなかった羽カードを戻し、再度カードを引く。これを繰り返して徐々に蝶々を完成させていくわけです。

場の羽カードは整理整頓されているわけではないので、中々タフな記憶力ゲームになります。

見事に同じ色の羽をもつ蝶々を完成させた場合は、陣取りでコマを置くことが出来ます

緑色の蝶々を完成させたので、緑色のマスに自分のコマを置いて陣取りすることが出来ます

これを繰り返していき、勝利条件を満たしたプレイヤーの勝ちとなります。

お疲れ様でした。

ParuParo(パロパロ) レビュー

ParuParo(パロパロ) のレビューになります。

実力と運要素が上手くマッチした2人専用の記憶力ゲーム

本作は実力と運要素どちらも重要な2人対戦のボードゲームです。

記憶系のボードゲームが好きであればしっかり楽しめます。

メイン要素は、羽カードを獲得して蝶々の完成を目指す「記憶力」のゲームです。

2人で神経衰弱のように前に使った羽カードの裏の色を覚えておいて、ここぞという時に使っていく必要があります。

全てを覚えて立ち回るのは中々厳しいですが、数枚の色を覚えておいて、完成させていく立ち回りは普通に有効で、誰でも可能だと思います。

という風にある程度の記憶が重要なゲームです。

一方で、記憶力だけではなく運要素もしっかりと必要で、狙った色を探して当てるには、大量のカードから時には一度も使ったことが無いカードを獲得しにいく必要もあり、その場合は完全に運頼みということになります。

たまたま運で当たっても記憶して当たっても同じ当たりなので、同じ分だけ勝利に近づくことになりますし、当たった時の嬉しさも同じです(笑)。

記憶力だけではなく運要素も必要で、運と実力がしっかりマッチしたボードゲームになっていて楽しめました。

悩ましい陣取り合戦

本作は6×6マスのフィールドに自分の色のコマを配置することで勝利を目指しますが、コマの配置は早取りの陣取り合戦要素になっています。

このコマの配置による陣取り要素が中々悩ましくなっています

色を意識しないで、単純に蝶々を完成させてその色のコマを配置するだけでも良いのですが、本当に勝つためには「狙った色の蝶々」を完成させていく必要があります。

6×6マスの陣地は〇✖ゲームと同じで中央に近い方が使いやすいため、中央部分の陣取りが過熱する一方で、勝利条件を満たすためには周囲のマスも確保していかなければなりません。

自分の勝利条件を満たすことを優先するのか、相手プレイヤーの妨害を優先するのか、どちらも満たせる場所があるのかなど、どの位置にコマを配置するか、狙った色の場所に配置できるかなど、中々悩ましい作りになっています。

魅力的なカードデザイン

本作パロパロの蝶々の羽カードはカラフルで中々魅力的なデザインになっています。

見ているだけでワクワクさせてくれる良いコンポーネントですね。

個人的にコンポーネントのワクワク感はボードゲームを楽しむ上でで重要な要素の1つだと思っています。

ランダムフィールドによりリプレイ性UP

本作は羽カードの構成は固定なので記憶要素はある程度固定されているわけですが、フィールドを構成する9枚の標本カードの表裏と配置場所は完全にゲーム毎にランダムで決まります。

どの色の蝶々が効果的で欲しいのかはその標本カードの配置に依ります。

このランダムなフィールド生成リプレイ性の向上に効いています。

ゲーム毎に狙いたい有効な色が変わってくるわけですね。

ParuParo(パロパロ) 内容物

  • 羽カード:24枚
  • 胴体カード:2枚
  • 標本カード:9枚
  • プレイヤーコマ:12個
  • サマリーカード:1枚

ParuParo(パロパロ) あとがき

以上、ボードゲーム「ParuParo(パロパロ)」のゲーム紹介でした。

記憶力と陣取りの戦いで運と実力要素がマッチした2人専用のボードゲームとなっておりしっかり楽しめました。

「ParuParo(パロパロ)」は、ゲームマーケット2025秋で発売予定とのことで、気になる方は是非チェックしてみてください。

それでは。

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