どうもTEENOです。
今回は2人で楽しめる2人プレイ向きなおすすめのボードゲームのランキングを紹介します。
【2025年】2人で楽しめるおすすめボードゲームランキング
私が2人で実際に遊んだボードゲームの中から、特に面白いと思ったものをランキング形式で紹介していきます。
2人専用ボードゲームのみならず、2人プレイが可能なボードゲームの中からおすすめの作品を紹介しています。
ランキングは随時更新します。
1位:スピリットアイランド
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 90~120分 |
対象年齢 | 13歳以上 |
ジャンル | 協力型、タワーディフェンス、固有能力 |
スピリットアイランドは、島を守る精霊の1体となって侵略者を撃退していく、タワーディフェンス系の協力型ボードゲームです。日本語版はエンゲームズさんより発売されています。
私の思い入れ補正も入っているかもしれませんが、正直無茶苦茶面白いです。
スピリットアイランドは1人のソロプレイでの評価が非常に高いボードゲームですが、間違いなく2人プレイとしても最高峰のボードゲームの1つです。
使用する精霊を変えるとプレイ感がガラッと変わるため、リプレイ性が非常に高く、何度遊んでも楽しめます。拡張を入れると精霊の種類もゴッソリ増加して更に楽しさがマシマシになります。
スピリットアイランドは、プレイ人数が増えるとゲームの進行が等倍に伸びていきプレイ時間が伸びます。そういう意味でも2人プレイはおすすめです。
しっかり遊べる2人用ボードゲームを探しているのであれば、買って損したとは1ミリも思わないボードゲームの1つでしょう。
2位:グルームヘイヴン
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 90~150分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
ジャンル | 協力型、レガシー、RPG、シナリオ、キャラクター育成 |
グルームヘイヴンは、プレイヤーはそれぞれ傭兵の1人となって協力しながらストーリーを進めていく、PRG風の協力型のレガシーボードゲームです。
キャラクターの育成要素や進度に応じた隠された解放要素が大量に用意されており、まさに世界一の超ビッグゲームと言っても良いでしょう。
発売以降、海外のボードゲームランキング1位を独走していましたが、昨今の順位は若干下がり気味になっています。
グルームヘイヴンは、何人プレイでも正直非常に無茶苦茶面白いボードゲームです。ただし、お値段もルールも物理的に重量も重いゲームのためその点は注意が必要です。
2人用ボードゲームを探していて、一緒に重量級作品を何時間も続けて遊べる相手がいるのであれば、本作はかなりおすすめです。
私は最終的には2人プレイで3キャラクターを使って遊んでクリアしました。ドはまりしていた時期は、2人で1日中グルームヘイヴンばかり遊んでいましたね(笑)。ゲーマーならまず間違いなくハマりまるかと思います。
私は既に200時間以上かけてクリア済のため最近プレイする機会は減っていますが、改めて今2人で遊んだとしてもまず間違いなく超楽しめると思います。
続編のフロストヘイヴンも発売となっており、まだまだ楽しみな作品です。
3位:スレイザスパイア
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 60~90分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
ジャンル | デッキ構築、協力型、ローグライク |
スレイザスパイアは、同名のデジタルゲームをボードゲームに逆輸入したデッキ構築型の協力型ボードゲームです。
デッキを構築して、ダンジョンを進んでいき、遭遇した敵やイベントをこなすことで更にキャラクターを強化し、最終的に3つある階層のボス全てを撃破することを目指します。
同じカードを強化可能というシステムが特徴で、ボードゲーム版にも取り入れられています(スリーブに入ったカードを裏返すと強化能力になる)。 デジタル版は完全に1人専用だったのですが、ボードゲーム版は4人まで同時に遊べる協力型になったのが特徴です。
本作は、4人だとプレイ時間が非常に長くなりすぎますし、1人だとデジタル版とあまり変わらないので、程よいプレイ時間で協力プレイが楽しめる2人はかなりおすすめです。
デッキ構築という少人数向きなシステムを搭載されている本作が面白くないわけがありません。
プレイ実績に応じた解放要素や難易度調整モードも用意されており、何度も何度も楽しめます。
4位:ドミニオン
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
ジャンル | デッキ構築 |
ドミニオンは、共通のサプライからカードを獲得して独自のデッキを作るという、デッキ構築型システムを生み出したボードゲームです。2009年にドイツ年間ボードゲーム大賞含めたゲーム賞3冠を受賞しています。
完成度の高いシステム、圧倒的なリプレイ性、コンボの面白さ、何度も遊びたくなる中毒性。
ドミニオンが生み出したデッキ構築システムを搭載したゲームは数多くあれど、今でもドミニオンはシンプルに面白いです。
2人だとサクサク時間がかからずに何度もリプレイ出来て、非常に楽しく気楽にプレイ可能です。
ドミニオン日本語版の発売当時は、私は一日中2人プレイで何度も何度も何十時間も回して、カードの効果について様々な検証をしたものです。
ということで2人プレイおすすめです。
5位:イーオンズエンド
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 60分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
ジャンル | デッキ構築、協力型 |
イーオンズエンドは、魔術師になって巨大なボスと戦う協力型デッキ構築ボードゲームです。国内外でトップクラスの人気を誇り、新拡張は毎年のように発売されており、発売される毎に即売り切れています。
緊張感のある難易度で、プレイヤーが協力しながら特徴的なボスを攻略する楽しさが味わえます。
非常に面白い優秀な作品で無茶苦茶おすすめです。
プレイ人数が増えるとそれぞれうまく役割分担する必要が出てくるので、プレイ人数によって楽しさが変わってきます。攻撃特化で爽快にプレイできるプレイヤーがいる一方で、地味な補助しかしないプレイヤーも必要になってくるわけですね。
2人プレイだと各プレイヤーがほぼ同じ役割で好きにプレイできます。そのため2人ベストな作品ですね。
6位:ブルゴーニュの城
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 60~100分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
ジャンル | タイル配置、ダイスロール、セットコレクション |
ブルゴーニュの城は、貴族としてタイルを配置して自分の領土を発展させていくボードゲームです。
振ったダイスの出目に応じてタイルを獲得して、自分の陣地にタイルを配置して行くダイスゲームなのですが、出目はある程度調整出来るため運要素は抑えられています。
獲得したタイルを配置して領土を強化していくのはそれだけで楽しいですし、タイルにも様々な効果があるのでその効果でコンボしたり勝利点を稼いでいくのが楽しいゲームです。
日本語版は未発売ですが、言語依存は無いので英語版でも問題なく遊ぶことが出来ます。
20周年記念版として過去のほぼ全ての拡張が入ったバージョンが発売されており、今から買うならこちらがおすすめです。ソロプレイや協力プレイ、マップ変更やルール変更など様々な拡張が入っています。
3人プレイ以上だと楽しさ据え置きでプレイ時間が延びるので、2人プレイがおすすめなボードゲームです。海外では2人プレイボードゲームとしてトップクラスに評価の高いボードゲームです。おすすめ。
7位:世界の7不思議Duel
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | ドラフト |
世界の7不思議Duelは、2人専用ボードゲームの中では、世界のボードゲームランキングではトップ評価のボードゲームです。オリジナル版の「世界の七不思議」よりも、この2人専用版の方が評価が高いという珍しい作品になっています。
毎ターンカードを1枚ドラフトで獲得して場に出す。これを繰り返すだけの至ってシンプルなゲームです。
科学や商業などにより勝利点を稼いでいくわけですが、軍事勝利など単純な勝利点以外にも勝ちパターンが用意されています。
世間の評価が高いだけあって私も大好きな作品で、かなり手軽で楽しめる2人専用の名作だと思いますね。
慣れるとプレイはスムーズに進むので、何度でも遊びたくなります。油断すると勝利点以外の勝利条件、例えば軍事勝利で押し切られたりするので、プレイ中は結構気が抜けない緊張感があります。
拡張も複数出ており、入れることで更に面白さはマシマシになります。
8位:ブラスバーミンガム
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 60~120分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
ジャンル | ネットワーク、エリア、ハンドマネジメント |
ブラスバーミンガムは、産業革命時代のイギリスで、経営者として石炭や鉄鋼、紡績工場などを経営して都市を発展させていき、勝利点を稼いでいくボードゲームです。
施設の先取りなどプレイヤー間のインタラクションは強いのですが、資源の需要と供給や線路の敷設など、協力関係もあるインタラクションになっています。
世界のボードゲームランキングで何と1位となった、世界的に超人気のある作品です。
本作の真に楽しむには3,4人プレイの方が当然良いのですが、2人プレイもかなり面白いです。私も何度も2人でプレイして楽しんでいます。
2人プレイの場合は使用するマップの領域が狭くなることで、しっかりバランスが取られています。
手番が非常に濃厚なので、手番が待ち遠しいこと間違いなし。おすすめですね。
9位:アークノヴァ
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 90~150分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
ジャンル | タイル配置、ハンドマネジメント |
アークノヴァは、自分の動物保護区に動物園を作りましょうというフレイバーのゲームです。
既存の面白いゲームシステムをふんだんに盛り込んで、面白く仕上げている作品です。
例えば、テラフォーミングマーズのようなユニークカードシステム。ガンジスの藩王のような収入と勝利点とゲーム終了システム。シヴィライゼーションのようなアクション選択システム。ブルゴーニュの城のようなタイル配置など。
プレイ時間は下手したら3時間コースの超重量級ボードゲームですが、熱中してあっという間に時間が溶ける位には楽しいですね。超重量級系の中では抜群に2人プレイが楽しくておすすめというのも特徴です。
本作は若干ソロ感が強いため、2人ベストといわれてます。発売後数年経っていますが根強い人気を誇る良作です。
10位:バトルライン
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
ジャンル | エリアマジョリティ、ハンドマネジメント |
バトルラインは、プレイヤーは9個のラインを獲得するためそれぞれポーカーの役を作りながらバトルする、2人専用ボードゲームの名作です。
バトルに勝つためには、手札から数字とマークの描かれたカードをそのラインに配置していき、3枚で相手より強い役を作る必要があります。役の種類は1,2,3という連番だったり、3,3,3という同数字だったり、いわゆるポーカーの役同様になっています。
完成した役を比較して相手より強い役であれば、そのラインで勝ちになります。一定数のラインを確保したら勝ち。
「相手は絶対にこのラインでは自分には勝てない」ということを宣言して証明することが出来れば、相手はそれ以上そのラインには置けなくなる、という変わったシステムが入っており、これがこのゲームの面白さにかなり効いています。
勝利証明されてしまうとその列にはカードを出せなくなってしまい、苦しくなっていきます。勝利証明ルールは無くても楽しめますが、ある方が断トツで楽しくなるので基本的には必須ですね。
2人用ボードゲームを探しているならマストバイの作品の1つ。2人用ボードゲームの義務教育的な作品の1つといっても良いでしょう。
こればかり何百回もプレイしている人もいる位、2人ボードゲームの中でも中毒性の高い作品です。
11位:パンデミックレガシー
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 60分 |
対象年齢 | 13歳以上 |
ジャンル | 協力型、レガシー、シナリオ |
パンデミックはレガシーは、パンデミックシリーズの協力型にレガシー要素を加えたボードゲームです。
シールを貼ったりペンで書きこんだりと物理的に一度しか遊べないというレガシーシステムを世の中に出した初めての作品ですね。
ウィルスの拡散を防ぐ通常のパンデミックをベースに、全12回(最大24回)プレイでストーリーを持たせ、更に特殊なルールや能力がガンガン追加されていく、まさに壮大な映画のようなプレイ感が特徴です。
プレイ人数は4人がベストだと思いますが、2人プレイもおすすめです。2人プレイの場合は必ず1人2キャラクターで4キャラクターで遊ぶのをお勧めします。
理由は単純でプレイキャラクターが多い方が要素をフルに楽しめるからですね。
パンデミックのゲームシステムが楽しいと思えるのであれば、遊んでみて損はないゲームです。一度きりですが濃厚なゲーム体験をすることが出来るでしょう。
1人でも楽しめますがストーリーなどを分かち合う相手がいた方が絶対に良いので、2人で楽しむのが良いでしょう。
12位:アンドールの伝説
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 60~90分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | 協力型、シナリオ |
アンドールの伝説は、協力型ボードゲームで、剣と魔法のRPGの世界で、プレイヤーは勇者の1人となって協力しながら全5つのシナリオのクリアを目指していきます。
ドイツ年間ゲーム賞のエキスパート部門で大賞を受賞しています。
アンドールの伝説は、私が一時期ドハマりしていたボードゲームです。
1シナリオ1シナリオの密度が濃すぎて、プレイしていた時は毎日のワクワク感がもの凄かったですね。
1~4人の何人でプレイしても面白いですが、2人プレイでもアンドールの伝説はトップクラスに面白いです。私は2人で全シナリオクリアしましたが、当時これだけ楽しい楽しいを連呼していたゲームも珍しいです(笑)。
未だに拡張や亜種作品が発売されており根強い人気を誇る名作です。未プレイの方には是非プレイしてみてほしいボードゲームの1つですね。
13位:クアックサルバー
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | チキンレース、バースト、バックビルディング |
クアックサルバーは、薬草を混ぜて薬を作るテーマの、バッグビルディングとバーストシステムのボードゲームです。
バッグからチップを引いて、そのターン得られる勝利点とお金を増やしていくのですが、特定のチップが一定数出てしまうとバーストとなり、ペナルティを受けます。
得られたお金は強力なチップと交換して次ターン以降は更に勝利点とお金が得られるようになっていきます。
勝利点とお金は欲しいがバーストはしたくないという良い感じに悩ましい作品です。
この作品は根強い人気ですね。私も大好きな作品の1つで周りのボドゲ仲間は大体本作を持っています。
これだけ人気のある要因は幾つかありますが、負けているプレイヤーへの救済措置もあるため、負けていても楽しくプレイできるのが個人的にはかなり好きなポイントです。負けたとしても楽しめるのは凄く良い作品の証。
プレイ人数によるプレイ感の違いはほぼないため、2人で十分楽しいですね。
14位:街コロ通
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | 拡大再生産、ダイスロール |
街コロ通は、ダイスを振って街づくりを行う「街コロ」のセカンドバージョンです。 ダイスを振ってカードからお金を得て、お金を使ってカードを買って拡大再生産していきます。 大きな勝利点要素であるカードを3つ購入したプレイヤーの勝ち。
拡大再生産の王道作品で、とりあえず困ったらこれをGETしておけば間違いないと思いますね。2人プレイでもかなり熱中して遊べています。
街コロ通は無印街コロの欠点を色々変更して調整したバージョンになっており、今から入手するのであれば街コロ通が良いでしょう。
15位:オルレアン
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 90分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
ジャンル | バックビルディング、ワーカープレイスメント |
オルレアンは、バッグの中身を構築していくバッグドロー型システムの元祖です。バッグからドローしたリソースを手元のボードに配置して、所定のアクションを発動させて、その効果で更にバッグの中を強化したり自分の基盤を強化して、勝利点を稼いでいきます。
バッグの中身が強化されていく拡大再生産で、後半になるにつれより強力な効果を発動していけるようになって面白い。
プレイ人数が増えてもそこまでプレイ感は変わらないので2人プレイもかなり面白いですね。
更に各種拡張やプロモタイル拡張なども併せて発売されており、名作を更に長く楽しめるようになっています。
拡張を入れると協力プレイが可能になったり完全2人専用のシナリオなども衆力されています。平和的にオルレアンの魅力を味わいたいなら「侵略」拡張の協力プレイを遊んでみることをおすすめします。
16位:リバイブ
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 90~120分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
ジャンル | デッキ構築 |
リバイブは、文明の果て・荒廃した惑星を舞台に、残った人類が発展をかけて惑星を探索していく、ポストアポカリプスなボードゲームです。
拡大再生産・エンジンビルドをふんだんに内包したユーロ系のボードゲームで、どのアクションも大体得点・拡大再生産に寄与するようになっていて、かなり気持ちよくプレイできます。
コンボの爽快感、コンポーネントの質の高さ、リプレイ性の高さ、負けても面白いと思えるプレイ感の良さなど個人的な評価はかなり高く、2023年に日本語版が発売されて以降、何度も何度も遊んでしまっている超名作です。
インタラクション控えめなゲームで、更に他プレイヤーのアクション中はやることがないのでダウンタイムはそこそこ。2人でもちょうどよいゲームだと思います。
ソロ、2人プレイ、3人以上、何れの人数でも楽しめる2023年屈指のヒット作でした。
17位:テラフォーミングマーズ
プレイ人数 | 1~5人 |
プレイ時間 | 90~120分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
ジャンル | ハンドマネジメント、拡大再生産、タイル配置 |
テラフォーミングマーズは、各プレイヤーが火星を地球化する企業となって、火星開拓していくボードゲームです。
2017年に発売されてから未だに人気のあるロングセラーな大ヒット作。
基本セットだけでも200枚を超えるオールユニークなカードが同梱されており、それらを組み合わせて拡大再生産して火星マップを開拓していくことになります。
テラフォーミングマーズかなり楽しいですね。久しぶりに遊んでも、いつ遊んでも、兎に角やっぱり面白いと感じます。
テラフォーミングマーズは3人くらいがベストだと思いますが、2人プレイでもしっかり面白いですね。私は2人プレイも相当回数やっていますが、テラフォ2人プレイはいつも楽しい楽しい言いながら盛り上がっています(笑)。
このゲームは、プレイ人数が減ると各プレイヤーのターン数が伸びてプレイの密度が濃くなります。時間はかかるけどプレイターンが短い大人数プレイより、2人プレイの方が満足度は高いと思います。
18位:12季節の魔法使い
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 60分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
ジャンル | ダイスロール、カード配置 |
12季節の魔法使いは、マジックザギャザリングのような特徴的なモンスターカードを駆使して、点数を稼いでいくカードメインのボードゲームです。
特殊能力を備えたカードを場に出すことでそこから様々なコンボが生まれ、得られる得点がガンガン上がっていきます。
2人プレイが面白いボードゲームとして昔から結構有名な作品です。
カードゲーム好きならドンピシャな面白さだと思いますね。各種拡張を入れることでカードの種類が増加して、面白さも倍増します。
4人までプレイ可能ですが、プレイ時間が長くなり楽しさは据え置きという感じで、実質2人ベストなボードゲームだと思います。
19位:帝国の時代:インペリウムクラシック
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 60~120分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
ジャンル | ハンドマネジメント、デッキ構築、非対称 |
帝国の時代インペリウムクラシックは、非対称なデッキ構築型のボードゲームです。
特徴的な8つの文明の1つを使って他のプレイヤーより先に文明を発展させて勝利点を稼いでいきます。
ドミニオンとは違って、自分の文明だけのカードやルールでデッキ強化していく非対称型が特徴で、自分の文明の特徴を活かしつつ、爽快に気持ちよくコンボできるようになっています。
2人プレイのボードゲームとデッキ構築って相性良いと思うんですよね。ドミニオンしかり、イーオンズエンドしかり。
3人以上だと面白さ据え置きで、プレイ時間だけが等倍に伸びて、若干おすすめ度が下がるイメージがあります。大人数より2人が良い作品です。
収録文明の違うクラシックとレジェンド2種類ありますが、初めての方は間違いなくクラシックをおすすめします。
20位:スリーピングゴッズ
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 60~2500分 |
対象年齢 | 13歳以上 |
ジャンル | ストーリー、協力型、シナリオ、探索 |
スリーピングゴッズは、オープンワールドかつゲームブックベースの超大作ボードゲームです。
スリーピングゴッズの世界のマップを自由に移動して探索して、沢山のアイテムや報酬を得たり、最終的には神の目覚めを助けるトーテムを沢山発見することが目的です。
探索はそれ自体ワクワクしますし、難易度のバランスが素晴らしく、探索でドンドンアイテムが増えていき、兎に角気持ちよくプレイできるのが最高です。
探索できる場所も沢山あり、エンディングも10以上あるなどリプレイ性もかなり高いです。1周クリアするのに10時間以上かかるため、全部のエンディングを目指すのであれば、かなり長い時間みっちり楽しむことが出来ますね。
拡張2種類も非常に良い拡張になっていて、最初から入れるのがおすすめです。
本作は1~4人プレイが可能ですが、人数が多い方が行動に制限がかかり連携が求められるため難易度があがります。1人だと大分ノビノビプレイできるため比較的思うようにプレイがしやすいですが、反面自由すぎる感じもします。
そのため本作は、2人プレイがかなりおすすめです。自由度とままならなさのバランスが丁度良くできています。
21位:宝石の煌き:デュエル
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | セットコレクション、ドラフト、拡大再生産 |
宝石の煌き:デュエルは、名作「宝石の煌き」を2人用に遊びやすくカスタマイズしたバージョンです。
通常の宝石の煌きも2人用としてかなり人気が高いのですが、本作はそこから更に2人向けに上手く調整されており、私個人的には宝石の煌き:デュエルの方が2人用としては好きです。
先手有利が緩和されていたり、新しい宝石オパールが必要なカードが登場したり、特権トークンによる小回りの効き具合など、元のセットから、上手くうまーく調整されていて、何度も遊びたくなる面白さがあります。
2人専用ボードゲームを探しているのであれば間違いない作品の1つと言えるでしょう。
22位:アンドーンテッドノルマンディープラス
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 45~60分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
ジャンル | エリアマジョリティ、ダイスロール、デッキ構築、非対称 |
アンドーンテッドノルマンディープラスは、デッキ構築型の2人対戦ウォーゲームです。
デッキ構築したカードを使って盤面のコマを動かしていき、敵陣営よりも早く盤面を制圧することを目的とします。
アメリカ軍とドイツ軍に分かれて非対称な状態で遊べるシナリオが12個入っており、更に日本語版だけのプラス要素として、追加のシナリオやユニットが複数収録されています。かなりの回数遊べて面白いですね。
作者はウォーチェストの方で2人専用ボードゲームのスペシャリストデザイナーです。2人用として洗練された面白さのお勧めの作品。
それなりにボリュームがあるので最初は戸惑いますが、慣れてきてからがどんどん戦略考えるのが面白くなってくるタイプのスルメゲーですね。
23位:カスカディア
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 30~45分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
ジャンル | タイル配置、パズル |
カスカディアは、動物の生息をテーマにしたパズル系のボードゲームです。
住む場所と住む動物という組み合わせの2層パズルが特徴で、どちらのパズルを優先するかが悩ましくできています。
2022年のドイツ年間ゲーム賞の大賞を受賞しています。
シンプルなルールに悩ましい2層パズルの選択が面白く、本作がかなり好きな人は多いんじゃないでしょうか。私も何度も何度も遊んでいます。
動物の得点方法も複数種類用意されているため、毎回新鮮にプレイできてリプレイ性もしっかり高いですね。
プレイヤー間のインタラクションはタイルの取り合いやマジョリティ争い位なので、2人で楽しめる作品です。
24位:ウイングスパン
プレイ人数 | 1~5人 |
プレイ時間 | 40~70分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | ダイスロール、カード配置、エンジンビルド |
ウイングスパンは、野鳥をテーマにしたエンジンビルドのボードゲームです。
実際に存在する大量の野鳥が収録されていたり、こだわったコンポーネントなどが素晴らしく、発表当時かなり話題になった作品です。
2019年にドイツ年間ゲーム賞のエキスパート部門大賞を受賞しています。
安定して2人で楽しめる作品かと思います。カードによるエンジンビルドなので若干のカード運は必要です。
ウイングスパンはプレイヤーがやりたいことをやるような箱庭系のボードゲームなので、プレイ人数は少なくてもそこまでプレイ感は変わらず楽しめます。
本作のままでも2人プレイは楽しいですし、拡張「東洋の翼」を入れると完全に2人プレイ専用ゲームになります。
25位:プロジェクトL
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 20~40分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
ジャンル | パズル、拡大再生産 |
プロジェクトLは、テトリスのようなパーツを使ってタイルを完成させていくパズルゲームです。
パズルゲームなのですが使用するパーツはどんどん増えていく拡大再生産のような要素も兼ね備えています。宝石の煌きのパズル版などと呼ばれていることもありました。
我が家のパズルゲームと言えばこのプロジェクトLが定番作品の1つになっている位には好きなゲームですね。
他プレイヤーとのインタラクションはタイルの早取り位なので、2人プレイでしっかり面白いです。
26位:ザ・ギルドオブ・マーチャント・エクスプローラーズ
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
ジャンル | 紙ペンゲーム、開拓・建築・航海 |
ザ・ギルドオブ・マーチャント・エクスプローラーズは、未開の地の探索をテーマにしたボードゲームです。
全プレイヤーが内容が同じ地図を1つ受け取り、毎ターン提示される共通のカードに書かれたマス(平地・砂漠・海、など)を、各プレイヤーが好きに探索していきます。 探索度合いに応じて様々な得点方法が用意されています。 2024年のドイツ年間ゲーム賞エキスパート部門のノミネート作品です。
ラウンド1などは全然探索が進まず、これで本当に得点できるのか不安になるのですが、拠点を建てたり、探索スキルが上がることで、後半徐々に探索範囲が広まっていき、得点が増えていきます。
マップ開拓の選択肢は無数にあるので一本道になることは無く悩ましくできています。 このゲームは、紙ペンゲームのようにプレイヤーの手番が同時進行で進みます。プレイ時間が短い割にプレイの満足度も高く優秀な作品だと思います。
元々インタラクションは目標カードの先取りくらいなので、2人プレイでも3~4人プレイ同様に楽しめます。
27位:グレートプレインズ
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | 陣取り |
グレートプレインズは、野生の陣取りをテーマにした2人専用の陣取り系ボードゲームです。
プレイヤー共通のボードに対して、各プレイヤー20個のコマを毎ターン1個ずつ置いていきます。全て起き切ったらゲーム終了。草原マスにより多くコマを置いているプレイヤーの勝ち、という非常にわかりやすいシステムになっています。
比較的新しめの2人専用ゲームとして、正直かなり面白いおすすめ作品です。
得点を得るための草地だけではなく、3種類の特殊能力を得るためには平地に入る必要があり、この3つの特殊能力がかなり強力なのでこれがまた戦略に効いてきて面白い。
更にこのゲームは7つの表裏のあるボードを、向きと場所と表裏をランダムに組み合わせて盤面を作ることになり、かなり膨大な組み合わせの盤面が存在します。同じ盤面でのゲームは2度と無いと言って良いレベルです。このリプレイ性の高さも魅力です。
プレイ感は軽く、1プレイ15分程度でサクッと終わってもう一度、となりやすいかなり優秀なボードゲームです。今後の2人用ボードゲームの定番になりそうですね。
28位:宝石の煌き
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | セットコレクション、ドラフト、拡大再生産 |
宝石の煌きは、宝石を集めて新たな宝石金脈を発掘していく、拡大再生産系のボードゲームです。
宝石チップを集めて宝石カードを獲得し、集めたカードで更に次の購入がしやすくなるという、拡大再生産系のゲームですが、チップの総数が限られているため限りある資源を取り合うタイプのシステムも入っています。
今やド定番ボードゲームで大体どこで遊んでも間違いないゲームの1つです。
宝石の煌めき2人プレイは非常にお手軽にサクサク出来て、プレイ感も大人数プレイとそこまで変わらないのでお勧めです。
29位:アンロック
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 45~75分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | 謎解き、協力型 |
アンロックは、謎解き脱出系のボードゲームです。謎解きゲームの定番といえばこのアンロックですね。
1作品に3つのシナリオが入っており、それぞれ謎を解きながら時間内のゴールを目指します。
1時間以内にミッションを達成するのが目的で、様々なカードから新しいカードを発見したり、カードの組み合わせで謎を解いたり、たった1時間とは言えでもプレイ中はかなり楽しめます。
私はこれまで色々な謎解きゲームをやってきましたが、振り返ってみると謎解き脱出系ボードゲームはこのアンロックが一番だと思います。
何人プレイでも楽しめますが、2人でもバッチリ楽しめますね。謎解き探しているなら要チェックです。大量のシリーズが出ていますがどの作品からでも楽しめると思います。
30位:カルカソンヌ
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 30~45分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
ジャンル | タイル配置 |
カルカソンヌは、タイル配置してカルカソンヌの街を作っていくタイル配置ボードゲームです。
最も有名なボードゲームと人に尋ねたら、間違いなく5位以内には入ると思われる、知名度抜群の名作ボードゲームの1つです。
各ターンでやることは、タイルをめくって場に配置してミープルコマを置くだけ。
非常にシンプルながら奥が深いゲームで、発売して20年近く経つ今でも根強い人気を誇っています。各種拡張も大量に出ていますね。
カルカソンヌは何人で遊んでも楽しいのですが、特に2人カルカソンヌはかなり戦略的なガチゲーになり、これがまた非常に面白いわけです。
2人カルカソンヌおすすめです。
31位:ロストシティ
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | ハンドマネジメント |
ロストシティは、プレイヤーは探検家となって5つの地点を探索して、探索点を多くとることを目指す2人専用のボードゲームです。
カードを出してその地点を探索するとその分得点が入りますが、カードは数字順にしか出せず、その地点から一定点数以上を稼げないと探索した分が失点となってしまいます。相手が特定の数字のカードを持っていると自分には確実に来ないので、どこをどこまでどのタイミングで探索するかの駆け引きが必要になってくるゲームです。
ルールはシンプルで何度も遊べます。相手と自分が出したカードを見ながら、次はどのカードを出すべきか戦略要素もしっかりあるゲームです。
頑張って考えないと勝てないゲームではありますが、勝っても負けても不思議と何度も遊びたくなる魅力のあるゲームです。
32位:アズール
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30~45分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
ジャンル | タイル配置、セットコレクション、バースト、ドラフト |
アズールは、タイル職人をテーマに、自分の宮殿にタイルを配置して装飾していくボードゲーム。
プレイヤーはドラフトチックにタイルを獲得していき、獲得したタイルを一定数揃えたら、宮殿を装飾して得点という感じのゲーム。
ゲーム性も良く見た目も非常にリッチで、一時期かなり話題になった作品です。2018年のドイツ年間ボードゲーム大賞を受賞しています。
カルカソンヌ同様に多人数プレイだとパーティ色も強くなりますが、2人プレイだとガチガチの実力ゲームになるタイプのゲームです。
ガチガチゲームが好きならアズールの2人プレイおすすめです。
33位:エルドリッチホラー
プレイ人数 | 1~8人 |
プレイ時間 | 120~240分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
ジャンル | 協力型、ダイスロール |
エルドリッチホラーは、クトゥルフ神話大好きファンタジーフライト社から出ている協力型ボードゲームです。
プレイヤーは世界の崩壊を救うべく立ち上がったキャラクターの1人として、世界中を移動してモンスターと戦闘したりゲートを閉じたり、ボスの手がかりを探してクエストを達成してしていきます。
所謂アメリカンタイプのボードゲームで、これでもかという位要素が大量に詰め込まれているのが大きな特徴です。全てユニークなアーティファクトや装備品の数々を見るだけで楽しいですね。
キャラクターを成長させ、脅威に立ち向かっていき、問題を解決していきます。かなり難易度高く苦しいですが満足度も高いです。
8人までプレイ可能ですが、2キャラクタープレイで2時間コースなので、プレイ人数は考えた方がよいでしょう(笑)。個人的には2人で4キャラクタープレイなどもおススメですね。
34位:ウォーチェスト
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
ジャンル | バックビルディング、陣取り |
ウォーチェストは、各プレイヤーそれぞれ4種類の特殊能力を持ったコマを操って、盤面にコマを展開していき、いち早く一定以上の拠点の制圧を目指すゲームです。
盤面に展開するコマはバックからドローして使っていくという、バッグビルディングシステムが特徴で、自分のバッグの中身を予想したり、次の相手のバッグの中身を予想することで、次の盤面の手を打っていくことになります。
実力も必要ですがバッグからのドロー次第で結果も変わってくる運要素もあり、運と実力のバランスが程よいゲームで好きですね。
使用するコマの種類によって特殊能力が違い全然使い勝手が違うため、様々な組み合わせでリプレイ性も高く楽しむことが出来ます。
35位:ウボンゴ
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 25分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
ジャンル | パズル |
ウボンゴは、パズルの完成速度を競うタイプのパズルゲームです。
ランダムで決められたパズルをいち早く完成させることを目指します。
自分だけのパズルを解くゲームなので、人数あまり関係なくシンプルながらしっかり楽しめます。
物足りなくなってきたらウボンゴ3Dなんていう3Dパーツを使ったパズルも用意されています。
36位:コードネーム: デュエット
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 15~30分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | 協力型、推理 |
コードネームデュエットは、ドイツ年間ボードゲーム大賞を受賞したコードネームの2人協力バージョンです。
2人で協力して全てのエージェントを発見することを目指します。
仲間が出してくれたヒントから果たして場のどのカードを当てて欲しいのかを推測します。
ヒントを出す側もらう側それぞれを遊ぶことが出来るので、個人的にはオリジナル版コードネームより好きですね。
37位:桜降る代に決闘を
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 10~20分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
ジャンル | デッキ、キャラクター |
桜降る代に決闘をは、2人対戦専用の格闘ゲームチックなボードゲームです。
遠距離攻撃、近距離攻撃、特殊攻撃など、予め自分の戦略に応じてデッキを構築して置き、そのデッキで相手と対戦することになります。
キャラクターの種類は多種多様でかなり豊富で、所謂格闘ゲームの超必殺技などもあって、ハマる人はかなりドハマりすると思われる良作ボードゲームです。
製作側も布教活動に励んでいるようで、今でも大会などが日本中で開かれています。
38位:アグリコラ:牧場の動物たち
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | ワーカープレイスメント |
アグリコラ:牧場の動物たちは、名作中の名作「アグリコラ」の2人プレイ版です。
プレイヤーは農場牧場を経営する立場で自分の土地を豊かに発展させていきます。システムとしては置いた人が先勝ちな、ワーカープレイスメントが特徴です。
アグリコラのシステムを踏襲しつつも2人で遊びやすいように改良されているバージョンで、オリジナル版のアグリコラは2人プレイはやや微妙なので、2人でアグリコラを遊びたいならこの作品が良いでしょう。
オリジナル版アグリコラは各種職業や進歩カードの種類がリプレイ性の高さに繋がっていましたが、この2人用バージョンは、建物カードでリプレイ性を担保しています。そして最近各種拡張の建物カードが大量に追加された、アグリコラ:牧場の動物たちのビッグボックスバージョンが発売されており、今から入手するならこれがおすすめです。
ルールは違いますがアグリコラで遊んでいる感はしっかりあって、2人調整しただけあってしっかり楽しめる作品となっています。
39位:電力会社 充電完了!
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 120分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
ジャンル | 競り、拡大再生産、ネットワーク |
電力会社 充電完了は、電力会社を経営するボードゲームです。
発電施設のオークションや発電資源の需給バランスの存在。投資した見返りが更なる投資を生む拡大再生産や他プレイヤーとの陣地争いを楽しむエリアコントロール要素など、ボードゲームの面白い要素をふんだんに盛り込んだ作品です。
マップの違いでゲーム展開が異なるため、非常に大量のマップ拡張が発売されています。如何に本作が人気のボードゲームか良くわかりますね。
電力会社は4,5人プレイが一番楽しめるのですが、2人プレイも面白く、本作の面白い要素をしっかりそのままに楽しめるように出来ています。
個人的にはノビノビ楽しめる通常2人プレイモードも好きですが、ヒリヒリした陣地争いを楽しみたいのであれば、公式の疑似3人プレイを入れると、途端に通常の3人プレイのようなギリギリの戦いが楽しめるようになります。
3人以上でも楽しめる、一家に一台持っていて損はない非常に優秀な作品だと思います。
40位:アンダーウォーターシティ
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 80~150分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
ジャンル | ワーカープレイスメント、ネットワーク |
アンダーウォーターシティは、水中都市を発展させるテーマのボードゲーム。テラフォーミングマーズに何となく雰囲気が似ています。
ワーカープレイスメントがベースのシステムで、プレイヤーは手番毎にアクション1つと手札のカードを1枚使用可能です。この選択したアクションと使用したカードを使って自分の水中都市を発展させていきます。
強力なアクションと一緒に使えるカードは弱めになっていて、弱めのアクションで使えるカードは強めになっている、という仕組みが特徴です。
毎ターンカードをガンガン使用して、自分の都市がドンドン発展していくのは最高に気持ち良いですね。
こちらは2人プレイがベストのボードゲームになっています。プレイ人数が増えると、アクションの窮屈さを感じるようになり、気持ちよくプレイ出来なくなるからですね。
むしろ4人は非推奨という珍しい重量級ボードゲームでした。
41位:ローゼンケーニッヒ
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | 陣取り |
ローゼンケーニッヒは、リゴレさんから発売されているバラと王の意味を持つ2人専用の対戦ボードゲーム。苦しさのないシンプルで非常に面白い陣取りゲームです。
プレイヤーはボード上の陣地争いをしていくことになります。現在コマがある位置から手元のカードを使用して、カードに書かれた方向に移動して、移動先のマスに自分の陣地タイルを配置します。これを自分と相手で繰り返していくだけです。
ポイントは単純な陣地の多さではなく、連続して繋がった陣地数の2乗が得点になるという点。10連続繋がった陣地は100点ですが、11連続繋がった陣地は121点で、これらの土地には21点もの差が生まれます。なので基本的には巨大な繋がった陣地を取った方が勝ち、そういう陣地を取れるように立ち回ることになります。
しかし、各プレイヤーは3回だけ他プレイヤーのタイルを上書きして自分の陣地に変えられる権利を持っており、それを駆使して相手の巨大な陣地を分断するような立ち回りが可能です。
コマの位置はプレイヤー共通なので、自分の移動したい場所に誘導したり、相手がいきづらい場所に移動したり、駆け引きが楽しめます。またカードの運によっては思う方向に移動できないこともあり、運要素もしっかりバランス良いゲームです。
陣取りゲームは、やや苦しくて重いシステムのイメージがありますが、苦しさは大分控えめで、非常に気軽にプレイ出来て楽しい名作だと思いますね。
42位:マンダラ
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | ハンドマネジメント |
マンダラは、チベットの密教で生まれた上下左右で対称性の強い特徴的な絵です。そんな絵をテーマにしたのがこの2人専用ボードゲームマンダラです。
場に出された6種類のマンダラカードを手元に集めていき、それらのカードから得点を稼ぐボードゲームです。
手番では「共通場にカードを1枚出して手札補充」「自分の場に同じ絵柄のカードを好きな枚数出す」「手札のカードを捨てて同じ枚数手札補充」の3つから1つのアクションを実行。
相手が出したカード自分が出したカード合わせて場に6種類のマンダラカードが揃ったら精算で、自分の場により多くのカードを出していた人から、好きな種類のマンダラカード1種類を全て獲得できます。
カードの置き場は左右1か所ずつで合計2か所あり、更に自分の場、相手の場、共通の場の3つにわかれています。この6か所どこに出すのか、どちらの置き場にどの種類のカードを、共通場に出すのか自分の場に出すのか、を悩みながらプレイしていくことになります。
また、6種類のカードは後に獲得した方がより高得点になるようになっており、いつどの種類のカードを獲得するかも悩ましく出来ています。
正直見た目や宗教臭さから万人受けせず、イマイチそそられない人も多いと思いますが、このボードゲームは見た目を遥かに超える面白い2人ボードゲームです。毛嫌いせずにやってみて欲しいおすすめ作品の1つですね。
43位:ロビンソンクルーソー 呪われし島の冒険
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 60~120分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
ジャンル | 協力型、サバイバル |
ロビンソンクルーソー呪われし島の冒険は、シナリオ達成を目指す協力型サバイバルボードゲームです。
食糧や家を確保して寒さと飢えをしのぎつつ、資材を集めて今のシナリオの目的達成を目指すゲームです。
毎ターン発生する災害などにより、終始カツカツになりますが、クリアしたときの達成感は最高ですね。
純粋な2人2キャラプレイでも良いですし、2人4キャラプレイでも良いですね。
サバイバルゲームが好きな方なら絶対に楽しめると思います。
44位:ミクロマクロ クライムシティ
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 15~450分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
ジャンル | 協力、推理、ストーリー |
ミクロマクロクライムシティは、巨大なマップのいわゆる「ウォーリーを探せ」をするゲームですが、現場では様々な犯罪が行われており、それを解決するためのシナリオが大量に入っています。その個々のシナリオに従って探すモノが変わっていくという作品。
2021年のドイツ年間ボードゲーム大賞の大賞作品です。
1つのマップ上に時間の異なる複数のシーンが入っているのが特徴です。事件A「Aさんの自宅は街の南側だ探してみよう」→「Aさんは誰に殺害されたか?」→「凶器はどこに隠されている?」→「犯人の動機は?」といった風に、シナリオの質問に対して順番に解いていくことになります。
良くわからない犯行動機なども巨大なマップを追って探せば必ず見つかるようにできています。
一度遊んでしまうと答えがわかってしまうので2回目は遊びづらい作品ですが、大量のシナリオが入っており、過去のボードゲームにはない不思議なゲーム体験を味わえます。
1つのマップをみんなで見るという性質上、このゲームのプレイ人数はあまり多すぎると快適さを損ないます。
2人でもしっかり楽しめるボードゲームの1つでした。
45位:ザ・ゲーム フェイス・トゥ・フェイス
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
ジャンル | チキンレース |
ザ・ゲーム フェイス・トゥ・フェイスは、1~100の数字を昇順降順になるように並べるボードゲーム「ザ・ゲーム」の2人対戦プレイバージョンです。「ザ・ゲーム」自体は一時期話題になった協力型ボードゲームでご存じの方も多いでしょう。
この「ザ・ゲームフェイス・トゥ・フェイス」は対戦型のボードゲームで、ルールはオリジナル版と同様に自分の陣地に昇順と降順で1~100までのカードを出し切れば勝ちです。
相手の陣地にもカードを出すことが出来て、それによって相手に有利にはなりますが、自分の手札の苦しさを回避することも出来ます。ザ・ゲームの面白さはそのままに2人プレイに落とし込んだ形になっており、悩ましくも面白いボードゲームです。
ザ・ゲームの面白さを知っている方なら、文句なしに楽しめると思いますね。
46位:クアルト
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 6歳以上 |
ジャンル | アブストラクト |
クアルトは、木製アブストラクトゲームが大好きなギガミック社製の2人専用のボードゲーム。
4×4の共通ボード上に、16種類のコマを1個ずつ置いていくのですが、「同じ色」「同じ高さ」「同じ形」「同じくぼみ」、いずれかの条件で4つ並んでコマ配置をしたプレイヤーが勝ちというゲームです。しかし自分が配置するコマを選択するのは相手プレイヤーなので、基本的に勝てるかは相手プレイヤー次第ということになります。
考えれば大体が回避できるので、集中力を切らせてミスって、クリア条件を満たせるコマを相手に渡してしまったら負けという感じのゲームです。絶対に大丈夫だと思っていても、結構ミスって負けてしまうという点が不思議と面白いですね。
見た目もルールも非常にシンプルながら頭はしっかり使いますし、更にボードの見た目も良く好きなボードゲームです。
47位:ガイスター
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳以上 |
ジャンル | 心理戦、推理 |
ガイスターは、シンプルな読み合い系の2人専用ボードゲームです。
6×6のボード上で16体の幽霊たちが相手のコマを取り合うボードゲームです。
勝利条件は3つあって、「相手の青い幽霊を全て除去する」「自分の赤い幽霊を全て除去してもらう」「自分の青い幽霊を相手陣地の脱出口から脱出させる」。
自分の幽霊は移動させると将棋のように相手の幽霊を倒せるのですが、赤いのか青いのか相手の幽霊の色まではわからないため、そこが読み合いで心理戦ポイントになります。
2人用のボードゲームといえば真っ先にこの作品があげられることも多いです。2人プレイ始めるなら取り合えずやっておくべき入門的なゲームという感じ。
見た目わからないのでただの運ゲームかとも思うのですが、赤だと積極的で青だと妙にうろうろしていたり、不思議とコマの動きに幽霊の色があらわれてくるため、しっかりと読み合いが強いプレイヤーが勝ちやすい傾向にあります。
サクッと遊べるので、何度も何度もプレイしてしまう面白さがあります。ボードゲーム初心者受けの良いボードゲームだと思いますね。強い人はやっぱり強いので、運だけではなくしっかり実力が問われる戦略的なゲームでもあります。
48位:ジャイプル
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
ジャンル | セットコレクション、ハンドマネジメント |
ジャイプルは、砂漠地帯の商人になってお金を稼ぐボードゲームです。
6種類の色の得点(ダイヤ・金・銀など)があり、それぞれの色のカードを沢山集めて一度に売却すると、その色の勝利点チップを大量に獲得可能になります。
手札上限がある上にチップは先勝ち、しかし大量に売却することで得られるボーナスもある、ということでどこまで一気に集めてどこまで一気に放出するかが悩ましい。
プレイ感は軽く軽量級よりな中量級という感じです。
49位:コリドール
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 15~25分 |
対象年齢 | 6歳以上 |
ジャンル | アブストラクト |
コリドールは、オーソドックスな2人専用のアブストラクトゲームの有名作です。
9×9のボード上が舞台で、自分のコマを相手プレイヤーより先に相手側の端に移動させたら勝ち。ただし、プレイヤー達は移動妨害用の柵を最初から一定数持っており、それを置くことで相手プレイヤーや自分の進路を制限できます。
相手と自分の柵で迷路を作っていく感じが非常に面白く、プレイ毎に毎回盤面は様々な形に変化します。勝てると思っていたら相手の絶妙な一手で、まさかの遠回りを強いられることになって勝てなくなるなど、それなりに頭を使って先読みして戦略的に立ち回らないといけないタイプの2人ボードゲーム。
3,4人プレイも可能ですが、コリドールは2人プレイ以外は途端に誰が勝つかは運次第のパーティゲームになります(笑)。自分は勝てないけど特定のプレイヤーは勝たせることが出来るので、自分が勝てるかは他のプレイヤーのさじ加減次第に。それなりに3人以上のプレイも好きですが、雑なゲームになるのであまりお勧めはしません。
50位:マンカラ
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 10分 |
対象年齢 | 5歳以上 |
ジャンル | アブストラクト |
マンカラは、海外では伝統的な2人用ボードゲームの1つです。ドイツボードゲームのことは全然知らなくても、将棋や囲碁やチェスのようにマンカラを知っている人はいると思います。それくらいには知名度の高いゲーム。
「マンカラシステム」とまで呼ばれる画期的なシステムが特徴で、1つのくぼみに置かれたチップを全て手に取り、手に取ったチップを隣のくぼみに1個ずつ順々に置いていく、自分の手元のくぼみのチップを全て無くした方が勝ち、というボードゲームです。
私は名前しか知らなかったのですが、いざプレイしてみると、予想以上の面白さにハマりました。
ルールはシンプルながら奥が深く、長いこと楽しまれてきているボードゲームです。
このマンカラのシステムをベースにした、新しいボードゲームは最近でも多く世に出ていますが、このマンカラ自身も非常に良く出来たゲームです。
以上、2人プレイで楽しめるおすすめなボードゲームのランキング紹介でした。
ボードゲームは2人で遊ぶ機会も多いので、2人プレイで個人的に楽しめた作品を紹介してきました。
それでは。
# 一部画像はBGGから引用。
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