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【ボドゲニュース】エンゲームズさん2021年10月現在の新作と再販の速報!

本日の国内のぼどろぐボドゲニュースです。

先日エンゲームズさんより2021年10月現在における、今後予定している新作の発表と再販の発表がありました。

中々すごいラインナップでしたのでまとめて紹介していきます。

【ボドゲニュース】エンゲームズさん2021年10月新作と再販発表速報!

エンゲームズさんといえば、非常に面白いボードゲームを、クオリティの高い日本語版で出してくれる、という私の中で非常に印象の良い会社ですが、今回の新作発表もなかなか素晴らしいラインナップです。

本日のニュースの内容はこちらから抜粋しています。30分程度なので時間があればチェックしてみてください。

【ボドゲニュース】エンゲームズさん2021年10月新作予定について

CuBirds

共通の場に並んだ複数種類の鳥カードをたくさん集めて目標達成を目指す、セットコレクション要素の入った軽量級ゲーム。

和訳付き輸入盤。版元はキャッチアップゲームズさんで「ファラオン」や「ペーパーテイルズ」を出している会社。

お手軽に楽しめる良いゲーム。

プレイ人数2-5人
値段1980円
発売時期2021年10月~

ファラオン拡張:紛争

和訳付き拡張の輸入盤。以下の要素が追加されます。

  • 紛争タイル:アクションのコストがタイル記載分だけ増加。ただし、剣トークンがもらえる。
  • ナイル川アクションの代替タイル:剣トークンがもらえるアクションが追加。
  • 剣トークン:ボーナスアクションに使用
  • ボーナスアクションタイル:剣トークンを支払うと、アクションが追加実施可能。
  • 新ファラオタイル:2個追加

ファラオンってエンゲームズさんが日本語版出していた作品だったんですね。

元々、拡大再生産するようで思ったほどしない、リソースがカツカツ気味なゲームですが、紛争タイルによるコスト増と剣トークンによるアクション増が、果たしてどれだけ効いてくるのか。

ファラオンは、色々な得点ルートや勝利パターンがあって、見た目以上に楽しめる良いゲームです。未プレイの方はまずファラオンから要チェックですね。

プレイ人数2-4人
値段未定
発売時期2021年11月~

オルレアン5人プレイ用拡張

引用:BGG

4人プレイまでのオルレアンを、5人プレイまでに拡張する拡張セットです。追加要素はそれだけ。

各種拡張は既に5人プレイが可能な作りになっている部分もありますし、大人数でプレイする予定の方にはうれしい拡張ですね。

オルレアンは言わずと知れた初代バックビルディングの名作です。2021年頭にエンゲームズさんから日本語版発売されましたが一瞬で品切れになっていましたね。しかし5人プレイオルレアンっていったいどんなプレイ感になるのやら。。。

日本独自仕様のパッケージになるとのこと。

プレイ人数1-5人
値段1100円
発売時期2021年12月~

オルレアンプロモタイルセット

引用:BGG

2014年から海外でちょくちょく出ていた各種プロモタイルの詰め合わせセットです。

このプロモタイルは、通常の建築アクションで獲得できるレベル1,2の建築タイルになっています。自分だけのアクションスペースになる建築タイルは非常に大事な要素です。

新タイルですが通常ゲームに簡単に入れられるものから、使い方の難しい上級効果のものまで様々あるそうです。英語版は1つのプロモで3種類の場所カードが追加されており、過去No3, 4まででているようなので、大体9~12種類の建築タイルが追加されることになるでしょうか?

こちらも日本語版独自仕様とのこと。

プレイ人数1-4人
値段2200円
発売時期2021年12月~

Engamesスリーブ

エンゲームズさんスリーブも作ってたんですね。

100枚入りのスリーブをこれまでの7種類から16種類に増強するそうです。

サイズや品質を改良。ミニアメリカンからフレンチタロットサイズまで揃えるようです。

お値段は100円台~300円程度。100枚入りでこのお値段はかなり良いんじゃないでしょうか。

イッツアワンダフルキングダム

引用:BGG

直近発売されているボードゲームの中で、ドラフトシステムを搭載された定番といえば間違いなくイッツアワンダフルワールドが1つにあがるでしょう。本作はそのイッツアワンダフルワールドの2人専用バージョンです。海外でも未発売の最新作。

2人プレイってドラフトが難しいですが、そのドラフトシステムが一新されました。交互に手札からドラフト用カードを場に出して、相手にどちらを選択するかを選ばせるシステム。失点につながる災いカードをドラフトカードに混ぜることができる。またカードを裏向きに出すことも可能。これによりカードの選択が悩ましくなりそうです。

同じくドラフトシステムの金字塔である「世界の7不思議」は、「世界の七不思議Duel」になってドラフトシステムを上手く2人用に落とし込んだわけですが、果たして本作はどういったプレイ感になるのか楽しみですね。

プレイ人数2人
値段4950円
発売時期2021年12月~

プエルトリコ20

名作「プエルトリコ」が遂に日本語版になって発売です。いやー・・・どれだけ多くの人がプエルトリコ日本語版を待ち望んでいたか。

私が先日書いた「10回以上遊ばれたボードゲーム」のランキングでもプエルトリコはかなり上位にランクインしており、その人気っぷりがうかがえます。

>> 10回以上遊ばれたおすすめボードゲームランキング:4位

コンポーネント全てが日本語化された完全日本語版とのことです。プエルトリコは2002年の初版に始まり2014年版など様々なバージョンが出ているわけですが、これは2020年最新版がベースになっています。基本セットに加えて複数の拡張が入っているバージョンのはず。

間違いなく争奪戦になるやつですね(笑)

プレイ人数2-4人
値段6600円
発売時期2021年12月~2022年1月

キャンバス拡張:リフレクション

非常にインスタ映えするボードゲーム「キャンバス」の拡張が登場です。

「表裏で見え方が変わるカード」や「カード列が2列になった新ボード」などが追加になります。

キャンバスは、3枚の透明なカードを透明なスリーブにさすことで、自分だけの芸術作品を作成しつつ、刺したカードの組み合わせで芸術点も稼ぐといったボードゲームで非常に見栄えの良くて楽しい作品です。品薄気味のようですね。

プレイ人数2-5人
値段3850円
発売時期2022年1月~2月

BoonLake

引用:BGG

2021年のエッセン注目で注目されているアレクサンダー・フィスターさんの新作で120分コースの重量級ボードゲーム。

ブーンレイクの湖のほとりで住民と協力しつつ土地を発展させていこうという感じのテーマらしい。牛の探索、定住、繁殖、雇用、近代化、建設、航海、など様々なアクションと得点要素がモリモリです。

ボードが「グレートウェスタントレイル」に似ているなー、とぼーっと思っていたらよく考えると本人ですね(笑)。「マラカイボ」が出たのが最近のような気もしますが、ガンガン重量級の新作を出してきますね。

エンゲームズさんは絶賛日本語化中とのことでした。

プレイ人数1-4人
値段8800円
発売時期2022年1月~3月

Imperial Steam

引用:BGG

南オーストリア「ウィーン」近郊を舞台にした鉄道を経営するゲーム。2021年エッセンの新作。

契約タイルや借金システムなど鉄道ゲームらしいシステムを搭載。総重量3kg以上。120分コースの重量級ボードゲーム。やはり鉄道ゲームといえば借金なんだろうか・・・マーティンワレスさんの影響ですかね(笑)

パッと見、ブラス+グレートウェスタントレイルのような印象でしたが、こちらは別のデザイナーさんでした(笑)。

プレイ人数2-4人
値段8800円
発売時期2022年4月~6月

Coffee Traders

引用:BGG

超重量級ボードゲームの1つ「コーヒートレーダーズ」がまさかの日本語化。コーヒー農園を経営しましょうというボードゲーム。

私はこのゲームを何故かラセルダ作品だとばかり思っていたのですが全然違いました(笑)。

120-150分コースでかなり重いですが、その分英語版プレイ勢からはかなり評判がよく、非常に面白いという噂です。私は未プレイなのですがこれは欲しくなりますね。

プレイ人数2-5人
値段15400円
発売時期2022年4月~6月

スピリットアイランド拡張:Blanch & Claw

ここからは発売時期未定の作品です。

2021年1月に発売されたばかりの大人気作品「スピリットアイランド」の第一拡張の日本語版の製作が決定したようです。新しい要素は以下の通り。

  • 新精霊2体:新トークンを利用する精霊が2体追加されます
  • イベントシステム:毎ターン開始時にランダムなイベントが起きるシステムが追加されます
  • 各種新トークン:侵略者を妨害するための新トークンが4種類追加されます
  • 新パワーカード、恐怖カード、荒廃カード:カードのバリエーションが増えます

これだけ大人気の作品なので拡張は間違いなく出るわけですね。発売日は未定とのことです。来年2022年の8月とかには出ているでしょうか。

新精霊は当然ながら面白く、新トークンにより盤面が更に複雑になります。新パワーカードなども大量にあり楽しさはマシマシです。

ただ、Blanch&Clawのイベントシステムはややバランスが悪く、プレイヤーにかなり有利なものも多い印象です。可能なら第二拡張「Jagged Earth」を入れると完全なバランスになります。

スピリットアイランドJagged Earth

こちらは海外で去年発売されたばかりのスピリットアイランド第二拡張です。

日本語版発売日は未定で、これまた来年2022年の8月くらいに発売されるでしょうか。

難易度が中級以上の精霊が10体ほど追加される大拡張です。それぞれ使い方はかなり難しいですが非常に面白い精霊が目白押しですね。

▼収録されている全拡張や追加要素は以下の記事で紹介しているので興味があればどうぞ。

スピリットアイランド拡張「ひび割れた大地(Jagged Earth)」全精霊の紹介

ちなみに、私はスピリットアイランドが大好きなのですが、本家英語版の今後の拡張の方向性がどうなるのか気になっています。Jagged Earth拡張をプレイして感じたのは、かなり考えられた特徴的な精霊が登場する一方で、今のルールでこれ以上の追加精霊を出すのは厳しいんじゃないかということですね。

それこそ超難易度の使い方が難しい精霊ばかりが登場するなんてことにならないか。。。最後の拡張なのか新しい切り口で新展開があるのか、、今後のスピリットアイランドに期待です。

ブリュークラフターズ

名前の通りブリュワリーを経営するボードゲーム。

以前から日本語版は進んでいたようですが、進捗がやや停滞気味のようです。

トリッケリオン

中世を舞台にした重量級ボードゲーム。

こちらも進捗がやや停滞気味のよう。。

Welcom to the Moon

2022年エッセン新作。宇宙をテーマにしたWelcome Toのキャンペーン型最新作。

Welcome Toも大分長いことシリーズが出てますね。紙ペンゲームの中でもかなり好きなシリーズです。

【ボドゲニュース】エンゲームズさん2021年10月再販予定について

再販印刷予定は以下のようになっているそうです。

オルレアンと拡張の再販は待ち望んでいた人が多かったんじゃないでしょうか?

またどの程度品薄になるかはわかりませんが、要チェックです。

2021年10月再販予定

  • オルレアンアップグレードキット
  • イッツアワンダフルワールド
  • イッツアワンダフルワールド:戦争か平和か
  • イッツアワンダフルワールド:荒廃と隆盛

大人気のドラフトゲームということもあり定期的に再販がかかるようです。

2021年11月再販予定

  • オルレアン
  • オルレアン侵略
  • オルレアン交易と陰謀

2022年1月

  • キャンバス基本セット

終わりに

以上、2021年10月に発表されたエンゲームズさん新作と再販予定作品一覧でした。

非常にボリューム満点で楽しみなラインナップでしたね。発売が楽しみです。

内容が内容だけに、また争奪戦になりそうな予感もしています(笑)。

また何か情報のアップデートがあればまた記事にしたいと思います。

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