どうもTEENOです。
今回の記事では6人で楽しめるボードゲームの中でも個人的におすすめボードゲームを幾つか紹介します。
6人で遊べるボードゲームを探しているのであれば是非参考にしてみてください。
6人で楽しめるおすすめボードゲームの紹介
6人で遊べるボードゲームで、実際に私が遊んで特に面白いと思っているおすすめのものを、レビューと合わせて紹介していきます。
私はボードゲームにおいて「6人」って中々難しい数字だと思います。プレイヤーが「6人」いれば、「3人」×2の2卓に分けることも出来るからですね。ボードゲームは3,4人用のものが最も多いため、プレイヤーが「3人」いれば大抵のボードゲームは遊べるので選択肢に困ることがありません。
そのため、敢えて6人で遊びたいというのは「大人数で盛り上がりたい」とか「アイスブレーク」など、コミュニケーション要素も更に重要になってくるように思います。
今回は6人プレイのニーズにも合う、6人でしっかり盛り上がって楽しめるボードゲームを紹介していきます。
スコットランドヤード
プレイ人数 | 3~6人 |
プレイ時間 | 45分前後 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | 協力、推理、逃走 |
スコットランドヤードは、逃げる犯人と追いかける捜査官に分かれて遊ぶボードゲームです。
犯人はボード上を秘密裏に移動していきますが、移動手段を明かす必要があり、捜査官は犯人がどの経路で逃げたかを推測することが出来ます。また、犯人は一定時間毎に現在地を明かす必要があります。
規定時間内に犯人のいる位置に到達すれば捜査官の勝ち、そうでなければ犯人の勝ちというゲームです。
スコットランドヤードは、かなり古めの作品ですが、ドイツ年間ゲーム賞を受賞していることもあり、非常に良くできたボードゲームです。犯人1人対その他のプレイヤー全員が捜査員になり、犯人サイド・探偵サイド、それぞれ楽しめます。
探偵サイドは、ある程度頭を使って考えれば犯人を追い詰められるようになっていて、協力しながらロジカルに犯人を追い詰めていくのが楽しいです。また、犯人の性格によっても展開が変わってきます。安全な立ち回りばかりする犯人もいれば、大胆にリスク取って行動してくる犯人もいるので、犯人プレイヤーとの心理戦要素もあります。
犯人は犯人で、徐々に追い詰められつつも上手く逃げる手だけを考えて行動していき、上手く包囲網を掻い潜ってすり抜けて逃走できた時は、最高ですね。
プレイ人数が増えても減っても、捜査員サイドが使用する捜査員コマ数が変わらないため、6人プレイでもしっかり楽しめます。プレイ人数が多い方が、探偵側の動きにも個性が出るので楽しいです。
今でも色褪せない最高のボードゲームの1つだと思います。通常版と東京版が出ていますが、特に大きなルールの違いはありません。日本では日本人になじみのある地名ばかり出てくる東京版の方が人気のようです。
ことばのクローバー
プレイ人数 | 3~6人 |
プレイ時間 | 30分前後 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | 推測、言葉、協力型 |
ことばのクローバーは、言葉を使って遊ぶパーティ系のボードゲームです。
各プレイヤーは、手持ちのクローバーボード上に4枚のカードを刺して、2つのカードの組み合わせから連想できる1つの言葉を作ります。「機械」「地球」みたいなカードの組み合わせだったら「ガンダム」みたいな単語を書くわけですね。
連想できる4つの言葉を作成したら、使用したカードをシャッフルして、他プレイヤーに一体どういうカードの組み合わせだったかを当ててもらいます。
ことばのクローバーは、衝撃的なゲームの1つでしたね。
私は軽量級の作品はそこまでプレイすることは多くないのですが、このゲームは入手後何度も何度もプレイしており、大好きなゲームです。個人的にはドイツ年間ゲーム賞受賞するんじゃないかと思っていましたが、残念ながら推薦作品どまりでした。
単語と単語から1つの別の単語を連想する連想ゲームですが、意外に自分が込めた思いが伝わらなかったり、逆に上手く汲み取ってもらえたり。答えを当てる方も当てられる方も両方が楽しめます。
正解を当てる側のプレイヤーも楽しいゲームなので、プレイ人数が増えても面白く、6人プレイもおすすめです。
クローバーの見た目のコンポーネントも中々良くできていて、一緒にプレイした方からの評判もかなり高いですね。一家に一台は言い過ぎですが、軽量級作品を探しているのであれば、文句なしにおすすめの作品の1つです。
スカルキング:レジェンド
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 30分前後 |
対象年齢 | 8歳以上 |
ジャンル | トリックテイキング、海賊 |
スカルキングレジェンドは、カードを出してトリックを取った数を競う、所謂トリックテイキングゲームの1種です。
このゲームのポイントは、自分が何回トリックを獲得できるかを予想して宣言する点です。予想が当たれば得点ですし、外れれば失点です。
また、三すくみになるような最強カードやトリックを無効にするなど、特殊な効果を持つカードが多数入っており、予想や獲得点数に大きく影響します。
トリックテイキングゲームは世の中に数多くありますが、このスカルキングレジェンドは個人的に一番好きなトリックテイキングゲームです。
トリック数を予想して当てなければならないので、切り札が多かったり数字が高い手札だったとしても、予想が当たらなければあまり意味が無いのです。この弱い手札でも戦えるという点が非常に好みな点ですね。
押し付け合いのような苦しさのあるトリックテイキングゲームは結構多いのですが、本作はプレイヤー間の目的が合致することも多く、ある程度プレイヤー同士が協調してプレイすることもあるため、プレイ感が軽くて良い感じです。苦しさはそこまでありません。
トリックテイキングゲームなのでプレイ人数が多い方が面白いですし、予想外の展開も起きてくるので6人プレイもしっかり面白くておすすめです。
無印スカルキングから始まり、能力カードが複数追加されたスカルキング:レジェンド、更にカードやルールが追加されたスカルキング:新版と複数のバージョンが出ています。特にこだわりが無ければ、スカルキング:レジェンド新版を入手するのが良いでしょう。
アフターアス
プレイ人数 | 1~6人 |
プレイ時間 | 40~60分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
ジャンル | デッキ構築、パズル、同時進行 |
アフターアスは、人類滅亡後のサルの惑星をテーマにした、デッキ構築型のパズルゲームです。
デッキ構築型のゲームで、毎ターンデッキからカードを4枚めくり、そのデッキを横に並べることで、カードの並べ方により資源や勝利点を獲得していきます。資源を消費すると更に強力なサルカードを獲得してデッキ強化することが出来ます。先に勝利点を80点獲得したプレイヤーの勝ち。
インタラクションは極わずかで他のプレイヤーの妨害無しと、他のプレイヤーとのインタラクションを極限まで削った、ソロプレイ感の強い作品です。
デッキ構築型と簡単なパズルの融合という感じで、デッキ構築要素も面白いですし、自分でパズルして最適な組み合わせを考えるのも面白いです。
デッキが強化される後半になるにつれて、凄い量の資源や勝利点が得られるようになっていき、ドンドン楽しくなっていきます。
インタラクションはほぼなく、6人同時プレイでも全然ダウンタイムが伸びないため、大人数でも行けます。大人数プレイでここまで満足度の高いゲームは貴重だと思いますね。本作は最近のお気に入りで、6人でゲームがしたいとなったら、真っ先にピックアップされるボードゲームの1つです。
ナナトリドリ
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 10~20分 |
対象年齢 | 6歳以上 |
ジャンル | 大富豪、セットコレクション |
ナナトリドリは、配られた手札をいち早くなくすことを目指す大富豪系のカードゲームです。
数字の大小に加えて同数のカードを出す枚数によってもカードの強弱が変わってきます。
手札の入れ替えが出来ず、またカードを場に出せた場合、直前に場に出されたカードを手札に加えられるのが特徴です。その結果、ドンドン手札に同数字のカードが増えていき、最終的に大量のカードを出せるようにもなります。
大富豪系ボードゲームの超新星という感じです。日本では大分認知度が高まっていて、新しめのゲームながら、今では軽量級の定番作品の1つになっているんじゃないでしょうか。
対象年齢が6歳以上となっているように、難しいルールが一切なくて子供でも分かるようになっていて、それでいて大人でもしっかり楽しめるのが上手いですよね。
大富豪系なので、これまたプレイ人数は多い方が面白く、6人プレイでもしっかり楽しめます。最後の1人にならないように頑張るゲームなので、プレイ人数はある程度多い方が楽しいと思います。
値段も安めですし、未プレイの方は是非手に取ってプレイしてみてほしいですね。GETして後悔はしない作品の1つかと思います。
ヒート
プレイ人数 | 1~6人 |
プレイ時間 | 30~60分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | レース、ハンドマネジメント |
ヒートは、各プレイヤーがコース上で自分の車を進めて、ゴールの順位を競うレースゲームです。毎ターン一定枚数配られる手札からカードを使用して、使用したカードの数字の合計分だけ、自分の車がコースを進んでいくことになります。
このゲームのポイントは車の熱量を表す「ヒート」カードの存在です。ヒートカードをデッキに入れることで、一時的に一気にギアを上げて加速したり、コーナーを高速で曲がることが出来ます。
ヒートカードは非常に便利な一方で、そのカード自体はお邪魔カードなので、手札を圧迫しますし使いすぎるとオーバーヒートして、大きく出遅れてしまう可能性もあります。
上手くヒートカードを駆使して高順位を目指すゲームになっています。
スポーツなど実在する競技をテーマにした作品は、結構失敗しているイメージもあったのですが、本作はかなりしっかりボードゲームしているボードゲームという感じです。
基本的な仕組みは「ヒート」を使った手札管理で、ここぞというタイミングでヒートを消費することで上手くアドバンテージを取れるようになっています。ただ、逆に言うとプレイ中にヒートを上手く使いこなせないと勝てないので、ある程度実力は出てくるゲームとは思います。
順位が低いプレイヤーへの救済措置があるのも個人的には好きなポイント。ビリだからと言って諦める必要は全然無く、ビリから一気にトップに追いついてそのまま1位になる展開も結構あります。
デッキをカスタマイズ可能なルールが入っているのもポイントで、車を本当に改造している感があるのが楽しいです。プラモデルとかミニ四駆とかその辺好きな人はかなりハマる要素なんじゃないかと思いますね。
レースゲームなのでプレイ人数は多い方が面白いですね。6人プレイも何度かしたことがありますが、少人数よりも大人数でワッチャワッチャとレースしていくのが断然面白いです。6人集まったら遊びたいボードゲームの1つですね。
ステラ:ディクシットユニバース
プレイ人数 | 3~6人 |
プレイ時間 | 30分前後 |
対象年齢 | 8歳以上 |
ジャンル | 推理、チキンレース、バッティング |
ステラ:ディクシットユニバースは、ディクシットのような独創的なカードを用いた推測系のボードゲームです。
親がキーワードを選択し、一定数場に並んだディクシットカードから、各プレイヤーはキーワードに合致すると思うカードを、好きな数だけ秘密裏に指定します。
例えば、「旅立ち」のようなお題であれば、「旅立ち」っぽいみためのカードを好きな数だけ選択するわけですね。
自分が指定したカードをプレイヤーが順に1つずつ指定していき、他プレイヤーと合致していたら得点。2人だけで合致してたら更に高得点。誰とも合致していなければバースト。というゲームです。
ステラは、ディクシットの亜種的な扱いですが、個人的にはディクシットよりも好きなゲームです。
場のカードはかなり独特なイラストになっていて、プレイヤーによって解釈が変わってきたりもしますが、上手く自分の考えが他のプレイヤーと合っていると楽しいです。一喜一憂で盛り上がりますね。
プレイヤー間のバッティングがゲームのシステムになっているため、プレイ人数は多い方が面白いです。
ペンギンパーティ
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 15分前後 |
対象年齢 | 6歳以上 |
ジャンル | カード配置、バースト |
ペンギンパーティは、7色のペンギンを場に出していき、ルールに従ってカードを出し続けることを目的としたカードゲームです。
共通の場にピラミッド状にカードを出していきますが、2つのカードの上には同じ色のカードしか配置できないというルールがあります。そのため、徐々に出せるカードの色が限定されていき、カードを出せないプレイヤーが出て脱落していきます。
最後まで脱落せずに残っていたプレイヤーの勝ちです。
絵柄が違う複数バージョン出ていますが、基本ルールはどれも一緒です。
オーソドックスなカードゲームの1つという感じで、徐々にカードを出せなくなっていく苦しさは多少ありますが、プレイ時間が短いのでサクッと何度でも遊べて楽しめます。
これまた持っておいて損はない良作の1つかと思います。
プレイ人数は多い方がパーティ要素が強くなって面白く、6人プレイでしっかり楽しめます。
髑髏と薔薇 / スカル
プレイ人数 | 3~6人 |
プレイ時間 | 45分前後 |
対象年齢 | 14歳以上 |
ジャンル | ブラフ、脱落 |
スカルは、別名を「どくろとバラ」と言い、場に出ているバラカードの数を予測していくゲームです。
全プレイヤーは場に「どくろ」か「バラ」が描かれたカードをを裏向きで1枚出し、その後場に出ているバラカードの数を予想していきます。一番大きな数を宣言したプレイヤーが、バラカードだと思うカードをめくっていくことになります。
見事に宣言した数のバラをめくることが出来れば、1点入ります。2点獲得すれば勝利です。
しかし、万が一どくろカードをめくってしまった場合はペナルティです。手札のカードが減ることになります。手札のカードが無くなることで更に自分の選択肢が狭まりキツイ戦いになっていきます。、
スカルは、ブラフ系ボードゲームの定番作品の1つという感じですね。好きな人多いと思います。
ブラフ系のゲームが苦手だったり嫌いだったりする人は多いですが、本作は楽しめたという人は意外と周りに多いです。
私も正体隠匿系はそこまで得意ではないのですが、スカルに関しては、楽しくプレイできています。嘘をつく必要はあれど、人狼などと違ってトーク力が不要で気軽なのが良いのだと思います。
プラネットアンノウン
プレイ人数 | 1~6人 |
プレイ時間 | 60~80分 |
対象年齢 | 13歳以上 |
ジャンル | タイル配置、パズル、SF |
プラネットアンノウンは、自分の管理する星の中を開拓していくテーマのボードゲームです。
自分の星ボード上にタイルを配置して開拓していくのですが、タイル選択システムが独特で、タイルを獲得するコンポーネントはルーレットのようになっていて、手番プレイヤーが欲しいタイルを選択すると、自動的に他プレイヤーのタイルが決まるように出来ています。
自分の星ボードにタイルを配置することで、勝利点が得られますし、自身の能力が解放されたり、自分の星の上で掘削用のトラックが移動します。星ボード上をタイルで埋め尽くすと高得点ですが、他にも掘削した隕石の数や企業の成長に伴う勝利点など、様々な方法で勝利点を得ることが出来ます。
プラネットアンノウンは、他プレイヤーに邪魔されずに自分だけの箱庭を作っていける自由度が良いですね。自由にタイル配置していけるのが楽しいです。
能力も個性的な能力が用意されていて、企業毎の独特な立ち回りが面白いです。リプレイ性を高める要素も多数入っていて、何度も楽しめます。
タイルルーレットさえ決まれば後は全プレイヤー同時に進められるので、最大の6人プレイなどの大人数でもダウンタイムが少なくしっかり遊べる作品です。
以上、6人プレイでも楽しめるおすすめのボードゲームを紹介しました。
実際に私が6人で遊んでこれは面白いと思ったボードゲームから紹介しています。この中から気になるボードゲームが見つかれば幸いです。
ちなみに、7人以上で遊べるボードゲームは大抵が6人で遊んでも楽しめます。なので7人以上で遊べるボードゲームはは別途紹介していきます。
それでは。
# 一部画像はBGGから引用。
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