今回はホビージャパンさんから発売のボードゲーム「甲虫相撲(カブトスモウ)」を紹介していきます。
「スモウ」という名前を冠している通り、日本のスモウをテーマにしたボードゲームで、物理的にコンポーネントを駆使して遊ぶ、ボードゲームらしいボードゲームになっています。
ということで「甲虫相撲(カブトスモウ)」がどういうボードゲームなのか、所感とルール紹介を交えて説明していきます。
カブトスモウ基本情報
デザイン | System: Tony Miller Illustration: Kwanchai Moriya |
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プレイ時間 | 15~20分 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 6歳以上 |
版元 | BoardGameTables.com |
販売 | ホビージャパン |
発売日 | 2022年10月 |
希望 小売価格 | ¥5,500(税込み) |
カブトスモウのボードゲーム概要
土俵の覇権と伝説の力士の殿堂を目指し、戦いを繰り広げろ!
時は春、舞台は日本。カブトムシ、またの名をライノセラス・ビートルは、修行の旅から帰ってきた。
そして今、彼らは自然の中で角突き合わせて戦い、仲間の敬意を得るべく己の技を見せつけている。
そんな彼らの戦いが、世界甲虫相撲選手権を産み出した。君は甲虫の力士の一人となり、土俵の覇権と伝説の力士の殿堂を目指す戦いを繰り広げることになる。
―― さあ、見合って見合って!
ホビージャパン公式HP
カブトスモウは、名前の通りカブトムシと相撲を組み合わせたアクション系ボードゲームです。
相撲の通り、土俵があり、そこから他プレイヤーを落とすことを狙います。いわゆるメダルゲームのメダル落としみたいなことをやることになります。
ゲームのコンセプトも日本のスモウから来ており、何と英語版のタイトルも「Kabuto Sumo」になっています。
カブトスモウのルール概要
ここからは「カブトスモウ」のルールを紹介していきます。
ゲームの流れ
各プレイヤーは時計回りで1手番ずつ処理を実行。
これをゲーム終了条件まで続けます。
プレイヤーのターンでやること
このゲームでやることは、非常にシンプルです。
- タイルを土俵に押し込む
- 特殊移動を発動
①タイルを土俵に押し込む
手持ちのタイルを土俵に押し込んで、他プレイヤーのスモウレスラーコマを土俵から落とすことを狙います。
他プレイヤーのスモウレスラーコマ以外の標準コマが土俵から落ちた場合は、自分の手持ちに加えます。
②特殊能力を発動
押し込む前か後に、スモウレスラーの特殊効果を1度だけ発動できます。
勝利条件
- 他プレイヤーのスモウレスラーチップを全て場外に落としたら勝ち
- もしくは、他プレイヤーのディスクが全てなくなったら勝ち
レスラーの特殊能力
各プレイヤーはカブトスモウレスラーの特殊能力・決め技を持っています。
能力発動にはコストがかかります。コストは手持ちのタイルで、それを他プレイヤーに与えたり捨てたりすることで発動できます。
発動するとそのレスラー特有のコマが場内に登場したりして、様々な特殊能力を発動して、プレイヤーをサポートします。
能力で追加される特殊コマが落ちたら追加ターンを得たり、特殊コマで相手を挟んだら挟まれたコマが落ちた扱いになるとか、個々の特殊能力がスモウレスリングを盛り上げてくれます。
ゲームモード
以下のゲームモードに対応しています。
- バトルロイヤル:2~4人プレイで全員が敵
- チーム戦:4人プレイで2vs2の戦い
カブトスモウ所感
カブトスモウのベースは、シンプルなメダルアクション系ボードゲームです。
「脳内裁判」といい、メダルアクションボードゲーム流行っているんでしょうか?
見た目とコンポーネントで、妙にワクワク感のある気になっていた作品ですが、予想以上にシンプルそうなルールでした。
間違いなく小さな子供でも遊べるシンプルな作りで、単純な物理的なコマの押し合いをしつつ、個々のレスラーの特殊能力で盤面が大いに盛り上がること間違いないでしょう。
全8種類のレスラーは、それぞれどんな特殊能力があるか気になりますね。実際の昆虫の特徴を反映した能力になっているようです。
やり方次第では、結構あっさり勝負がついてしまいそうですが、果たしてそのバランスはどうなっているやらですね。プレイ時間は15分~となっていますが、5分くらいで勝負つきそうな気がするのは気のせいでしょうか(笑)
実際に遊んでみたらまた追記したいと思います。
カブトスモウ内容物
- 土俵 1つ
- 突き押し台 1つ
- 大ディスク 5枚
- 中ディスク 15枚
- 小ディスク 20枚
- 力士ピース 4個
- 力士参照トークン 4個
- 決め技ピース 8個
- 力士カード 8枚
- 幕下力士カード 5枚
- ルールブック
カブトスモウ紹介のあとがき
以上、ボードゲーム「カブトスモウ」のゲーム紹介でした。
シンプルですが、こういうコンポーネントでワクワクさせる物理的なボードゲーム好きです。
気になる方は是非チェックしてみてください。
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