どうもTEENOです。
今回は、擬音から答えを推測するパーティ系のボードゲーム「パッシャバ!」の紹介とレビューになります。
これは絶対面白いやつだと思ってプレイさせていただきましたが、予想通り非常に面白い盛り上がるパーティーゲームになっておりました。
「パッシャバ!」は、ゲームマーケット2024秋で「みすたーあんどみせすげーむず」さんから発売予定となっています。
パッシャバ! 基本情報
デザイン | SURIMI |
---|---|
プレイ時間 | 5分~15分 |
プレイ人数 | 3人~6人 |
対象年齢 | 8歳~ |
版元 | みすたーあんどみせすげーむず |
販売 | みすたーあんどみせすげーむず |
発売日 | 2024年11月16日 ゲームマーケット2024秋:両日V22 |
希望小売価格 | 2000円(税込み) |
関連サイト | >>ゲームマーケット内の紹介ページ >>パッシャバ予約フォーム >>パッシャバ紹介動画 |
パッシャバ! ボードゲーム概要
世界はギオンで出来ている。
「パッ」とめくって、「シャッ」と書いて、「バッ」と並べろ!
「ギオン」を並べて「すべて」を伝える!新感覚パーティ系協力ゲーム!
引用:ゲームマーケット内パッシャバ紹介ページ
パッシャバ! ルール概要
パッシャバ!のルールを紹介していきます。
非常にシンプルなルールなのですぐに覚えられると思います。
ゲームの目的
- 出題者チームが記入した「ギオン」から、「何をしているギオンか」を回答プレイヤーが当てること。
ゲームの目的はこれだけです。シンプルですね。
全プレイヤーが協力して、回答プレイヤーに正解してもらう協力型のゲームになっています。
ゲームの流れ
- 出題チームと回答者の決定
- テーマを選択
- 担当順番の決定
- ギオンを記入
- 答え合わせ
①出題チームと回答者の決定
パッシャバ!は、全員協力型のボードゲームです。
1名が回答者となり、それ以外のプレイヤーは全員出題チームとなります。
②テーマを選択
まずは、今回の出題テーマを選択します。
回答者に見えないように、テーマカードから1枚めくってどれか1つを選択します。
「スポーツ」か「グルメ」か、など選択したテーマが5つのジャンルのどれに該当するかのヒントを回答者に教えてあげます。
難易度の高いお題には「+1点」マークがついており、正解時の得点が加算されます。
③担当順番の決定
このゲームの面白いシステムです。
ヒントを出す出題者のメンバーは、それぞれ担当順番のカードをランダムに1枚ずつ受け取ります。
テーマとなるお題を、ギオンで時系列に表現した場合、自分は何番目のギオンを書くか、というカードです。
例えば「ゴルフのホールインワン」というお題の場合、1番目のカードを受け取った人は、ゴルフのスウィングを表す「ブンッ」というギオンを書くでしょうし、4番目のカードを受け取った人は、カップインする「カランカラン」というようなギオンを書かないといけないわけです。
他のプレイヤーが何番を担当しているかわからないので、どういうギオンを書くべきか悩ましく、またしょっちゅうハプニングが起きます(笑)。
星マークがついたカードを受けとったプレイヤーは、回答者に見せる前に、各プレイヤーのギオンカードを時系列に並び替える作業を担当します。
④ギオンを記入
各出題者側のプレイヤーは、ギオンを使ってお題につながるヒントを記入ボードに書いて表現します。
ただし、先ほど説明した通りで、自分が書くべき担当順番があるので、適切なタイミングを表現したギオンになるように書かなければなりません。
「ゴルフのホールインワン」のようなお題だった場合は、例えば、解答プレイヤーからは上記の画像のようなヒントが出てくるかと思います。
ヒントが出そろったら、星マークのカードを持ったプレイヤーが、そのヒントを時系列順に並び変えます。
⑤答え合わせ
ヒントが出そろってその順番も決まったら、解答プレイヤーが答えを当てます。
「ブン」→「ピューン」→「トントントン」→「カランコローン」
(゜д゜)?
(゜д゜)・・・
(゜∀゜)「ゴルフ!のホールインワン!」
となったら成功です。
もし、外れた場合は、お題プレイヤーが順に書いたギオンを読み上げて、少しニュアンスを伝わりやすく表現して再度チャレンジです。
2回連続で外した場合は完全に失敗です。
ゲームの終了
このお題を当てるチャレンジを合計6ラウンド行ってゲーム終了です。
チャレンジ回数 | 通常テーマ | 高難易度テーマ |
---|---|---|
1回目で成功 | 2点 | 3点 |
2回目で成功 | 1点 | 2点 |
2回目も失敗 | 0点 | 0点 |
全6ラウンドチャレンジして、高得点を目指しましょう。
目指せギオンゴッド!
3点×6ラウンド=18点なので、ギオンゴッド(16~18点)は、ほぼパーフェクト正解ってことですね(笑)。これは相当難易度高いこと間違いなし。
お疲れ様でした。
オプションルール
自由にお題のテーマを作成できるフリーテーマルールも、オプションルールとして用意されています。
自作のお題、例えば上記の画像のように「サッカーのシュート」をお題として、同様にギオンでゲームを遊んでいくルールとなっています。
パッシャバ! レビュー
「パッシャバ!」を実際に遊んでみたレビューとなります。
本作は、複数の単語から答えを導き出すことを目的としている、単語推測系の協力型ボードゲームになっています。
何度も遊ばせていただきましたが素直な感想として非常に面白い良作だと思います。
お題となるテーマ自体は「ゴルフのホールインワン」や「ハンバーグを作る」など、当然誰でも知っているような内容なのですが、いざ「ギオン」として表現しようと思うとそれが中々悩ましくできています。
各テーマの特徴的な音を、如何に上手く表現して回答者に伝えるかが重要です。
お題担当のプレイヤーからそれぞれのヒントが出そろって、順番が並び替えられた完成物をみんなで確認するタイミングが、このゲームで一番楽しいタイミングな気がしますね(笑)。
並び替え担当のセンスも重要で、かなりトンチンカンな順番になることもありますがそれも一興です。
わかりそうでわからなそうなギオンのヒントを全員で見ながら、あーなるほど!とか、いやいやいや!とか、ワイワイ話すのが非常に面白く盛り上がります。これぞパーティゲームという感じ。
ギオンの意図が回答する側に伝わって、バッチリ答え合わせ成功した際は喜びもひとしおです。いや、実際にプレイしてみるとわかりますが、これが簡単そうでやってみると結構難しいので当たると嬉しいです(笑)。
プレイ時間は長くても15分程度と非常に短時間で終わるため、プレイの敷居は低くプレイ感も軽いです。何度もプレイしたくなりますね。
プレイ人数は3~6人で、プレイ人数によってヒントのギオンを出せる数が異なります。
答えのギオンは最終的に星カードを引いたプレイヤーが時系列に並び替えるのですが、プレイ人数が多い方が謎のギオンが登場して、カオスになることが多いです(笑)。
なんやこれ。。。どう頑張ってもこのギオン出てこないだろ。。。書いたの誰だ。。。ってなることも(笑)。
そんな感じで、パーティー系のボードゲームなので、プレイ人数は多い方がワッチャワッチャして盛り上がりますが、最小の3人プレイでも問題なくしっかり楽しめます。
協力型のボードゲームはある程度難易度が高い方が面白いと私は考えているのですが、本作はしっかり歯ごたえのある難易度になっており、一筋縄ではいかないのがまた面白いです。
やってみるとわかりますが「擬音」だけで動作を表現するのって、意外に難しいと気づくと思います(笑)。
日本人って文化として小さいころから漫画やアニメを見て育っている人が多く、こういうギオンやオノマトペのような表現ってある程度馴染みある人が多いと思うのです。しかし、いざ表現しようと思うと意外や意外に難しい。
しかし、意外に答えを当てるのが難しいと思う一方で、いざ解答を聞いてみると確かにその通り!となることが多く、凄い腹落ちしてスッキリするのも本作の特徴でしょう。
おかしなギオンが混じることもありましたが、解答は意外に納得感があって驚きます。頑張れば正解できたはずというのもあって、何度もプレイしたくなるのかもしれません。
コツをつかんで慣れてくれば夢の「ギオンゴッド」まで行けるかもしれませんね。
パッシャバ! 内容物
- 説明書:1枚
- テーマカード:36枚
- 順番決めカード:7枚
- フリーテーマボード:1枚
- 得点計算シート:1枚
- 得点マーカー:1個
- ホワイトボード用ペン:5本
パッシャバ! あとがき
以上、ゲームマーケット2024秋の新作ボードゲーム「パッシャバ!」の紹介でした。
単語から答えを推測する系の協力型ボードゲームは、個人的には好きなジャンルですが、今は世界的にもブームになっている印象がありますね。
ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した「ジャストワン」や、私が大好きな「ことばのクローバー」など。魅力的な作品が多いです。
この「パッシャバ!」もそんな世界的な魅力的な作品にも劣らず、人を選ばずに万能に楽しめる作品だと思います。
気になる方はゲームマーケット2024秋にて是非チェックしてみてください。
それでは。
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