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『スパイ・コネクション』ボードゲーム紹介とレビュー

今回はホビージャパンさんから2021年12月に発売される「スパイコネクション」のゲームルール紹介と所感について書いていきます。

『スパイ・コネクション』基本情報

デザインSystem:
 Matthew Dunstan
 Brett J. Gilbert
Art:
 Dennis Lohausen
プレイ時間約30-45分
プレイ人数2-4人
対象年齢8歳以上
版元Pegasus Spiele GmbH. All rights reserved.
販売ホビージャパン
発売日2021年12月
希望
小売価格
4,400円(税込)

『スパイ・コネクション』ボードゲーム概要

このミッションは可能か?コネクションを活用せよ

君はスパイ。ヨーロッパの十二の都市をまたにかけ、エージェントのネットワークと共にミッションをこなしていく。

エージェントの助けを借り、都市間を確実につなぐネットワークを作ることが必要になる。

時には新たなミッションのために本部にエージェントを送り込むこともある。

だが注意すること。やがてネットワークの拡大にも限界が来る。

最も効果的かつ賢明なプレイヤーが、ゲーム終了時にスパイマスターの地位を手に入れるのだ!

引用:ホビージャパン公式HP

プレイヤーはスパイとなり、欧州12個の都市を巡るミッションの達成を目指します

ミッションカードにスパイが訪れる必要のある都市が示されており、プレイヤーの都市間の移動はエージェントを使用しておこないます。

15個のコマを都市間に配置したり、撤退させたり、現在の自分の受領しているミッションに合わせて上手くやりくりしましょう。

ミッションカードに書かれている都市全てにスパイが訪れるとミッション成功

7枚のミッションを達成するとゲームが終了し、一番得点の高いプレイヤーが勝者となります。

『スパイ・コネクション』は欧州の各都市を計画的に、かつ効率的に結びミッションを達成する、各プレイヤー間での駆け引きも楽しい、ネットワーク構築と目的の計画的な選択が重要なゲームです

『スパイ・コネクション』ルール概要

スパイコネクションのルールを紹介します。

各プレイヤーは時計回りにターンが回ってきます。

ターン中にやること

以下の3つの何れかを実施

  1. 新しいミッションを1つ受領する
  2. 1つの都市を新しいネットワークに接続してスパイを移動させる
  3. あなたのネットワーク内の別の都市にあなたのスパイを移動させる

ミッションを1つ受領する

公開されている4つのミッションの内1つを受領する。受領した目印を配置します。

1つの都市を新しいネットワークに接続してスパイを移動させる

エージェントをネットワークとして地図上の経路を確立し、その経路を使ってスパイを移動させます。経路として使用可能なエージェント数には限りがあります。

あなたのネットワーク内の別の都市にあなたのスパイを移動させる

特定のミッションを達成するために、既に接続済みのネットワークで別の都市に移動したいこともあるでしょう。

滞在している都市のチェック

ターン終了時にスパイが滞在している都市が選択しているミッションの都市だった場合、達成のしるしとしてミッションカードにエージェントを1つ配置します。

ミッションカード上の指定都市全てにエージェントが配置されたらそのミッションは達成です。

ゲーム終了条件と得点計算

7以上のミッションを達成したプレイヤーが出たらゲーム終了です。

  • 達成したミッションの得点
  • 未達成のミッションだが到達した都市の数だけ得点

これらを合計して最も得点の高いプレイヤーの勝ちになります。

『スパイ・コネクション』内容物

  • ゲームボード 1枚( 両面印刷)
  • スパイ 4人
  • エージェントディスク 60個
  • ミッションカード 48枚
  • ルールブック 1部 他

『スパイ・コネクション』の所感とあとがき

マンダラやグレートプレインズなどシンプルだが奥の深いシステムを得意とするブレッドギルバートさんの作品。

ルールを読む前はもう少し複雑かと思いましたが、非常にシンプルなネットワークコネクションタイプのボードゲームです。

手持ちのエージェントコマを使って、如何に効率的にネットワークを構築して、如何に効率的にミッションを達成していくかを競うゲーム。

ボードは非常にパンデミックを思わせるような見た目ですが、全然システムは違いますね。

15個のエージェントコマはネットワーク構築にもミッション達成にも使用されるため、かなりカツカツな運用になり、その辺のマネジメントが楽しさの一端になっていると思われる。わざわざ共通化している当たりそこのリソース不足はデザイナーが狙ったジレンマになっているはずです。

完全に個人の主観ですがネットワーク構築系ゲームはそこまで好物ではないのですが、果たして私でも楽しめるでしょうか。プレイしてみたらまた追記したいと思います。

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