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らくがきダンジョン ボードゲームのルール紹介とレビュー

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今回はホビージャパンさん2021年9月に発売が予定されているボードゲーム「らくがきダンジョン」のゲーム内容を紹介していきます。

その名の通り自分だけのダンジョンを落書きして作っていく紙ペンタイプのボードゲームです。面白そうですね。

ということで「らくがきダンジョン」がどういうボードゲームなのか、所感とルール紹介を交えて説明していきます。

らくがきダンジョン 基本情報

デザインSystem:
 Ulrich Blum
Art:
 John Kovalic
プレイ時間約45-60分
プレイ人数2-4人
対象年齢10歳以上
版元Pegasus Spiele GmbH. All rights reserved.
販売ホビージャパン
発売日2021年9月
希望
小売価格
4,400円(税込)

らくがきダンジョンボードゲーム概要

すばらしい(勇者的な)書き込みゲーム!

やっと夢がかなった――自分だけのダンジョンを手に入れたのだ!

そんな君が初めて現場を訪れたとき、目の前にあったのはただの巨大な洞窟だった!

ちょっと待て、中身は空っぽだ! ダンジョンはどこに行った?

迷路のような壁も、卑劣な罠も、そして何より勇者をぶちのめすモンスターすらいやしない!

君は急いでダンジョン用品店で買物をすませ、地元のモンスター酒場でモンスターを雇うことにした。

さあ、攻めてくる勇者たちから宝物を守る時間だ。

ライバルよりも優秀な腕を見せて、最も邪悪なダンジョンマスターとして祝杯をあげるのだ!

引用:ホビージャパン公式HP

「ダンジョンを建築して」「ヒーローを倒して」「得点を稼ぐ」

そんなダンジョン探索を紙ペンシステムに落とし込んだボードゲームです。

らくがきダンジョンルール概要

らくがきダンジョンのルール概要の説明です。

以下の流れでゲームは進行します。

  • ダンジョンの建築
  • ヒーローのルートを書き込む
  • ダンジョンを防衛する

ダンジョンの建築

ダンジョンカードをめくってその中から1つを選択して、それに描かれている建築物やモンスターなどを自分のマップに書き込みます。これを各プレイヤー14回やってダンジョンを構築します。14枚のカードに書かれている構成物で、自分だけのオリジナルダンジョンを作るわけですね。

カードに書かれているダンジョンの壁は、テトリスのブロックのように形が決まっているため、そちらの形になるように自分のダンジョン内に配置します。

ヒーローの移動を制限する役割を果たします。

モンスターや罠

モンスターはゴブリン、オーク、ドラゴンの3種類が登場します。罠やモンスターは、他のモンスターに隣接しないようにダンジョン内に配置します。

ヒーローにダメージを与えるために配置します。

宝箱

宝箱は秘密の場所に隠すように配置します。何行何列目に配置したかをメモします。モンスターと同様に配置ルールがあります。

ヒーローに取られずにダンジョンに残された宝箱は得点になります。

能力の改良

カードに改良の効果がある場合は、ダンジョンの特定の要素を強化することが出来ます。該当するマスにチェックを入れることで、罠やオーク、宝箱などそれぞれの要素を一段階強化します

ヒーローに与えるダメージが増えたりします。

ヒーローのルートを書き込む

左隣のプレイヤーにシートを渡して、そのプレイヤーにヒーローがダンジョンを歩くルートを書いてもらいます

入り口から出口まで一筆書きで、なおかつ同じ場所に何度も入れないとか、斜めに移動できないとか、幾つかのルールがあります。

可能な限り無傷で、かつ配置されたモンスターを可能な限り、倒すようなルートを選択するのが必要です。

ダンジョンを防衛する

最後にヒーローがダンジョンを探索するので防衛します。

ダンジョンの入り口にヒーローフィギュアを登場させて移動スタート。何らかのマスに止まったら一旦処理を停止。

罠マス

そのダンジョンの罠の分だけダメージを受けます。罠が強化されているとダメージ量が増えます。一本道のダンジョンで大量の罠が設置されていると中々強力だと思います。

探索する勇者としてはたまったもんじゃないダンジョンですが(笑)

モンスターマス

ダイスを2つ振ってモンスターと戦闘します。モンスターの戦闘力にダイスの出目を加えて「20」以上の値が出たらモンスターの勝ち。モンスターに応じた所定のダメージを受けます。

20以下だった場合はヒーローの勝ち。そのモンスターは退治されてダンジョンから消え去ります。

倒せなかったモンスターはダンジョンに残り続けます。

ダンジョンアクション

プレイヤーはダンジョン防衛用に一定枚数の手札を持った状態で開始します。ダンジョンアクションカードを使うことでダイスロールを増やしたり攻撃力を増やしたりと、特殊能力を発動させることが可能です

ゲームの得点計算

ヒーローが力尽きるかダンジョンを抜けたらそのプレイヤーのダンジョンの攻略は終了です。これを並行して全プレイヤーのダンジョンで行います。

  • ヒーローの残りHP
  • ダンジョンに残された宝箱の数
  • ダンジョンに残されたモンスターの数

これらの得点を計算して、最も多くの得点を稼いだダンジョンマスターが勝利です。

らくがきダンジョン所感

非常に面白そうな紙ペンゲームの登場です。

一時期流行っていたタワーディフェンス系のTVゲームを紙ペンにしたらこんな感じになるでしょうかね。

紙ペンタイプのゲームは、プレイヤー毎の選択で紙に記入する内容が変わっていき、それが最終的に異なる得点に繋がるというタイプが多いように思いますが、本作は何がどう得点の違いに結びつくかは、人によってかなり異なってくる印象です。

幾ら良いカードを引いたとしてもダンジョンの配置次第では全然ダメダメだったり、逆に良いカードを引かなくても上手いダンジョンを構築することでヒーローを寄せ付けない、かなり鉄壁のダンジョンにすることも可能です。

宝箱だらけのダンジョンだったり、モンスターが共謀過ぎるダンジョンだったり、罠だらけのダンジョンだったり、個性豊かな面白いダンジョンが作れそうで、非常に面白そうです。

1点気になるのは、紙ペンとしての自由度が高すぎる分、バランスがどんな感じかですね。ヒーローが宝箱探しやモンスター退治を意識せずに大して戦闘せずにダンジョンを抜ける方が得点効率が良かったり、モンスターは強化しないと使い物にならなかったり、そういった極端な攻略法が強いといったバランスの悪さが無ければ非常に楽しめる作品だと思います。

個人評価:★★★★★★★☆☆☆

(7 – 良いゲーム。大抵は喜んでプレイする)

らくがきダンジョン内容物

  • 正規ダンジョンシート1冊(100枚)
  • 10面ダイス4個
  • カード60枚(100.5×68mm)
  • 正規スコアシート1冊(100枚)
  • プレイヤー早見表1枚
  • 正規ダンジョンテンプレート4枚
  • 勇者フィギュア4つ
  • 鉛筆削り1つ
  • 消しゴム1つ
  • 鉛筆4本 

らくがきダンジョンのスリーブ

らくがきダンジョンは100mm x 68mmのカードが60枚入っています。

あまりないサイズのカードですね。

らくがきダンジョン紹介のあとがき

以上、ボードゲーム「らくがきダンジョン」のゲーム紹介でした。

皆で作ったダンジョンをそれぞれが攻略し合う一風変わった紙ペンゲームです。

気になる方はチェックしてみてください。

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