今回はタイトルを聞くだけで非常にテンションが高くなるパズル型ボードゲーム「ウボンゴ スタンダード版」を紹介します。
「ウボンゴ スタンダード版」は個人的に非常におすすめのボードゲームの1つで、私は一度プレイしてからドハマリしました。
未プレイの方は是非チェックすることをお勧めします。
最近では「モヤモヤさまぁ~ず」や「ガキの使いやあらへんで」などのTVで紹介されて一気に知名度が上がっているみたいですね。
私の知り合いも2,3人購入していました(笑)
TVの影響は凄いですね。。。
↓看板に偽りなし。パズル型ボードゲームの最高傑作
↓日本語版が遂に発売。鬼畜難易度の3Dバージョン。
ウボンゴスタンダード版 ゲーム概要
初めてこのボードゲームを見た方はこう思うかもしれません。
「ウボンゴ!!」
何だこれは…
なんていう響きだ…
と
私もヨドバシカメラの店頭でこのボードゲームを目にした時にまさにそう感じましたが、その直感は決して間違っていませんでした。
個人的にはゴリラがドラミングして叫んでいる、そんな感じのイメージもあります(笑)
もしくは、「ウーマンボ」みたいなリズミカルな響きです。
このゲームでパズルを完成させた人は、誰よりも早く「ウボンゴ!」と叫ぶ必要があります。
とまあここまでウボンゴ推ししてきましたが、実は特別な意味が込められているとかではなく…
スワヒリ語でウボンゴは「脳」という意味だそうです。
パズルゲームなので頭使えってことですね(笑)
「脳!」とか「ブレイン!」とかではイマイチです。「ウボンゴ!」だから良いんです。
このボードゲームでやることは非常にシンプル。
制限時間以内にお題ボードの枠に、手元のテトリスのような3,4つのピースをピッタリ収められれば完成。
「ウボンゴ!」って叫びます。
先に完成させた方が高得点。
簡単に言えば、基本的にこれを繰り返すだけです。
これだけだとただのパズルゲームですが、良い感じにルールに味付けがされており、これが、ウボンゴのウボンゴたるゆえんになります。
ウボンゴスタンダード版 ルール詳細
ここからがウボンゴのルール詳細になります。
と言ってもそんな難しいものではありません。
如何にこのボードゲームが魅力的で面白いか、ご紹介できればと思います。
セットアップ
プレイヤーは全員、12種類のテトリスのようなパズルのピースを受け取ります。

全員が同じ種類のものを1個ずつ持っています。
パズルのお題は脇に置いておきます。
表面がノーマルモードで3ピースの問題。
裏面がハードモードで4ピースの問題。
個人的には3ピースは簡単すぎるので4ピースを使うのをお勧めしますが、子供と遊ぶ時などは3ピースでやらせてあげるのが良いでしょう。
これで準備OKです。
ゲームの流れ
大量のお題ボードの山から各プレイヤー1枚ずつ手にしてゲームスタートです。

ウボンゴのここが面白い
お題ボードは全てユニークで同じお題はありません。
配られたボードによってどういう問題かが異なり毎回新鮮なプレイが可能になります。
これが凄い中毒性になります。
ガンガン解かせてくれ!ってなること間違いなし。
お題ボードを受け取ったら、次に誰かがサイコロを振ります。
このサイコロに動物の絵柄が描かれています。
お題ボードには動物の絵柄と使用するピースの組み合わせが描かれています。
つまり、同じ問題でもサイコロの出目によって違うピースを使用して問題を解くことになります。
ウボンゴのここが面白い
同じ問題でも、サイコロの出目によって異なるピースを使用する
「像」の絵柄だったら「赤・青・緑のピースを使う」と言ったように描かれています。

どの指示のピースでも、そのお題が解けるようになっているのがこれまた凄いです。
どのお題ボードも6種類のピースの組み合わせで解けるため、プレイする毎に毎回新鮮にプレイが可能です。
誰かがサイコロを振ったらパズルを開始します。
砂時計をさかさまにして、全員でパズルを解き始めます。
制限時間は1分です。
先ほど書いた通りですが、パズルが解けたら心から力を込めて「ウボンゴ!」と叫びましょう。
この瞬間が兎に角最高です。
パズルが解けたことによる快感を、ウボンゴという叫びにして発しましょう。
時間内に解けない場合は当然ながら失敗になります。
ウボンゴのここが面白い
パズルを解くのには時間制限があります。
焦って解けなくなるなどはしょっちゅうあります。
成功失敗で報酬が変わってくるため、皆夢中になって無心にパズルを解きます。
問題の違いやダイス目の違い、そして自分の直感の違いなどによって、嘘のように簡単に解ける問題もあれば、間違ってるんじゃないかと言いたくなる位全然解けない問題もあります。
パズル解けたプレイヤーは宝石(ウボンゴ石というらしいです)を順にGETしていきこれが得点になります。
ウボンゴのここが面白い
早く解いた方が高得点のため、スピード競技のように夢中になって遊べます。
成功すれば得点がもらえて、ランダムボーナスで逆転のチャンスもあるので、負けてても最後まで諦めないで遊べます。
解いたのが早い順に高得点がもらえるわけですが、ビリでも解けば得点がもらえるので夢中になって解くことになります。
また、解いたプレイヤーにはランダムでボーナス石が手に入ります。これは解いた順に依らず貰えるもので場合によっては、ここでトップに追いつくなんてことも普通にあります。
諦めずに最後まで解くことに専念させるようになっています。
ここまでが1ラウンドです。
次のラウンドもお題ボードを各プレイヤーが受け取って最初から開始します。
一定回数ゲーム終了まで繰り返します。
基本的にはお題ボードを使い切るまでやる感じかな。
ゲーム終了時にGETした宝石の勝利点合計が最も多いプレイヤーの勝ち!!
真のウボンゴマスターが誕生するというわけです。
ウボンゴスタンダード版のゲームレビュー
ヨドバシカメラの店頭で見かけてずっと気になっていた本作品。赤いパッケージとタイトルのインパクトが印象的でした。
ただし、当時は何となく、パズルゲーム=子供のゲーム、みたいな先入観があり中々プレイすることはありませんでした。
しかし、あまりにも店頭でウボンゴ推しされていたため、遂にやってしまったというわけです。
感想は・・・超面白い、という結論でした(笑)
正直舐めてましたが、非常にいい意味で裏切られたボードゲームです。
パッケージには「数々のゲーム賞を受賞したパズル型ゲームの決定版」と描かれているわけですが、これは嘘偽りないと思います。
おすすめ度は文句なしに5点満点中5点です。
ドイツ年間ボードゲーム大賞になっても正直おかしくないレベルで面白いボードゲームだと思います。
昨今のドイツ年間ボードゲーム大賞を見ると特にそう思います。
それくらい万人受けすると思うし、面白さがずば抜けています。
私は家でボードゲーム大会を開くことがあるのですが、パズル部門として大会の種目の1つにエントリーされましたね。
私は運と実力が丁度良いボードゲームが好きなのですが、こういう時間にせかされるアトラクションなボードゲームも面白いですね。
ただのパズルゲームではなく、非常に工夫された面白ポイントが沢山あって、製作者は良く考えてるなと感心します。
老若男女どんな方でも楽しめるボードゲームと言えます。
ルールのベースはわかりやすく、ひたすらパズルを解ければ良い、というのも導入が簡単で万人受けするポイントですね。
また、ただの運ゲームやパズルゲームというわけではなく、それなりに頭を使えば効率的に解くことが出来るようになっています。
どう考えてここにしかハマらないというピースもあるので、そういう点を抑えて考えてみると、しっかり解きやすく出来ています。このゲームの攻略法という意味ではあげられるのはそれくらいかなという感じ。
ウボンゴには各種拡張が登場しています。
Z軸方向を使った高難易度版のウボンゴ3Dや、四角形以上の多角形パズルやら、予想以上の拡張性の高さに驚きますね。ただ、基本の面白さはこのウボンゴスタンダードに集約されていると考えてよいので、まずはこのウボンゴスタンダードを遊んでみることをお勧めします。
間違ってもウボンゴ3Dを最初に購入するのは止めましょう(笑)
難しすぎてゲームになるかならないかぎりぎりのラインです(笑)
終わりに
パズル型ボードゲームの最高傑作の1つ「ウボンゴ」の紹介でした。
見た目に騙されるかもしれませんが、重ゲー好きにも軽ゲー好きにも合うゲームだと思います。
未プレイの方は絶対にプレイしてみて欲しいボードゲームの1つです。
ウボンゴ3Dは最近日本語版で出たのですが、いずれそちらも紹介したいと思います。ウボンゴ3Dはやったことがあるのですが、日本語版は出ていなかったんですねぇ…知らなかった。
また別の記事で紹介できればと思います。
↓看板に偽りなし。パズル型ボードゲームの最高傑作
↓日本語版が遂に発売。鬼畜難易度の3Dバージョン。
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