こんにちは。TEENOです。
今回はアークライトさんから発売のボードゲーム「ディング!」を紹介します。
「ディング!」のルールを簡単に説明するなら、カードを出すルールが非常に強烈な「UNO」という感じです。
今回はボードゲーム「ディング!」のルールとレビュー記事になります。
ディング!基本情報
デザイン | Kasper Lapp |
---|---|
プレイ時間 | 10分 |
プレイ人数 | 2~7人 |
対象年齢 | 8歳~ |
版元 | HUCH! |
日本語版販売 | アークライト |
発売日 | 2024年12月6日 |
希望小売価格 | 1,980円(税込み) |
関連サイト | >> アークライト公式HP >> BGG内の紹介ページ |
ディング!ボードゲーム概要
前の人が出したカードと数字か色が一致するようにカードを出していき、誰よりも早く手札をなくしましょう……
そんな誰もが知るルールにパーティーゲームの要素を取り込んだ、極めてユニークなカードゲームが登場!
引用:アークライト公式紹介ページ
ディング!ルール概要
ディング!のルール説明です。
UNOのルールさえ知っていれば、超簡単に理解できるでしょう。
準備
全てのカードをシャッフル。各プレイヤーにカードを8枚ずつ配ります。
山札から場に1枚カードを表にして置いておきます。
完全にUNOですね(笑)。
手番プレイヤーがやること
各プレイヤーは時計回りにカードを1枚ずつ場のカードの上に出していきます。
カードを出せる条件は「色」「数字」のどちらかが一致していること。
▼色が一致しているカードを出せる
▼数字が一致しているカードを出せる
完全にUNOですね(笑)。
カードを出せないプレイヤーは「パス」を宣言して、山札からカードを1枚補充します。
完全にUNOですね(笑)。
ディング!宣言
このゲームの最も特徴的なルールがこの「ディング!」宣言です。
全81枚のカードには全てユニークな条件が書かれています。
▼すべてのカードにユニークな「ディング!」条件が書かれている。
配られた手札のカードに書かれている条件を満たした場合は、声高に「ディング!」と宣言します。
「ディング!」と宣言したプレイヤーは、何と手番を割り込んで、そのカードをいきなり場に出すことが出来ます。
これが凄いルールで、例えば「誰かがスマホを見た」とか「誰かが肘をついた」とかそんな感じのプレイヤーの行動が条件になっているカードもあり、ゲーム最中にいきなり割り込んで場にカードを出すことが出来るわけです。
▼誰かがスマホを見た瞬間に「ディング!」
▼誰かが肘をついた瞬間に「ディング!」
そういうプレイヤーの何気ない行動で発動する色物系の条件も多くあるのですが、「場のカードが3連続同じ数字」など、普通に場に出されたカードを条件とするようなものも用意されています。
そんな感じのルールなので、やってみるとわかりますが凄まじい数の「ディング!」が飛び交って凄いことになります。
ちなみに条件の「誰か」には自分は含みません。
ディング後は次のプレイヤーを手番として継続になります。
ゲーム終了条件と勝利条件
- 手札のカードを全て無くしたプレイヤーの勝ち
UNOと全く同じで、手札のカードを無くしたプレイヤーが勝ちます。
シンプルですね。
お疲れ様でした。
ディング!レビュー
ディング!のレビュー記事になります。
シンプルなルールで盛り上がるパーティゲーム
盛り上がるパーティ系ゲームを探しているなら一度は遊んでみてほしい作品です。
「スキップ」や「ドロー2」などの特殊カードが無くなったシンプルなUNOがルールのベースなので、老若男女問わず誰でも簡単に理解できるシンプルなルールです。
また、そこに追加された目玉ルールである「ディング!」もこれまた非常にわかりやすいので、誰でも遊べて楽しめるゲームとなっています。
激しいディング!合戦が面白い
ディング!は、達成条件が簡単なものから、中々難しいものまで様々用意されており、思った以上に発動して楽しめます。
このディング!合戦はこのゲームの醍醐味で、それだけで大盛り上がりで、パーティゲーム好きなら間違いなく楽しめると思います。
▼様々な「ディング」条件が書かれたカード達
逆にディング!が飛び交わないと、ただのシンプルUNOになってしまうので、このゲームの良さが活きてこないですね(笑)。
このディング!ルールがあるので、ゲーム中は集中して他の人の挙動を観察する必要があり、おのずとゲームにも身が入ります。
人数は多めが良い
パーティ系ゲームにありがちですが、人数は多い方が楽しいですね。
2~7人プレイが可能ですが、他の人の動作をトリガーとする条件が多いので、必然的にプレイヤー数が多い方がディング合戦になり楽しめます。
プレイ人数が少ないと、その分発動機会が控えめで、ただのUNO+αとして終わってしまうことも(笑)。
リプレイ性はやや控えめ
リプレイ性はやや控えめのように感じますね。
「ディング!」が発動できる条件は、当然カード毎に固定です。
そのため、何度もプレイするとどういう条件で「ディング!」するか、わかってきてしまいます。最初の頃は「そんな条件でディング!するの!?」となって新鮮なのですが、徐々に慣れてきてしまうということです。
なので1日に連続して何回も何十回も遊ぶゲームというよりは、日を置いて少し忘れたころに再度遊んだ方が楽しめると思いますね。
当然カードの引きによって各プレイヤーの状態は異なるので、必ずしも同じ条件でディングするとは限らないのですが、「ディング!」に含まれる条件がわかっているとそれを意識してしまうのは間違いありません。
ただ、勝ちにこだわるようなゲームではなく、ゲームの盛り上がりを楽しむゲームなので、あまり意識せずに気楽にコミュニケーションしながらプレイするのが楽しむ秘訣かと思います(笑)
総合評価
個人評価:★★★★★★★☆☆☆(7点)
本作品の率直な感想として、想像していたより大分面白い作品でした。
新しいボードゲームは、既存のボードゲームの足し算で作られることも多いですが、中々すごい足し算をしてきたな、という感じ。
想像以上に発動しまくるディング合戦で大いに盛り上がります。
私のように、新しいボードゲーム作品を探しているボードゲーム好きなボードゲームファンは、UNOは今更そこまで熱中して遊ぶようなゲームではないと思いますが、UNOにルールを1つ足すだけでここまで面白くなるとは中々凄い発想だと思います。
他にはない中々新鮮なプレイ感で、本作は定期的に遊んで楽しめる我が家の定番の1つとなりそうです。
ディング!内容物
- カード 81枚
- ルール説明書 1冊
ディング!スリーブ
ユーロサイズ(59mm x 91mm)のカードが81枚入っています。
UNOのようなカードゲームなのでスリーブをしない人も多そうですが、シャッフルはしまくるゲームなので、気になる方は要スリーブですね。
ディング!あとがき
以上、アークライトさんから日本語版が発売されるボードゲーム「ディング!」の紹介でした。
UNOのシンプルなルールに条件を追加するだけでここまで面白くなるのかと、中々に感動した作品でした。
気になる方は是非チェックしてみてください。
それでは。
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