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Bubble and Shadow:独特なプレイ感のトークン集めとバーストの読み合いボードゲーム紹介とレビュー

どうもTEENOです。

今回の記事では、Broadway Toys Limitedさんから発売のボードゲーム「Bubble and Shadow」を紹介します。

セットコレクションとバーストと読み合いが面白い、中々独特で不思議なプレイ感が楽しめるボードゲームです。

泡沫幻夢 Bubble and Shadow 基本情報

デザインKai Zu
プレイ時間30分
プレイ人数2~5人
対象年齢9歳以上
版元Broadway Toys Limited
発売日2026年5月23日(土), 24日(日)
ブース情報ゲームマーケット2026春:エリア:56
希望小売価格3500円
ジャンルセットコレクション、バースト、交換
関連サイト>>泡沫幻夢 Bubble and Shadow 公式紹介ページ
>>泡沫幻夢 Bubble and Shadow BGG紹介ページ
>>泡沫幻夢 Bubble and Shadow BGGゲムマ予約ページ

「代償として、君の銀貨3枚をくれ!」

願いを叶えるため、人間は魔術師に請願する。

今回は代償が銀貨3枚。次は一体に何になるのだろう?

泡沫幻夢 Bubble and Shadow ルール概要

Bubble and Shadowのルール紹介です。

ゲームの目的

他のプレイヤーと手持ちのトークンを交換していき、勝利点に繋がるトークンを手元に多く集めること

ラウンドの最後に手元に残ったトークンがそのラウンドの勝利点計算に使われます。

トークンの種類

このゲームの肝となるのはトークンです。最後に目的となるトークンを手元に残して多くの得点を稼ぐのが目的です。

様々な効果を持ったトークンが用意されています。

基本トークン

「月(黄色)」「銀貨(灰色)」「泡(紫)」の3種類のトークンが基本トークンです。

通常のゲームではこれら3種類のトークンのみを使用して遊びます。

それぞれ特徴があります。

  • 「泡トークン」:ラウンド終了時に最も多く持っているプレイヤー1人が脱落(0点)。
  • 「銀貨トークン」:ラウンド終了時に持ちすぎると泡トークンが増える。ラウンド終了時に少なすぎると得られる勝利点が少なくなる(1点)。
  • 「月トークン」:ラウンド終了時に多く持っていると高得点(3点)。

特殊トークン

基本的なゲームでは使用しない特殊なトークンが複数用意されています。

これらの特殊トークンを使うことで、その特殊効果によりプレイをより戦略的に味変することが出来ますが、複雑化するので遊び慣れてから入れることを推奨されています。

5人プレイ時のみは最初から一定数使用されます。

ゲームの流れ

プレイ前の準備

プレイ人数に応じて袋に一定数のトークンを入れておきます。

どのトークンを何枚入れるかは説明書に書いてあります。

各プレイヤーはここから11枚のトークンをランダムに獲得して、自分の衝立の裏に隠し持っておきます。

手持ちの初期トークンは全て秘匿情報になるわけです。

衝立に隠れているので、相手プレイヤーがどういうトークンを持っているかは当然わかりません。

ポイントは、袋に入れたトークンが全て使用されるわけではないという点です。

袋の中に一定数のトークンが残ったままなので、他プレイヤーが持っているトークンを完全には予想できないようにしています。

各プレイヤーはゲーム開始時に契約カードを6枚保持します。

このカードを使用して、他プレイヤーとトークンの交換を行っていくことになります。

ゲームの流れ

ゲーム開始です。

各プレイヤーはラウンド終了まで、手持ちのトークンを他プレイヤーと順次交換していくことになります。

手持ちトークンの交換に使用されるのが契約カードです。

手番プレイヤー(魔術師)は、他プレイヤー1人(人間)に、手持ちの契約カードを1枚出して契約を申し出ます。

契約カードには上下に2種類のトークンが描かれています。

書かれているトークンは強制的に相手に差し出す必要があります。

契約カードにより集めたいトークンをより自分の元に集めて、不要なトークンを相手に押し付けていきたい。そんなゲームになっています。

契約のルール

契約のルールが独特の縛りがあり、ゲームを面白くしています。

どちらを交換元とするかは人間プレイヤーが選ぶ

契約カードと交換対象を選択するのは魔術師(手番プレイヤー)ですが、契約カードの交換元を選択するのは交換対象として指定された人間プレイヤーです。

人間プレイヤーは、契約カードの両面の内、自分がどちらを出すかを選択することが出来ます。

人間は契約カードの上下どちらかを選択します。その選択に従って、書かれているトークンをお互いに支払います。

差し出した魔術師プレイヤーが思ったような交換になるとは限らないということですねん。

払えない方を選択してはいけない

人間プレイヤーは、可能な限り支払える方を選択する必要があります

「月3」を払えるのに、払えない「泡3」を選択してはいけない、ということです。

契約カードに「月3」と「泡3」が描かれているとして、「泡3」を支払えないのであれば、例え払いたくなくても「月3」を自分から出す必要があります。

どちらも満額払えない場合は自由に選択が可能です。

ここが読み合い要素です。

相手が持っているトークンの多くは秘密情報になっているため、相手が出せるトークンなのか否かを読み合う必要が出てきます。

交換したトークンは自分の衝立の前に置いて公開する

交換した結果のトークンは自分の衝立の前に配置して、そのラウンド中は公開情報となります。

つまり衝立の裏の非公開情報から徐々に公開情報が増えていくわけですね。

特殊契約カードの使用

魔術師プレイヤーは自分の手持ちの契約カードだけではなく、場に並んだ3枚の特殊契約カードから1枚を選択して使用することが出来ます

この契約カードはどちらの面も全く同じ種類と数のトークンが描かれているカードで、一見すると魔術師プレイヤーと人間プレイヤーの等価交換で、意味が無いようにも見えるのですが、実はこれ使い方は様々あって便利なカードです。

自分に資源がない場合に使用して、相手プレイヤーからトークンを奪う。相手プレイヤーの隠されたトークンを引き出す。等価交換で実質手番のパスを行う。

など状況と使い方次第ではかなり効果的なカードになっています。

手番プレイヤーの移動

取引に使用した契約カードは、その魔術師プレイヤーの前に置きます。

選択された人間プレイヤーが次の魔術師として手番プレイヤーとなり、同様に他プレイヤーを指定して取引を行います。

魔術師プレイヤーは、契約カードが少ない相手プレイヤーを人間として指名する必要があるので、魔術師になるプレイヤーに偏りは出ないようになっています。

ラウンドの終了

魔術師プレイヤーが使用した契約カードはそのプレイヤーの手元に配置されます。

これが全プレイヤーが4枚ずつ並んだ状態。つまり全プレイヤーが4回魔術師としてプレイしたら1ラウンド終了です。

ラウンドの得点計算

各プレイヤーは持っている全トークンを開示します。

幾つかのステップで得点を獲得していきます。

ステップ1:泡が多いプレイヤーの脱落

泡トークンを最も多く持っているプレイヤーは即脱落します。

ここで脱落したプレイヤーはラウンドの獲得得点は0点になります。

しかし、ここでカウントされるのは泡トークンだけではありません。

銀貨6枚以上持っている場合、7枚目以降の銀貨は1枚につき1つの泡トークン扱いになります。

これと手持ちの泡トークンを合わせて最も多いプレイヤーは脱落。得られる得点は0点です。

ステップ2:銀貨が最も少ないプレイヤーは1点

脱落しなかったプレイヤーの中で、銀貨が最も少ないプレイヤーは多少の点数しか得られません。1点獲得して脱落です。

泡トークンで脱落して0点よりはマシですが、得点としては少ない点数になってしまいます。

月トークンが最も多いプレイヤーが3点、それ以外は2点

最後に残ったプレイヤーで、月トークンが最も多いプレイヤーは3点という高得点を獲得します。それ以外のプレイヤーも月トークンの数に依らず2点を獲得出来ます。

各プレイヤー、毎ラウンド3~0点の何れかの点数が入るわけですね。

ゲーム終了条件と勝利条件

3ラウンド経過した。もしくは、誰かの得点が5点以上になったら、そのラウンドでゲーム終了です。

最も勝利点の多いプレイヤーの勝ち。

お疲れ様でした。

拡張ルール

「月」「銀貨」「泡」の基本3トークンで遊ぶのがオーソドックスなルールですが、拡張ルールとして特殊なトークンを入れて遊ぶことが出来ます

トークンの交換フェイズは「月」扱いだが、得点計算時には「泡」扱いになる「りんごトークン」や、交換フェイズは「泡」扱いだが、得点計算時には「月」扱いになる「バラトークン」など。

慣れてきたら7種類の特殊トークンを入れて遊ぶことで遊びの幅が広がります。

泡沫幻夢 Bubble and Shadow レビュー

Bubble and Shadowのレビューになります。

セットコレクションとバーストを軸にした独特な読み合いのゲーム

バブル&シャドウは、セットコレクションとバーストを軸とした独特の読み合いが楽しめるボードゲームです。

私はあまりプレイしたことのないかなり不思議なプレイ感の作品ですが、これは非常に面白いですね。

やっていることは2人のプレイヤー間のトークンの交換と非常にシンプルですが、交換には一定のルールがあり、トークンの一部が非公開情報であるため、思いもよらない取引になることも多いです。

ある程度は読めつつも完全には読み切れない、そんな不確実性が非常に良いスパイスとなって場が盛り上がります。

基本トークン3種類を集めるバランスが悩ましい

月トークンは、純粋にポジティブなトークンです。 最多保持者は3点、それ以外は2点と、多いほど良いです。

銀トークンは、生存に必須です。最少だと脱落して1点しか得られませんが、持ちすぎると「泡」が増えてしまうというリスクがあります。

泡トークンは、脱落要素です。 最終的にこのトークンが最も多いプレイヤーは脱落(0点)となります。

「月」を追うと「銀」が疎かになり、「銀」を稼ぎすぎると「泡」で脱落する。どのトークンをどれくらい獲得するべきか。「ちょうどいいバランス」を目指すジレンマが魅力のゲームです。

ペナルティとなる泡トークンも基本的には少ない方が良いですが、ラウンド中は敢えて持っておいて、契約カードで上手く相手に押し付けるというプレイも可能で、必ずしもラウンド中少ない方が良いとは限らないのが悩ましいバランスになっています。

何とも悩ましさばかりですが、この悩ましさが実にボードゲームらしさ楽しさにもなっています。

独特の契約システムが悩ましく盛り上がる

このゲームは契約システムが最も不思議で盛り上がる要素になっています。

使用する契約カードを選択するのは、手番プレイヤー(魔術師)ですが、実際にどちらをどちらに交換するかを選択するのは、指名されたプレイヤー(人間)です。

そのため、自分の都合の良い選択結果になるとは必ずしも限りません。

相手が持っているトークンは非公開情報で一部しか公開されていないため、相手が持っていないトークンを要求してしまうということも起こりえます。また、ゲーム全体で使用されるトークンの総数は開示されていますが、その中から一定数しか使用されておらず、全てを使っているわけではないので、そこもプレイヤーは読み切れない部分になります。

これらの不確実要素により、持っていないトークンは選択できないので、魔術師プレイヤー・人間プレイヤーどちらにとっても誤算になることが良くあります。

契約カードの条件を完璧に満たせる方を選ばなければならないため、渡したくないトークンを渡さざるを得ない、という状況が起こるわけですね。

このように契約カードの取引でやることは単純ですが、読み切れない複数の要素が絡み合って、非常に悩ましく盛り上がるポイントになっています。

思いがけず、大量の泡を引き取ってしまったとき、逆に大量の泡を渡せたとき、月トークンを上手く獲得出来た時など、中々ドラマチックで楽しい展開が待っています。

また、各ラウンドの獲得点数は最後まで分からないので、途中で脱落するということはなく、最後まで諦めずにプレイできるのも良いですね。

拡張性やコンポーネントについて

性質が変わるトークンなどの特殊トークンが用意されており、これも何をどれくらい使用するかでプレイ感が変わってきて、リプレイ性も高いです。

特殊トークンは不思議な性質のものが多いので、更に不思議なプレイ感が増すと思います。

トークン類含むコンポーネントは材質もしっかりしており、コンポーネントの満足度も高いです。

泡沫幻夢 Bubble and Shadow コンポーネント

  • 契約カード36枚、特殊契約カード9枚、プレイヤーエイドカード5枚、プレイヤースクリーン5枚、メイントークン47個、特殊トークン21個、魂トークン30個、袋1個、取説1部

泡沫幻夢 Bubble and Shadow 紹介のあとがき

Broadway Toys Limitedさんから発売の「Bubble and Shadow」のゲーム紹介でした。

トークンを交換していくセットコレクションとバースト要素の入ったゲームなのですが、あまり体験したことのない何とも不思議なプレイ体験が出来る良作ボードゲームになっていました。

気になる方はゲームマーケット2026春で是非チェックしてみてください。

デザインKai Zu
プレイ時間30分
プレイ人数2~5人
対象年齢9歳以上
版元Broadway Toys Limited
発売日2026年5月23日(土), 24日(日)
ブース情報ゲームマーケット2026春:エリア:56
希望小売価格3500円
ジャンルセットコレクション、バースト、交換
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