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キングスジレンマ 開封レビュー

キングスジレンマの開封レビュー画像です。

今回はキングスジレンマの開封レビュー記事になります。

つい先日キングスジレンマが遂に発売され、私の手元にも届いたので、キングスジレンマのレビューを順次紹介していきたいと思います。

キングスジレンマ 開封レビュー

今回は開封レビューになります。

話題のボードゲームだけあってルールが気になる方もいるでしょう。

ルール紹介は前回紹介した記事があるのでそちらをどうぞ。
日本語版の説明書が手に入ったので、近々正確なルールに加筆修正予定です。

キングスジレンマ(The King’s Dilemma)がどういうゲームなのか?ルールの紹介とレビューになります。

外箱

まずはいつも通り外箱から

アンキスト王国の王様が悩みに悩んでいる箱絵です。
凄いネタ画像として使われそうな絵です(笑)

ジレンマがテーマになっているゲームなので、プレイヤーもジレンマに悩まされることになります。

ジレンマ=相反する二つの事の板ばさみになって、どちらとも決めかねる状態

皆さんはジレンマに悩まされることは無いでしょうか?
私は良くあります(笑)

社会や仕事というのはまさにジレンマだらけですが、それでも決断しなければ先に進めません。
皆さんはこういうときどうしていますかね?私は悩みすぎず兎に角決断して物事を先に進めることを心がけています。万が一間違っていたら後でごめんなさいです。
ウダウダ決められずに仕事を止める方が損失が大きいと考えています。

とまあ話が脱線しましたが、このゲームのジレンマはあくまでもゲームなので、正解も失敗も気にせず楽しんで決断していきましょう。

ちなみに、ホビージャパンのロゴは左下にひっそりと印字されており、雰囲気を壊さないようになっていますね。

箱裏

次に箱の裏です。

ストーリーを読んで、どうするか選択せよ!

カードを裏返して、その結末を確かめろ!

封筒を開封して、新たなイベントを開放しろ!

無限の組み合わせの中から、自分だけの歴史を築き上げよう!

ということが書かれています。

このゲームでやることは、まさにここに書かれていることに集約されています。
何十種類のシナリオとその分岐により、アンキスト王国の歴史は様々に変化していきます。

ここまで極端に分岐を取り入れたボードゲームはないんじゃなかろうか。
グルームヘイヴンだって分岐は数パターンだけです。

キングスジレンマは単純計算で何百万通りのルートがあるようですね。
シナリオ分岐に力を入れたゲームなので、どんなプレイ感になるか楽しみですね。

説明書

箱を空けると説明書から。

いきなりおことわり。

要約すると、暴力や差別など道徳的にかなり良くない表現も登場するので注意してください、ということです。

漫画の世界なら幾らでもそういう表現は出てきますし、そこまで拒絶されないと思いますが、ボードゲームの世界ではまだ敏感なのかもしれませんね。

デザイナーや出版社は当然容認したくてそういう表現をしているわけではなく、あくまでもゲームの中の世界観に限定して表現をしているわけですが、こういう世の中だと、何を言われるかわからないので、予防線を張っておくに越したことはないということでしょう。

説明書はかなり大きめで紙質がしっかりしたものが1枚。
47ページの中々の超大作です。

かなりのボリュームで、わからないことだらけになる可能性があるため、購入者は遊ぶ前にしっかり予習しておく必要があるでしょう。

貴族タイル

各プレイヤーは貴族の1つになってアンキスト王国の未来を決めていきます。

各プレイヤーは12種類の家系から1つを選択して遊ぶことになります。
プレイヤーはMAX5人なので7つは未使用のままということに。

うーむ。ちょっと勿体ない気がしてしまいますね。
一応途中参加者がいた場合は、未使用家系を使用してプレイするとなっています。過去の決断が未来の展開に影響してくるゲームなので、プレイメンバー入れ替えは望ましくは無いですが、プレイヤーにも色々事情があると思うので、ある程度は許容できるようにはなっているみたいですね。

それぞれの家系には独自の家訓や行動方針があるため、保守的だったり革新的だったり、どの家系でプレイするかで展開がかなり変わってきそうです。

ゲーム中は、このタイルを3つ折りにして、立てて使います。モダンアートで自分の持ち金を隠すためのタイルのようなイメージですね。

タイルにはその家系の歴史や目指すべき家訓など色々な情報が描かれています。

トークン類

トークン用のタイルボードは2つ入っていました。
他のゲームにはあまり見かけない特殊なタイル、トークンが大量に入っています。

私はまだプレイしていないので用途はまだ不明です(笑)
投票に使用する権力トークンがあるはずで、この盾みたいなのがそうでしょうか。
黒い5種類のトークンは、各パラメータトラックの現在値を表すやつでしょう。

トークンを入れておくためのチャックビニールは入っているので、余分に購入する必要はありません。

怪しげなタイル

アルファベットのA~Lまでが描かれた謎の16種類のコンポーネントが入っています。

それぞれ切り離せるようになっており、どうやら切り離すと中に何か入っているとか描かれている類のモノみたいです。

これぞレガシーゲームという感じで、これが何に使われるか非常にワクワクします。

世界地図

中央にあるのがアンキストで、このアンキスト王国とその周辺の地図が入っています。
当然全て架空の地名ですね。

どれも何か意味ありげでワクワクさせられますね。

何やら巨大なモンスターのような絵もあちらこちらに描かれており、これらも何か訳ありなのでしょうか。

蛇とかライオンは何となくわかりますが、クラーケンとか竜とかかなり過激なモンスターも描かれています。これは非常に気になりますね。ワクワクします。

裏面はアンキスト王国周辺だけを詳細に描いたものになります。
恐らくここにアンキスト王国を牛耳る12個の家系の所在地も描かれているのでしょう。

北の山沿いの家系は山賊に悩まされており、南の家系は他の国との国境問題に悩まされており・・・みたいな設定があるのかもしれません。

この地図をしっかり頭に入れて、自分の家系になり切るのがこのゲームでは重要になりそうです。
折角遊ぶのだからプレイヤー全員でなりきりプレイをしましょう。絶対その方が楽しいと思います。

ただ、聞いたこともない地名がそれこそかなり詳細に描かれており、果たしてどうやってそれらに慣れていくべきかわからないですね(笑)
シナリオ毎にどこかの地方が話の舞台になっているはずなので、その際に初めてそこに注目して楽しむという感じでしょうか。

共用ボード

横に長いプレイヤー共通のボードが入っています。
これをテーブルの中央に置いてプレイします。

このボードで現在の王国の安定度や国庫や食料などのレベルを表現するようになっています。

更に物語が進むにつれてシールが貼れるようになっていますね。

他にも色々仕掛けがありそうな共用ボードです。

シナリオ封書

このゲームのメインであるシナリオの封書がぎっしり入っています。

下がナンバー00で昇順に並んでいます。
念のため全ナンバーあるか欠品確認した方が良いでしょう。

こんな感じで数字が割り振られています。
中身が本当に間違っていないかは・・・わからんですね(笑)
ホビージャパンを信じましょう。

そして何故か封書09だけが1枚ここに置かれていました。

一体どういうことだこれは???

09番から物語がスタートするのでここに置かれているのでしょうか。

先ほどのシナリオ00~の封書群を見てみるとシナリオ09はそっちにもちゃんと入っていました。

09が2つ入っている・・・もしかしてエラッタ対応であとから入ったのか?と悩みに悩んだところ・・・

封書群の数字でシナリオ59の次のシナリオ60が無いことに気づきました。

そうです。これは09ではなく60ですね(笑)
ということであれば恐らく輸送中にこれだけたまたまズレてここに入っていたのでしょう。。。と予想。
ただ、そんな都合よく1つだけ違う場所に移動してしまうものかなぁ・・・

もし私以外も同じような状態だったら、やはりホビージャパンがエラッタ対応などで特別に入れ替えたとかそういう話だと思いますが・・・まあないでしょう(笑)
もしかしてこれもゲーム上の演出???うーんわかりません。

カード類

量は多くないですが何らかのカードが入っています。

裏面を見ると「反対」と描かれていたので、恐らく決断する際の意思表示に使用するカードでしょう。

このゲームの投票は「賛成」「反対」「パス」の3通りです。各家系が裏向きにカードを場に出しておいて、せーので表にして投票結果を決めるのでしょう。

賛成反対を表明するには手持ちのトークンを消費する必要があります。パスは投票には絡めませんがトークンが回復します。

相手プレイヤーが何を出しているかわかったら台無しなので、スリーブはあった方が良いかもしれません。

スティッカー

何に使うかよくわからないスティッカーが大量に入っていました。これをちぎって何かに貼ったりして使っていくのでしょうか?

一度しか使えないまさにレガシーですね。

共用ボードにまさにこのくらいの形のスペースが用意されていたので、あちらに貼るのかもしれません。

内箱全体

見づらいですがこんな感じです。
やはり謎のシナリオ60が一体何者なのかが気になります(笑)

私が移動させたとかではなく、最初からこの画像の通りになっていました(笑)
流石に輸送中に1つだけ綺麗にずれて移動してしまった・・・というのも考えづらいので何か意図的にこうなっていたのかもしれません。。。

何かわかったら追記します。

—-

以上、ホビージャパンより発売された話題のボードゲーム「キングスジレンマ」の開封レビューでした。

レガシーシステムの塊のようなボードゲームで、海外での評価も非常に高くプレイが楽しみです。

このご時世で果たしてプレイできるのか疑問なのですが、その内プレイし終わったらレビューと感想をご紹介します。お楽しみに。

キングスジレンマ(The King’s Dilemma)がどういうゲームなのか?ルールの紹介とレビューになります。

2 COMMENTS

匿名

自分の開封の際は60のみ出ていることはなかったのでアクシデントだと思います

返信する
TEENO

コメントありがとうございます

そうですよね。

凄い意味ありげに配置されてたのですが、60が特別なイベントというわけでも無いですし色々考えた結果、ただどこかで配置がズレただけだろうという結論になりました。

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