こんにちはTEENOです。
今回は私が2023年7月~9月に遊んで「最高に面白かった」「また遊びたい」と感じたボードゲームを5つ紹介します。
比較的有名なところから、そこまで目立ってない作品まで、色々と紹介できればと思います。
2023年7~9月に遊んで最高に面白かったボードゲーム5選
2023年の7月~9月に遊んで、特に最高に面白かったボードゲームを5つ紹介していきます。
他にも色々楽しかった作品はあるのですが、あえて5つに絞って紹介していきます。
それではどうぞ。
レジサイド
レジサイドは、手持ちのカードを使って12体のボスを倒していく協力型のカードタイプのボードゲームです。
攻撃・防御・補助・回復とカードの特性を活かして攻撃していき、こちらの体力が尽きる前に、12体の全ボスの体力を0にしたらゲームクリアです。
単体では弱い数字が小さいカードは、組み合わせるとコンボして火力を上げることも出来るなど、かなりよく考えられたシステムになっています。
実際には、ジョーカーが2枚入った52枚のただのトランプを使って遊ぶ、いわばトランプゲームの亜種です。12体のボスは、JQKの各4種類なので12体いるわけです。
説明書やシステムのサマリー、また各種カードに特有の絵柄が入っている点くらいが、通常のトランプとは違う点です。
1人から4人まで遊べてソロプレイもかなりしっかり面白いですし、4人プレイだと非常に難易度が高いゲームになっています。
レジサイドは発売自体は2022年末なのですが、非常に良くできたシステムで未だに楽しく遊べています。この7~9月も仲間とのボドゲ会で何度か遊んでいました。
ただのトランプゲームと侮ることなかれ。値段も安いですし、未プレイの方は騙されたと思って一度遊んでみることをお勧めします。ソロプレイも面白くお気に入りの作品の1つです。
チャレンジャーズ
チャレンジャーズは、ドイツ年間ゲーム賞2023年のエキスパート部門大賞です。
トレーディングカードゲームのトーナメントを開催して優勝を目指すボードゲーム。
全員共通の初期デッキに、毎ラウンド一定枚数のカードを追加していき、オリジナルデッキを作ってカードゲームのリーグ戦を開催。対戦相手に勝てば勝利ポイントが溜まっていくというシステム。
チャレンジャーズの発売後は、私も購入して何度か遊んだのですが、非常にわかりやすく優秀な作品でした。これは2023年のベストボードゲームランキングにランクインすること間違いなしですね。
おすすめポイントは以下
- オリジナルのデッキ構築が面白い
- カードをめくるだけの、非常にシンプルなルール
- 実力だけではなく運要素も強いので、いつでも誰でも勝てるチャンスがある
- MAX8人の大人数でワイワイ楽しめる。
対戦ルールを、思い切ってただの「坊主めくり」にすることで、プレイ時間の短縮・ルール簡略化・運要素の向上、などに成功しています。
このシステムは良いことだらけで、まさにコロンブスの卵的な発想ですね。イーオンエンドの「デッキ構築なのにデッキをシャッフルしない」ルールにも似た驚きを感じました。
似たようなルールのゲームにはTCGをボードゲームに落とし込んだ「ミレニアムブレード」があります。ただ、ミレニアムブレードはカードの効果やルールが複雑で、比較的重いプレイ感のため、好き嫌いが結構分かれるボードゲームでした。
一方でチャレンジャーズは、適当にプレイしても意外に何とかなってしまうレベルの調整になっているので、より万人受けが良い作品と言えるでしょう。
チャレンジャーズは、あまりにも人気すぎたようで、発売後品薄となり即再販がかかりました。
また、早くも10月に拡張の日本語版発売が決定しています。楽しみですね。
スウィンドラー
スウィンドラーは、プレイヤーがドロボウとなって宝石や財宝を盗んでいくボードゲーム。
毎ターン袋から好きなだけ財宝を盗むことが出来ますが、失敗マークを引いたらバーストしてなにも貰えない、というチキンレースシステムになっています。
集めたお宝は、一定の組み合わせで勝利点に換金できる、というセットコレクション要素も持っています。
欲を出して引きまくって成功したときの喜びや、失敗したときの落胆は、まさにチキンレースの醍醐味で楽しいです。
セットコレクション要素で狙ったお宝を引きやすいように、盗む袋は複数用意されており、袋の中身もそれぞれ異なります。
また、プレイヤー間のインタラクションを強めるために、他プレイヤーに影響を与える能力カードも用意されています。
個人的にそこまで注目しいた作品ではなかったのですが、ルールは比較的シンプルな上に、参加者全員で盛り上がって楽しめるかなりの良作ですね。値段も比較的安くておすすめです。
厄介なゲストたち
厄介なゲストたちは、殺人現場に居合わせた人の証言などから、殺人犯やその凶器を当てる推理系のボードゲームです。
往年の名作「クルード」にも似たルールとシチュエーションですが、「厄介なゲストたち」の方がルールは複雑化しています。
その分じっくり楽しめるようになっており、推理系ボードゲームが好きな人にはドンピシャな作品でしょう。
一見すると複雑そうにも見えるのですが、証言カードを見るとどのようにチェックして犯人を絞り込めばよいか、ほぼカードに書かれているので、その通りに書いていけばある程度は簡単にプレイ可能です。
自分が求めているドンピシャなヒントが得られた時や、複数の証言から上手く効率的に答えを導き出せたときなどは、このゲームの最高の瞬間の1つでしょう。
収録シナリオも、オンライン版のシナリオを合わせたら、ほぼ遊びつくせないほどのパターンを作ることが出来て、何度も何度も楽しむことが出来ます。
プレイヤー間のインタラクションは、ヒントカードのやり取り位で控えめなので、実は1人プレイもしっかり楽しむことが出来るようになっています。
以前英語版を頑張って遊ぼうとしていた知り合いがいますが、絶対にやめた方が良いので、買うなら絶対に日本語版を買いましょう(笑)。
最近遊んだゲームだと、チューリングマシンも同様に推理系でしっかり面白かったので、合わせて紹介しておきます。
アース
アースは、自分のカードとリソースを使って惑星の自然を豊かにしていくボードゲームです。
2023年春のゲームマーケットで先行発売された2023年の話題作でしたが、遅ればせながらようやくプレイすることが出来ました。未プレイのまま2023年終わってしまうのではないかとハラハラしていましたね(笑)。
アースは「テラフォーミングマーズ」は「ウィングスパン」並みのオリジナルカードの多さに、「プエルトリコ」のようなバリアブルフェイズオーダーシステムを搭載。比較的重量級の作品です。
おすすめポイントは以下。
- カードによるシナジーが最高に楽しい
- カードや目標の種類が多く、リプレイ性が圧倒的に高い
- 他のプレイヤーターンでも暇にならない
色々楽しいポイントはありますが、個人的には、比較的重めのゲームにも関わらず、他プレイヤーターン中でも暇せずに楽しめる、という点が特に気に入ったポイントです。
テラフォーミングマーズのようなゲームは、大抵ダウンタイムが長くなり、他プレイヤーターン中は暇することも多いのですが、アースは他プレイヤーターン中もやることが沢山あり、何人プレイでも比較的ダウンタイムは少なくプレイが可能です。
プエルトリコなども同様のシステムを搭載していますが、アースの方がアクションをスカすことが少なく、より他プレイヤーターン中も楽しめます
勿論自分のターンの方がやりたいことが出来るため、自分のターンも当然ワクワクして楽しめます。つまり何時でもワクワクできる良いゲームということですね(笑)。
得点要素も豊富でリプレイ性も高い。何度も遊びたくなるかなり良いゲームでした。
以上、TEENOが2023年7月~9月に遊んで最高に楽しめたボードゲーム作品となります。
ある程度遊んだ期間を絞った中から選択することで、1,2年など長い目で見てしまうとあまり目立たない良作も紹介できると思っています。
良かったら皆さんが最近おすすめ作品も教えて下さい。
それでは。
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