どうもTEENOです。
今回はMandoo Gamesさんから発売のボードゲーム「リストア」を紹介します。
ロボットコマを使って自然や動物、環境改善設備(空気清浄機や湖など)のタイルを獲得し、自分の個人ボードに配置して地球の環境を再生(リストア)していくパズルチックなタイル配置ゲームです。
リストア(RESTORE) 基本情報
| デザイン | Gary Kim, Hope S. Hwang, Yohan Goh |
| プレイ時間 | 20分 |
| プレイ人数 | 2人専用 |
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| 版元 | Mandoo Games |
| 発売日 | 2026年10月ゲームマーケット2026秋発売 ブース:両日:エリア32 |
| ジャンル | タイル配置、ロボット、2人専用、モジュラーボード |
| 関連サイト | >>リストア(RESTORE) 公式紹介ページ >>リストア(RESTORE) BGG紹介ページ |
リストア(RESTORE) ルール概要
個人ボードの準備

モジュラーボードを使って、プレイヤー同士同じ形の個人ボードを作成します。
おすすめの組み立ても紹介されていますし、勿論全てランダムで作成しても問題ありません。
配置による有利不利があるので、両プレイヤーが同じ形の個人ボードになるようにする必要があります。
このボード上をロボが動き回って環境改善していくことになります。
ゲームの流れ
- ①タイルの獲得
- ②タイルの配置
ゲームの流れはシンプルで、タイルを1枚獲得して自分のボードに配置したら、次のプレイヤーのターンになります。
①タイルの獲得

ターンプレイヤーは、4×4のタイルボード上からタイルを1枚獲得します。
これらのタイルはゲーム開始時にランダムに配置されています。
ただし好き勝手にタイルを獲得できるわけではなく、この獲得方法に特徴があります。

獲得できるタイルは、自分の収集ロボをボード上の4マスの何れかに移動させて、相手の収集ロボと直線が交差する位置にあるタイルになります。
そのため、好き勝手にタイルを獲得できるわけではなく、相手が欲しいタイルを敢えて取れないようにするなど邪魔が出来ます。
獲得できるタイルが無い状態の場合は強制的にタイル補充となり、全ての空きマスにタイルが補充されますす。
タイルの配置

獲得したタイルは、自分の個人ボード上に配置します。
配置にはルールがあり「作業ロボに隣接する空きマス」に配置する必要があります
作業ロボの周りに空きマスが無い場合がありますが、その場合、個人ボード上の好きな空きマスに配置できます。
配置したタイル上にロボを移動させます。こんな感じでタイル配置してロボが移動、タイル配置してロボが移動、、を繰り返してロボがマップを浄化していくことになります。
これでターン終了です。
エリア完成ボーナス

個人ボードは赤、青、緑の3つのエリアに分かれています(厳密にはそれらに属さない空きマスや、侵入不可のマスなどもある)。
この1つのエリアのマスを全て埋めきると、エリアボーナスでボーナスタイルを獲得できます。

エリアボーナスタイルから1つを選択して獲得します。

それを完成したエリアの完成ボーナスタイル配置用スペースに配置します。
これでゲーム終了時得点や通常タイル同等の得点が得られるようになります。
エネルギーについて

タイルを配置していくとエネルギーが得られます。
エネルギーは所謂フリーアクション用の資源として使用されます。
- タイルボードを強制補充する
- 個人ボード上でロボが隣接していないマスにタイルを配置する。
2資源支払うことで、これらどちらかの効果を得ることが出来ます。
タイル獲得も配置もどちらも重要なので、エネルギーを使ったフリーアクションは中々重要です。
タイルについて

5種類のタイルが登場します。
| 動物タイル | 異なる動物タイルを連結するほど高得点 |
| 森タイル | 連結した森タイルの数値を合計。5の倍数の時だけ数値分だけ得点。それ以外は0点。 |
| 湖タイル | 隣接する森タイルの数値合計だけ得点 |
| 清浄機タイル | 隣接するタイルの種類が印字されている数字以上だった場合、印字されている数字分だけ得点 |
| ミッションタイル | 条件をみたらしたら3点 |
タイルは周りのタイルを参照して得点するものばかりなので、基本的にはロボの位置が重要になります。
タイルを置きたい場所の近くにロボがいないので上手くいかない、ということが良く起きます。
タイルに「エネルギー」のマークが付いている場合は、その数だけエネルギートークンを獲得します。

ミッションは得点が小さいのですが、3つ達成するとその瞬間に特殊勝利という形で、何と即座にゲームに勝利します。なので他プレイヤーのミッションの状況把握は結構重要です。
動物は上手くいけば高得点ですが、タイルだけではなくエリア達成ボーナスから得られる動物タイルと合わせないと超高得点にはなりません。
森もそれなりに高得点になりますが、妨害されることで一気に点数が0点となり、これは勝敗が決するレベルなので注意が必要です。
ゲームの終了条件と勝利条件

両プレイヤーのボード上全てのマスにタイルが置かれたらゲーム終了です。
毎ターン必ず1タイルずつ配置されていくので、同じ数だけ盤面にタイルが配置されてゲームが終わります。
タイル配置による得点を計算し、最も得点が大きいプレイヤーが勝ちです。

また、先ほど紹介したようにミッションを達成すると得られるミッションタイルを合計3枚獲得するとその瞬間に特殊勝利となります。
お疲れ様でした。
リストア(RESTORE) レビュー
2人対戦用パズルの新定番

まずはリストアをプレイしてみた率直な感想として・・・いやこれは面白いですね。
2人専用ボードゲームは数多くありますが、リストアは30分かからない位のプレイ時間ながらしっかり密度が濃くて楽しめる完成度が高いパズルゲームだと思います。
タイル配置系ゲームは、タイル獲得に悩みタイル配置に悩む、というのが定番だと思いますが、そのどちらにおいても特徴的なシステムで悩ませ楽しませてくれます。
敢えて言えば、同じタイル配置ゲームのカスカディアが似ていると思うかもしれませんが、カスカディアとは全然ルールも中身も違います(笑)。
Mandoo Gamesさんは2人専用のオリジナルボードゲームを多く手掛けていますが、何れもハイクオリティかつ特徴的で面白いものばかりです。本作も2人対戦用ゲームとして人気出るんじゃないでしょうか。
タイル獲得のインタラクションが熱い

このゲームで考えるポイントは主に2つあり、1つがメインボードからのタイル獲得です。
自分が欲しいタイルを獲得したい一方で、自分のロボの位置が相手の獲得できるタイルを決めるので、読み合いが毎手番発生します。相手が要らないタイルを獲得させるように自分のロボを配置したり、逆に自分が欲しいタイルの位置に相手を移動させるために、わざと相手が欲しそうなタイルを取らせたり。
自分の盤面だけ見ていては勝てない、じわじわとした対戦相手との駆け引きが実にシビアで面白いです。
特に特殊勝利につながるミッションやミスると0点になる森の存在など、一撃で勝敗に影響するような強力な要素も入っているので、どういうタイルを獲得するのか、その選択は中々痺れます。
タイル配置の箱庭感とパズル性が楽しい

このゲームのポイントの2つ目が、タイルの配置です。
獲得したタイルを配置して徐々に自分のボードが出来上がっていく箱庭感が楽しいです。
もし好きな位置に配置できるゲームだったらタイル配置に頭を使う要素が無いのですが、本作には獲得したタイルは作業ロボの隣にしか置けないという制約があり、これが程よいパズルで頭を悩ませてきます。
無計画にタイルを置くと作業ボットが行き止まりになったり、タイルの連結が困難になるなど得点に影響してきます。タイル配置順序は、エリアボーナスの獲得可否にも影響してきます。
獲得するタイルとそれを配置するロボの位置が非常に重要なゲームです。
可変マップによる高いリプレイ性

個人ボードの形状はモジュラーボードとなっているため組み合わせ自由で、チュートリアル用から上級者向けの入り組んだマップまで多様に変化させられます。
説明書に記載されている通りのマップで遊ぶのもよし。自分で考えたオリジナルマップでプレイするのも良しです。
非対称マップは推奨されていませんが、遊べないことは無いように思います。注意点としてはゲーム終了条件に影響するため、非対称にするにしても空きマスの数は同じにする必要はありそうです。
マップの形が変わるだけでタイルの接続優先度や移動ルートが変わるため、リプレイ性高く楽しめる作りになっています。個人的にボードゲームのこのモジュラーボードという仕組みが大好きです(笑)。ワクワクしますね。
プレイ時間は20分ほどですが、サクッと終わりつつも密度が濃く楽しめるので、何度も遊びたくなる面白さがあります。
ミッションによる特殊勝利があるのも地味に効いていて、ミッションの存在は常に頭を使わせる要因の1つになっています。
リストア(RESTORE) コンポーネント
- 青ロボットコマ2個、黄ロボットコマ2個、円形タイル60枚、ボーナスタイル15枚、基本ボーナスタイル3枚、エネルギートークン28枚、ミッション達成マーカー5枚、個人ボードモジュール2セット、リファレンスカード2枚、得点シート1冊、福袋1個、メインボード1枚
リストア(RESTORE) 紹介のあとがき
以上、2人専用タイル配置ゲーム「リストア」のゲーム紹介でした。
2人専用ボードゲームとしてのゲーム性もさることながら、アートワークも良い感じで盤面が埋まっていく箱庭感が好きですね。
手軽に遊べる本格的な2人専用ゲームを探している方は、ぜひチェックしてみてください。それでは。
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