どうもTEENOです。
今回は、RMBCさんから発売のボードゲーム「カスタムオーシャン」のゲーム紹介とレビューになります。
透明なカスタムカードを重ねることで自分の船をどんどん強化し、海を駆け抜けるレースゲーム系のボードゲームです。
カスタムオーシャン 基本情報
| デザイン | Mr.Kou、Kamoto |
| プレイ時間 | 20~30分 |
| プレイ人数 | 2~4人 |
| 対象年齢 | 8歳~ |
| 版元 | RMBC |
| 発売日 | 2026年10月ゲームマーケット2026秋発売 ブース:両日:B037 |
| 希望小売価格 | 3000円 |
| ジャンル | レース、カスタマイズ、エンジンビルド |
| 関連サイト | >>カスタムオーシャン 公式紹介ページ >>カスタムオーシャン 事前予約ページ |
カスタムオーシャンは、自分だけの船ををカスタマイズしレース場を駆け抜けるレースゲーム。
プレイヤーは船を率いて、危険な海域を進んで最奥に眠る「宝島」を目指します。 このゲーム最大の特徴は透明カードを手元に重ねて自分の船(船団)をカスタムする点。
透明なカスタムカードを重ねることで、移動力が上がったり、船の装備(大砲、剣、操舵輪など)が増えます。自分だけの最強船団を作り上げ、誰よりも早くゴールへたどり着くことを目指すレース&エンジンビルド系のボードゲームになっています。
カスタムオーシャン ルール概要
ゲームの流れ
手番のプレイヤーは以下のアクションを実行していきます。
- ①船団強化
- ②船の移動
- ③マスの効果発動
- ④戦闘
- ⑤カード補充
一通り完了したら次のプレイヤーの手番になります。
①船の強化

3枚の手札のカスタムカードから1枚選び、自分の2枚の船カードのどちらか1枚の上に重ねて配置します。
透明のカードを重ねた結果、上から見えている部分が船の能力になります。
▼カスタムカードと船を選択

▼船にカスタムカードを重ねてパワーアップ。

能力強化以外でも、船上にも大砲が登場したり、船員が登場したり、カードによって船上の見た目がにぎやかになっていくギミックも面白いです。

2つの船がドンドン強化されていきます。
②船の移動

重ねたカスタムカードの「天候アイコン(晴れ・雪雨・竜巻・雪)」と一致する航海能力を参照します。
自分の2枚の船カードにある対象天候の数値を合計し、「天候アイコン」の数だけコマを移動させます。
アイコンが合致すると一気に船が進みます。レースゲームなのでこの移動力が基本的には重要になります。
戦闘力が大きい(剣アイコンを沢山持っている)と通過できる、ショートカットのようなマスも存在します。
③マス効果の発動

船を移動した後は停止したマスの効果を発動します。海路上のマスは大体何らかの効果を持っています。
基本的には発動した方が良いですが、一応発動は任意です。
| 地図マス | 地図アイコンの数が一定以上でコマのワープが可能。 |
| 総舵輪マス | フリーアクションに使用可能な総舵輪チップを獲得可能。 |
| 羽根マス | 羽根の分だけ更に船を進めます。 |
| 大砲マス | 自分以外のプレイヤー全員を後退させます。 |
どのマスも基本的には便利ですが、得られるメリットが異なるので、移動後にどのマスに止まるかもこのゲームのポイントの1つです。

何れのマスも船の能力を強化しておくことで、マスに止まった際に得られる効果も大きくなるようになっています。
羽根マスで、更に加速してもよし。大砲マスで他プレイヤーを妨害してもよし。地図マスで一気にショートカットしても良しです。
④戦闘

移動後に、自分の船と同じマス、または隣接マスに他のプレイヤーの船がいる場合、「戦闘」が発生します。
船カードにある「剣アイコン」の数を比べ、一番剣が多いプレイヤーが他のプレイヤーのコマを2マス後退させます。
隣接全プレイヤーが同時に戦闘になるので、離れていたはずの船同士が戦闘に巻き込まれることもあります(笑)。
レースのルートは結構狭く戦闘は結構な頻度で発生するので、この戦闘による後退は結構手痛いです。
船のカスタマイズは、移動力だけではなく戦闘力も付けておく必要があるわけですね。
⑤カードの補充
手札が3枚になるように、山札からカスタムカードを1枚補充して手番終了です。
ここで引くカードは、カスタムカードの山札からランダムに1枚ドローです。
場に公開されているカード(場札)から獲得ではないので注意。
ランダムに1枚獲得なので、同じマークばかりを集めて毎ターン高移動力を確保する、といったことがしづらくなっています。
あくまでもランダムに得られた手札3枚から最適なカスタムを考える必要があります。
フリーアクション(操舵輪チップの消費)
自分の手番中ならいつでも、操舵輪チップを支払うことで以下のフリーアクションの効果を発動できます。
回数は無制限で、発動タイミングも自分のターン中であれば何時でも可能。
| 購入(1枚消費) | 手札を1枚捨てる。場札か山札からカードを1枚引く。 |
| 加速(2枚消費) | コマを1マス前進させる。 |
1チップ支払って「購入」することで、表になっている場札から1枚カードを引けるので、狙ったマークを獲得して移動力等を稼ぐことが出来ます。
また、移動力は正義なので、「加速」は当然強いです。止まるマスの調整などに便利ですね。
購入より加速を選択しがちですが、狙ったマークを獲得できる購入アクションもしっかり便利です。
総舵輪チップはそれなりに集めやすいので、惜しまずにガンガン使っていくのが良いですね。
ちなみに総舵輪チップは、他プレイヤーから攻撃を受けた場合にその被害を抑える(後ろに移動させられるのを防ぐ)ためにも使用可能です。
ゲームの勝利条件
スタートプレイヤーの前のプレイヤーまで手番が終わった時に、ゴールに到達しているプレイヤーがいる場合、ゲームが終了します。
ゴールマスの先も奥に延びているので、ゴール過ぎた後で最も奥のマス(宝島)に近いプレイヤーが勝者となります。
お疲れ様でした。
能力カード

各人の船に固有能力を与えてくれる「能力カード」が10種類用意されています。能力によって船の帆の絵柄が変わって見た目に違いが出るのが地味に嬉しい。
得られる能力は、攻撃的なものから防御的なもの補助的なものまで様々です。それぞれの船に個性が出て楽しいレースゲームがより楽しくなります。
この能力カードがプレイヤー毎の結構な性能の違いに繋がります。
能力カードは、最初のゲームでは使用を控えた方が良いようですが、個人的には最初から使用しても問題なく楽しめると思いました。
カスタムオーシャン レビュー
カスタムした船でのレースがめっちゃ楽しい作品

カスタムオーシャンは、カスタムした船で駆け抜けるレースゲームです。
カスタム&レースということで、それだけ聞くと多くの人はメッチャ面白そうだと感じるわけですが、実際にメッチャ面白いです(笑)。
どんなカスタムカードを引くかの運要素がありつつ、カスタムカードを使ってどのように船をカスタマイズするかの実力要素もあり、運と実力のバランスがしっかりしていてボードゲーム好きが好む塩梅になっています。
プレイに正解は無く、ターン毎に与えられた選択肢から、都度より良さそうなものを選択してプレイしていく形になると思います。
後半になるにつれて船は強くなっていくので、中盤以降はキビキビとしたレースとなり、プレイのテンポも良いです。
透明カードを重ねて船をカスタマイズするワクワク感

兎にも角にも、カードを重ねて船をカスタマイズするのが楽しいですね。ワクワクします。
重ねたカードはそれがそのまま船の能力になるので、どのようにカスタマイズするかが腕の見せ所です。
ミニ四駆とかプラモデルとかそういうカスタムする趣味が好きな人にはドンピシャだと思います。
出すカードによって有効な天候が変わるので、毎ターン上手いカードの組み合わせを探すことになります。
プレイ時間は軽量級でお手軽ながら濃厚なプレイ感
ルール自体はシンプルでプレイはサクサク進みます。
1ゲームが30分程度でお手軽です。一応組み合わせが悩ましいゲームなので、カスタムカードの獲得と使用で悩むことはあるでしょう。
プレイ時間は軽く軽量級レベルですが、プレイの密度は濃く、船のカスタムして移動し他の船と戦闘しと、中々しっかりしたプレイ感です。
大砲と戦闘によるほどよいインタラクション
プレイヤー同士のやり取り、インタラクションが程よいです。
大砲で他プレイヤーを妨害出来ますし、接近した場合は戦闘で他プレイヤーを妨害出来ます。
説明だけ効くと、結構バチバチでガチガチなインタラクションと思いきや、戦闘だけに特化するのは難しいですし、やられて嫌になるレベルでのインタラクションではありません。
攻撃も操舵輪チップでガードできるので、戦闘力皆無で割り切って進むのも全然問題ないですね。
説明だけ聞くとこの攻撃性は大丈夫かと思うのですが、この攻撃要素があるおかげでプレイにメリハリが生まれて、レース道中が盛り上がる要因になっています。
能力カードによる高いリプレイ性

「能力カード」はプレイに高いリプレイ性をもたらしてくれます。
プレイヤーごとに「商人」「海賊」「海軍」などの固有能力が付与されます。それぞれの固有能力はかなり強力なモノばかりなので、より戦略的なゲームが楽しめます。
毎回違った展開を楽しめる工夫が素晴らしいですね。
一度プレイすると今度は別の能力カードで他のしてみたくなること間違いなし。
ちなみに、初期のデフォルト船もプレイヤー毎に異なるものを使うので能力の差があり、リプレイ性に多少影響していますが、そこまで大きな能力差ではありません。
総合評価
いや、これは凄いですね。カスタムオーシャンは非常に完成度の高い優秀な作品だと思います。
私が今年2026年に遊んだボードゲームの中でも上位に入る面白さですね。
ゲームマーケット2026秋に行くなら、何も考えずにとりあえず買っておいて損はないゲームの1つではないかと。何も考えずに購入しても失敗したとは思うことは恐らく無いでしょう。
ボードゲームとしての面白さ・完成度の高さは先に説明した通りで言わずもがななのですが、それ以外の細かい点も非常に好印象です。
幾つか理由があるのですが、
まず、カスタムカードによって船の見た目が変わるギミックがめっちゃ良いです。見た目だけの話なのでゲームのシステムには全く影響ないので極論無くても良いんですよ。でも見た目が変わることで、ちゃんと船をカスタマイズしている感が出ますし、自分だけの船を作っている感じがします。
性能によって船の見た目が変わってくれるので、船をカスタマイズしている感覚があって非常に良いです。
取扱説明書が非常にわかりやすく丁寧です。最初から読んでいくだけでスルスルやることが頭に入ってきます。大分計算して作り更に良く推敲されたのだろうと想像します。
説明書のページ数は多そうに見えて、一見すると複雑そうなのですが、読んでみるとスッキリ。かなりわかりやすく簡潔に説明されています。
また、コンポーネントのクオリティが高いです。透明なカスタムカードがかなり良質ですし、それ以外のマップや船等のコンポーネントも質が高いです。
ゲームの重さの割には箱が小さめに見えるのですが、小さめの箱に無駄なくみっちりとコンポーネントが詰まっています。箱の底上げのようなものは一切無し。
更に驚くのは、ここまでの面白さとクオリティの高さにもかかわらず、販売価格が非常に安いという点。この完成度の高さでゲムマ特価3000円は安すぎませんかね?(笑)。
どれくらいの数用意されているのかはわかりませんが、これはゲームマーケット2026秋で売り切れ必至では無いでしょうか。
そのうちどこかからオファーがあり、リメイク製品化されそうな印象すらある、何ならSDJとか目指せちゃうんじゃないか?個人的にはただただ高評価なボードゲームでした。
カスタムオーシャン コンポーネント
- 船カード10枚、カスタムカード70枚、能力カード10枚、サマリーカード8枚、ゲームボード1枚、スタートプレイヤーコマ1個、プレイヤーコマ4個、総舵輪チップ20枚、説明書2枚
カスタムオーシャン 紹介のあとがき
以上、カスタムオーシャンのゲーム紹介でした。
船の強化とルート選択によるレースが熱く楽しめるボードゲームでした。
忖度抜きにゲームマーケット2026秋の話題作の1つになること間違いなしでしょう。おすすめです。
気になった方は、是非チェックしてみてください。それでは。
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