今回は恐竜レースのボードゲーム「DINO DERBY」を紹介します。
「DINO DERBY」は、Gotta2さんよりゲームマーケット2022秋で発売されたばかりの新作です。
大人から子供まで幅広く楽しめる、非常にお手軽な軽量級すごろくレースゲームとなっています。
「DINO DERBY」ボードゲーム概要
タイトル | DINO DERBY(ダイノダービー) |
デザイン | ばろぬ(柳川 一隆)、ROD(勝間田 佑五) |
価格 | 2,800円(税別) |
人数 | 2~6名 |
対象年齢 | 6歳~ |
プレイ時間 | 10~15分 |
Dino DerbyはGotta2さんからゲームマーケット2022秋で発売されたばかりの新作ボードゲームです。
サイコロを振って恐竜を動かし、着順を当てる軽量級のレースゲームになっています。
「DINO DERBY」ルール紹介
DINO DERBYのルールを紹介していきます。
非常にシンプルなルールで5分で理解できます。
サイコロを振って4つの恐竜の何れかを動かしていく
各プレイヤーは手番順にサイコロを1つ振って、4色の恐竜の何れか1体を移動させます。
全員が4色の恐竜を共有して使います。
サイコロの目は1~6の普通のダイスで、1~6マス移動することになります。
レース場のギミックとして、一段上に移動するショートカットタイルと、一段下に移動するお邪魔タイルがランダムで配置されるのがミソです。
一気に前進することもあれば、一気に後退することもあります。
ゲーム終了条件
いずれかの恐竜がゴールするとゲームが終了します。
レース会場は、スタートからゴールまで23マスになっており、合計23マス移動すればゴールです。
ゲームの勝敗はどう決まるのか?ということですが、各プレイヤーはゲーム開始時に一定枚数のチケットを持っており、このレースチケットに書かれた着順で恐竜がゴールしているプレイヤーの勝ちとなります。
▼黄青、赤青、赤黄の何れかの着順だったら勝利
チケットを配る枚数はプレイ人数によって違います。
全ての恐竜の着順パターンが用意されているため、必ずいずれかのプレイヤーが勝利します。2位が同着の場合は勝者が2名以上出る場合もあります。
ルールは以上です。非常にシンプルですね。
「DINO DERBY」レビュー
ここからは「Dino Derby」のレビューになります。
本作を簡潔に表現するとお手軽なダイスロールのギャンブルゲームですね。ダイスゲームが好きだったり、ギャンブル要素のあるレースゲームが好きな人に合うボードゲームになっています。
本作は、ルールで紹介した通り非常にシンプルな作りになっており、ルールは老若男女問わず誰でも理解できます。それでいて誰でもお手軽に楽しめる作りになっています。
昨今のシステムを様々に盛り込んだボードゲームに比べると、ややシンプルすぎるようにも感じますが、無駄をそぎ落としてるがしっかり面白い、アレックスランドルフ作品のような古き良きボードゲームな感じもしますね。
私個人的には中量級以上の重量寄りのボードゲームが好きなのですが、こういうそこまで頭を使わずに済むシンプルなお手軽ボードゲームは、重量級ゲームの合間の箸休めや時間調整に非常に重宝します。
そのシンプルさから対象年齢は6歳以上となっており、子供と遊ぶのにも良い作品です。
ダイスゲームなので運要素は大分強めですが、運だけではなく、他のプレイヤーとの読み合いが程よく面白くできています。
自分と思惑が合致していて、やたら同じ色ばかり進めてくれるプレイヤーがいたり、途中までは協力しつつも最後には出し抜かれてしまったり、自分の推し恐竜が全然進んでくれなかったり。赤ばかり進めていると思いきや、途中から順位が変わって、青ばかり進めるようになったり。
バチバチの心理戦とまでは行きませんが、各プレイヤーの思惑が恐竜の移動させ方に表れていて面白いです。
ただダイスを振って進めるだけではなく、近道や遠回りするギミックがあるのが地味に面白ポイントになっています。
先ほどまでビリだった恐竜が、ダイスで移動した後に、ギミックで更に4マス移動してトップになったり、逆に遠回りマスに止まって順位が落ちるなど、結構簡単に順位が変動するため、最後まで中々順位が読めず最後まで勝敗がどうなるかわかりません。
勝つか負けるか最後までわからないので最後まで熱中して楽しめます。
本作は2~6人プレイが可能となっており、プレイ人数の幅が広いのも遊びやすくて良いポイントです。軽量級作品ならではという感じですね。
以上、「DINO DERBY」の紹介でした。
シンプルお手軽なダイスロールギャンブルゲーム「DINO DERBY」。
気になる方はチェックしてみてください。
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