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【ドミニオン】拡張2「海辺」の第二版の発売が決定

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本日のボードゲームニュースです。

何とあのデッキ構築型ボードゲームの王者「ドミニオン」の第二拡張「海辺」。この第二版の製作と発売が決定したようです。

これは気になりますねー。見ていきましょう。

>> 新カードのレビューはこちらの記事から

ドミニオン「海辺」とは?

ドミニオンの2つ目の拡張がこの「海辺」拡張です。

「持続」という次のターンにまで影響を及ぼす「オレンジ色」のカードが初登場したセットです。

プレイヤー間のインタラクションはきつすぎずほどほどで、それでいて基本セットの財宝優遇のバランスはアクション優遇に調整されており、後にも先にもこれほどバランスの取れた拡張は中々無く、初心者にも非常におすすめの拡張です。

そのため、10種類以上出ているドミニオンの拡張の中で、最も優秀な最初に購入するべき拡張がこの「海辺」拡張だと私は考えています。

【ドミニオン】拡張2「海辺」の第二班の発売が決定

そんな優秀な拡張「海辺」の第二版が決定したことがアナウンスされました。

▼BGGのドミニオン海辺第二版紹介ページ

ドミニオンは2008年に発売されてからデッキ構築という新ジャンルを築き、拡張で様々なカードが登場して大いに盛り上がったボードゲーム史上相当売れた伝説のボードゲームの1つなわけですが、10年以上経った今、過去のカードに対して見直しがかかって効果のバランスがとられています。

基本セットや拡張1「陰謀」では、バランス調整で7枚近いカードが交換になっています。

そんな中遂に拡張2「海辺」も第二版としてバランス調整がされることになったということです。

英語版の発売日は2022年4月で確定しています。

日本語版に関しては、ドミニオンの日本語版を出しているホビージャパンさんからは、半年遅れて2022年10月位には発売されるのではないでしょうか。

カード枚数としては9枚の新カードが追加されるようです。

ドミニオン海辺2版で、スタン落ちするカードの予想

ここからは、ドミニオン拡張2「海辺」を2010年の発売当時から遊んでいる私目線で、どのカードが第二版でなくなるか予想したいと思います。

基本セット、拡張1「陰謀」共に、一定種類のカードが不採用になり、代わりに+1枚程度のカードが新規で追加されています。なので今回追加されるカードは9枚なので、恐らく8枚が不採用になると予想します。

それではいきましょう。

航海士

  • コスト4
  • +2金
  • デッキの上から5枚を見て、全て捨てるか、好きな順で戻すかを選択

スタン落ち筆頭のカードがこの航海士です(笑)。初プレイした2010年くらいからこれはいらないカードって思っています。

一体どうやって使えばいいんだ・・・って購入当時から頭を悩ませたカードで、ドミニオン仲間と色々検証してみた結果、最終的には、一体どうやって使えばいいんだ・・・ってなりました。

+2金はまあ良いのですが、何も工夫せずにデッキから5枚見ても大してプレイヤーメリットはなく、大抵は次のターンにそのまま5枚を引くだけ。

なので+2アクションからデッキの山札を見て、そこから5枚を調整して、その後+ドローなどで調整したカードを引いていくことになります。

つまり有効活用するには非常に面倒で、更に有効活用したとしても、別にそこまで強いわけでもない。。。

基本セットの「密偵」といい、山札見る系アクションは得てして不遇で、最終的には+アクションを失わない地図職人などで、何とか使えるようになった感があります。

第二版ではまず間違いなくサヨナラでしょうね。

代わりに、5枚見て好きなカードを捨ててよい、というような新アクションが出るんじゃないでしょうか。

抑留

  • 2コスト
  • +2金。このカードを破棄。サプライ1つに抑留トークンを配置。そこからカードを購入するプレイヤーは+1呪い。

特殊コンポーネント「抑留トークン」を使うカード。

2コストにしては良い効果だが、トークンが置かれたサプライは誰も買わなくなるし、もし誰かが買うとするなら、それは自分も無理してでも買うべきサプライということで、大して他人の抑制にならないし、場合によっては自分も苦しめることになるカード。

戦略的なカードに見えて全然戦略的に使えないカードな上に、抑留トークンという余計なコンポーネントコストがかかっているカード(笑)。

ということで削除対象じゃないかなぁ。

漁村

  • 3コスト
  • 今のターンに+2アクション+1金
  • 次のターンに+1アクション+1金

3コストにしては完全にパワーカード。

2ターンに渡って村の+2アクション効果を持続させる。

更に+金のおまけつきなので、次のターンに「村」+「研究所」で銅貨を引いたのと同じ効果ということ。

流石に強すぎるため調整されるんじゃないかと予想。

宝の地図

  • 4コスト
  • 手札から2枚の宝の地図を破棄すれば、金貨4枚を自分のデッキの上に置く

初めて見たときはかなりロマンを感じる強そうなカードだと思うわけですが、無理に宝の地図を2枚集めるよりも、普通に財宝カードを買っていって金貨を獲得していった方が強いということに気づく。

上手くそろわなかったときのデメリットがかなり大きいし、揃ったとしても未購入プレイとそこまで大差ないということで、残念ながらスタン落ちかと思います。

前哨地

  • 5コスト
  • 1ターンに1度だけ、手札3枚の追加ターンを得られる。

追加ターンということで非常に強そうにも思うのですが、このカードを使うということは、今のターンは、実質手札-1枚とー1アクションで何かプレイする必要があるということ。

更に追加ターンはたったの3枚しか手札にないため、「民兵」アタックを受けたときのように大して何もできずに終わってしまう。

金貨3枚手札に来るなら属州を買えますが、実際には4コスト位のアクション1枚買うのが関の山ということが多い。

ということで力不足で調整入る気がしますね。+ターンは面白いコンセプトなので違う形で戻ってくるんじゃないでしょうか。

原住民の村

  • 2コスト
  • +2アクション
  • デッキの一番上を、原住民の村マットに置く
  • もしくは、原住民の村マットのカード全てドロー

かなり迷いましたが、「原住民の村」もスタン落ちするんじゃないかと予想。

数々のドミニオンコンボに使用することのできる「原住民の村」ですが、それらの強力なコンボ以外で使おうとすると、どうしてもデッキからランダムに1枚「原住民の村」にカードが置かれてしまうというランダム性が非常に気になります。

不要なカードが置かれれば圧縮になり強いですが、金貨などが置かれてしまうとかなり痛い状態になります。

そしてその状態はランダムでコントロールできず、結局適当な枚数集まったら全てドローするだけというカードになっているかな。

ランダム性が増えすぎるということで作者が嫌って調整されると予想します。

商船

  • 5コスト
  • 今のターンと次のターンに+2金

2ターンに分けて合計+4金をもたらすカード。

一見すると強そうなのですが、海辺5コストの中ではかなり最下位に位置するカードです。

今のターンにもたらす効果は+2金で、これはアクションを消費して実行されるため、銀貨未満の効果であり、2コストカードにも+2金以上の効果を持ったカードが存在するため、実質1コスト位のアクションカード効果です。

+アクションがないというのが非常に痛い。

次のターンに+2金得られるため、これは「研究所」で「銀貨」を引いたのと同等の効果ですが、前のターンの成果と合わせると、特別に強力な効果ではありません。

更に持続系カードの宿命ですが、2ターンに渡って場に残り続けるため、「商船」が手札に来る頻度は、非持続系カードの2分の1回になります。つまり同じ5コストの「研究所」を買っておけば2回手札に来ていた間に、商船はわずか1回しか使用できていないことになります。

ということで、ある意味海辺らしいカードだと思うのですが、よくよく計算してみると弱いぞこれってことで調整対象なのかなーって思います。

船着き場

  • 5コスト
  • 今のターンと次のターンに+2ドロー、+1購入

ドミニオン5コスト最強カードです。

このカードは強すぎるために調整が入る気がします。

次のターンに「研究所」×2を使ったより更に強い効果を得られる上に、今のターンにも+2ドロー以上の効果が得られます。

適当に使っておけばなんとなく勝てる、海辺環境で場を支配する系カードの筆頭です。

基本セットや陰謀では、強すぎるカードはこれまでそこまで調整入ってこなかったのですが、流石にこのカードは他の5コストカードと比べて優遇されすぎているので、調整されるんじゃないでしょうか。

終わりに

以上、ドミニオン拡張2海辺の第二版の紹介でした。

一体どんなカードがなくなりどんなカードが登場するのやら。

皆さんはどのカードがなくなり、どんなカードが登場すると思いますか?

今から発売が非常にワクワク楽しみですね。

何か追加で情報があれば更新します。

▼ドミニオン海辺第二版で追加・削除されるカードのまとめはこちらから

▼ドミニオン全拡張とおすすめ度はこちらから

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