イーオンズエンドのミニ拡張『The Outer Dark』ボードゲーム紹介とレビュー

今回は大人気イーオンズエンドシリーズの小拡張『The Outer Dark』について紹介します。

最近発売されたイーオンズエンド大拡張1『終わりなき戦い』の時系列の小拡張になっています。

ミニ拡張『The Outer Dark』基本情報

デザインSystem:
 Kevin Riley
プレイ時間60分
プレイ人数1~4人
対象年齢14歳以上
版元Action Phase Games
日本語版販売日本語版未発売
発売日2017年

ミニ拡張『The Outer Dark』ボードゲーム概要

イーオンズエンド大拡張1『終わりなき戦い』関連のミニ拡張です。

イーオンズエンドには大拡張が多数出ていますが、それぞれの大拡張の時間軸でミニ拡張がいくつか出ています。

イーオンズエンドはキックスターター発のボードゲームですが、キックスターターでそれぞれの大拡張セットが発売されたときのプロモ特典となっていたものを製品化しているのがこれらのミニ拡張になっています。

基本セットには「The Depths」「The Nameless」という2つのミニ拡張が出ており、それぞれネメシスやキャラクター、追加のサプライが登場します。

今回紹介する「The Outer Dark」は、大拡張1「終わりなき戦い(War Eternal)」で登場したミニ拡張です。終わりなき戦いを購入した方はわかると思いますが、見たことないキャラクターがスペルカードや遺物に登場しますよね。それらのキャラクターはこういうミニ拡張に同梱されています。

ちなみに以前紹介した「The Void」も「終わりなき戦い」のミニ拡張の1つです。追加されるネメシスとキャラクターがお得なので最初に購入するミニ拡張としては「The Void」おすすめです。

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ミニ拡張『The Outer Dark』の紹介

キャラクター2体にネメシス2体とかなり有難い拡張です。

サプライも大量に追加されるのですが、エリート破孔魔術師「ザクソス」さんがやべー姿になって大暴れしています(笑)。

キャラクター

キャラクターは2体追加されます。

インディラ(INDIRA)

「終わりなき戦い」をプレイした誰しもが気になっていたキャラクターでしょう。大分目立つこの子誰?っていう(笑)。

はい、それがこの「Outer Dark」に出てくる「インディラ」さんです。

第三破孔しかもっていないという凄い思い切った性能のキャラクター。その代わり固有カード「Twin Opal(双子のオパール)」でエーテル確保と同時に手札のスペル1枚をキャストすることが可能です。

特殊能力は「Pyromancer’s Guile(火霊術士の悪知恵)」。手札のスペルを好きなだけキャストして、更にダメージに+1。捨て札1枚破棄のおまけつき。

ということで基本的にはオパールによる手札詠唱をし続けて、チャージスキルで大量ダメージを狙うというキャラクターなのですが…破孔1つは流石にやりすぎで非常に扱いづらく、正直なところ弱いです(笑)。使えない魔法で手札があふれがち。。。通常通りに横に並べて撃ちまくった方が強いですね。「終わりなき戦い」のキャラクター同様に、性能をとがらせた結果使いづらくなってしまった感が否めないキャラクター。

個人評価:★☆☆☆

レムナント(Remnant)

「終わりなき戦い」をプレイした誰しもが気になっていたキャラクターその2。インディラさんとは別の意味で目立つキャラクター(笑)。どちらかと言えば敵ポジでは・・・

2番破孔が特徴的で、何とキャスト時に追加で+1エーテルを得られるようになっている。破孔に特徴を出した初のキャラクターじゃないかな。ここから大拡張「Legacy」「NewAge」とこの破孔に特徴を持ったキャラクターが増えていきます。

固有カード「Void Shard(無のシャード)」は、1エーテルと破孔強化にのみ使える追加の1エーテルを得るというもの。つまりほどほど。

特殊能力は「Ephemera Masque(エフェメラの仮面劇)」。仲間1人の捨て札2枚を手札に戻すか、グレーブホールド5回復。ありふれた能力で特にノーコメントな感じ。名前と見た目の割にはそこまで尖ってない。仲間の捨て札2枚回収は選んで2ドローみたいなものだが、似たような能力を持つスペルもあるので、特殊能力にしてはイマイチかなぁ。

総合すると見た目の割には普通ですね…っていうキャラクター(笑)。2番破孔が最大の特徴だが、+1エーテル程度だと役に立たないこともありぼちぼちといったところ。2番破孔を特徴的にした結果、それ以外の能力は程々になってしまったということだろうか。インディラよりは安定しており戦いやすいと思う。

個人評価:★★☆☆

ネメシス

ネメシスも2体登場します。

Thrice-Dead Prophet(三度死ぬ予言者)

個人的にお気に入りのネメシス。

『難易度5』。初期HP40。

ネタバレになるのであまり詳細は書きませんが、所謂『体力バカ』です。ポケモンの「ラッキー」みたいなイメージ。名前の通り叩いても叩いても…

非常に強力なネメシスで、基本セットのLV5「仮面」「暴食」より格上だと思います。初見殺し系の固有能力を多数持っており、対策必須な感じがします。ちなみに私は「インディラ」「レムナント」ペアでボコボコにされました(笑)。

Wraithmonger(死霊の商人)

『難易度6』。初期HP70。

ネメシスの体力ゲージにもなっているこの「終わりなき戦い」系列のネメシスの顔的存在でしょうか。見た目はただのイカやタコの類ですね。

プレイヤーに恐怖を与えることで、様々なバッドイベントを発動してきます。このネメシス固有の恐怖トラックを持っており、それの深度でプレイヤーの恐怖レベルが管理され、能力が発動します。また恐怖を与えられたプレイヤーはその影響で能力に制限がかかります。

ということで、本ミニ拡張最大の敵でかなり強いという噂を聞いていたのですが、初見で倒せてしまったネメシス。「3度死ぬ予言者」の方が個人的には強く感じました。面白さという点でも「3度死ぬ予言者」の方が好きですね。

宝石

宝石は3種類。

Haunted Berylite(憑依されたベリライト)

  • コスト3
  • 2エーテルを得る
  • もしくは、手札を1枚捨てて2チャージ得る

3コスト2エーテルの及第点の宝石。チャージ能力もほどほどに使う。

Alien Element(異星人のエレメント)

  • コスト4
  • 1エーテル得る
  • 魔法がセットされている破孔1つにつき+1エーテル

獲得エーテルが1~5まで増減する。3エーテル得られれば大成功だが、このカードでエーテルを沢山得ているということは手札にスペルが多かったということなので、合計エーテルはあまり多くならない。

ということで一見すると強そうに見えて、実はそこまで強くない。

PAIN STONE(痛みの石)

  • 6コスト
  • 3エーテルを得る
  • もしくは、2エーテルを得て1ダメージ。

流石の6コスト宝石といったところ。3エーテルというだけでまずは十分。状況に応じてダメージ源にもなるため強い。

遺物

RIDDLE SPERE(謎の球体)

  • 3コスト
  • 1チャージを得る
  • もしくは、2チャージを失なって5エーテルを得る。

緊急エーテル獲得用としては良いのかもしれないが、あまり強くない。基本的に遺物で1チャージ獲得はそこまで強くない印象がある。

ASTRAL CUBE(星の立方体)

  • 5コスト
  • このターンあなたがプレイした宝石1つを手札に戻す。
  • ターンオーダーデッキの一番上をめくり、プレイヤーカードならそのプレイヤーは1回復。

宝石を連打できるため便利。更に運次第ではあるが回復効果付き。結構回復してくれて、普通に便利で強い。

魔法

今回の拡張の魔法はダメージ重視で、非常に攻撃的なものが多いです。

Schorch(焦がす)

  • 5コスト
  • キャスト:4ダメージ。このダメージがミニオンをネメシスデッキから出たミニオンを捨て札にした場合、仲間1人は2チャージを得る。

5コスト4ダメージで及第点。オマケ効果はネメシス捨て札で2チャージ。

ネメシスはそもそもネメシスデッキにどれだけあるかわからない上に、ネメシスは基本的に倒せる人が倒せるときに倒すことになるため、このカードで狙ってあえてとどめ取っておくというのは中々難しいように思う。

ということで可もなく不可もなく普通の評価。

Feedback Aura(フィードバックオーラ)

  • 5コスト
  • キャスト:3ダメージ。もしあなたが4チャージ以上持っていた場合、3ダメージ追加。

5コスト3ダメージは弱いので、チャージ前提になる。チャージ4以上で5コスト6ダメージで強力。

ただし、4チャージあるということは普通はチャージスキルを発動した方が良いため、狙って4チャージ以上をキープすることが難しい。強いと思って使ってみると、意外に発動できずに難しいカードだと気づく。

このカードをあえて使うなら、意図的に4チャージ以上をキープして運用することになる。

Catalyst(触媒)

  • 6コスト
  • キャスト:2ダメージ。あなたの体力が2以下の場合、追加の5ダメージを与える。

ゲックス姉さん渾身のスペル。通常は2ダメージとしょっぱいが、HPが2以下だと7ダメージと凄まじい威力になる。

とは言ったものの基本的にHP2以下ということは、敵の攻撃で一撃死県内のため通常はHP回復させようとするか、もしくはゲーム敗北が迫っている状態ということになる。

ということで、HP2以下で運用することは稀で、つまり発動することも稀。一撃に憧れて使ってはみるが中々発動しない(笑)

Nether Conduit(地下の導管)

  • 7コスト
  • キャスト:コスト2以上のカード1枚を手札から公開。そのカードがサプライから無くなっている枚数と等しいダメージを与える。そのサプライから仲間1人はカードを1枚得ても良い。

超長ったらしくて読みづらいカード。威力がサプライを参照するという中々変わったスペル。スペルカードならダメージは1~5で、宝石なら1~7ということになる。使えば使うほど仲間にそのカードを渡せるので、サプライが無くなってきて威力が増してくる。

ただ、7コストで高々3,4点のダメージしか与えられないのは正直7コストの働きとしては弱く、イマイチと感じてしまう。サプライが減ると効果を発揮する特定のカードとの相性は良いので、サプライ次第という感じで安定した効果は期待できない。

Pyromancy(火霊占い)

  • 7コスト
  • キャスト:1ダメージ。仲間は合計で2枚までカードを捨てても良い。捨てたカード1枚に付き追加の3ダメージを与える。

この拡張の魔法は、兎に角威力重視の魔法が続く。ただのキャストは7コスト1ダメージとスパークレベル。仲間が1枚捨てると4ダメージ。2枚捨てると7ダメージ。

魔法はオーバーキルしてしまうことも多く、ダメージを1,4,7と調整できるのは中々良い。ただ、手札を1枚捨てて7コスト4ダメージはそもそも弱すぎて正直イマイチ。

後の拡張に1枚捨てたらネメシスに7ダメージとか出てきますが、どう考えてもインフレしてますよね

CHAR(黒こげ)

  • 8コスト
  • キャスト:6ダメージ。このダメージでミニオン1体を捨て札にした場合、プレイヤー1人はライフ2を得る。

8コストと非常にコストの高い魔法。その分威力は6点と高く、またHPが2回復とかなりのもの。

6点ダメージは大体のミニオンに止めを刺せるので、2点回復はそれなりに容易。このゲームの2点回復はかなり強力な効果なので、非常にありがたい。

8コストだけあって非常に優秀な魔法。

追加ネメシスカード

LV1, 2, 3のものが各1枚ずつ追加されます。とんでもない能力のネメシスカードが目白押し(笑)。たった3枚ですがネメシスデッキに与える影響はかなりのものなので、是非入れちゃいましょう。

ミニ拡張『The Outer Dark』内容物

  • 破孔魔術師:2枚
  • プレイヤーカード:60枚
  • ネメシス:2枚
  • ネメシスカード20枚
  • ランダマイザー:11枚

ミニ拡張『The Outer Dark』のスリーブ

『The outer Dark』は63.5mm x 89mmのトレーディングサイズのカードが91枚のカードが入っています。

ミニ拡張『The Outer Dark』紹介のあとがき

以上、ボードゲームイーオンズエンド大拡張1「終わりなき戦い」のミニ拡張「The outer Dark」のゲーム紹介でした。

終わりなき戦いのミニ拡張はこれで2つとも紹介したわけですが、どちらも破孔魔術師、ネメシスが2体ずつ入っていて嬉しいセットですね。

追加される魔法は更に尖がったものが多く、流石終わりなき戦いのミニ拡張といったところです。魔法は正直使いづらいものだらけ(笑)。でも楽しいのは間違いないので是非チェックしてみてください。

日本語は出ないかなぁと思っているわけですが…日本語以外の言語版も出ていないので、望み薄かなぁと思っています。アークライトさんとしてはこれだけバカ売れしているシリーズなので日本語化したいと思うんですけどね。

英語版でも十分遊べると思うので気になる方は要チェックです。

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