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グルームヘイヴン完全日本語版の再販に向けてプレイ前にやっておくこと

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遂にグルームヘイヴン完全日本語版が再販となりますね。

今回はグルームヘイヴン完全日本語版の再販を待ち望んでいた方向けに、グルームヘイヴンプレイ前にやっておくべきことや準備しておいた方が良いことを紹介していきます。

私はグルームヘイヴンは100時間以上遊んで既にクリア済みですが、これらをやっておくことで、プレイ効率が格段に上がるので必ずやった方が良いです。

ネタバレに絡む内容は全く入れていませんのでご安心ください。

# グルームヘイヴン拡張「獅子のあぎと」での、事前にやるべき内容も追記しました。

グルームヘイヴン再販の予約情報

2022年3月25日から、グルームヘイヴン完全日本語版の再販が開始されましたが、各種ECサイトの予約情報を載せておきます。

ちなみにグルームヘイヴンは定価33,000円(10%税込み)です。1つのボードゲームとしては中々覚悟が必要な値段ですがそれだけの価値のあるゲームだと思っています。

グルームヘイヴン完全日本語版の再販に向けてプレイ前にやっておくこと

ここからはグルームヘイヴンを100時間以上プレイした私が、グルームヘイヴンをプレイするうえでやった方が良いことを紹介していきます。

当然やる必要はないのですが、これをやるとやらないとで、大きくプレイ時間や快適さが変わってくるので、何度かプレイしたら必ずやっておいた方が良いと断言できます。

それぞれに関しておすすめ度を書いてみましたが、どれもおすすめばかりになってしまいました(笑)。

それでは行きましょう。

①タイルを一気に全て抜かない

グルームヘイヴンには驚異的な数のコンポーネントが入っています。それらコンポーネントタイルを一気に抜くのは止めましょう

何も考えなしに他のボードゲームのようにタイルを抜いていくと、何が何だかさっぱりわからなくなること間違いなしです。

シナリオ1,2位で使うタイルは限られています。なので最初はそのタイルだけ抜いて遊ぶのが良いです。

おすすめ度:★★★★★(超重要)

拡張「獅子のあぎと」では不要。チュートリアルで全てのタイルを抜くように指示されます。

②コンポーネントを整理するチャックビニールを用意する

これだけのコンポーネントが入っているにもかかわらず、ジッパー付きのビニールが入っていません(笑)。これは結構凄いことで、抜いたタイルは箱の中に放り込んでおけってなってしまいます。

大量のチャックビニールを購入することをお勧めします。

私は使ったコンポーネントは順次ビニールに入れていき、それ以外のコンポーネントはタイルのまま放置という形で進めていました。

おすすめ度:★★★★★(超重要)

拡張「獅子のあぎと」では不要。全コンポーネントが入るようにチャックビニールが用意されています。

③未開封購入後にすぐに遊べると思わない。必ず事前に準備してからプレイ

グルームヘイヴンは、未開封のまま開封後に即プレイできると思わない方が良いです。

説明書を読むだけで1~2時間はかかると思った方が良いです。更にそこからキャラクターの準備をしてシナリオ1をセットアップして、1時間はかかるでしょう。

「遊ぼうぜ!」って持ち込んだはいいけど、事前準備してないと、プレイまでに凄い時間がかかると仲間も微妙な空気になる可能性があります(笑)

キャラクターの動きやモンスターの動きなど他のボードゲームには無いルールが大量にあるのでそれらを読み込む時間が必要です。幸いアークライトさんの日本語版ルールブックは、非常にわかりやすく書かれているためまずはそれを読んで頭に叩き込んだ方が良いです。

50ページぐらいあったと思いますが頑張りましょう。

仲間と遊ぶ場合はシナリオ1のセットアップは持ち主が済ませたうえで挑むのが良いです。最初のセットアップも1からやっていると慣れてないと結構時間をロスすると思います。

おすすめ度:★★★★★(超重要)

拡張「獅子のあぎと」では不要。シナリオ1~5がチュートリアルになっており、それが終われば「獅子のあぎと」のほぼ全てのシステムがわかるようになっています。

④モビロンバンド(輪ゴム)を購入する

このゲームは大量にカードが同梱されていますが、このカードをまとめる仕組みがゲームには入っていません(笑)。なのでモビロンバンドを買ってカードをまとめるのをお勧めします。

そうしないと、輸送中にぐっちゃぐちゃになる可能性が高いですし、そうしなくてもカードが傷つく可能性が高いです。

輪ゴムでも良いですが劣化するのでモビロンバンド推奨です。

おすすめ度:★★★★★(超重要)

拡張「獅子のあぎと」でも必要。カード類をまとめる方法が用意されていません。

私は以下のモビロンバンドを使っています。

⑤巨大なジップロックを購入する

このゲームの準備段階で、しょっちゅう探すことになるのは、マップを構成するマップボードになります。

ボードAとかボードBとか、各ボードにはアルファベットが割り振られており、シナリオ1では「ボードA1、E2、H2を組み合わせろ」みたいに書かれているわけです。

これが非常に厄介で、ボードと番号は山ほどあるため、どれがどのボードなのか探すのにかなり時間かかると思います。

シナリオのマップをすぐに作れるように、私はマップタイルを巨大なジップロックに入れて管理していました。ボードA,Bはこの袋、C,Dはこの袋、みたいな感じでマークしておけば簡単に探すことが出来ます。

タイルの大きさは、Nタイルが最大で「26cm×23cm」あります。これを入れられる大きさが望ましいですが、そうなるとかなり大きなジップロックになります。私はA4サイズのジップロックで運用してましたが、2タイルほど入らないものがあったのでそれは別で管理していました。

他にも本棚のような形で管理している人もいましたが、そうしてしまうと簡単には持ち運びできなくなります。一長一短ですね。

おすすめ度:★★★★★(超重要)

拡張「獅子のあぎと」では不要。マップボードは全てシナリオブックに置き換わっています。

⑥大量のダイスを購入する

グルームヘイヴンで最も頻繁に使用するコンポーネントの1つがダメージマーカーです。

大量の敵の体力を管理するために使用されるのですが、モンスターAに3ダメージ与えて、ダメージマーカー3つ置いて、次にBに5ダメージ与えて、ダメージマーカー5つおいて、、、と比較的時間がかかる処理になっています。

敵のダメージ管理は6面ダイスでやりましょう。6以上のダメージはダイス2つ使えばいいわけです。6面以上だとダイスの目を探すために時間がかかるのでイマイチです。

最初は折角なので大量にコンポーネントとして入っているダメージマーカーを使うことをお勧めしますが、私はダイスを使うようになってから、かなりプレイ効率が上がりました。これはかなりおすすめです。

ある程度小さめのダイスの方が使いやすいです。

おすすめ度:★★★★★(超重要)

拡張「獅子のあぎと」でも必要。ダメージトークン久しぶりに使ってみましたが、やっぱり結構時間の浪費になってますね。ダイスはあった方が絶対いい。

⑦シナリオ1はイージーモードでプレイする

最初のシナリオ1は難易度を下げてイージーモードでプレイしましょう

ゲームでイージーモードといえば、ちょっと初心者のためのモードという感じがしますが、このゲームは全然そんなことありません。

初プレイであれば、イージーモードでもぎりぎりの戦いになると思います。

このゲームはシナリオに失敗した場合は、再度同じシナリオに挑むことになります。再度2時間同じシナリオをプレイする時間や気力があればよいのですが、無いのであればおとなしくイージーモードを推奨します。

イージーにしておいて良かったと99%くらいの方が思うと思います。そして暫くイージーでのプレイが続くでしょう。

おすすめ度:★★★★☆(重要)

拡張「獅子のあぎと」では不要。最初はチュートリアルですし、難易度はマイルドになっています。詰まったら難易度を下げましょう(という風にチュートリアルでも助言があります)。

⑧ネタバレを回避する

グルームヘイヴンはレガシーシステムを搭載されているため、ネタバレ要素が満載です。

発売後2年経った今は大分緩くなっていますが、発売当時はかなりネタバレ相当の情報が出回っていました。流石にそれはダメだろっていう、情報出すのを回避してほしいような情報までTwitterで垂れ流していた人もいたのを覚えています。

ネタバレを見てしまって後悔している人は沢山います。気になるのはわかりますが、極力ネタバレ情報は見ないように、そして発信しないようにしたいところです。

初期キャラクター6体以外に、様々なキャラクターが登場しますが、事前に知っちゃうと詰まらないですよね?人生の目標も事前に何があるか知っちゃうと詰まらないですよね?

などなど。そういうことなので気を付けましょう。ちなみにGigazineのグルームヘイヴンプレイレポートは人生の目標カードやキャラクターに関して、モロネタバレの宝庫になっており、正直あれは如何なものかと今でも思っています。

おすすめ度:★★★★☆(重要)

拡張「獅子のあぎと」でも必要。ストーリーや隠し要素などのネタバレは絶対に回避しましょう。ゲームの面白さを間違いなく損ないます。

⑨オーガナイザーの使用を検討する

大量のコンポーネントを整理するのはかなり手間です。このゲームでかなり時間を持っていかれるのが、ゲームの準備と片付けです。コンポーネントを出しっぱなしにできる環境の人は良いのですが、プレイの度に出してしまってをしなければならない人は結構時間取られると思います。

そんな準備と片付けを効率化するために、コンポーネントを全てまとめて管理できるオーガナイザーが売られています

それなりのお値段ですが、準備や片付けの時間が1回20分短縮されると考えると、100回で2000分短縮なので、お値段だけの価値はあると考えても良いかもしれません。

おすすめ度:★★★★☆(重要)

拡張「獅子のあぎと」では微妙。なくても良いように作られていますが、箱がぱっつんぱっつんになります(笑)。オーガナイザー無くても準備はそこまで時間かからない印象です。

⑩パーティはバランスよく組む

敵の攻撃は全然容赦ないので、後衛ばかりだと最初は大分きついと思います。

好きなのを使うのが一番ですが、ある程度バランスは考えて構成した方が良いですね。

  • 固い:ブルート、クラグハート
  • 普通:スカウンダレル、ティンカラー
  • 軟い:マインドシーフ、スペルウィーヴァー

初期6クラスの選択に迷ったらこちらの記事をどうぞ

>> グルームヘイヴン 日本語版 初期6クラスの紹介

おすすめ度:★★★☆☆(それなりに重要)

拡張「獅子のあぎと」では不要。2人プレイ時に「後衛×2」とかやらなければ、普通にいける難易度だと思います。最悪「後衛x2」でも行ける気もする。

⑪プレイ中のコンポーネント管理グッズを導入する

プレイ中にも大量のコンポーネントを出したまま使うことになります。

状態異常マーカーやダメージマーカーなどですね。これらをプレイ中に細かいコンポーネントを使いやすくするためのグッズがあった方が良いです。というかほぼ確実に必要です。

私は携帯用のダイストレイをコンポーネントを入れるための器として使っていました。他のボードゲームでも使えるので、持っていない方はあった方が良いでしょう。

おすすめ度:★★★★★(超重要)

拡張「獅子のあぎと」でも必要。コンポーネントをまとめる箱が用意されてはいますが、そこから取って戻してはかなり煩わしいので、こういうプレイ中の小物をおまとめする皿はあった方が絶対に良いでしょう。

⑫スリーブを使う

大量のカードのためのスリーブは人それぞれですがあった方が良いでしょう。

特にシャッフルしまくるカードにはスリーブを付けた方が良いです。具体的には戦闘結果に影響する戦闘カード系はミニユーロサイズですが、何度も何度も何度もシャッフルします。傷ついて何が出るかわかってしまうと台無しなので、スリーブでガードした方が良いでしょう。

  • ミニユーロサイズ(44mm x 68mm):975枚
  • カードゲームサイズ(63.5mm x 88mm):727枚

ただ、全てに一気に入れようとするとネタバレ含めてみてしまうことになりますし、何より枚数が膨大なので、使うものに対して順次スリーブしていくのをお勧めします。

おすすめ度:★★★☆☆(それなりに重要)

拡張「獅子のあぎと」でも必要。ミニユーロサイズのシャッフルする系カードにはあった方が良い。それ以外はシャッフルしないので最悪無くても良いかと思います。

⑬取り外し可能なステッカーセットを使う

グルームヘイヴンはレガシーゲームなので、ボードやカードにシールを貼ることになります。基本セットに同梱されているシールは一度貼ってしまうと剥がしづらく、実質不可逆になっています。

その問題に対応するため、剥がしやすいグルームヘイヴンステッカーなるものが売られています。一度貼っても簡単にはがせる代物です。また、シナリオの開放状況を管理するためのシートも入っており、シナリオの開放時にシールを貼っていくマップボードが不要になります。まあ、シナリオ解放と共にシールが張られていくマップは見ごたえあるので、あれを使わないプレイは勿体ないと思いますけどね。

注意点としてこのステッカーに日本語版は存在しないので、マップの地名は英語表記になっています。まあシナリオ番号が書いてあるのでそこまで困らないと思いますが、購入予定の方はご注意を。

2周目遊んだりすることを考えて、剥がしやすいシールを導入してみては如何でしょうか?私はカードに貼るシールにのみこれを使っています。

おすすめ度:★★☆☆☆(あれば便利)

拡張「獅子のあぎと」でも必要。シールがマップボードにかなりしっかり張り付くようになっているため、一度貼ってしまうと基本セット以上にかなり剥がしづらいです。などの理由から、剥がしやすいステッカーは基本セット以上にあった方が良いですね。


それでは良きグルームヘイヴンライフを。

最高に超面白い冒険が待っています。

4 COMMENTS

匿名

初めて遊ぼうと購入したため、こちらの記事が非常に参考になりました!

ちなみに獅子のあぎとから試しに始めようと思っているのですが、拡張も同様にダイスや小袋などを用意するのが望ましいのでしょうか?

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TEENO

>> 匿名さん

コメントありがとうございます。

「獅子のあぎと」は通常版グルームヘイヴンに比べると幾つか改良されています。
以下に幾つか違いを載せておきますね。

・ダイス
⇒これはあった方が良いです。プレイ時間が全然変わりますね。

・小袋
⇒不要。獅子の顎は全コンポーネントが入るように必要数の小袋用意されています。

・小物入れ(ダイストレイなど)
⇒あった方が良いです。ないとプレイ中のトークンがぐっちゃぐちゃになります。

他にも何か気になる点あればお知らせ頂ければ追記しますね。

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匿名

お返事&各項目に追記していただきありがとうございます!
とてもわかり易くて助かりました!ダイスやトレイ、はがせるシールを用意して遊ぼうと思います!

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