スピリットアイランド精霊紹介「生い茂った森の広がり」

スピリットアイランド森の精霊のレビュー記事です

今回はスピリットアイランド基本セットの「生い茂った森の広がり(A Spread of Rampant Green)」をレビューをしていきたいと思います。

森の木々のごとくモリモリ成長していく、成長特化の精霊。

中級精霊の2体目です。前回紹介した中級精霊ダハン神よりはわかりやすく扱いやすい精霊だと思います。

森の精霊 概要

生い茂る森の木々の中に住む森の精霊になります。私のブログでは文字数制限から「森霊(もりたま)」と呼んでいきます。

森の精霊 能力値

精霊ボードの裏側に書かれている参考能力値は以下の通り。あの裏面の能力値は結構アバウトな長さになっているのであくまでも私の目視による参考値です。

  • 攻撃:5
  • 制御:4
  • 恐怖:3
  • 防御:10
  • 補助:5

このパラメータには出てこないですが「成長」特化の精霊です。森の木々が成長して広がっていくかの如く、全精霊の中で最も早い速度で成長してその住居を広げていきます。

その広がった森による防御力は、防御の精霊「岩男」にも引けを取りません。また、森の木々で侵略者を殴る能力に長けており、比較的攻撃力も高く、攻守共に安定感があります

制御・恐怖・補助に関してもバランスが良く、どんな使い方でも楽しめる精霊となっています。

森の精霊 成長の特徴

成長の精霊と呼ぶにふさわしい素晴らしい特殊成長能力を持っています。

・毎ターン無条件で森か湿地に住居1を配置できる

これがこの精霊の凄まじい能力です。いついかなる成長を選択しても、必ず住居を1つ設置可能です。確かに配置制限はありますが、だからと言って、配置しないデメリットが無くどう考えても強能力です。

更にこれがあるからと言って、他の成長の選択肢が弱いというわけではないのがポイントでしょうか。

・手札の使用枚数+1の成長がある

基本セットではこの精霊しかもっていない特殊成長です。1ターンだけ能力カードの使用枚数が1枚増えます。この精霊はカード使用枚数の成長は遅いため、一時的とはいえこの成長で使用可能枚数増のお世話になることはあります。

ただ、エレメントは別の方法で得ることが出来るため、そこまで成長させなくても必要なエレメント獲得は可能になっており、たまに便利なことがあるという位の効果かな。

・能力カードを獲得しやすい

毎ターン住居を必ず置けるため、住居配置以外の行動もとりやすく、能力カード1獲得+精霊力3獲得の成長が強いです。捨て札回収時と合わせて能力カードの獲得が容易で、初期手札以外のカードも比較的ガンガン増やすことが出来ます。

これも他の精霊には中々無い特徴だと思います。

森の精霊 精霊力と使用カード枚数

精霊力の成長はダハン神同様に最低レベルです。

MAX3にしかなりません。精霊力3獲得の成長があるので、そちらを選択して補っていくことになるでしょう。

成長に応じて毎ターン森のエレメントが獲得可能になります。これがあるのでカードを沢山使用せずとも強力な先天能力を発動させることが出来ます。

使用カード枚数の成長速度は遅いです。

ただし、他の精霊と違って成長速度が速いため、結局使用枚数が増えるのも比較的早く、また森エレメントは毎ターン得られるようになるため、カードの使用枚数をわざわざ増やさなくても戦える精霊です。

森の精霊 固有ルールと先天能力

中級精霊から固有ルールと先天能力の数が増えて複雑度が上がります。

固有ルール1:「緑に埋め尽くされた土地」
効果:略奪・建築フェイズ時に、その土地の聖域から1個住居を取り除けば、フェイズをスキップできる。

非常に強烈な固有能力です。

岩男の必殺固有カードである「完全なる静寂の年」の能力、そもそも相手に何もさせない能力をこの精霊は固有ルールとして持っています。しかも条件は簡単で聖域から住居を1つ取り除くだけ。

これを使用することで簡単に敵の略奪から土地を守ることが出来ます。

超強力。

固有ルール2:「揺るぎなき再生」
効果:住居を置くときあなたは除去された住居を使用できる。荒廃した島になっている場合は精霊力1が必要。

森霊との相性抜群、強力な固有能力です。

これがあるので、聖域から住居を破壊してスキップ能力を発動させても、また住居が島に戻ってきます。ゲームが長引くと、通常成長しきって住居を置けなくなりますが、この精霊は問答無用で生い茂っていきます。

強い。

先天能力:「漆喰を食い破る蔦
効果:町か都市に1ダメージ。エレメント数に応じて繰り返す。

凄い名前で良くわからない意味の日本語です。

森霊の最大攻撃スキル。通称森パンチ。かなり便利です。

対象は町以上なので、LV1の1パンチ1ダメージではイマイチですが、LV2以上使えれば2パンチで町はあっさり撃沈できる。LV3になると都市まで破壊可能だが流石にここまで発動するには時間がかかる。しかし能力カードで追い討ち森パンチが可能なのでLV2でも十分都市を破壊可能。

基本的には序盤以降この森パンチを使って町をゴリゴリ削っていく。

実は複数の土地をターゲットにすることが可能なスキル。まあ同じ土地を攻撃しないと町や都市を倒せないので、普通は同じ土地を狙うと思いますけどね。

先天能力:「全てを覆い隠す緑」
効果:エレメント力に応じて、防御2か4か、更に荒廃を取り除くことも可能。

優秀な固有スキルです。

防御2か4あれば序盤の大体の敵の攻撃は防げるので、その時点で強い。カードを使わなくても先天能力で発動できるので気軽に使っていける。エレメントはやや高めだが、成長で森エレメントは毎ターン得られるようになり、発動は比較的容易。

LV3になると更に荒廃除去の効果がつくが、ここまでくると流石にコストが重く発動する機会は多くない。発動できれば当然便利。

森の精霊 固有能力カード

固有能力カードを説明します。

成長の精霊らしく他の精霊にはまねできない非常に特徴的な能力が目白押しです。

珍しくカードのアートワーク内には姿が見えない精霊です。アートワークが出来上がってから、決まった精霊なのかな?と思ったり。

スピリットアイランド森の精霊のレビュー記事です
引用:こちら

固有カード:増殖の恵み
効果:対象の精霊は射程1住居1を配置する。

かなり強力な補助カード。他の精霊の成長を促進します。1人プレイだとターゲットは自分になるので森霊はかなりの速度で成長していきます。

成長するためにしゃがみたくてもカード回収ばかりでしゃがめない精霊がいるなかで、この補助効果は大変便利で優秀。どの精霊が効果を受けても大変助かるやつ。

固有カード:一夜での生い茂り
効果:住居1を配置する。もしくは、対象の土地に侵略者とあなたの住居があるなら3恐怖。

自己成長用のスキル。いやいやどこまで成長すんねんっていう話です。

追加の住居配置で成長できるのはシンプルに強い。こういう成長用能力カードを持っているお陰で、成長時の住居配置の湿地と森への配置制限が全然苦になりません。

序盤はモリモリ成長させていき、ふと気づくともう住居配置は良いやってなって、下の恐怖効果を使い始めるやつ。恐怖効果も3恐怖と中々のもの。

固有カード:茂みに埋め尽くされた畑
効果:町1を押し出す。もしくはダハン3を押し出す。

ここにはもう住めない、ってなってダハンや敵の町を追い出すやつ。

森霊は防御能力が高いのでダハン制御は必要な能力。町の押し出しはあまり使うことが無い気がする。建築されたばかりの町を追い出す感じに使うかな。

他のカードと比べるとこの精霊にしては地味な能力だが、ないとそれなりに困りそうな縁の下の力持ち。

固有カード:真水の流れのせき止め
効果:町か都市に1ダメージ。山か砂漠なら代わりに町と都市両方に1ダメージ。

追い討ち森パンチ。

単体で使用するとただの1ダメージなので当然弱すぎるが、先天能力と組み合わせると合計2点・3点ダメージを生み出して、町や都市を破壊可能になる。

このカードがあるので、町は勿論のこと、大して成長しきらなくても敵の最高戦力である都市に対処しやすい。

山か砂漠なら攻撃範囲が広がるが、あまり活躍する機会はない。

森の精霊 簡単な攻略とコツ

毎ターンガンガン住居を置いて成長できるため、そこまで迷うことは無いはず。

初手は「精霊力3+能力カード1枚」獲得の成長の方が筋は良さそうですが、「射程1住居1+使用カード枚数+1」の方でも全然悪くない。つまりどっちでも問題ないと思いますね(笑)

森のエレメントを早めに開放しておきたいので、個人的には住居配置を優先したくなっちゃいますが、初手だと能力カード使用枚数+1が意味なくなることが多いですね。能力カードで成長させていきたいならある程度精霊力が必要なので、やはり「精霊力3+能力カード1枚」ルートのが良いだろうか?

結局2ターン目は、1ターン目の成長で選択しなかった方を選択すると思うので、その結果はそこまで変わらないと思いますね。

聖域なら敵の攻撃をスキップできるという非常に強力な能力を持っているため、敵が略奪してきそうな土地に住居を展開していくのが基本行動になります。

森パンチも射程0の攻撃なので、敵がいる土地に住居を配置しなければなりません。

聖域が必要な能力は多くないので、聖域を破壊することによる略奪スキップはガンガンやっていって良いでしょう。場合によっては建築させない方が良いこともあるので、どちらをスキップするかは状況次第ですね。

ダハン制御の能力と防御能力を合わせて持っているので、ダハンによる反撃で敵の侵略をつぶしていくのはやりやすいでしょう。ダハンの反撃を意識したプレイはこの精霊に限らず重要です。

森パンチLV2が使えるようになると、2ダメージ与えられるので、都市と町への対処はかなり楽になります。森エレメントが3つ必要で発動条件が厳しいように見えて、精霊力を2回強化すると、森エレメント1が常時解放されるので、これで比較的楽に森パンチLV2を使えるようになります。

兎に角積極的に森パンチを撃っていけるように配置や成長を選択した方が良いですね。

これがあるのでカード使用枚数は2枚で止めておいて、精霊力強化の方をしていくのが良いです。まあ毎ターンモリモリ成長していくので、カード使用枚数も自ずと強化されていくとは思いますが。

森霊は森パンチ以外の攻撃能力を持たないため、それ以外の攻撃は獲得する能力カードに依存します。ただ、能力カードの獲得自体は非常に簡単に出来てしまう精霊なので、さほど困ることは無いでしょう。

マルチプレイでは、他の精霊の土地に侵食していって、絶対防御を発動してあげると大感謝されること間違いなしでしょう。土地が広い分発動機会は多いですが、住居が壊れても番外から戻ってくる特殊ルールを持っているため、全く問題ありません。

住居配置1出来る補助カードも非常に便利で、序盤の苦しい展開の時の救世主になります。

防御に成長に、森霊がいると他の精霊はかなり助かると思います。

森の精霊 レビュー

  • 強さ:★★
  • 好み:★★★★★

基本セット最強精霊

初心者が使ってもわかるその強さ。圧倒的な成長力とその防衛能力で敵の侵略に難なく対処できます。攻撃も全然弱くはなく、得意の森パンチで町や都市に簡単に対応できます。優秀な成長速度に加えて攻めも守りも優秀ってどうなっとんじゃいって感じですね。

脳死状態で適当プレイしてもそれなりに何とかなる精霊の1人です。影の精霊もそうですが、この精霊も個人的には負け知らずです。

同じ防御が得意な精霊「岩男」と違って「森霊」は成長速度がもの凄いので、他のプレイヤーの土地にもドンドン進出して守るプレイが可能です。ソロとマルチともに死角が無いですね。

遠征隊への対応能力は確かにダハンに頼るしかなく不足しているといえますが、遠征隊程度なら追加で得た能力カードで簡単に対処可能ですし、もし遠征隊から町が建ったとしてそれなりに簡単に対処出来てしまいます。最終的な攻撃力不足の点は各大能力カード獲得で補いたいところ。

やはり最も魅力的で素晴らしいのは毎ターン住居が必ず置けて、毎ターン成長する楽しさを味わえるということですね。やはり精霊が土地を置いて成長して強くなっていくことが、このゲームの楽しさの1つなので楽しさの点でも抜かりなし。

初心者がプレイしても、何をして良いか良くわからなくてボコボコになる…ということは無い精霊ですね。毎ターン何をしなくても成長はしていきますし、いざとなれば能力で敵の略奪をスキップできるし、兎に角難しさが無い上にやることもシンプルで強く、初心者にもお勧めできる精霊でしょう。

初心者が始めてのプレイで下手な初心者精霊を使うよりよほど活躍してくれます

抜かりなく勝利したいならこの精霊が鉄板でしょう。


以上、森の精霊である森霊の紹介でした。

次はいよいよ上級精霊を紹介していきます。

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