ミレニアムブレードの紹介記事続きます。
今回はミレニアムブレードに登場するカードの基本的な能力の紹介と、このゲームの醍醐味でもある各種カードパックの特徴を紹介していきます。
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ミレニアムブレード カードの能力紹介
アクション
「アクション」効果は、各プレイヤー1ターンに1度しか使えません。
使用したいカードのアクションの効果を発動させた後、そのカードは裏返しになります。
裏返しにするため一度しか発動させられませんが、その分強力な効果を持つカードも多いです。
しかし逆に裏返すだけの価値が無い能力も多いという印象です。
プレイ
「プレイ」はシングルカードを場に出した瞬間に発動する効果です。
場に出した瞬間に「9RPを得る」といったシンプルな効果を持つものから「左隣のカードのレーティングの2倍のRPを得る」といったコンボ前提のものまで実に様々です。
多くのシングルカードが持つ最もオーソドックスな能力でしょう。
リバース
「リバース」はシングルカードが裏返しにされた瞬間に発動する効果です。
裏返しになるとそのカードは通常何の能力も持たなくなりますが、その際に何らかの能力が発動します。
リバースされると「20RP得る」というシンプルなものから「各相手のカードも1枚裏返す」という攻撃的なものなど様々です。
裏返しになるタイミングは、他プレイヤーからのアタックだったり、自分のカードの効果だったりと様々です。
「アクション」の能力を使用したカードも裏向きになります。
「リバース」は旧版での能力名が「フリップ」となっており、最新の日本語版でもプレイヤーボードにその名残が誤植として残っています。
トップ
自分のプレイエリアの中で、そのカードが最も右に置かれた表側カードの場合に発動します。
比較的レアな能力のようですが、その分強力な効果を持つものも多いです。
裏返しを上手く使ったり手番をパスして、トップ効果を維持したりすると、技あり。
ちなみにトップカードのレーティングはクラッシュ時の比較対象になるので注意。
得点
得点フェイズ(バトルで全員がパスし終わった後)にこの能力を持つカードが表面であれば効果が発動します。
その名前の通り得点に関係する能力で、得点フェイズに特定の条件を満たした場合に、比較的大きい得点が得られるカードが多いです。
かなり多くのカードがこの能力を持っています。
「両隣のカードよりもレーティングが高ければ18RP」とか「自分の裏向きカード1枚に付き6RP」とか、上手くコンボできればかなり高得点を狙えます。
持続
そのカードが表面である限り発揮し続ける効果です。
「アクションする毎に5RP得る」など自分の場にプラスの永続効果をもたらす能力や「クラッシュに負けたら裏返す」など何らかの制約になっている場合があります。
ネクスト
自分が次のカードをプレイした後に発動します。
この能力を持っているカードが少ないレアな能力です。
未だに使ったことがありません。
クラッシュ
他プレイヤーとバトルでぶつかり合う能力です。成功した人に何らかの恩恵がもたらされたり、失敗した人に何らかのペナルティがある能力です。
クラッシュする場合は、自分のトップカードのレーティング(星の数字)に、ショップのデッキトップをめくってそのレーティングを足します。これをクラッシュ対象の全プレイヤーが実施して、レーティングの数字を競います。
それだけです。
この能力でめくられたカードは共通の市場ゾーンに配置されます。こうやって市場ゾーンに置かれたカードを参照する能力のカードもいくつか存在します。
クラッシュは大体アクションから発動するので、自分のカードは裏向きになりますが、クラッシュに失敗すると相手にメリットを与えてしまうこともあるため、それなりに使い方は難しい気がしています。
擬態
特定のパックにのみ入っている能力です。
種族と属性が、左隣の表になったカードと同じ種族と属性になります。
場のカードを全て同じ種族化して連鎖で高得点を狙うという使い方が出来ます。
射出
レーティング+1トークンを別のカードに置くことが出来る能力です。
これにより例えば10以上のかなり高レーティングを持つカードを場に置くことが出来ます。更にそこからレーティング参照の能力を使って立ち回ることが出来ます。
こちらもアクション効果ですが、果たしてカードを裏返してまで☆トークンを3つ置くことに価値があるかが若干怪しい気がしています。上手くコンボしないと厳しいでしょう。
ちょこまか
自分の場の6か所任意のシングルカードの位置にこのカードを挿入できます。
挿入されたカードは右に押し出されます。
その他
ミレニアムブレードには他にも様々な固有能力を持つカードが登場します。
是非プレイして確認してみてください。
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カードパックの特徴
ここからは各種カードパックの特徴を紹介します。
全て紹介するのは大変なので、説明書で初めてのプレイでおススメされている組み合わせのパックに絞って特徴を紹介したいと思います。
基本セット
3コストである基本セットはどのゲームでも必ず入れられる基本的なカード群です。
6属性のわかりやすい能力のカードが満遍なく入っています。スターターデッキに含まれているようなかなりシンプルなカードも入っています。また、基本的な能力を持つアクセサリーやデッキケースが多いです。
稀に高レーティングのシングル・アクセサリー・デッキケースが入っていますが、これらは全て希少なレアカード扱いです。GETしたら取り合えず使ってみることを検討しましょう。
基本セットは、安い上にシンプルな効果が多いので、取り合えずで購入し安いカードです。というよりこれより安いカードパックは存在しないので、必然的に手を出すことになると思います。
3金という値段に対して、値段以上のレーティングのカードの割合が多いな気がします。買って売るだけで他のパックより利益が出やすいのではないでしょうか。
また、安いので大量に買ってプロモ交換の対象にしてしまうのも良いですね。
拡張:フィスト・オブ・スチール
格闘軍団。
プレイ時のプチRPの獲得と、クラッシュ勝利による大きなRP獲得が可能。
他のプレイヤーと拳でバトル。買ったら報奨の高得点が貰える。とかそんな感じ。
クラッシュしようとして自分のカードはアクションで裏返すのに、相手に負けると相手に得点が入ることもあるので、実は使い方が難しい。
拡張:地獄のオーバリ
ロボット軍団。
自身の両隣のカードを参照して高得点を狙うプチコンボ型。
ロボットが合体して高得点という感じ。合体してもそこまで大量得点ではないという説も。
拡張:ラバーダック・メイド・クルセイダーズR
メイド戦士軍団。
自身の場のカードの属性と種族を参照して高得点を狙うコンボ型。
メイド戦士が自分の種族・属性と同じ力を集めてパワーアップして高得点という感じ。
同じシリーズのカード内で相乗効果があり、かなり強いセットの印象。
拡張:千夜一夜物語
著作権を気にしなくてよいのかそのまんまアラジン。
自身の場の多様性を参照して高得点を狙うコンボ型。
拡張:ノームズランド
7人の小人???
リバース効果で高得点を狙うリバースデッキが組める。
根暗な小人たちは裏面に引っ込むと高得点。
プレミア:カード・マギカ
まどマギ???全然違う気もするが。
ショップデッキの一番上を参照して発動する効果が多数。
バトル開始後にもショップデッキを使用するというのは中々面白い仕組みです。
プレミア:紀元2400年
荒野のならず者的な感じ。
+40点のような高得点能力と、-40点のような高失点能力を併せ持つカードが多数。何も考えずに使うだけだと±0の超弱いカードだらけ。高失点を打ち消すコンボ前提の能力になっている。
荒野の決闘は勝利と敗北表裏一体の高得点という感じ。
プレミア:ゼンマイ仕掛けの帝国
自分の手札の多様性を参照して高得点を狙う。アンチカードも同梱されている(笑)
プレミア:開かれしパンドラの箱
左隣のカードをコピーして変化する擬態能力が特徴。使い方が難しそう。
擬態するパンドラの箱。
マスター:破滅の交響曲
歴史的著名人パック。ジョンレモンワラタ(笑)
パックのセットを参照するカードが多い。
マスター:銀河の車掌車
日本語名は銀河鉄道っぽいが、絵柄と中身はスターウォーズ??
他のカードに+レーティングトークンを置く効果のカードが多数。+レーティングを溜めまくって何かをやるのは面白そうですね。
スターウォーズだけに星トークンってことか。
何度か使ってみたは良いが、全然使いこなせないシリーズ。
マスター:006 プラスワン
そのまんまジェームズボンド007
トップ能力持ち多数。他プレイヤーとのインタラクションが強いが、上手くいけば平均以上のRPを得ることが可能。
銅プロモ:ヒーローの最終伝説
各属性のヒーローたち。シンプルな能力の高レーティングカード群。
良く見ると日本語タイトルが何かの手違いっぽい感じで印刷されている(笑)
大体コレクション行になる。
銀プロモ:プリンセス・ブレイド
何故かパック面まで日本語名になっている数少ないパック。パックの面も日本語表記になっている方が正直有難い・・・
各種族の女王たちが登場。シンプルに各種族カードに高RPを与えてくれる。
こちらも大体コレクション行に…
金プロモ:精霊竜王
各属性のドラゴンの王達が登場。シンプルに各属性カードに高RPを与えてくれる。
大体コレクショ…
賞品銅プロモ:エレメンタルブレード
非常に強力なクラッシュ武器。効果も得られるRPも一回り大きい。
何故か負けた方が有利になったり、勝った方が不利になったりする、あべこべソードも入っている。
賞品銀プロモ:封印されし宝箱
宝箱の正体は、条件は難しく特殊で強力なデッキケース。
以上、ミレニアムブレードの能力とパック紹介でした。どのパックを使ってどういうデッキを組むか。頭を悩ませてプレイするのは非常に楽しいですね。使用しなかったパックを使ってみたくなること間違いないでしょう。
ミレニアムブレードそのものの拡張も日本語化されないものでしょうか。何れ入手したいものですね。
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>> 「アクション」の効果を発動するには、「アクション」という能力を持つカードを裏返しにすればOKです。
誤解を与えうる表現だと思います。
正しくは
①アクション効果の使用を宣言
②アクション効果の処理
③使ったカードを裏返す
なので、発動・処理時には表向きの状態です。
>ぼーずさん
早速のコメントありがとうございます。
発動時は表向きであるという点は意味ありそうですね。
折角ご指摘いただいたので直しておきます。
持続:このカードは左隣の★6以下の〇のカードのコピーである
と言うカードが色々あると思いますがこのカードは種族、属性を参照する時には
どういう扱いになるのでしょうか?
左隣のカードと同一の種族、属性になるのか、それともこのコピーできるカードの元の種族、属性になるのか。
得点で何種族あれば系で参照する時にどういう扱いになるか疑問に思っていました。
良ければご教授頂ければ幸いです。
>一般ハムスターさん
コメントありがとうございます。
私はそういう類のカードは「同じカードが2枚ある」という状態と同じに扱っていました。なので種族・属性も同じになるですね。
私もミレニアムブレードは始めたばかりで、すみませんがそれが本当に正しいルールかはわかりません。
返信ありがとうございます。
調べてみたところTEENOさんの仰る通り全て同じカードとして扱うのが正しいみたいでした。
また何かあれば相談させていただくことがあるかもしれません。
その時はよろしくお願いいたします。
>一般ハムスターさん
なるほど。完全コピーが正しかったようで良かったです。
私も詳しいわけではありませんが、また何かあればお気軽にどうぞ。