今回はパズル型ボードゲームの傑作「ウボンゴ 」を紹介します。
パズル系のボードゲームは数多くあれど、この「ウボンゴ」は個人的に非常におすすめのボードゲームの1つです。
私は一度プレイしてからドハマリしました。未プレイの方は是非チェックすることをお勧めします。
最近ではTVで紹介されたようで、ボードゲームを普段遊ばない人の認知度もかなり上がっている作品です。
そんなボードゲーム「ウボンゴ」のゲームルールとレビューになります。
↓看板に偽りなし。パズル型ボードゲームの最高傑作
ウボンゴ 基本情報
デザイン | システム:Grzegorz Rejchtman |
---|---|
プレイ時間 | 約25分 |
プレイ人数 | 1~4人 |
対象年齢 | 8才以上 |
版元 | KOSMOS |
日本語版 販売 | GP |
日本語版 発売日 | 2017年 |
希望小売価格 | 4,640円(税込) |
ウボンゴスタンダード版 ゲーム概要
脳トレパズル + わいわいボードゲーム
世界で数多くのゲーム賞を受賞したパズルボードゲームの決定版「ウボンゴ スタンダード版」の完全日本語版です。
スワヒリ語で「脳」という意味を持つゲームで、脳トレの”パズルゲーム”に、みんなで楽しめる“ボードゲーム”が合わさったパズルボードゲームです。
ファミリーでも、わいわい楽しみながら脳トレができます。
海外では小中学校でも脳トレの教材として導入されているゲームです。
GP公式HP
ウボンゴは、老若男女問わずだれでも楽しめるパズル系ボードゲームです。
初めてこのボードゲームを見た方はこう思うかもしれません。
「ウボンゴ!!」
何だこれは…なんていう響きだ…と。
私もヨドバシカメラの店頭でこのボードゲームを目にした時、まさにそう感じましたが、その直感は決して間違っていませんでした。
個人的にはゴリラがドラミングして叫んでいる、そんな感じのイメージもあります(笑)。「ウーマンボ」みたいなリズミカルな響きです。
このゲームでパズルを完成させた人は、誰よりも早く「ウボンゴ!」と叫ぶ必要があります。
ウボンゴ=勝利の雄たけび・・・
と、まあここまでウボンゴ推ししてきましたが、実は特別な意味が込められているとかではなく…
スワヒリ語でウボンゴは「脳」という意味です。パズルゲームなので頭使えってことですね(笑)
このボードゲームでやることは非常にシンプル。
制限時間以内に、お題ボードの枠に、手元のテトリスのような3,4つのピースをピッタリ収められれば完成。
「ウボンゴ!」って叫びます。
先に完成させた方が高得点。簡単に言えば、基本的にこれを繰り返すだけです。
これだけだとただのパズルゲームですが、良い感じにルールに味付けがされており、これが、ウボンゴのウボンゴたるゆえんになります。
ウボンゴ ルール紹介
ここからがウボンゴのルール詳細になります。
このゲームは非常にシンプルで難しいルールはありません。
如何にこのボードゲームが魅力的で面白いかをご紹介できればと思います。
セットアップ
プレイヤーは全員、12種類のテトリスのようなパズルのピースを受け取ります。
全員が同じ種類のものを1個ずつ持っています。
パズルのお題は脇に置いておきます。
表面がノーマルモードで3ピースの問題。裏面がハードモードで4ピースの問題。
個人的には3ピースは簡単すぎるので4ピースを使うのをお勧めしますが、子供と遊ぶ時などは3ピースでやらせてあげるのが良いでしょう。
これで準備OKです。
ゲームの流れ
お題の確保
大量のお題ボードの山から、各プレイヤー1枚ずつ手にしてゲームスタートです。
お題ボードは全てユニークで同じお題はありません。
配られたボードによってどういう問題かが異なり毎回新鮮なプレイが可能になります。
これが凄い中毒性になります。
ガンガン解かせてくれ!ってなること間違いなし。
問題の決定
お題ボードを受け取ったら、次に誰かがサイコロを振ります。
このサイコロに動物の絵柄が描かれています。お題ボードには動物の絵柄と使用するピースの組み合わせが描かれています。
「像」の絵柄だったら「赤・青・緑のピースを使う」と言ったように描かれています。
つまり、同じ問題でもサイコロの出目によって違うピースを使用して問題を解くことになります。
同じ問題でも、サイコロの出目によって異なるピースを使用することになります。
パズル開始
砂時計をさかさまにして、全員でパズルを解き始めます。制限時間は1分です。
指示されたパーツを全て使用すると、お題ボードのマスが全て埋まるようになっています。
頑張って頭を使って埋めていきましょう。
先ほど書いた通りですが、パズルが解けたら心から力を込めて「ウボンゴ!」と叫びましょう。
時間内に解けない場合は当然ながら失敗になります。
パズルを解くのには時間制限があります。焦って解けなくなるなどはしょっちゅうあります。
成功失敗で報酬が変わってくるため、皆夢中になって無心にパズルを解くことになります
問題の違いやダイス目の違い、そして自分の直感の違いなどによって、嘘のように簡単に解ける問題もあれば、間違ってるんじゃないかと言いたくなる位全然解けない問題もあります。
得点の獲得
パズル解けたプレイヤーは宝石(ウボンゴ石というらしいです)を順にGETしていきこれが得点になります。
早く解いた方が高得点のため、スピード競技のように夢中になって遊べます。
成功すれば得点がもらえて、ランダムボーナスで逆転のチャンスもあるので、負けてても最後まで諦めないで遊べます。
解いたのが早い順に高得点がもらえるわけですが、ビリでも解けば得点がもらえるので夢中になって解くことになります。
また、解いたプレイヤーにはランダムでボーナス石が手に入ります。これは解いた順に依らず貰えるもので場合によっては、ここでトップに追いつくなんてことも普通にあります。
諦めずに最後まで解くことに専念させるようになっています。
ここまでが1ラウンドです。
次のラウンドもお題ボードを各プレイヤーが受け取って最初から開始します。
ゲーム終了と勝利条件
このお題の早解きを、一定回数ゲーム終了まで繰り返します。
基本的にはお題ボードを使い切るまでやったらゲーム終了。
ゲーム終了時にGETした宝石の勝利点合計が最も多いプレイヤーの勝ち!!
真のウボンゴマスターが誕生するというわけです。
ウボンゴ ボードゲームレビュー
ウボンゴのレビューになります。
最高に面白いパズルゲーム
ヨドバシカメラの店頭で見かけてずっと気になっていた本作品。
赤いパッケージとタイトルのインパクトが印象的でした。
ただし、当時は何となく、パズルゲーム=子供のゲーム、みたいな先入観があり中々プレイすることはありませんでした。
しかし、あまりにも店頭でウボンゴ推しされていたため、遂にやってしまったというわけです。
感想は・・・超面白い、という結論でした(笑)
正直舐めてましたが、非常にいい意味で裏切られたボードゲームです。
パズル型ゲームの決定版
パッケージには「数々のゲーム賞を受賞したパズル型ゲームの決定版」と描かれているわけですが、これは嘘偽りないと思います。
私は家でボードゲーム大会を開くことがあるのですが、パズル部門として大会の種目の1つにエントリーされましたね。
私は運と実力が丁度良いボードゲームが好きなのですが、こういう時間にせかされるアトラクションなボードゲームも面白いですね。
ただのパズルゲームではなく、非常に工夫された面白ポイントが沢山あって、製作者は良く考えてるなと感心します。
老若男女どんな方でも楽しめるボードゲームと言えます。
ルールのベースはわかりやすく、ひたすらパズルを解ければ良い、というのも導入が簡単で万人受けするポイントですね。
しっかり頭を使うポイントあり
ウボンゴは、ただの運ゲームやパズルゲームというわけではなく、それなりに頭を使えば効率的に解くことが出来るようになっています。
どう考えてここにしかハマらないというピースもあるので、そういう点を抑えて考えてみると、しっかり解きやすく出来ています。
各種ウボンゴシリーズの存在
ウボンゴは沢山のシリーズ作品が発売されています。
Z軸方向を使った高難易度版のウボンゴ3Dや、四角形以上の多角形パズルやら、予想以上の拡張性の高さに驚きますね。自分にあったものを選ぶのが良いでしょう。
基本の面白さはこのウボンゴスタンダードに集約されていると考えてよいので、まずはこのウボンゴスタンダードを遊んでみることをお勧めします。どの指示のピースでも、そのお題が解けるようになっているのがこれまた凄いです。
どのお題ボードも6種類のピースの組み合わせで解けるため、プレイする毎に毎回新鮮にプレイが可能です。
ちなみに私が次におすすめしたいのは「ウボンゴ3D」です。Z軸が追加されてパズルの難易度が跳ね上がります。
ノーマル版ウボンゴに慣れてきたら、是非ウボンゴ3Dで遊んでみると歯ごたえを感じて楽しめると思います。ちなみにウボンゴ3Dは、10分以上考えてもわからない問題が多発します(笑)。
総合評価
おすすめ度は文句なしに5点満点中5点です。
ドイツ年間ボードゲーム大賞になっても正直おかしくないレベルで面白いボードゲームだと思います。昨今のドイツ年間ボードゲーム大賞を見ると特にそう思います。
それくらい万人受けすると思うし、面白さがずば抜けています。
終わりに
パズル型ボードゲームの最高傑作の1つ「ウボンゴ」の紹介でした。
見た目に騙されるかもしれませんが、比較的万人受けの良いボードゲームだと思います。未プレイの方は絶対にプレイしてみて欲しいボードゲームの1つです。
今回はパズル型ボードゲームの傑作「ウボンゴ 」を紹介します。
パズル系のボードゲームは数多くあれど、この「ウボンゴ」は個人的に非常におすすめのボードゲームの1つです。
私は一度プレイしてからドハマリしました。未プレイの方は是非チェックすることをお勧めします。
最近ではTVで紹介されたようで、ボードゲームを普段遊ばない人の認知度もかなり上がっている作品です。
そんなボードゲーム「ウボンゴ」のゲームルールとレビューになります。
↓看板に偽りなし。パズル型ボードゲームの最高傑作
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