ドミニオン異郷の第二版が発売になります。
ドミニオン第二版ラッシュが凄すぎますね(笑)。
日本語版もホビージャパンさんより無事発売することになりました。新カードも出てきているので、全てレビューしていきたいと思います。
また、今回も驚くほど当たらなかった発売前削除カード予想も併せて載せてあります。
【ニュース】ドミニオン異郷の第二版が発売決定
ドミニオン異郷の第二版が発売されることになりました。
海外のニュースとして発表されていますが、日本語版も無事ホビージャパンさんから発売となります。
Dominion Hinterland Second Edition (BGG)
9種類の王国カードが追加され、削除されるカードも9種類。
また、英語版ではアップデートパックとして、本拡張第二版で追加されるカードだけが入った製品も発売されるとのこと。初版を持っている人向けのカードですね。ただ、日本語版はアップデートパック系は発売されてきていないので、難しいかもしれません。
ドミニオン異郷とは?
ドミニオン異郷はドミニオンシリーズの第六拡張です。
獲得時に即時何らかの効果が発動する「獲得時効果」を初めて採用した拡張です。また、リアクション財宝などこれまでになかった組み合わせのタイプも登場します。
ただ、これ以降の拡張で同様の獲得時効果を持つカードは出ておらず、デザイナーがカードバランスを取るのが難しかったという印象があります。
購入即時効果は、のちの第二世代ドミニオンで「イベントカード」として採用されてますね。なのでそことの差別化が難しい気もします。
ということでドミニオン異郷第二版となり、一体どのようにテコ入れされるのか。かなり期待が高まる拡張になっています。
ちなみに異郷は、海辺と並んで非常に取っつきやすいため、初心者におすすめの拡張の1つになっています。私個人のドミニオン拡張おすすめランキング2位の拡張です。
ドミニオン異郷第二版で削除されるカードの事前予想と結果
ドミニオン異郷第二版で削除されるカードを予想していきます。
ドミニオン異郷は、まったりした初心者向きなおすすめ拡張なのは間違いが無いのですが、使いづらいバランスの悪いカードもいくつかあったのは覚えています。
なのでそれらのカードはしっかりテコ入れが入ると予想します。
これまでの傾向として、第二版で削除されるカード+1枚が、第二版で追加されるカードなので、今回は8枚削除になると思います。
では見ていきましょう。
公爵夫人
- 2コスト。+2金。全員のデッキトップを見て捨てるかを選択。公領獲得したらこのカードを獲得可能。
かなりひどい効果のカード。
1アクション消費して2コスト2金は、多くの場合パワー不足。デッキトップ見る系は得てして弱い。
公領獲得したときにこんな弱いカード要らない。。。
ということで、何でこんな効果になったのかさっぱりわからないカード。
間違いなく削除されるでしょう。
第二版の結果:
予想通り削除となりました。まあ妥当ですね。
愚者の黄金
- 2コストリアクション財宝。+1金。2枚目からは+4金。リアクションで他プレイヤーが属州獲得すると、これを破棄して金貨をデッキトップに置く
2コストにしては異常にカードパワーの高いカード。
極端な話、このカードばかり買うだけでも、十分に戦略として成立する。
3枚手札に来たら+9金で属州ですからね。。。流石に強すぎるでしょ。2枚でも+5金で十分強い。
リアクションも非常に強力で、2コストカードが金貨に変わっていく。後半はガンガン金貨にしていくと良い。
ということで、こればかり買うような面白みのないゲームになるので、削除されると予想します。
第二版の結果:
愚者の黄金は削除されずでした。強すぎるが特徴的でもあるので残りましたね。
開発
- 3コスト。手札1枚破棄して、+1コストと-1コストのカードを1枚ずつ獲得する。獲得カードはデッキトップに置く
改築シリーズ。。なのですが、ものすごく使い勝手が悪い。
改築シリーズに求められるのは、破棄と強化能力ですが、破棄はチマチマ1枚破棄が関の山。強化も下手したらー1コストで要らないカードをもらうことに。
+1コストでは金貨⇒属州のような強化も出来ない。
流石に弱すぎてテコ入れが入ると予想します。
第二版の結果:
何と削除されず。正直よわよわだと思うんだけどな。
オアシス
- 3コスト。+ドロー+1アクション+1金。手札1枚捨てる
3コストとしてボチボチな気もしますが、手札1枚捨てが結構厳しく、あまり購入されない印象。
シンプルな効果なので、3コスト相応ということで、これは残るかもしれません。
第二版の結果:
こちらはシンプルな効果で削除されませんでした。まあこのカードは削除されなくてもそこまで驚きではないですね。
義賊
- 4コスト。+1金。他プレイヤーのデッキトップ2枚を公開。金貨が銀貨なら1枚選んで破棄。そのカードを獲得できる。財宝カードを公開しなかった場合は銅貨を押し付ける。獲得時にも同じ効果を発動。
基本セットのドロボウが弱すぎて、ここまで改良を重ねてきた賊シリーズですが、改良後だとしてもこのカードはイマイチ強くない。
+2金位あっても良かったですね。
基本セットの「山賊」の効果を見ればわかるように、賊シリーズはあれくらいの高威力じゃないと使い物にならない、ということがわかってきたということでしょう。
泥棒が居なくなり、海賊船もいなくなり、デッキトップをめくって財宝を破棄&獲得する賊シリーズのカードは、第二版では軒並み削除になると思いますね。
第二版の結果:
予想通りのスタメン落ち。第一版の賊シリーズはこれでほぼ全てテコ入れが入りましたね。何とか使えるように調整しようとした結果が伺える義賊でしたが、銀貨や金貨は相手から盗むより自分で買った方が効率良いんですよね。
暗黒時代の盗賊が残っていますが、あれも削除になるでしょうか。
埋蔵金
- 5コスト財宝。+3金。獲得時に銅貨2枚獲得。
5コストの特殊財宝はあと+1コストで金貨になるので、効果のバランスが難しい印象。
このカードは金貨の効果にお邪魔銅貨をつけることでバランスを取っています。
ただ、効果として面白みが全くないのと、一旦金貨を買い始めるとまた金貨を買うのはたやすいので、このカードは見向きもされなくなっていく。
庭園のような特殊勝利点のために、大量に銅貨を集める用途には使えるが、今度は逆にこのカードばかりを買うようになりこれまた面白みがない。
ということでテコ入れ対象かと思います。
第二版の結果:
こちらは削除になりました。5コストにしてはちょっと弱すぎたか。あとは初期デッキ以外で銅貨をサプライに用意しなければならなくなって、準備が面倒なのも削除原因でしょうか。
官吏
- 5コスト。+3金。手札1枚をデッキトップに戻す。獲得時にプレイエリアの財宝カード全てをデッキトップに置く。
5コスト+3金は、異郷発売当時としては珍しい効果で、+3金はそれなりに強い印象もあった。
しかし、今の環境を見てみると5コストカードに+3金なぞ当たり前のようについていて、別に全然珍しくない。
+3金だと強いと判断されたのか、デッキトップに戻すデメリットが付いてしまっている。
また、全ての財宝カードをデッキトップに置いても、これを獲得=5金くらいしかないわけで、銅貨や銀貨を置くのが関の山。そもそもこのカード欲しくない。。
ということで明確にイマイチなカードでした。
第二版の結果:
こちらも削除。+3金はおいておいて、それ以外の効果が弱すぎるんですよね。何かに使えそうな変わった効果を持ってますが、大したコンボも作られず、イマイチなカードとしてそのまま退場となりました。
宿屋
- 5コスト。2ドロー2アクション2枚捨て。このカード獲得時に捨て札の好きなアクションをデッキに加えてシャッフル
通常効果は5コストにしては弱い。それを補うために購入時即時効果を持たせたのだと思うが、購入時効果も別に強くない。
総じて面白いがあまり買われることのないカード。
第二版の結果:
何と宿屋は残りました。流石にこれを削除しては、購入時効果カードが減りすぎるということでしょうか。正直残っていてもあまり使われないカードな気がするけどどうなんだろうか。。。
ここからは、私は予想していなかったが削除となったカード群
シルクロード
- 4コスト勝利点。勝利点カード4枚につき1勝利点
なんと4コストの特殊勝利点シリーズのカードが削除されました。これは珍しい。4枚1勝利点ですが、狙えば結構簡単に3勝利点に達するカードで、普通に4・5勝利点になることも。
流石に他のカードに比べると強すぎるということで、削除になったのかもしれません。あとは買いやすい安い特殊勝利点カードも大量に出てきているので、相対的に価値が上がってしまっている現状もあるでしょう。
神託
- 3コストアタック。全員のデッキ2枚を公開し、戻すか捨てるか選択。+2ドロー
これも意外な削除。あまり強くないアタックカードな印象でしたが、そこまで弱い印象もありませんでした。
3コスト相応の効果だと思いますが、どうなんだろう。3コストって銀貨と比べられてしまうので、相対的にイマイチということだろうか。効果的なアタックやドローを狙うならこのカードではなく、4,5コストのカードを使う、なのであまりサプライにあっても買われないってことですかね。
遊牧民の野営地
- 4コスト。+2金+1購入。購入時にデッキトップに置く。
これはまあ削除されてもおかしくないカードの1つでしょうね。
ぼどろぐのドミニオン記事を読まれている方なら、どのカードが引き合いに出てくるか想像つくでしょうが、そう、あの「木こり」と同じ効果です。
「木こり」は基本セット第一版に収録されていたカードで、3コストで「+2金+1購入」という絶望的な効果のため、弱すぎて第二版では当然削除対象となりましたが、今でもその効果だけは語り継がれている伝説のカードです。
そんな木こり同等の効果を持つこのカードですが、購入時にいきなりデッキトップに行くというのがポイントで、通常のドミニオンだと3/4金スタートか2/5金スタートとなりますが、このカードを4金初手で買うことで、4, 5金スタートみたいな形も出てきたわけです。
2ターン目に5金カードを買えるというのはかなり強い立ち上がりで、そういう意味でこのカードはそれなりに戦略的に使われることもあるカードだったと思います。
惜しむらくは1,2ターン目以外は効果が薄く、木こり同様に買われない傾向にあったということです。
大使館
- 5コスト。+5ドロー3枚捨て。獲得時に他プレイヤーは銀貨獲得
何と大使館が削除。これは明らかに強カードだったための削除でしょう。効果はまさかの5ドロー。ドミニオンの歴史上、カードの効果で確定5ドローが可能なのはこのカードだけではないでしょうか。異郷屈指の強烈なフィニッシャーカードでした。
当然強すぎるので、3枚捨てと他プレイヤーへの銀貨獲得というデメリットがついていますが、デメリットが全く気にならないレベルで、強烈な効果なカードです。
5枚引いて、引いたカードから3枚捨てるなら、もう少し弱かったでしょうが、5枚引いて手札から3枚捨てなので、結構なケースで大して痛くないことの方が多いですね。
他プレイヤーへの銀貨プレゼントも良くわからない中途半端な印象で、思い切って削除されたのでしょう。
不正利得
- 5コスト財宝。1金。銅貨1を手札に入れても良い。獲得時に他プレイヤーは呪い1獲得
これもビックリ。不正利得が削除。アタックカードではないので獲得するだけでほぼ確実に相手に呪いを発射できるカード。
財宝カードとしても1金もしくは銅貨獲得で2金として使用出来て、まあそこまで弱くはない印象。
呪い発射カードは基本的に強カード。このカードも強カードでした。強いけど強すぎるわけでは無いですし、正直よくわからないテコ入れですね。
ドミニオン異郷第二版で追加されるカード
ここからはドミニオン異郷第二版で追加されるカードになります。
Guard Dog(番犬)
- コスト3
- アクションーリアクション
- 効果:2ドロー、ドロー後に手札が5枚以下なら更に2ドロー
- リアクション:アタックカードを使用されたら、その前に使用しても良い
おなじみ2ドローのリアクション。ドミニオンのリアクションは、2ドロー効果を持っているものが多い気がします。
民兵などの効果に対してのカウンターになっており、条件付きですが+4ドローまで可能なのは強烈。
リアクションは、時と場合に寄りけりで、民兵前に使っても当然弱いですし、呪いアタックなどに反応できれば1アクション分得することになります。
シンプルですが悪くないカードだと思います。
評価:★★★☆☆
Nomads(遊牧民)
- コスト:4
- アクション
- 効果:+2金+1購入、獲得または破棄時に+2金
何と遊牧民の野営地が削除されたと思ったら、遊牧民が出てきました。効果は安定の木こりシリーズ。
更に思い切った効果で、獲得破棄時に2金得られることに。。。
獲得時2金は、このカードを2金安く購入できるようなものです。6金2購入の時に、これを買って更に4金余ってお買い物ができる、、、が、正直弱いですね。6金あるときに、4金×2を獲得する位なら6金1枚の方が良い気がします。
なので、効果的に使うためのメインは破棄時の2金効果でしょうか。手札を破棄する効果を使用して臨時の2金として使用。。。ってそれは銀貨だったら破棄する必要すらないわけで。手札から破棄だとイマイチで、山札から破棄する「衛兵」のようなカードと組み合わせると使い道が出てきそうですね。改築のようなカードでアップグレードしつつ2金を得るような使い方もあるか。
という感じで、色々調整はされたはいいが、正直あまり強いカードではないというのが正直なところ。
評価:★★☆☆☆
Weaver(機織り)
- コスト:4
- アクションーリアクション
- 効果:銀貨2を獲得。もしくは、コスト4以下のカード1枚獲得
- リアクション:このカードを捨て札にしたときに発動してよい
ばーちゃんが頑張って機織りして、銀貨2枚を稼いでくれました。。。ってカードです。
捨て札にしても頑固に機織りしてくれるばーちゃん。泣けてきますね。
「工房」シリーズの効果を持つカードで、3コストの「工房」に、臨機応変な効果を付与して4コストに。銀貨2枚は比較的良い効果です。
捨て札でガンガン発動できるのも面白く便利な印象です。ですが、所詮「工房」カードなので凄い強いというわけではなく4コストの及第点位のパワーだと思いますね。
評価:★★★☆☆
Trail(小道)
- コスト:4
- アクションーリアクション
- 効果:+1ドロー+1アクション
- リアクション:獲得・破棄・捨て札時にこのカードを使用しても良い
道・・・トレイル・・・
ひたすら+1ドロー+1アクションで続いていく道を表現したカード。
ただのアクションは、アクション継続するだけで当然弱っちいわけですが、リアクション効果が非常に面白い。
獲得して発動、破棄して発動、捨て札にして発動。どんな効果でも発動するので、上手く他のカードと組み合わせることでお手軽にコンボをガンガン発動させることが出来ます。こんな思い切った効果のカードはこのカードが初めてでしょう。
改築するだけで6コストカードを獲得しつつ+1ドロー1アクションですからね。手札を捨てさせられても発動して戻ってきます。工房のようなカードで獲得した場合も良い感じにコンボできます。
使い勝手が良く、ドミニオンの楽しさを味わえる、良い設計のカードだと思います。
評価:★★★★☆
Witch’s Hut(魔女の小屋)
- コスト:5
- アクションーアタック
- 効果:4ドロー2枚捨て。捨てた2枚がアクションなら呪い1発射
魔女が潜む小屋が登場。魔女の効果に色々と条件が付きました。
何と驚異の4ドロー2枚捨て。大使館の劣化版効果ですが、使えばわかりますがこれでも十分強烈です。如何に5ドローできる大使館が壊れカードだったかがわかりますね。
更に捨てた2枚がアクションだったら呪い発射ということで、アクションデッキを構築したり、このカードを沢山買って捨てることで結構簡単に発動します。
魔女より不確実性の高い呪いアタックですが、ドロー効果の方が魔女の比じゃないくらい強いので、普通に強カードの1つです。
評価:★★★★★
Souk(スーク)
- コスト:5
- アクション
- 効果:+7金+1購入。手札1枚につきー1金(最低0)。獲得時に手札を2枚まで破棄しても良い
「スーク」はイスラム教系の市場を表す単語だそうです。
何と驚異の+7金のカード。手札5枚から使うと+3金になり十分強いですし、少し手札を減らすだけで強力な+金を生み出します。
このゲームにアクションを失わずに手札を減らす手段は沢山あるので、それと組み合わせることで簡単に属州の8金に届きます。
素の効果だけでも強いのですが、更に獲得時に手札を破棄できる謎の破棄効果もついており、オマケもばっちり強いということで、文句なしの強カード。
評価:★★★★★
Wheelwright(車大工)
- コスト:5
- アクション
- 効果:+1ドロー+1アクション。手札を1枚捨て札にして、そのコスト以下のアクション1枚獲得しても良い
大工らしく捨てた材料カードから新しいものを作成。
基本的には5コストアクションを増殖するためのカード。
8コストの属州を捨てたら大抵のカードを作成できるわけですが、作成できるのはアクションだけで、強いアクションカードは大抵5金なので、わざわざこのカードの効果で作らなくても良い感じ。更にこのカードを使ってしまうとカードを捨て札にすることになり、それがかなり痛い。
5コストアクションはこのターンに強烈な効果をもたらすために獲得したはずなのですが、このカードの効果で捨ててしまっては本末転倒です。
ということで、正直期待外れな弱さのカードですね。手札を捨て札にしないでOKだったとして、コスト相応くらいじゃなかろうか。
評価:★☆☆☆☆
Cauldron(大釜)
- コスト:5
- 財宝ーアタック
- 効果:2金1購入。このターン3枚目のアクションを獲得したら呪い1発射
魔女の大釜。祈りが成功したら呪いアタックです。
財宝アタックの効果を持つカードはドミニオン初登場ですね。
2金1購入は木こりセットですが、この効果を財宝効果で発動できるのは正直悪くない。4枚あれば属州が買えますし、+購入は欲しい時に無かったりするので、オマケでついてると嬉しいですね。
注目は呪いアタックの発動条件。何とアクション3枚購入というかなり厳しい効果。正直弱いと思うわけですが、このカードを3枚使って2コストアクション3枚獲得、などで発動できます。その瞬間相手には呪いが3発飛ぶわけで、発動出来れば中々なものです。
サプライに呪いアタックがこのカードしかない場合は、強引にでも発動させる価値があり、意外に強いカードかもしれません。呪いアタックが魔女などが入っている場合は、発動条件が厳しいこのカードは勝てないでしょうね。
評価:★★★☆☆
Berserker(バーサーカー)
- コスト:5
- アクションーアタック
- 効果:このカードのコスト未満のカードを1枚獲得。他プレイヤーは手札を3枚になるように捨てる。このカードを獲得した際に他にアクションがプレイされていたら、これを使用しても良い。
ヤバそうな名前と見た目のカードが登場です。バーサーカー。
ただ、肝心のアタック効果は何と「民兵」相当。正直ガッカリですよ。なんかこう、相手の勝利点カード2枚破壊とか暴れてほしかった感じがありますね。
そしてアタック以外の効果は何と4コスト以下のカード1枚獲得。。。ただの工房やん。
+2金の民兵の方が強いまであるガッカリカードです。「工房」に感じる期待外れのガッカリ感を、そのまま感じることのできるカードですね。+2金あれば属州届いたのに・・・ってなること間違いなし。
一応このコスト未満のカードを獲得、となっているので、何らかの方法でこのカードのコストが上がった場合は、獲得できるカードが増えるでしょうか。そんなケース無いですね。なんでこんな効果にしたのやら。
獲得時効果もついていますが、まあオマケ程度ですね。
評価:★★☆☆☆
以上、ドミニオン異郷第二版のカード紹介でした。
こう見てみると、ドミニオン異郷のウリの効果である「購入時に即時発動する」系の効果を持つカードが、軒並み弱すぎることがわかりますね(笑)。
それが以降の拡張で採用されていない理由なのだと思いますが。1度きりの効果、ってこのゲームに置いてバランスとるの絶対難しいですよね。
強くしすぎるとみなそのカードを買うようになるし、弱くしたら今回のように購入時効果含めてもいらないカードってなるし。
異郷は元々大分バランスが良かったのもあり、削除されたカードは結構謎な選定でした。更に追加されたカードもピンとこないものばかりで、調整が難しかったように見えますね。ドミニオン基本セットはあんなに納得感のある調整だったのに(笑)。
元々バランスの良い異郷ですし、バランス調整後も当然良いバランスなのは間違いないです。
ドミニオン好きなら海辺の次におすすめ拡張なのでチェックしてみてください。
ドミニオン第二版ラッシュが止まらない!
次は遂に暗黒時代でしょうか?楽しみですね。
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