名作ボードゲーム「エルドラドを探して」ソロプレイの紹介とプレイ後の感想

今回は名作ボードゲーム「エルドラドを探して」のソロプレイバリアントの紹介と実際にそのルールでプレイしてみた感想を書きたいと思います。

「エルドラドを探して」は基本的に2~4人のゲームで4人ベストです。つまり公式にはソロプレイは非対応なのですが、有志によるソロプレイバリアントを見つけたので紹介したいと思います。

エルドラドを探して ソロプレイバリアント ご紹介

このルールではプレイヤー1人で、オートマ3体と対戦することになります。
つまり全色のコマを使うというわけです。

オートマの移動ルールは超簡単です。
カード類は特に使用しません。

オートマルール1:バリケードまでの最短距離に進路をとる

エルドラドではマップタイルとマップタイルの間にはバリケードタイルが置かれます。

どのオートマも現在地からこのバリケードまでへの最短ルートを進路とします。ただし、他のコマがいるスペース、と、1マスで超えられる山スペースは距離としてカウントしません。

つまり、

現在地 | 森 | 山 | 村 | バリケード

のような状態だったら、これは距離3ではなく距離2としてカウントします。こうやって計算したバリケードまでの距離が最も短いルートを通って移動させます。

移動ルールは以下になります。

オートマルール2:オートマは山スペースと他のコマがいるスペースを飛び越えて1マス移動する

これがこのオートマメカニズム最大の特長です。本来障害物となる他のコマがいるスペースや山スペースを1マスに限り飛び越えることが出来ます

これがあるので本来移動できないスーパーショートカットを使ってオートマは移動していくことになります。

洞窟タイルの拡張ルールを使っているのであれば、飛び越えた山から洞窟トークンを1枚捨てます。

バリケードを通り過ぎたらそれはそのオートマが確保します。

オートマルール3:オートマが飛び越えるマスが無ければ、普通に1マス移動する。移動後ののマスに合致するサプライカードを1枚捨てる。

ルール2のように飛び越えられないのであれば、最初に決めた方向に向かって普通に1マス移動するだけです。

ただし、その際移動先のマスの種類のカード(ナタ・金・オール)をサプライから1枚捨て札にします。優先度は低コストで古い順。もし、そういう色が無かった場合は紫カードを捨て札にします。

オートマはこれでサプライをガンガン削っていきます

バリケードを通り過ぎたらそれはそのオートマが確保します。

オートマルール4:何らかの原因で最短経路を移動できない場合は、その場に待機し、そのマスのサプライのカードを1枚捨てる。

オートマが移動できない場合は、ルール3同様な手順でサプライを1枚捨てて終了

って書いていて思いましたが、最短経路をオートマのターン毎に計算しなおす以上、最短経路を移動できないなんてことがあるんだろうか?

1マスジャンプはできるので大抵の障害物があったとしても乗り越えていけますが、2マスジャンプしないと移動できない状態になった場合、、ってことかな。

狭いルートで山だらけで道は1,2本でそこが詰まる、ようなケースを想定しているのかもしれませんが、超稀だと思いますね。

 

 

以上が、「エルドラドを探して」の非公式ソロプレイヴァリアントになります。さて、このシンプルなルールでどんなプレイ感になるか楽しみですね。

エルドラドを探して ソロプレイしてみた

ということで、早速このソロプレイルールで遊んでみました。

今回のレース場はこんな感じ。
見切れていますが左下がスタート地点で右上がゴール

私はエルドラドは比較的遊びなれているので、コースはフルランダムで作りました。使用するタイルや接続地点なども完全にフィーリングです。ランダムに作る場合でも、スタートタイル1とそれ以外の大タイル5つで構築するのがバランスのいいタイル数ですね。

初めてプレイする方のためにお勧めのマップ設定が初級・中級・上級と説明書で紹介されているので、プレイしなれない内はそちらを参考にしてコースを作るのがバランスが良いでしょう。

1~4のスタート位置はコマをランダムに配置して決めました。
私のプレイヤーキャラクターコマは青で3番手です。

コマを良く見ると1つ1つ微妙に作りが違うんですね。
女性コマも入っているようです。

 

エルドラドへのレース、いよいよ開幕です。

 

 

オン ユア マーク セット…

 

パン!!

 


前者一斉にスタートしました!

再序盤からいきなりプレイヤーがリード!

それもそのはず。オートマはルール上1ターンに1マスずつしか移動できないからですね(笑)
一方でプレイヤーは手札の限り前に進めます。

大丈夫かこのルール(笑)

 

これは早くも勝負あったか?

 

と思いきや・・・

 

 

 

ちょww

ここでオートマルール2が発動。
オートマは1マスの山場なら直進で超えていく能力を持っています。

全オートマが山越えを開始してガッツリショートカットしました(笑)

一方で山越能力など持っていないプレイヤーは、当然正規の大回りルートで、次のタイルに向けて移動しています。

 

大分引き離されてキツイ感じが出てきました。

このぴょんぴょん障害物を飛び越えるルールで、ガッツリ移動距離を稼ぐがこのオートマルールの肝のようです。

なるほど、これは手ごわそうだ…

これは負けてられない!ということで
「無線機」を使用して番外から5ナタ「開拓者」を獲得
これで追い上げるしかない!

思えばこれが良くなかった・・・(笑)

 

その結果、驚異の5ナタによりバッサバッサ緑マスを突き進み、第三コーナーで先頭のオートマを捉えて・・・

 

その先でも5ナタで緑マスを突き進みぶっちぎって、あれよあれよとオートマコマを置き去りにして・・・

 

気付いたら大分圧勝でエルドラドの地にゴールイン(笑)

ということで対オートマ戦は、プレイヤーの勝利ということになりました。

え?もう終わり?

 

ゲーム終了時の状態はこんな感じ。
大タイル1.5個分くらいの差で勝利ということになりました。

エルドラドを探して ソロプレイの感想

ソロプレイの感想ですが・・・

色々な思いはありますが、
最も率直な感想としては「やや物足りない」ですね。

理由は簡単で「大分圧勝してしまったから」です。

ソロプレイに関して私はいつも書いているのですが、難易度の適切な高さ、というのはソロプレイを楽しむために非常に重要です。

例えば、シェフィのような超簡単なゲームは、正直満足できるソロプレイとは中々いかないと思っています。

逆に、エルドリッチホラーのような激ムズボードゲームは、確かに難しいのですが、攻略方法や戦略を練ることである程度戦えるようにはなっており、何度もリプレイして上達していくという喜びがあります。

運と実力のバランスが程良くて難易度の高いソロプレイボードゲーム、欲張りですがこれが私の考える至高のソロプレイボードゲームの条件です。

今回「エルドラドを探して」のソロプレイバリアントを遊びましたが、この難易度という点が若干良くなかったです。1.5タイル差の勝利は実プレイヤー同士の対戦だとすれば圧勝した・圧勝されたと感じるレベルです。

今回に関して言えば、流石にこのコースで5ナタが強すぎたというのもあるのかもしれません。手札に来るたびに大活躍でした。なので5ナタは買わないとか、特定のカードは中盤にならないと買えないとか、もっと縛りを設けるともっと楽しめたかもしれません。

そういう意味で2タイル目でオートマたちが山越えした辺りが楽しさのピークでしたね(笑)
一気に差をつけられてこれはまずいぞ!ってなってかなり真剣にデッキ構築やルートを考えていました。
その結果、これはどう考えても買うなら5ナタだろうとなって、5ナタを買ってしまい、今度は逆に一気に楽勝ムードになってしまいました。

あとは、全オートマの移動ロジックが同じなので、オートマたちが常に3体が1つとなって移動し続ける、というのも改善点という感じがしました。
良いのか悪いのか常に三位一体。
相手を飛び越えるルールが上手くハマると、オートマ同士の相乗効果で爆発力を生むのかもしれませんが、私のプレイでは見られませんでした。
オートマ内でももう少し移動ルールにばらつきがあると良かったですね。

ただ、このオートマは非常にシンプルで遊びやすいようにできているため、プレイヤーに手間をかけ過ぎないような点が非常に良いと思いました。ひたすら1マスずつ進んでいくだけなので処理はらくちん。かなり気楽に遊べます。これがオートマ用のデッキを構築して・・・となると遊ぶのにかなり苦労していたでしょう。

また、結果としては途中の圧勝ムードになった時点で盛り上がりは失われましたが、序盤のデッキ構築やオートマに山越えで先導されて追いつくために必死だった時など、プレイ中はかなり楽しめました

オートマの先頭に追い付くまでは、対プレイヤーの時のようにかなり真剣に考えましたし、手札を使って移動して購入してという、エルドラドそのものの楽しさは十分味わうことが出来ました。

難易度調整することで、更に面白くなるポテンシャルはあると思います。
調整のための良いルールが無いか、色々考えてみようと思います。
2回に1回は2マス進むとか…それだと今度は圧敗しそう…中々難しいですね

ということでやってみて全然損はないので、エルドラドやりたいけれど相手がいないという方は、是非一度くらいはプレイしてみてはいかがでしょうか?

全然つまらないということはなく、このままのルールでも普通に楽しめますよ。

私も難易度調整のオリジナル追加ルールを考えて、もう何度か遊んでみたいと思っています。

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