>> おすすめボードゲームはこちら

帝国の時代:インペリウムクラシックのルール疑問点や注意点、間違いやすい点のまとめ FAQ

帝国の時代インペリウムクラシックとレジェンドのFAQまとめです

インペリウムクラシック・インペリウムレジェンドで間違いやすい点、実際に私が間違った点、わかりにくかった点などルール上の疑問点などをまとめていきます。

説明書を熟読すればわかることも多いのでしょうが、私は何度も説明書と睨めっこしたので、備忘録もかねて忘れやすい点などを残しておきます。

タイトルは帝国の時代インペリウムクラシックと書いていますが、インペリウムレジェンドに関しても同じです。

▼2022年で超おすすめ作品の1つになった帝国の時代インペリウムシリーズ

目次 非表示

帝国の時代:インペリウムクラシックのルール疑問点や注意点、間違いやすい点のまとめ FAQ

帝国の時代インペリウムクラシックとレジェンドのFAQまとめです

帝国の時代:インペリウムクラシックのルール疑問点や注意点、間違いやすい点をまとめていきます。

何れも説明書に書いてある内容ばかりですが、プレイする中で何度もミスったり迷ったりしたので残しておきます。

カードの効果がわからない場合は、説明書の後半に書かれた用語集をよく読むこと

このゲームで難解なのは特殊用語が多い点です。

そしてその特殊用語についての説明は用語集キーワードのページにしか書かれていないことが多いです。

よく読むと、このFAQに書いたような非常に間違いやすいルールが書かれていたりするのですが、その用語集のページをちゃんと読まないとわからないようになっています。

こういうことだろう、と適当にプレイすると大抵間違ってます(笑)。

翻訳担当の進藤さんがかなりしっかり訳されているので、用語の使いわけの間違いなどは今のところなさそうですが、元々のゲームのルールがわかりづらくなっているので、このキーワードページは何度も読むことを推奨します。

進歩トークンは物資トークンや人口トークンの代わりになる

このゲームで登場する資源3つ「進歩トークン」「物資トークン」「人口トークン」。

この内進歩トークンは、そのまま1つが1勝利点になります。この進歩トークンは、物資トークンや人口トークンの代わりになるオールマイティトークンです。

1進歩=2物資 or 1人口です。

資源が無くてアクションが出来ない、と思ったときは勝利点トークンがオールマイティで使えるということを思い出しましょう。

「取得」と「調達」の違い

ゲーム初めたてだと、この2つの効果の違いにかなり迷うと思います。

これらは何れも市場からカードを1枚獲得して手札に入れるアクションですが効果が微妙に違います。「取得」の上位互換が「調達」です。

効果不穏カード取得対象
取得一緒に獲得表の山のみ
調達獲得しない裏の山から獲得可能。見つかるまでサーチする

1つ目の違いは、カードの獲得と合わせて「不穏カード」を獲得するかしないかです。

このゲームでは、土地カード以外を市場から取得する場合、漏れなく不穏カード(ドミニオンの呪い)が付いてきます。「調達」ではこの不穏カードを獲得する必要がありません。

2つ目の違いは、カードを取得可能な範囲です。「取得」は、表になっている5枚のカードからのみ獲得可能ですが、「調達」は、裏になっている山からも獲得可能です。更に、目的のカードが出るまでサーチできるので、特に場に出ることの少ない「民衆」系のカードの獲得に役立ちます。

正直取得以外使ったことがなかったのですが、AIがよく調達を使ってきたので、意識するようになりました(笑)。

至点は強制

スタートプレイヤーの右隣りのプレイヤーがターンを終えると、全プレイヤーが至点フェイズに入ります。

この至点での効果発動は強制です。

プレイヤーメリットのある効果は大抵は「XXしても良い」と選択式になっていますが、プレイヤーデメリットのある効果は「XXする」と強制的に実行させるようになっています。

「手札を2枚捨てる」「不穏カードを1枚得る」などデメリット効果が付いているものもあるので、忘れずに発動させるようにしましょう。

蛮族のカードは帝国の時代ではプレイできないが、プレイ済みのものは使用可能

蛮族の時代から帝国の時代になると、蛮族マークが書かれたカードは使用不可になります。

しかし、蛮族の時代に既にプレイ済のカードに関しては、帝国の時代になったからといって特に使えなくなるわけではありません。

消耗効果を持つカードなどは、帝国の時代でも使い続けたいものが多いはずで、特にそこに制限はありません。

「放棄」は破棄じゃない。破棄に該当するのは「追放」

ドミニオンなどになれている場合、「放棄」と言われるとデッキから取り除く効果のように見えます。

しかし、このゲームの「放棄」は場のカードを捨て札に置くことを指します。

一方でドミニオンの「破棄」に該当するのが「追放」です。これは追放用の場所に配置されることになります。

セットアップ時に市場に並んだ「文明カード」に進歩トークンを置くこと

セットアップルールで私が良く忘れていたのが、セットアップ時の市場のカードの中で「文明カード」に進歩トークン1を置くことです。

文明カードは帝国の時代にならないと使えないカードばかりなので、最初は確保する人が少ないわけですが、蛮族の時代でも確保するメリットがあるように、1勝利点分の進歩トークンが置かれて始まるということですね。

リシャッフルして国家カードを獲得、はいつでも発生する

ドミニオンなど通常のデッキ構築ゲーム同様に、リシャッフルは自分のターン以外でもいつでも発生します。

そしてリシャッフルした場合、条件が合えば国家カードが獲得されてデッキ強化されることになります。

名声カードを見て戻す場合はリシャッフルしない

多くの文明が持っている「栄光」カードは、名声カードを2枚見て1枚獲得という指示になっています。

獲得しなかった方の名声カードは名声の山札の上に戻します。

リシャッフルしないように気を付けましょう。

獲得したカードは大体手札に入る

このゲームで獲得されたカードは大抵いきなり手札に入ります。

自分の国家特有カードである国家カードや発展カードだけは獲得時に捨て札行きです。

手札上限が上がった場合はドロー枚数が増える

どこにも書いてない気がしますが、手札上限を上げるカードを場に出しているときは、その分だけ整理フェイズでドローする枚数が増えます。

上限が1上がった状態だと、毎ターンのドロー枚数は手札が6枚になるまでドロー可能です。

一方手札が最大5枚みたいな縛りは無いので、カードの効果でいくらでも保持している手札は増やせます。

手札上限を上げる効果は、(恐らく)この整理フェイズのドロー枚数にだけ効いてきます。

連続リシャッフルによる進歩防止

このゲームでは、リシャッフルする毎に、国家の特徴的なカードが1枚ずつデッキに入り、プレイヤーのデッキが強化されていきます。

このリシャッフルによる国家カードの獲得は、1ターンにほぼ1回しかできないようになっています。

どういうことかといえば、リシャッフルしたタイミングで「×トークン」を国家デッキに置くようになっています。そしてこの「×トークン」が置かれている間は、リシャッフルしても国家カードを獲得できないルールになっているわけですね。

「×トークン」が回収されるタイミングはプレイヤーの整理フェイズなので、前のターンにリシャッフルしていた場合は、今のターンの終了時まで何度リシャッフルしても国家カードは得られません。

説明書にリシャッフル時の「×トークン」について、かなりわかりづらく書いてありますが、要はこういうことです。

これは1ターンにリシャッフル連続で何度も何度も実行して、一気に国家カードを引ききるような戦法を対策したルールですね。

AIが不穏カードを引いたときはサプライに戻す

1人用のルールですが、通常AIがカードを実行する場合、そのカードに描かれたマークにしたがってアクションを実行します。

しかし、AIが不穏カードを実行する場合は、それはアクションとして実行するのではなく、不穏カードのサプライに戻すのが正しいです。このルールは説明書にかかれています。

私はこれを失念してプレイしていたのですが、ある国家相手にした場合、不穏カードのアクションは「その他」アクションになるため、市場からカードを取得する行動になりました。

このゲームは、市場からカードを取得すると、もれなく不穏カードが付いてくることが多いため、それで更に不穏カードをAIが獲得することになりました。

そして更に獲得した不穏カードで市場からカードを獲得して・・・

とループしてどうなったかというと、不穏カードの山が3巡目位で尽きたわけですね。このゲームのゲーム終了条件の1つに不穏カードの山切れというのがあります。対AIの場合不穏カードの山が切れたら即プレイヤーの負けです。

こうして間違ったルールでプレイした結果、3巡目で速攻で敗北となりました。

AIは蛮族カードや帝国カードは意識せずにプレイする

蛮族の時代にしかプレイできないカードと、帝国の時代にしかプレイできないカードが存在しますが、AIはこの時代アイコンの制限を無視してプレイします。

蛮族の時代に、帝国アイコンの書かれたカードをガンガンプレイされることになります。

最初にプレイするなら難易度の優しい国家がおすすめ

説明書の最後のページに国家別のプレイ難易度が書かれています。

最初にプレイするならこの難易度の低い国家でプレイするのがおすすめです。

国家によってはセットアップが特殊な国家があり、その特殊ルールを把握する必要があります。取説にもそれが書かれており、国家「XXX」の場合は、このセットアップで「XXX」すること、みたいな指示が書かれています。

流石に最初のプレイでその国家特有のルールを把握するのは至難の業です。

一方でプレイが簡単な国家には、特殊なルールがなくシンプルでオーソドックスのため、最初にプレイするには最適です。

トークンが不足しがちなので代理品を用意するべき

このゲームのコンポーネントである「進歩トークン」「資源トークン」「人口トークン」ですが、カードのコンボが決まると、凄い勢いでサプライから減っていきます。1アクションで10トークン獲得、それを2アクション実施、とかもザラにあります。

AIとの2人プレイの話ですが、「進歩トークン」「資源トークン」が尽きたこともありました。

サプライのトークンは無限にあるとみなすということで、不足したタイミングで代用で得点チップを使いました。

これが3,4人プレイだと更に不足すると思います。

プレイする際は代用品を用意した方がよさそうです。

どちらを買うか悩んでいるならクラシックを買うべき

プレイしてみてわかりましたが、このゲームは間違いなくインペリウムクラシックから買うべきですね。

よほどの物好きじゃない限りはインペリウムレジェンドから買うのは止めた方が良いです。

インペリウムクラシックでも、かなりのボリュームなのと、ルール把握するのがかなり大変なためです。

インペリウムレジェンド用の特殊ルールが大量に説明書に描かれており、ただでさえ間違えやすいルールの上でこの特殊ルールを適用するのはかなり困難だと思いました。

インペリウムクラシックは、ベースの使い勝手はどの国家もほぼ同じで、その中で強みや弱みが調整されているという感じで、1つの国家を遊べば大体他の国家も遊べるようになっています。

十分面白くでき上っているので、まずはインペリウムクラシックから入るのが良いでしょう。

ちなみに私はどちらも一緒に購入しましたが(笑)。ベストなのはクラシックを全て遊んでからそのままレジェンドに入ることでしょうね。

当然混ぜて遊べるようになっています。

勝利点が変わるカードから得られる勝利点は最大で10点

このゲームでは「XX1つにつき2点」といったカードが沢山登場します。

なので「XX」を大量に集めることで大量得点が得られるように思うわけですが、説明書に書いてある通り、実はこのカードからは最高でも10点しか得られません。

国家のベースとなるカードは大体この効果になっており、国家によっては簡単に10点以上得られるくらいの数の「XX」が集まるわけですが、集めすぎても意味がないってことですね。

私は間違ってプレイして1つのカードで20点とかを稼いでましたが、完全に間違いでした。。。

全然勝敗が変わってくるかなり重要なルールですね。

ボットのデッキが無くなったら国家デッキから何枚でも引けるか?

ボットのデッキが少ないと国家デッキから2枚以上引かないと1~5の5枚場に出せないことがあります。

このときどうするかですが、ボットの国家デッキから場のカードが5枚になるまで引き続ける、が正しそうです。

プレイヤーの場合はどんなにデッキが薄くても1ターンに得られる国家カードは1枚になりますが、ボットはそのルールを無視してきます。

なので、極端にデッキが圧縮される国の場合、1ターンに2,3枚国家デッキがドローされて、BOTに一気に発展を許してしまうことがあります。

ボットデッキが無くなってもリシャッフルするのは整理フェイズのみ

ボットのデッキが無くなった状態で、ボットデッキの上から1枚捨て札にするアクションを実行する場合どうするか?ですが、これは「捨て札にしない」が正しいようです。

プレイヤーなら山札が尽きたらリシャッフルが発生して、国家デッキから1枚カードを加えることが出来ますが、このルールはボットにはありません。

ボットはアクションを「可能な限り」実行するとなっており、1つのアクションの内実行できない部分は処理されません。なので「カードを捨てる」という効果を実行できず、他の処理を実行できる場合は、そのアクションの内、カードを捨てる処理だけが飛ばされます。

国家デッキから1枚加えてリシャッフルが発生するのはあくまでもボットの整理フェイズのみとなります。

私はずっと間違ってプレイしていたのですが、これ間違えるとボットの難易度が若干上がるので注意が必要です。

ボットの「ユートピア」のルールを読んで処理していた際に気づきました。

場に出したカードは効果適用後に即捨て札にする

無限マークが書かれているカードはプレイ後は場に残りますが、それ以外のカードはプレイ後は即座に捨て札に送られます。アクション3回使用後に初めて送られるわけじゃないので注意が必要です。

これはデッキシャッフル時や、捨て札参照するカードなどを使う場合には、特に注意しないといけないルールです。

「可能なら」という文に注意

説明書に書いてありますが「可能なら」は、可能なところまで実行するという意味です。

デッキが残り2枚の時に「可能なら3枚までドロー」は2枚しかドローしません。この効果はデッキリシャッフルを誘発しないことに注意しましょう。

これはかなり間違いやすいルールかと思います。

仮面系のカードは大量ドロー効果が付いていますが「可能なら」となっています。なのでこのカードの効果でリシャッフルはされません。

「水マーク1つにつきXX点」はどこを参照するか?

保持しているカードのマークの数を参照して、点数が変わるカードは沢山存在しますが、特に気になったのが「水マーク1つにつき2点」という古代技術系のカード。

序盤から簡単に手に入り使える古代技術系のカードにも関わらず、保持しているカードの水マーク1枚で2点って得点効率が良すぎる気がするんですよね。

ただ、普通場に出ているカードだけを参照するなら「場の水マーク」という表現になっているはずなので、これは保持している全カードを参照して、その「水マーク」の数ということでしょう。

もう少し調べてみて何か分かったら追記します。


以上、帝国の時代インペリウムクラシックとレジェンドのわかりづらい点、間違いやすい点、FAQまとめでした。

まだまだプレイ中なのでまだルールを間違えてプレイしている点あると思います。色々気づきがあればどんどん追記していきたいと思います。

何か疑問点や間違いやすい点などがあれば是非ご共有ください。

関連記事

インペリウムクラシックとレジェンドのパッケージ 帝国の時代:インペリウム・クラシックとインペリウム・レジェンドのボードゲーム紹介とレビュー

▼2022年で超おすすめ作品の1つになった帝国の時代インペリウムシリーズ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です