ミレニアムブレード日本語版の初の拡張の発売を記念して、ミニ拡張2の内容も紹介します。
ミニ拡張2「スポンサーズ」は、ミニ拡張ですが60枚近いカードが入っています。
【ミレニアムブレード】ミニ拡張2「スポンサーズ」概要
ミレニアムブレードミニ拡張2の名前は「スポンサーズ」と言って、その名の通りスポンサーがついている拡張になります。
つまり他の元ネタのあるゲームからそのままデザインを持ってきたスポンサー拡張になっています。
そのためカードデザインの海外の版権の都合で、英語版をそのまま日本語化するのは難しかったという大きな欠点があったのですが、日本語版を作られたアソビションさんが、日本のボードゲームのサークルに掛け合ってスポンサー交渉をしたらしく、日本語版は何と日本のボードゲームのデザインが採用されています。
英語版とはデザインが全く違いますがそれにより版権問題を回避したようです。
具体的には「桜降る代に決闘を」や「東京サイドキック」のキャラクターのデザインが使われています。日本のボードゲーム好きにはそれなりに見たことのある馴染みある絵柄になっており、ニヤリとするでしょう。
ちなみに、このミニ拡張2「スポンサーズ」は、ミレニアムブレード基本セットのマクアケのキック特典としてキックした人に基本セットと合わせて配布されてました。直近発売されるミニ拡張は1と3になっており、2番のこの拡張は飛ばされています。
今のところキック特典のみとして通常販売される予定はなさそうですが、その内通常販売されるのではないかと思います。
【ミレニアムブレード】ミニ拡張2「スポンサーズ」カードリスト
内容物は以下の通り
- 基本セット:6枚
- ブロンズプロモ:2種類
- シルバープロモ:3種類
- ゴールドプロモ:2種類
基本セットの6枚も、スポンサーというか元ネタが他のボードゲームになっているデザインになっています。これらはそのまま基本カードデッキに即採用可能です。
他は7種類のプロモカードとなっています。いずれも6枚ずつ入っています。
基本カードセット
6枚入っています。「薬草ひとついかがですか?」「L-tiles」「アニマルシェ」からデザインは採用されており、6属性の比較的強力な効果のカードが入っています。
これらの作品は、いずれもアソビションさんから発売されているものになります。
カードのセット名が「基本セット」ではなくそのまま「薬草ひとついかがですか?」「L-tiles」「アニマルシェ」となっており、セット名を参照する効果のカードとの相性は抜群です。
ブロンズプロモ:Improvement of the POLIS
同人サークル「慶応HQ」さんから2019年に発売され、ゲームマーケット大賞で話題になった重量級ゲームです。
カードの特徴は、種族「機械」を持っているカードを参照して得点や特殊能力を発動するカードが多数。何故に機械限定なのかという感じで、上手くハマれば強いと思うが、中々噛み合わないことが多い。
元ネタとなった「Improvement of the POLIS」は、古代ギリシアの勢力の1つとなって、政治や軍事や経済など様々なパラメータを延ばしていき自勢力の発展を目指すボードゲーム。勢力ごとに大きく特徴が違い、プレイ感の違いに繋がっているのが面白く何度もプレイしたくなる良く出来たボードゲームです。
製品版としてアソビションさんが量産化しています。
ブロンズプロモ:東京サイドキック
ボードゲーム制作会社「リトルコズミック」さんより発売されている東京サイドキックのカードです。
「連合」という「ネクスト」系能力を持つカードが特徴で、共通の属性&種族を持つか、どちらも持たない場合に比較的大きめの得点を発動する。ただ、20点だとその辺の基本セットカードでも得られるレベルなので、プロモとして活躍させるなら30点効果の方を狙わないとイマイチ。
東京サイドキックはパンデミック的な協力型システムをベースに、デッキを構築しながら巨大な悪と戦って倒していく、正義のヒーローになるボードゲーム。普通に面白い人気作で拡張も複数出ています。
シルバープロモ:桜降る代に決闘を
バカファイヤーパーティさんより発売されている通称「ふるよに」です。
カードの効果は、ショップの一番上のカードのスターレーティングを参照にして特殊な恩恵を受けることが出来る。発動すればそれなりに強いが、発動しないと1点にもならないので、ギャンブル色が強い。
ふるよには、見た目は凄く日本の漫画チックな絵柄になっていますが、ボードゲームとしてのシステムは非常にしっかりしており、1VS1の切り合いを楽しめます。格闘ゲーム「侍スピリッツ」をボードゲームでやっている感じですかね?
近接が強かったり遠距離が強かったり、特殊攻撃出来たり、様々な能力を持ったキャラクターを駆使して戦うカードゲームで、2人用ボードゲームとして個人的にはかなりお勧めの作品の1つです。
シルバープロモ:デモンワーカー
コザイクさんから出ているボードゲームデモンワーカーです。
元ネタのデモンワーカーは絵柄はよく見かけるのですが私は未プレイ。デーモンカードを場に出していくだけのシンプルなシステムですが、しっかり面白いゲームのようです。
カード効果としては、次のカードを参照して発動する効果が多いですが、各カードの能力にまとまりなかった気がします。
シルバープロモ:シャドウレイダーズ
シャドイレイダーズです。
シャドイレイダーズは、苦しさ控えめの正体隠匿型の協力型ゲームで、正義・悪・中立の3つの勢力に分かれて、各勢力自分が生き残ることを目的にとしたボードゲーム。HPがあったり特殊能力があったり、正体隠匿型の中ではかなり好きな部類です。おすすめ。
カードの効果としての方向性はなく、全カードが特徴的で変わった能力を持っています。
ゴールドプロモ:ドラスレ
ドラゴンを倒す協力型ボードゲームドラスレです。
ドラスレは、協力型ボードゲームで特殊能力を持ったキャラクター1人を操って道中レベルを上げてアイテムを集め、最後にドラゴンを倒すことを目的とするボードゲーム。キャラクターが魅力でキャラクター拡張が大量に出ている良いゲームです。最後のドラゴンが強すぎる説も。
カードの効果としては、☆1トークンを捨てることでアクションしても裏返さなくてよいという点が大きな特徴。星を大量に載せておけば、毎ターン強力なアクションを発動させることが可能。
ただ、ゴールドプロモにしては、上手く使わないといけないタイプのカードが多く、無条件で強いカードではない。それが良い。
ゴールドプロモ:惨劇Roopers
惨劇Rooperです。ループするストーリータイプのボードゲームです。
カードの効果としては市場のカードを手札に加える「呪文書」とクラッシュ時のカウンターになるリアクション効果が特徴。
【ミレニアムブレード】ミニ拡張2「スポンサーズ」 あとがき
以上、ミレニアムブレードミニ拡張2スポンサーズの紹介でした。
何気なく入手したマクアケ特典のスポンサーズですが、想像以上にしっかりカードが入っていて大満足でした。
やはりカードゲームはカードの拡張があるだけで、ワクワクが止まりませんね。
一通り使ってみましたが、プロモのバリエーションがガッツリ増えて、楽しいミレニアムブレードが更に楽しくなりました。
日本のボードゲーム好きなら誰しも見たこと聞いたことがあるようなボードゲームを元ネタにしたスポンサーズ拡張。発売されるかわかりませんが、気になる方はチェックしておくのが良いでしょう。
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