私が最近ハマっているボードゲームの1つ「十二季節の魔法使い」の拡張2「運命の行方(Path of Destiny)」の紹介になります。
十二季節の魔法使い最高です。
やや古めで最新のボードゲームに埋もれてしまっている気もしますが、十二季節の魔法使いはやればハマる人かなり多いと思います。
今回は非常におすすめなTCGチックなボードゲーム「十二季節の魔法使い」の拡張2「運命の行方(Path of Destiny)」の紹介と個人的なレビューになります。
十二季節の魔法使いと拡張1「魅ノ国」について知りたい
十二季節の魔法使いと拡張1「魅ノ国」について知りたい方は以下ご参照ください。
TCG好きにはたまらないおすすめ傑作ボードゲーム「十二季節の魔法使い」 ルール紹介とレビュー 「十二季節の魔法使い」拡張1「魅ノ国」ボードゲーム紹介とレビュー今回紹介しているのはこれらのボードゲームの2つ目の拡張になります。
十二季節の魔法使い「運命の行方」の紹介
ここからは本拡張の紹介になります。
ちなみに英語タイトルは「Path of Destiny」=「運命の道」と言った感じ。
前拡張「魅ノ国」よりは直訳に近い訳になっていますね。
今回も拡張1と同じように内容物や追加ルールを中心に紹介していきます。
十二季節の魔法使い「運命の行方」 追加要素
追加要素は以下の4種類です。
- 新たな21種類42枚の魔法カード
- (ルールをちょい変する)10種類のエンチャントカード(!?)
- (自分だけの特殊能力を得る)6種類の特殊能力トークン(!?)
- エンチャントカードの1つ「運命ダイス」ルール
順々に説明していきます。
これを見て
あれ?って思った人も多いでしょう。
私もそうです。
ほぼ拡張1「魅ノ国」で追加されたルールそのまんまですね(笑)
そうなのです。
ルール的には拡張1とあまり変わらんのです。
タイトルにちなんだ運命ダイスルールが追加可能な点が違いでしょうか。
これを見ると元々拡張1・2は合わせて1つの拡張として出すつもりだったんじゃないか?って気がしますね。実際そうやって発売されても何の違和感もない内容になっています。
新たな魔法カード
拡張2でも当然魔法カードが追加されます。
新しく追加される魔法カードの枚数は21種類42枚。
拡張1と合わせると拡張で41種類のカードが追加されます。
基本セットと合わせて91種類のカードとなり、これはかなりのものですね。
何故21種類なんて言う中途半端な枚数なのか気になると思います。
私はこれが凄い気になっていました。
拡張1が20種類なのだから、拡張2も20種類じゃないのか?という。
その答えは、拡張2の初版についてきたプロモカード1種類が、含まれているためです。ファンデザインのカードらしいですね。なるほど納得と言った感じ。カード種類が増えるのは純粋に有難い限りですね。
一部のカードを紹介します。
エシールの泉
コスト:土×2
勝利点:7
・ラウンド終了時に手札にカードが無い場合、+3クリスタル
竜の魂
コスト:0クリスタル(コストなし)
勝利点:8
・タップ効果:クリスタル1個捨てて、使用済みパワーカード1枚をアンタップ
拡張1の時にも書きましたが、21種類の追加カードだけでこの拡張を買う価値は十分あります。
ちなみに2020年1月前後の年末年始辺りに、ホビージャパンさんのキャンペーンで十二季節の魔法使いのプロモカードが3,4枚ほど配られていたのですが、GETしたかったですね。
それらを合わせて全95種類が今の日本語版「十二季節の魔法使い」の最大カードとなります。
プロモカードをいつか入手できる機会はあるだろうか?
プレイ前評価:★★★★★
エンチャントカード
エンチャントは拡張1で追加された要素です。
簡単に言えば「ゲームのルール変更を行う」ルールになります。
何と拡張2でも10種類のエンチャントカードが追加されました。
拡張1に比べるとやや尖った効果の多い印象く、ただのバリアントに留まらないルールも増えているように思います。
例えば、、
・ドラフトしたカードは左隣のプレイヤーの手札になる
・毎ターン風元素を消費すると4クリスタル得ることが出来る
・通常のダイスに運命ダイスを追加する
などですね。
このエンチャントカードの効果として登場するのが、拡張2のタイトルにもある「運命ダイス」ルールです。つまりエンチャントカードで「運命ダイス」を使うものが選ばれなかった場合、「運命ダイス」は使われません。
気まぐれな運命の女神とは何だったのか・・・
エンチャントカードで出てくるかもしれない、来ないかもしれないというところも含めての運命の女神ということでしょうか。
運命ダイスルールに関しては後述します。
プレイ前評価:★★★★☆
特殊能力トークン
特殊トークンルールは、各プレイヤー固有能力をゲーム開始時に1つ得て始まる、というルールです。これも拡張1で追加されているルールで、拡張1は12種類でしたが、拡張2では6種類のトークンが追加されました。
これを使うことで1度きりの効果が発動します。
自分の手番でいつでも使用できます。
例えば、
・捨て山の一番上のカードを1枚引く。勝利点5を失う。
・ダイスの効果を使う前にそのダイスを振りなおす。勝利点9を得る。
・運命ダイスを振って効果を得る。勝利点5を得る。
などです。
これらプレイヤー固有能力は、一応は使用する・しないでそれぞれメリット・デメリットがあるようにできています。ただ、パッと見た感じでは、使用しない手はない感じですかね。
拡張1・2を合わせて18種類の固有能力になり、プレイ感が非常に楽しみです。
プレイ前評価:★★★★☆
運命ダイスルール
拡張1にはない拡張2のオリジナルな追加要素です。
拡張2の名前にも出てくる「運命」が絡んできます。
エンチャントカードで「運命ダイスを使用する」となっているカード(2種類あります)が選択された場合に、このルールが場に適用されます。
「運命ダイス」ルールですが、簡単に説明すると「運命ダイスから得られる運命ポイントを沢山集めてボーナス得点を得よう」というルールです。
各プレイヤーは通常のダイスの効果得る代わりに、運命ダイスを振ることが出来ます。
このダイスを振ると1~3個の運命ポイントが得られるようになっています。
ゲーム終了時にこの運命ポイントが最も多いプレイヤーに20勝利点となります。
まあそれだけです(笑)
まあそれだけですが、20勝利点は決して無視して良い勝利点ではないのと、運命ダイスには通常ダイス同様に「元素を得る」「召喚ゲージを増やす」「クリスタルを得る」などの効果も合わせて付いています。
また、運命ダイスから得られる元素は好きな元素を得ることが出来ます。
ということで、これしか使わないプレイでは勝てないとは思いますが、使う価値はあるダイスですね。
自分の季節ダイスがイマイチな出目だった場合に、黒ダイスにかけてみるというは十分アリでしょう。
また、エンチャントカード次第では運命ダイスを使えば使うほどクリスタルが得られるものもあり、そういう場合には更に運命ダイスの出番が増えそうですね。
これも遊んでみなければなんとも言えないので、遊んでみたら追記してみたいと思います。2人プレイだと最後は運命ダイスばかり振る運ゲーになったりするのでしょうか?(笑)
プレイ前評価:★★★★☆
その他追加コンポーネント
拡張1とは違い、基本的なコンポーネントの追加はありません。
特定カード用のコンポーネントは色々入っています。
鍵トークンや門トークンなど、相手のプレイに何かしらの制約をつけるようなトークンが登場します。
複製カードなるカードも大量に登場。
7勝利点以外の特殊能力が付いていない不思議なカードです。
これも特定のカードを使用する際に登場します。
十二季節の魔法使い「運命の行方」個人レビュー
十二季節の魔法使い拡張第2弾「運命の行方」を紹介してきました。
拡張1の時にも書きましたがが、基本セットの面白さをそのままにしっかり面白い味付けがされている拡張だと思います。
拡張1の面白さはしっかり拡張2でも受け継がれています。
それぞれの面白さに特徴があるのかは、遊び比べてみないとわからないですが、正直わからない気もします(笑)
この拡張の最大のモチベーションは追加魔法カードというのは拡張1と同じですね。新カードは兎に角最高です。
基本セットでもまだ使ったことが無いカードが多いのに、拡張を入れるとどうなってしまうやら。
新しいカードを使ってみるだけで、楽しさのフィーバータイムが続きそうです。
タイトルにもなっている「運命のダイス」ですがこれは使ってみないとわからんですね。拡張1を入れてエンチャントカードは20種類。その中で運命ダイスを使うカードは2つ。なので、ここから毎ゲーム1枚引くとして10%位の確率で運命ダイスゲームになるということです。
運命ダイスゲームのルールで遊んでみたらまた感想を追記したいと思います。
超楽しかったなのか、運ゲーになったなのか、他の何かなのか(笑)
楽しみですね。
以上で、十二季節の魔法使いの拡張2の紹介を終わります。
この調子で、更に拡張3,4と出てくると楽しさ倍々ですね。
楽しすぎる以外に感想が出てこないこのボードゲーム。気になる方は、また売り切れ品薄で入手難になる前に入手しておくことをお勧めします。
次回は「十二季節の魔法使い」ソロプレイを紹介します。
お楽しみに。
ぼどろぐでは他にもおすすめなボードゲームを紹介しています良かったら。ご覧ください。
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