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イーオンズ・エンド:追放されしもの ゲーム紹介とレビュー

どうもTEENOです。

今回の記事では、ボードゲーム「イーオンズエンド:追放されしもの」を紹介していきます。

大人気のイーオンズエンドシリーズも本拡張で遂に拡張4作目となります。

私は英語版を持っていて既にクリア済なのですが相変わらず楽しめる正統派の拡張になっていました。イーオンズエンド:追放されしものがどういう拡張か?ゲームのルール紹介とレビューをしていきます。

本作はネタバレがあるゲームなので、ある程度取扱説明書を読めばわかるくらいの情報に絞って、内容紹介しています。

ネタバレを含む内容については別途記事にしていこうと思います。

イーオンズエンドについての詳細は、別途「全拡張やルールレビューのまとめ」記事を参照ください。

日本語名イーオンズ・エンド:追放されしもの
英語名Aeon’s End: Outcasts
プレイ人数1~4人
プレイ時間60分
対象年齢14歳以上
デザイナーJenny Iglesias
Nick Little
Kevin Riley
オリジナル版メーカーAction Phase Games/Indie Boards & Cards
日本語版メーカーアークライト
日本語版価格9,900円(税込み)
日本語版発売予定日2025年6月13日
関連ページ>> Aeons End: Outcasts BoardGameGeek内紹介ページ

イーオンズエンドはどんなゲームか?

イーオンズエンドは協力型のデッキ構築型ボードゲームです。

プレイヤーは破孔魔術師の1人として、他プレイヤーと協力しながら巨大なボスと対戦し、ボスの撃退を狙います。

ボスの手強さや派手で爽快な攻撃手段の数々、ソロプレイの面白さなど、日本のみならず世界のボードゲームファンを虜にしてきた名作の1つです。

イーオンズエンドの面白さはあらゆるところで語りつくされていますが、それ位魅力的なボードゲームということですね。

この記事を見ている人は恐らくイーオンズエンドは既プレイの方が多いと思いますが、万が一イーオンズエンドを未プレイだという方がいれば、ボードゲームライフを損しているといっても過言ではないので、是非一度プレイしてみてください。イーオンズエンドの魅力の虜になること間違いなしです。

イーオンズエンドについてのルールやレビューや他の拡張の詳細を知りたい方は、別途「全拡張やルールレビューのまとめ」記事もご参照ください。

イーオンズエンド:追放されしもの 特徴

イーオンズエンド:追放されしものの特徴を紹介していきます。

基本的な要素としては、実はかなりの部分が「拡張3:新たな時代」と同じ特徴になっています。

1:ストーリー重視のゲームシステム

イーオンズエンドレガシーから突如始まったイーオンズエンドのストーリーですが、拡張3:新たな時代に続き、本作拡張4:追放されしもの、でもストーリーベースのシステムは継続しています。

今回はストーリーを楽しむための数ページのストーリーブックが含まれています。

ストーリーは今後のイーオンズエンドシリーズでは外せないものになっていますね。

新たな時代同様にプチレガシーなシステムを搭載しており、徐々に要素が解放されていき、ネメシスやカードやキャラクターが解放されていくことになります。

あまり深くは言えないですが、前作よりもかなり気合が入ったストーリーになっています。

2:プチレガシーシステム搭載

イーオンズエンド:新たな時代から始まったプチレガシーシステムですが、イーオンズエンド:追放されしものでもしっかり踏襲されています。

プチレガシーシステムは、最初はキャラクター4体、ボス1体、カード9種類、の状態から最初のゲームを始めて、最初のボスを倒すと徐々に新しいカードやキャラクター、更には特殊能力が解放されていくというものになります。

コンポーネントになっている封筒7通というのが、いわゆる隠し要素になっていてちょっとしたワクワク体験を味わうことが出来ます。

通常のレガシーと違って、カードにシールを貼ったり破いたりするわけではなく、あくまでも最初は要素が隠されているというだけなので、一度切りのワクワクを体験した後は、後は通常通りの拡張として遊べるようになっています。

いきなりすべての封筒を開けてコンポーネントを開放しても良いですが、流石に勿体なさ過ぎる遊び方なので、絶対にこのプチレガシーシステムで遊ぶことをお勧めします。

3:キャラクターの成長

新たな時代で初登場したキャラクター能力を得て成長していく要素は、イーオンズエンド:追放されしものでも踏襲されています

初期デッキのカードが強化されたり、永続能力を獲得して自身を強化したり、ストーリーの進行と合わせてキャラクターが徐々に強化されるようになっています。

4:探索行モード搭載

新たな時代で初登場した「探索行」システムも当然搭載しています

ランダムにカードやボスを選択しながら進んでいくモードで、徐々に難易度が上がっている4連続のゲームが楽しめます。

5:難易度はそれなりに高い

前作イーオンズエンド:新たな時代は新しいシステムが搭載された結果、難易度は過去作で一番優しいものになっていました。

本作イーオンズエンド:追放されしものは、それを反省したのかそれなりに歯ごたえのある難易度に設定されています。

新たな時代のようにスペル1撃10点以上が簡単に出るようなイージーモードでは無くなりました。

6:グレイブホールドに変化あり

詳細は割愛しますが、新たな時代との最も大きな違いとして、グレイブホールド変化があります。

これに対応したカードも追加されており、更にダイナミックなプレイが楽しめます。

他にも色々楽しめるような仕掛けが用意されているので、是非この先はプレイして体験してみてください。

7:呪いカード初登場

ドミニオンにおける呪い相当のデッキ圧迫攻撃が初登場します。

マイナス1勝利点などではなく、手札を圧迫する水晶になっています。

8:魔法耐性の敵が初登場

魔法攻撃に耐性があるミニオンが登場します。

魔法の効果は薄いのですが、何とエーテルを消費してダメージを与えることが出来ます。

イーオンズエンド:追放されしもの ゲームレビュー

イーオンズエンド:追放されしものを実際に遊んでみたレビューになります。

拡張3:新たな時代の流れを汲む正統派拡張

本作はイーオンズエンドシリーズの新章と言っても良い「拡張3:新たな時代」の流れを完全に踏襲した正統派拡張になっています。

ネメシスの性能や味方キャラクターの尖り具合やストーリーベースのシステムに探索行など。新しい時代が楽しめた方には間違いなく楽しめる作品になっています。

イーオンズエンドの基本セットと拡張1:終わりなき戦いとの関係に似ていますね。

勿論、ただただ量を増やすだけの拡張ではなく、本作オリジナルな要素も用意されています。

プチレガシーは相変わらず面白い

イーオンズエンドのプチレガシーシステムは、本当に良くできており、いつも楽しませてくれます。

独立拡張やミニ拡張問わずどのプチレガシーも楽しいですね。

本拡張「追放されしもの」のプチレガシーシステムも間違いなく楽しめます

キャラクターは大分尖っている

登場するプレイヤーキャラクターは完全に尖ってます(笑)。

基本セットや終わりなき戦いのような、地味な見た目の能力のキャラクターは面影もなく、新時代の大分特別な見た目の能力のキャラクターが増えています。

HP回復とかカードドローとかで満足していたあの頃が懐かしいですね(笑)。

2人ペアで強化される能力など大分斬新な能力者が多いです。

ネメシスは大体いつも通りに面白い

収録されているネメシス4体は、いつも通りの特殊ギミック搭載で楽しませてくれます。

イーオンズエンドシリーズの醍醐味の1つですね。どのネメシスも大体面白いし手強いです。

個人的には3体目が好きです。

総合評価:しっかり楽しめるイーオンズエンド拡張

本拡張「追放されしもの」は、オリジナルな特徴はさほど多くは無く正統派な拡張になっていますが、イーオンズエンドシリーズ好きなら本作もばっちり楽しめます

ゲーム性については今更語るまでもなく、特徴的なネメシスたちとの熱いバトル、いつもの楽しすぎるイーオンズエンドの世界が待っています。

拡張4作目だけあってバランスも上手く調整できているように思いますね。過去作のダメダメだった強すぎた弱すぎた能力は採用されず、「リンク」など過去作で有効だった能力が本作でも当たり前のように登場します。

ストーリーに関しては「追放されしもの(Outcasts)」の名に恥じぬ物語で、シリーズ物ならではの展開が待っています。

ストーリーはゲーム性にはそこまで大きく関係しませんが、イーオンズエンドのストーリーを隅から隅までじっくりと楽しみたい場合は、既に日本語化されているイーオンズエンドシリーズも遊んでおくことをお勧めします。

文句なしにおすすめの拡張です。

評価:★★★★★★★★★★(10点)

イーオンズエンド:追放されしもの コンポーネント

  • ルール説明書:1冊
  • 初ゲームの手引:1枚
  • 探索行終了後の手引:1冊
  • ストーリーブック:1冊
  • 体力トークン:70個
  • チャージトークン:32個
  • 顎トークン:4個
  • 象形トークン:5枚
  • 障壁トークン:1枚
  • パワートークン:10個
  • 体力ダイヤル:2個
  • プレイヤー番号トークン:7個
  • 封筒:7通
  • カード:419枚 [カードサイズ:63.5×89mm]
  • プレイヤーマット:4枚
  • ネメシスマット:1枚
  • 成長マット:1枚
  • カード仕切り板:19枚

イーオンズエンドのレガシーや新たな時代から始まったレガシーなシステムのため、本作も複数の隠し要素が含まれています。

ただ遊ぶだけではなく、遊ぶ人をワクワクさせてくれるこの隠し要素が、本作の魅力の1つです。

イーオンズエンド:追放されしもの スリーブ

いつも通り大量のカードが入っておりスリーブ必須です。

隠し要素含めて63mm × 88mmのトレーディングサイズのカードが438枚入っています。

イーオンズエンドシリーズは基本スリーブはした方が良いかと思います。

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