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【ドミニオン】新拡張『同盟』カード紹介レビュー2:分割カードの紹介前編

ドミニオンの最新拡張である拡張14『同盟』の紹介とカードレビューをしています。

今回は拡張「帝国」でも登場した、分割サプライルール絡みの新カードを紹介します。

▼ドミニオンの世界はまずはここから『ドミニオン基本セット』

【ドミニオン】新拡張『同盟』カードレビュー:分割系カードの紹介の前編

この拡張の特徴となる追加ルールの1つです。

拡張「帝国」で登場した分割カードが戻ってきました

通常1つのサプライは同じカード10枚で構成されますが、この帝国の分割カードは、前半5枚と後半5枚が異なるカードになっているのが特徴でした。前半5枚は安いカードで、後半5枚は前半とシナジーのある高いカードの組み合わせがメインで、2種類のカードの組み合わせが中々面白い仕組みになっていました。

今回この「同盟」の分割カードは更に特殊です。

何とコストの違う4種類のカードが4枚ずつ、1つのサプライとして用意されることになります。なので1山16枚のサプライがあるということですね。16枚の順番は固定で、同じカードは連続しているので、カードAが4枚・カードBが4枚・カードCが4枚・カードDが4枚、というサプライの山の構成になります。

一番最初はカードAの4枚しか購入が出来ず、全員で4枚買切ると次の4枚が出てきます。コストもそれぞれ違うようになっているので、買うタイミングが重要になってきます。

また、各プレイヤーは購入フェイズに一度だけ、上に載っている1種類のカードを下に回して、次の種類のカードに回すことが出来ます。カードAを買いたくないと思ったら、カードAを全てサプライの底に移動させて、次のカードBから買うことが出来る、ということですね。

いやー、これは凄いルールだ。

そして何と。

この拡張では、この分割系カードが6セットもあるわけです(笑)。6つのセットには、それぞれ「町民」セットや「占い師」セットなど、固有の名前が付いています。

4種類4枚の分割カードが6セット。なんだか頭が混乱しそうになってきますね。

今回の記事ではこの分割カード6セットの内、2セット8種類のカードを紹介します。

【ドミニオン】新拡張『同盟』カードレビュー:分割系カード『町民(Townsfolk)』

分割カードセット「町民(Townsfolk)」で使用するカード4種類を紹介します。

街の発展のため仕事を頑張っている4種類の町民が登場します。

分割カード評価:★★☆☆☆

分割カードの中ではあんまり強くない。あまり強くないので一度も買われないことも良くある。

Town Crier(街の呼び子)

  • コスト:2
  • タイプ:アクション、町民
  • 効果:いずれかを選ぶ。「+2金」「銀貨1獲得」「+1ドロー1アクション」
  • 効果:さらに、あなたは「町民」サプライを循環させても良い。

2コストあるあるのハッピーセット選択系の効果です。

過去の2コストカードと比べても遜色のない、オーソドックスなバランスのカードに見えますね。

特徴としては、「町民」サプライを循環させられる能力を持っている点。町民サプライを次の種類が出てくるまで、サプライの下にカードを循環させるやつです。

購入フェイズで1度しか循環させられないという制約を破ってくれる効果なわけですが、果たしてこの循環がどこまで効くものなのか、イメージが全然つきませんね。

自分が欲しいカードまで回すという使い方や、他プレイヤーが欲しそうなカードを飛ばすために使う感じでしょうか。

未知すぎるわけですが、能力としては2コスト及第点だと思います。

プレイ前評価:★★★☆☆

プレイ後評価:★★★★☆

2コストでこの効果はかなりお買い得ですね。

思ったより使いやすくて上方修正。

+2金は2コスト及第点だし、銀貨獲得も便利。最悪+ドローアクションで無駄にもならない。

Blacksmith(鍛治工)

  • コスト:3
  • タイプ:アクション、町民
  • 効果:いずれかを選ぶ。「手札が6枚になるまでドロー」「2ドロー」「+1ドロー1アクション」

「Blacksmith」は日本語で「鍛冶屋」なのですが、基本セットのSmity(鍛治工場)を鍛冶屋と訳してしまったばかりに、「鍛冶屋」とは訳せません。

果たして何と訳されるのか気になるところですね。

鍛冶屋シリーズの名にふさわしい、ドローメインのカードになっています。なっていますが、、、これは流石に弱くないっすかね。

個々の選択能力のパワーは実に2コスト未満です。2コスト未満の寄せ集め能力が、選択式になったことで3コストに設定されている。

「民兵」のような手札捨てる系アタックを打たれたり、「祝祭」のようなカードを使った後は、選択①「手札を6枚にする」を使い、村などとの連携では+2アクションからの選択②「2ドロー」を使い、手札でカードが被って使い物にならない場合は、選択③「+1ドロー1アクション」を選択する。という感じでしょう。

器用貧乏でこれは流石にイマイチな気がしますね。

プレイ前評価:★☆☆☆☆

プレイ後評価:★☆☆☆☆

予想通りなんやこれって感じのカードですね。

獲得条件が限定的の割には、イマイチパットしない寄せ集めドローアクション集。まあ3コストだから仕方ないのか?

書かれている効果が何れも大して強くない、実際に使ってみてもイマイチなカード。「町民」系最強の「年長者」と組み合わせて使っても大して強さを感じないw

Miller(水車屋)

  • コスト:4
  • タイプ:アクション、町民
  • 効果:+1アクション
  • 効果:あなたのデッキトップを4枚見る。1枚を手札に入れ、それ以外を捨て札にする。

水車らしく山札をグルグル回すイメージの効果なのでしょうか。

山札サーチ系能力で完全に補助専用の能力になっています。

あのカードが来れば・・・というような状態で使ってそのカードをサーチしてくるような使い方が出来れば獲得した価値ありというところでしょうか。

また、「呪い」場などデッキが重い状態だと、ピンポイントで有効なカードをこのカードで引っ張ってくることが出来て便利かもしれません。

まあ、現実的には、エンジン系のデッキの補助カードとして、村や鍛冶屋などのコンボパーツを引っ張ってくるような使い方くらいしかない気がしますが果たして。

プレイ前評価:★★☆☆☆

プレイ後評価:★★★☆☆

+アクションを失わないカードサーチ能力は中々に使いやすい。

惜しいのは獲得条件が非常に限定的であるのと、サーチ能力は優秀だが、あくまでも補助効果なのでこのカード自体では何も生み出せていない点。

ということで4コストあれば買いますがそこまで強いっていう感じはしないほどほどの評価。

Elder(年長者)

  • コスト:5
  • タイプ:アクション、町民
  • 効果:+2金
  • 効果:あなたは手札からアクション1枚を使用しても良い。そのカードがあなたに能力の選択肢を与えた場合、あなたはもう1つ別の選択肢を追加で選択しても良い。

亀の甲より年の劫。町民の最年長のばあちゃんの登場です。

ばあちゃんの助言で、各種選択式能力が2つまで活性化することになります。なるほどなるほど。このようなカードがあるから、選択系の能力を持ったカードがこの拡張では複数あるんですね。

先ほど紹介した2コスト「街の呼び子」だと「+1ドロー+アクション+2金」のような、5コスト超えの能力に早変わりです。

「鍛治工」も「+3ドロー+1アクション」でこれは6コスト並みの強さですね。これがあるから選択式の個々の能力は控えめにしなければならなかったんじゃなかろうか(笑)。

前回紹介した「街(Town)」も「+1ドロー+2アクション+2金+1購入」です。繁栄6コストの「大市場」より強力な効果に化けます。

コンボ前提ではありますが、非常に面白い効果ですね。

そんなこんなで、戦略に使えそうなポテンシャルを感じるカードなのは間違いないのですが、残念なことにこのばあちゃん自体の効果は、ただの+2金なんですよね。使用したカードとこの最長老の力を合わせたのが、先ほどの効果になるわけですね。

と考えるとそこまでではない気もしますが。。。果たして。非常に面白そうな効果で、期待も込めて満点にしておきます。頑張ればあちゃん。。。

プレイ前評価:★★★★★

プレイ後評価:★★★★☆

何とビックリ。ばあちゃんじゃなくて、どうやらじいちゃんでした。

他のアクションが手札にあれば選択効果が無くても発動可能なので、アクション被りを気にしなくても変える中々優秀なカード。

選択効果を複数発動させる能力は、それ自体がユニークで強力で、かつ非常に面白い。

ただ、面白いし強いが、技ありというくらいの効果で、劇的に強烈かというとそうでもない感じでした。

【ドミニオン】新拡張『同盟』カードレビュー:分割系カード『占い師 (Augur)』

分割カードセット「占い師 (Augur) 」で使用するカード4種類を紹介します。

若干怪しげな活動にふけっている4種類の占い師が登場します。

分割カード評価:★★★★★

分割カード最強セット。場に出てたらこれを買っておけばOKという位に強い。

Herb Gatherer(薬草集め)

  • コスト:3
  • タイプ:アクション、占い師
  • 効果:+1購入
  • 効果:あなたのデッキを捨て札にする。捨て札から財宝カード1枚をプレイしても良い。
  • 効果:あなたは「占い師」のサプライを循環しても良い。

山札を一気に捨て札にする系カードの3種類。基本セットの宰相は第二版で不採用になってしまいましたが。

捨て札という沢山の草の中から、お金になるものを集める効果ということでしょうか。

明らかに3コスト「宰相」を意識した作りになっていますが、+購入や「占い師」サプライの循環機能を付けたあたり、流石に宰相時代から強化が図られたようです。

1枚でも銀貨を購入していれば、デッキを捨て札にすれば、その銀貨はほぼ必ず捨て札に入ってくれるので、それはすなわち宰相(+2金、デッキを捨て札)以上の効果を出してくれると考えてよいでしょうね。

金貨を買っていれば、+3金になるわけで、コスト以上の効果を出してくれるというのと、デッキ捨て札という効果は何かとコンボに使用できるので、それなりに強力なカードな気がします。

プレイ前評価:★★★★☆

プレイ後評価:★★★★★

なにこれ。凄まじく強いんですけど。

デッキ内に金貨が1枚でもあれば、使えば即金貨相当の働きをしてくれます。

毎回デッキを捨て札にするので、ほぼ確実に金貨相当の働きをしてくれる。

また、これ以降の分割アクションも非常に強いので、このカードの有用性は高い。

Acolyte(アコライト)

  • コスト:4
  • タイプ:アクション、占い師
  • 効果:あなたは手札から、アクションか勝利点1枚を破棄して、金貨1を獲得しても良い。更に、あなたはこのカードを、「占い師」カード1枚を獲得するために破棄しても良い。

アコライトの聖なる光で、屋敷やアクションが浄化され、金貨に変わっていきます。大丈夫これ(笑)。腹黒聖職者かな?

序盤の「屋敷」⇒「金貨」変換は普通に考えて強力。繁栄の7コストカード「拡張」でも屋敷を5コストカードに変換するのが関の山なのに。

更にお役御免になった際の処分方法もぬかりなく、大量に金貨を儲けたアコライトは、更に上位グレードへと進化できるわけですね。

これは流石に強いんじゃないでしょうか。

プレイ前評価:★★★★★

プレイ後評価:★★★★★

なにこれ。隙が無い強さなんですけど。

序盤の屋敷圧縮と金貨獲得を同時にできるのは予想通り非常に強烈。

それだけではなく、上位分割アクションに簡単に昇格が可能。2回位使ってアップグレードすればそれだけで最高の序盤になりますね。

Sorceress(ソーサレス)

  • コスト:5
  • タイプ:アクション、アタック、占い師
  • 効果:+1アクション
  • 効果:カード名を指定する。デッキトップを1枚めくって手札に入れる。指定したカードだった場合、他のプレイヤーは呪いを1枚獲得する。

名前を聞いて嫌な予感がしていたのですが、ばっちり魔女系列の呪いバラマキ屋さんでしたね。

この世界では魔法使いは、呪いばっかりばら撒いている存在のようです(そして大体が超強力)。

しかしこのカードの能力は何と陰謀のネタカード「願いの井戸」を彷彿とさせる完全なる運ゲーム。

これは完全にコンボ前提ですかね。外したらただの+1ドロー+1アクションで何やってんすかってなっちゃいます。当たれば+1ドロー+1アクション+呪いなので、錬金術の「使い魔」同等になります。

この拡張は、デッキトップを見て捨てるカードは多いけど、見て戻すカードは少なそうなので、果たしてどうやって呪いを成功させるのか。。。かなり運ゲーになりそうな予感です。

私が使ったらひたすら「銅貨」宣言を連発するゲームになりそうです(笑)。何はともあれ呪いはそれ自体強力なのですが、ちょっとこのカードだけだと他の呪いに比べると見劣りするかな。。。魔女とこのカードがあったら私は魔女を買いますね。

カード当てでゲームが盛り上がるという意味では良い能力かもしれません。

プレイ前評価:★☆☆☆☆

プレイ後評価:★★★☆☆

単発だと魔女ほどの強さは感じませんが、銅貨を指定しておけば多少はあてられるのと、この次の分割カードと合わせて使えばほぼ100%当てられるのでコンボ可能になっている。セット使用必須ですね。

頑張ったところで呪い1枚なわけですが、呪いバラマキ係としての役割はそれなりに果たしてくれている。

Sibyl(巫女)

  • コスト:6
  • タイプ:アクション、占い師
  • 効果:+4ドロー+1アクション
  • 効果:あなたの手札からカードを1枚デッキトップに置き、もう1枚をデッキボトムに置く。

占い師シリーズ最高峰。なんと6コスト。

未来のカードを強引に4つ持ってきて、やっぱやめたとデッキに戻したり、ボトムに入れて先延ばしにしたり。やりたい放題の占い師さん。

これはあれですね、先ほどのソーサレスはこの巫女のカードを使った後に発動させてしっかり、呪いバラマキましょうねってことですね。でも6コストカードの力を借りて、5コストカードがようやく呪いを1枚ばら撒けるのか・・・

実質+2ドロー1アクションで5コスト研究所相当ですが、2枚余分に調整できるというのが比較ポイント。8金に調整して残ったのは山に戻したりと、流石6コストだけあってシンプルに強そうな感触はあります。

凄い強いかといわれるとどうだろう。猛威は振るわないがまあコスト相応に強い。そんな印象です。

プレイ前評価:★★★☆☆

プレイ後評価:★★★★★

占い師シリーズ最高峰。これは非常に強力なアクションでしたね。購入できるなら即購入推奨。

実質研究所と同等の2枚ドローになってしまっていますが、手札2枚を好きに調整が可能なので、弱さはそこまで感じない。そもそも研究所相当の働きしているだけでも、一定の効果は保証されている。

先ほどのソーサレスと組み合わせて使えば、確実に呪い発射が可能。

流石6コストで、文句なしに太鼓判、おすすめできる強カードになっています。

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以上、ドミニオン「同盟」の分割カードの紹介前編でした。

元々中々面白いルールだった分割カードですが、4種類にしたことで果たしてどういうプレイ感になるのか今から楽しみですね。。個々のカードのシナジーはそこまで強くもないように思いますが果たして。

次回は、分割カードの中編になります。

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