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オルレアン(Orleans) 日本語版 開封レビュー

オルレアン日本語版の開封レビュー記事になります。

遂にエンゲームズさんよりオルレアン(Orleans)の日本語版が発売されました。

今回はオルレアン日本語版のコンポーネントの開封記事になります。

オルレアン(Orleans) 日本語版 開封レビュー

オルレアンはフランス中部の都市の名前ですが、この都市を舞台に、各プレイヤーは自身の地位と名声を高めていくことを目指します。

アクションに使用する労働者コマをバッグからドローするシステムが特徴で、世界的にかなり高い評価を受けているボードゲームです。

オルレアン基本セットの詳細については別の記事で紹介したいと思います。

外箱

見たまんまです。オルレアンですね(笑)

アークライトさんバージョンと違うのは日本語名が右上に控えめに印字されている点でしょうか。

アークライトさんバージョンは原語名の下にデカデカと「オルレアン!」って書いてあります。

開封

こんな感じで入っていました。

チャックビニール袋が大量に入っており、コンポーネントを過不足なく、完全に仕分けして入れられるようになっていました。これは嬉しいですね。

各種コマ類

各種コマです。4人プレイなので4色分あります。

恐らく基本セットで最も出荷時の欠品リスクのあるコンポーネント。

量産している工場の機械の問題なのか、ラインで袋に詰める人の問題なのか、こういう風にビニールにまとめて入っているコンポーネント類は、個人的には何度も欠品していた経験があります。

必ず数は数えた方が良さそうです。あ、ちなみにオルレアンに関して言えば私のものはキッチリ過不足なく入っていました(笑)

巾着袋

バッグビルディングゲームの重要コンポーネント「袋」です。

ちなみにこれのこと何て呼ぶべきでしょうかね。そのまま「袋」でいいのか?(笑)。「巾着袋」?バッグビルディングだから「バッグ」?

もう少し良い感じの呼び方ないでしょうか。

説明書

バッグの下からは説明書です。

当然ですが全て日本語化されています。

各種タイル類

各種タイル類です。

プレイに使用する数が決まっているものが多いため、替えが効かないため、絶対に無くしてはいけないコンポーネントです。

その割には無くしそうなサイズのものが多いので注意が必要です(笑)

タイル類はタイルボードさえ入っていれば流石に欠品していることは少ないと思います。

プレイヤーボード

プレイヤーボード4枚です。基本セットだと最大で4人プレイなので4枚。

このボードの上にバックから引いたコマを置いて、面白いことをやっていくボードゲームです。

5人プレイ可能になる拡張もあるらしいですが、発売されるかは未定とのこと。

共通ボード

全プレイヤー共通のボードです。

特定のアクションを実施するとタイルをここに配置してボーナスをもらいます。そしてそのタイルは戻ってこない。つまり、巾着袋内のタイルの圧縮に使用されます。

メインボード

オルレアンのメインボードです。それなりに大きいですが許容範囲内。パンデミックのボード位?

オルレアンに対する各プレイヤーの貢献度合いをのボードで表現します。

バッグビルディングのシステムベースに、このオルレアンを拠点とした移動マップをつけたのは本当に良いポイントだと思います。

全て取り出すと・・・

メインボードを取り出すと空箱になりました。

仕切りや上げ底などが入っているボードゲームは多いですが、オルレアンは完全に余計なものは入っていませんでした。

最初はスカスカだと思うのですが、実は拡張のコンポーネントを入れるのにはこういう風に何も入っていない方が良かったりします。

テラフォーマーズも基本セットはスカスカでしたが、あのスカスカがあったおかげで、その後の拡張をそのまま基本セットの箱の中に入れられるようになっています。

余談ですが、オルレアンは拡張の箱をこの基本セットの箱の中に入れるのは無理ですが、テラフォーミングマーズは、拡張の箱ごとマトリョーシカのように基本セットの箱に入れられるようになっています。

気になる説明書の誤植は…

知る人ぞ知る「オルレアン」基本セットのイベントの説明の誤植ですが、このようにしっかり治っています(笑)

まあ、日本語化している会社が違うのでそりゃそうだという感じですが、一応載せておきます。

イベントタイルのルール調整

オルレアンには、イベントというルールがあります。これは、毎ターンランダムなイベントが発生して、プレイヤーにそれなりにキツイ支払いを強いるもので、支払いが出来ない場合はプレイヤーは厳しいペナルティを受けることになります。

オルレアンの基本セットの最初のルールでは、イベントタイルは、6種類3枚ずつの計18枚をフルシャッフルして、そこから毎ラウンド1枚引いてイベントを発生させるというルールでした。しかしこのルールだと、特定のキツイイベントが偏ってしまった場合に、対応できない状態のプレイヤーが大ダメージを負ってしまい、面白さを阻害してしまうという指摘がありました。

かくいう、私も記念すべきオルレアン初プレイで、まさにこの問題に遭遇しています(笑)

最序盤に「収穫」が2回連続で発生。最序盤なので2連続の厳しい支払いに余力があるわけもなく、他のプレイヤーはぎりぎり資源が足りていたが、私だけ余力無く支払いきれずにペナルティ。ペナルティはバッグ内のコマが除去されるというかなり厳しいもので、数ターンかけてようやく獲得できたバッグのコマをいきなり破棄されました。

更に「疫病」も連続で発生。疫病の対象も運が悪く更に私だけがコマを失いました。。。獲得した資源やお金、バッグ内のコマさえも手放すことになり、この数ターン位でやってきたことが最序盤でいきなり全て無に帰しました(笑)。

拡大再生産系のゲームのため、序盤で付いた大きな差が埋まるわけもなく、他のプレイヤーとは常に2ターン分位離され続けて、結果最下位になったのを覚えています。

プレイ自体は楽しかったのですが、あのイベントだけは今でも許せませんね(笑)

まあ、こんな感じになる人も出てしまう危険のはらんだルールだったわけです。

そこで有志が考えたバリアントルールとして、6種類各1枚ずつの6枚のイベントカードから毎ターン1枚ずつ引く、これを3回繰り返す、というものが出てきました。

こうすると、特定の厳しいイベントが発生した場合、次に再度そのイベントが発生するのは、それなりに後になる可能性が高くなります。

今回のオルレアン日本語版のタイルには、小さい文字ですがA/B/Cと書かれています。これはまさにその有志のバリアントルールを公式に取り込んだ形になっているようですね。フェイズAで6種類1枚ずつ、フェイズBCも同様のイベントタイルで構成されています。

こういう年を重ねて公式で調整された調整後のルールで遊べるというのも、このエンゲームズさんバージョンのオルレアンの良い点だと思います。

終わりに

以上、オルレアン日本語版の開封レビューでした。

わかってはいましたが、やはりワクワクが止まりませんね。

エンゲームズさん最高です。

次は、拡張セットの開封レビューを紹介しようかと思います。

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