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イーオンズエンドレガシー:完走した感想とプレイ記録とレビュー。

イーオンズエンドレガシーのプレイログとレビューです。

この先は第7章のネタバレになります。ご注意ください。

第7章の感想

最後のボスは・・・またお前か!「メールシュトローム(の再臨)」

SAGA2のラスボス「最終防衛システム」的な雰囲気のメールシュトロームが、プレイヤーたちの匂いをかぎ取り、再度プレイヤーたちの前に立ちはだかります。

生きてたのか・・・見た目も以前より更に禍々しい感じになっています。中から筋肉みたいなの見えてるやん・・・

第一章では、師匠たちにまさかのポンコツサプライしか用意してもらえなかった見習い破孔魔術師のプレイヤーたち。

実力を出し切ることなくフルボッコにされてしまい、グレイブホールドが崩壊してしまったわけですが、今は当時とはわけが違います。

先輩方をも上回るインチキパワーで重武装しています。

ブラディウスには不覚を取りましたが、それ以降ここまで4連勝。

あの時の我々とは一味違う、ということを思い知らせてやりましょう。

最後のリベンジマッチが今始まります。

「メールシュトローム:再臨」の能力は「専用ミニオン:ビーコンの召喚」

能力自体は3章のボスに似てますが、何と暴走1回で専用ミニオン「ビーコン」を1体出してきます。暴走3だったら場にミニオン3体がいきなり並びます。ちょっとズルくない?

ビーコンミニオンの能力自体は流石に体力2,3だったりと控えめになっていますが、倒さずに放っておくと10体全てのミニオンデッキが引ききられてしまうと、完全究極体になっていつも通り即ゲームオーバーになってしまいます。

更にこのネメシスはターンカード1枚が「メールシュトロームの突撃」という専用カードに置き換わります。このターンカードが引かれるとミールシュトロームがグレイブホールドに突撃して、専用ミニオン数分のダメージを与えてきます。4体出てたら4ダメージ。これは痛い。

そのため専用ミニオンは定期的に除去必須。こちらの攻撃呪文の大部分をこれらの処理に使ってしまうので、かなりダメージを吸収されてしまいます。

更に当然通常の敵ミニオンもわんさか出てくるので場が凄まじいミニオン祭りになってしまいます。これらのミニオン祭りをどう捌くかが重要な戦いになりそうです

今回追加した新サプライは「閃光サイフォン」と「フルマイト石板」。

閃光サイフォンは、3コスト2ダメと及第点呪文ながら、何とパルストークン1消費でまさかの体力1回復。

このゲームにおける体力回復は非常に貴重能力。それをわずかパルストークン1で使用可能。これ採用してない人いるんだろうか?

呪文攻撃ばかりしている攻撃役も回復が出来るようになりました。

攻撃役「えっ 今日は全員回復してもいいのか!!」

補助役「遠慮するな。今までの分回復しろ」

フルマイト石板は、6コストとお高い宝石だが、1エーテル+2パルストークン。更に手持ちのパルストークンを消費した分だけ+エーテル。

ドミニオンをやっている人ならわかると思いますが、財宝トークンのように、手元にキープできる+金は、デッキ構築型ゲームでは非常に強力です。

使わなかったらパルストークンをキープすればよいし、キープした分で一気にパワー除去に使えるし、何なら前回手に入れた「送電リレー」を使えば+3パルストークン出来てこれがエーテルに使えるようになります。

ということで。因縁のメールシュトロームとの最終戦。いざ、開戦!

ただ、正直なところ、ここまで強化した自分たちが負けるとは微塵も思っていないパーティ一行。

第六章のヤバそうなネメシスも余裕だったし、もうこのゲーム楽勝でしょ。。。。

すぐに、それが勘違いであることを思い知らされることになります。

ゲームスタート!

メールシュトローム「セットアップでドロー!モンスターカード!」

メールシュトローム「セットアップでドロー!モンスターカード!」

メールシュトローム「俺のターンドロー!モンスターカード!」

メールシュトローム「俺のターンドロー!モンスターカード!」

メールシュトローム「暴走!ドロー!モンスターカード!」

メールシュトローム「突撃!グレイブホールドに3ダメージ!」

パーティ一行「もうやめてー!」

おーん?

プレイヤーの第一手番が来る前に、ミニオンが5体並んで、場が地獄絵図みたいになったんだが(笑)。

どうすんのこれ(笑)。

しかも即時効果で手札も捨てさせてくる・・・開始早々ズル過ぎるだろw

▼ゲーム開始早々いきなりの地獄絵図・・・これはヤバイ。

ミニオンが多いネメシスは、序盤から呪文を買って行って、火力で押していくのが定石。なのですが・・・

そう、第五章のカマのせいで、デッキの水晶が傷だらけになっているのです(笑)。これじゃ呪文買えないよ

仕方ないので新品の宝石を集めて固めて、傷だらけ水晶は頑張って補助役に破棄してもらうことにします。

「虚空粉砕機」を2枚採用して一生懸命破孔を回しつつ圧縮していきます。

回せ回せー

流石大ボスにふさわしい性能で、LV1から6エーテル必要などかなり厳しいパワーを平気でポンポン出してきます。こっちは圧縮しなければならずで、宝石も必要で、呪文でネメシスも減らさなければで、かなり苦しい展開に。

呪文を買えずに簡単に捌けないビーコンミニオンと、それを使ったメールストロームの突撃。これまで通り出てくる通常ミニオンたち。LV2に入る前に既にグレーヴホールド体力は14くらいまで削られていました。一方でこちらは敵の専用ミニオンを排除するのに手いっぱいで敵ネメシスの体力は1ミリもダメージ無し(笑)。

マジで強すぎるんだが。。。大丈夫これ?勝てんの?

かなり苦しく耐え忍ぶ時間が続きます。

耐えて耐えてデッキが強化されるのをひたすら待って耐え続けます。

LV2に入ったところで、ここでまさかのサプライズ。メールシュトロームの副官であり第二章のネメシス「ブラディウス」が降臨

おおおお!何と!ブラディウス先輩。生きてたのか!そりゃ生きてるわな。。。

そしてイベントカードを読むと分岐発生。

何々?ブラディウスに勝った場合と、負けた場合で結果が違うぞ?

第二章で勝ってたらブラディウス破棄して次のネメシスカードに。負けてたらそのままブラディウスが登場。

うちのパーティは負けたので・・・ブラディウスがミニオンとして普通に登場しました。

やろう。ここであったが100年目。

ありがたいことにブラディウスへのリベンジの機会も与えられました。

これ、ブラディウスが出るのと出ないのどっちが手ごわいのか。出ない方がLV3が早まるので手ごわい気がするが、どうなんでしょうね。

能力も変わっておらず「破孔開放数が少ないプレイヤーに2ダメ」。破孔開放数の少ないのは当然補助役の方で、補助役は前回の強化で体力+5されており全然問題ない攻撃です。

何より沈静化させれば実質2点回復ですからね。やっぱり沈静化は強烈だ。

沈黙させて何もさせないようにしつつ、攻撃役のチャージスキルはミニオンに7点ダメージ。フルボッコであっさりブラディウス撃破。リベンジ成功です。

攻撃役のチャージスキルの補助効果「ネメシスデッキ3枚見て並び替え」も非常に強く、この先どんなパワーミニオンが来るかを把握しながら、自分たちのデッキの回りを調整していきます。

特にヤバいのがLV2パワー「残虐なる突撃」。パワーが発動すると、永続効果で行動順カードのネメシスカードが、2枚ともメールシュトロームの突撃になってしまいます。とてもグレイブホールドが持ちません。なんとしても阻止。

▼これを発動されてしまったら恐らく勝てないので絶対に阻止。

8パワー必要なのですがここで輝くのが「フルマイト石板」

パルストークンさえ持っていればこれ1枚で最大6エーテル生み出せる優れもの。通常何も考えずにプレイしていると手札は使い切ることが多いと思いますが、ネメシスデッキを先読みしているので、「残虐なる突撃」が出るタイミングを調整しつつ、手札にフルマイト石板をキープして残しておきます。

そしてパワーが出た瞬間に8エーテル払って速攻で除去!YES!

こんな感じで何とかプラスポイントを稼いで凌いでいきます。

LV2の終わり位から、圧縮もかなり進みデッキもかなり強くなり、ようやく本体に攻撃できるだけの余力が出てきました。そこでようやく攻撃を開始していくのですが、敵もLV3になり攻撃がかなり激化します。

最後の最後は、敵ミニオンが大量に場に出ているのを放置してのネメシス本体への一斉射撃で削っていきます。

7体くらい出ているミニオンを減らす安全策を捨てての諸刃の攻撃。

GO!!GO!!

いけるいけるぞ!!

ネメシスの体力も残りわずか。終盤の終盤。これは何とか倒せるぞ!というところまで遂にきました。

きたのですが、ここで私は重要なことを忘れていることに気付いていませんでした

そう。。。

専用ビーコンミニオンが10体場に出るとプレイヤーは即死するルールです。

敵の残り体力がわずかというところで出た敵のネメシスカードは・・・「食じん」。別のアタックカードから進化するLV3アタックですが効果がひどい。

暴走3回!

メールシュトローム専用カードの「刃の怪魔」も出ており、更に暴走効果が発動。このターン合計4暴走

え・・・ちょ・・・待って。。。待って。。。。

ミールシュトロームを削り切ることに頭がいっぱいで、専用ミニオン「ビーコン」が10体場に出て負けることを完全に失念していました。

まさかの油断。

暴走4回なので専用ミニオンデッキから4ドロー。大量のビーコンが場に登場し専用ミニオンデッキは空に。

つまりビーコンが全て場に出切ったのでゲームオーバー・・・ということです。

マジか・・・まじかよおおぉぉぉ。

誰だよ、ここまで来たらもう楽勝だとか言ってたやつ!

メールシュトローム「まるで成長していない・・・」

序盤苦労してようやくここまで来たのに・・・戦闘時間は90分以上の死闘でしたが、まさかの決着。

直前の攻撃で、1体でも敵のビーコンを倒しておけば、こんなことにはならなかったのに・・・

安全策の方が良かったのか。。。なんてこった。

悔やんでも、悔やみきれません。

茫然自失となっていたのですが、、、何とここで逆転満塁ホームラン級の奇跡が。VAR判定が入ります。

念のためメールシュトロームの特別ルールを読み直してみたんですよ。

「プレイの場に10枚のビーコンが出たらプレイヤーは即敗北」って書いてあります。

そうだよなー。やっぱり敗北ってなってる。

ただ、もしかしてワンチャンあるかも?と思って、敵の場のビーコンの数を、念のため数えてみたんですよ。念のため。わらをもすがる思いで。

1、2、3、4・・・

そしたら。。。

何と・・・

信じられないことに・・・

場にはビーコンミニオンが9体しかいない!

え?どゆこと?

そうです。

なんと・・・

倒したときに、間違ってネメシスの捨て札に捨ててしまっていたビーコンが、1体ネメシスの捨て札に眠っていたのです(笑)。

つまり敵の専用ビーコンデッキの枚数は残り1枚!

すげー!首の皮一枚繋がって生きてたよ!生きてるって素晴らしい!

何と奇跡の逆転サヨナラ満塁ホームランで一気に勝勢に。

敵のネメシスカードは出切っていたので、この時点で勝利を確信。

まさかのゲームオーバーから、まさかの勝利に。

やりました!

第7章結果:勝利!

ネメシスデッキの残り枚数は何と1枚。プレイヤーの体力はそれぞれ5と3。グレイブホールドの体力は残り4。場に残ったミニオンの数は11体と壮絶な戦いとなりました。

「結晶体オーガ」とかがグレーブホールドに4点パンチとかしてきてましたが、完全に放置プレーでした。グレーブホールドも最後10点以上のダメージ受けて危うかった。。。

いやー、まさに天国と地獄ですね。

ものすごい接戦。ものすごいドラマチックな展開。ここまで強化されたキャラクター相手にこの戦闘力。このカタルシス。痺れました。最高に楽しかった。最高の一戦でした

これぞイーオンズエンドの楽しさの真骨頂といっても良いでしょう。

序盤は耐えて耐えて、中盤から終盤にかけてデッキの拡大再生産が完了すると、派手にバチバチ戦えるようになり、最後はドラマチックに勝利。

これキャラクターとグレーブホールドの回復のチャージスキルなかったら、絶対クリアできてなかったと思うんだが、他の人はそれ以外の構成でもしっかり戦えてるんだろうか。気になるところです。

まさか勝てるとはなあ。。。余韻に浸りつつエンディングへ。

最後は何故かオマケみたいな形でキャラクター強化。「3番破孔+1ダメージ」か「MAXチャージを6⇒5」のキャラクター強化が可能に。今更いらんでしょ(笑)。別のセットで使う用の強化でしょうか。

これで攻撃役の3番破孔が+1ダメされて、ようやく基本セットなどの破孔と同等になりました。

最初はへっぽこだったキャラクター2体ですが、遂に、遂にやり遂げました。

見た目はイマイチだと感じていたキャラクターたちですが、最後まで来たら流石に愛着がわきますね。

良くやってくれた。

宿敵ミールシュトロームは残骸となって墜落しました。

ということで、ストーリーの締めは、最後、第7章を終えてに続きます。

この先は最終章:第7章を終えてのネタバレになります。ご注意ください。

最終章:第7章を終えて

全7章をクリア後の話になります。

ここからは本作未クリアの方は閲覧非推奨です。7章をクリアしから閲覧しましょう

それではいきましょう。

もう一度書いておきます。

ここからは本作未クリアの方は閲覧非推奨です。7章をクリアしから閲覧しましょう

ではいきましょう。

メールシュトロームに完勝したプレイヤー一行。

めでたしめでたしでちゃんちゃん。。。

と思ったら・・・

何と・・・

ここにきて、物語でプレイヤーたちの目の前をチョロチョロしていたエリート魔術師「ザクソス」が暴走

元々暴走していて、ほぼ敵キャラみたいなヤベー見た目になっていたザクソスでしたが、ここにきてプレイヤーに牙をむきます。

ミストやブルマにフルボッコに論破されていた情けないザクソスでしたがこうなってしまうとは。エリートの誇りはどこに行ったんだ。

第8章を開いてください?

え?何それ?どこにもないぞ。。。

と思いましたが、これはいつものやつだぞとピンときました。

まさかのレガシー独特のシステムが発動

内箱をよけたらコンポーネントが出てくるやつです(笑)。

と思って内箱をパかっと開けたら案の定出てきましたよ。第八章が。

しかも思ったより大量のカードが入ってるようです。

これ輸送環境次第で中でカサカサしてるの気付きそうだな。

確かに見た目より内箱で底上げしてるように見えたんですよね。内箱除いたらスカスカになるやつ。

と思ったらこれは違いました。内箱の下に隠すスペースが必要だったのですね。

レガシーにあまり慣れていない人いるかもしれませんが、私が遊んできたボードゲームで、この内箱の下に隠す系のサプライズやトリックを入れているレガシーゲームは結構あるんですよね(笑)。何ならむしろ大体内箱の下に何か入ってます(笑)。

なので、隠し章の登場には驚きましたが、よく考えたらレガシーシステムでは常套手段だったなーと思い、そこそこのサプライズのまま真の最終章へ。

真のラスボスは「ザクソス:超越」。体力90で、何と難易度は過去最強クラスの9

見た目も完全にダークサイドに落ちてます。

能力は、ザクソスは専用の破孔を4つ持っており、それぞれに本レガシーで登場した魔法のザクソス専用バージョンをセットして、次のターンの開始時にキャストしてくるというもの。

各魔法は単体の威力もさることながら、第3,4番破孔から発射されるとプレイヤーやグレーブホールドに追加の大ダメージというおまけつき。

魔法にはレベルが付いていて、LV3ならチャージ3で捨てることが可能。最高LV5でその場合はチャージ5を消費で捨て札になります。この魔法を如何に捨てることが出来るかが重要だろう、という何となくの方針を考えていざ勝負へ。

前回の3番破孔の強化で、攻撃役の方は最初から1・3番破孔が開いていて、更に3番破孔は最初から+1ダメージという中々なのチート状態になりました。こっちも大概ズルいな(笑)。

補助役もチャージ5で回復が打てるようになったので、これまで以上に回復チャージスキルの回転率が上がります。

前回の強化で入れたカードは「アドレナリンバッテリー」と「反転球」の2つ。最後なのでかなりコストの高い2枚を選択してみました。

アドレナリンバッテリーは何と7コスト遺物。2パルス得て、4パルス払うと閉鎖破孔を一気に開放して更に5コスト以下の呪文を即セット。これまで長らく活躍してくれた「虚空粉砕機」と入れ替わりになります。

4番破孔を強化しづらくなりますが、このアドレナリンバッテリーで一発で4番破孔を開けていく作戦。ただし虚空粉砕機によるデッキ破棄が無くなるので、デッキ圧縮力が落ちそうで正直かなり悩ましい。

「反転球」は何と9コストの呪文。驚異の7ダメージと手札1枚破壊すると体力2回復という、圧縮回復のおまけつき。虚空粉砕機不採用の圧縮はこのカードに期待。ただ、9コストなのでどうやって獲得するかが課題。

先輩の背中を超えて行け!

偉大な破孔魔術師の先輩だった闇落ちザクソスとの最後の戦いが始まりました。

ザクソスのアタック「はじまり」。

格好いい名前のアタック。いきなり専用呪文を大量セットしつつ、それを自身で破壊してザクソスの魔法デッキが強化される。徐々にザクソスの火力が上がっていく。このプレッシャー!

更に呪文セットしながら連続ターンでガンガンキャストしてくる。当然大ダメージ。敵の連続ターンにより序盤からかなり苦しいダメージが。。。

呪文セットさせた状態で相手のターンを迎えると大ダメージ。これはきついぞ。連続ターンとかやられると対策もできない。

これ以降もザクソスの専用カードでかなり苦しめてくる。

「伝承の聖者」は強化4番破孔に呪文をセットしてくる体力15の大型ミニオン。

「内なる眼」はLV5の呪文をサプライから持ってきてそれをいきなり唱えてくる。かなり強烈なカード。

高耐久度のミニオン、解除に高エーテルが必要なパワー

・・・って

パーティ一行「貴様らのいる場所は、我々が2000年前に通過した場所だッッ!!」

高耐久度のミニオンは、沈静化させてからのチャージスキルで7ダメージを与え、ほぼ何もさせずに即退場。

更にネメシスデッキを3枚見るチャージ補助能力でパワーの位置を確認して調整。

厄介なパワーが場に出た瞬間に、ありったけのパルストークンを蓄えた「フルマイト石板」などを駆使して合計9エーテル払って除去。完璧です。

このゲームのネメシスの「パワー」は発動するともの凄い威力だけど、逆にプレイヤー側が対処できてしまうと、手番をパスしたようなもので、むしろプレイヤーのお手伝いになってしまいます。

新カードの「アドレナリンバッテリー」と「反転球」も予想を遥かに超えて強い。

「アドレナリンバッテリー」は簡単に2人の破孔をフルオープンしてくれ、更に呪文買わずにドンドンデッキが強化されていきます。使うのが楽しすぎる。

「反転球」は一撃7点ダメージで更に圧縮回復つき。敵ミニオンを簡単に屠り去りつつ相方を補助していきます。ダメージがでかい!

そんな感じで敵の攻撃は完全に捌ききっており、こちらのデッキはモリモリ強化。

LV2開始直後位から、完全にプレイヤーの優勢ムードに。

攻撃役「まだやるかい?」

ザクソス「元気イッパイダゼ」

最後まであきらめずに戦うザクソスでしたが、セットした呪文は破棄され、配置したパワーは除去され、召喚したミニオンはすぐに蒸発。

完全にじり貧です。

余裕でデッキ強化された2人のキャラクターから、凄まじい量の呪文が飛んできたザクソスに勝ち目はなく、何とあっさり勝利。

え?もう終わり?

正直拍子抜けするレベルですね。

LV3カード1枚しか出ずに終わっちゃいました。

グレーブホールドの体力も15以上あり、プレイヤーの体力も一ミリも減っておらず満タン。何なら満タンで回復させられなかったことが何度も(笑)。

え?ザクソスさんマジっすか?もうちょっとこう何か・・・ないんすか・・・

攻撃役「もういい加減によぉ。俺に実力見せてくれよぉ」

難易度は9ですが、キャラクターは通常よりも明らかに強化されているので、実質難易度5とかそんなんなのかな。

兎に角呪文を完封したのがやっぱり勝因でしょうか。あれを好きに打たせていたら確かにヤバかったかもしれませんが、結局最初に打ってきた4発くらいが関の山で、後はザクソス側は全くノーチャンスでした。

いやー、体力ほぼ満タンだし呪文打たせてもそこまで苦戦はしなかったかもですね。

難易度9ですが、正直8体のレガシーのネメシスの内、一番ハラハラせずに倒せた気もします(笑)。(ブラディウスのが強かったぞ)

これプレイヤー強化してない状態だとかなり凶悪になりそうなので、基本セットのキャラクターなどで再戦したいところですね。

暴走してやられたザクソスでしたが破孔に逃げていきました。そんなザクソスの背中を見守った一行。

メールストロームもいない、暴走したザクソスもいない、遂にグレーブホールドにつかの間の平和が訪れました。

そんなこんなで私のイーオンズエンドレガシーは大団円となりました。

完走を終えた感想に続きます。

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21 COMMENTS

QT

いつもブログを拝見しております。

私もイーオンズエンドレガシーを楽しんでいるのですが、「精神接合冠」のカードで悩んでおります。

AとBの2人プレーで、
Aがこのカードをプレイしたと仮定します。この場合以下のような解釈は出来るのでしょうか。

➀Bの破孔を1つ強化し、その強化された閉鎖状態の破孔タイルにBの手札から呪文をセットする。
➁Bの破孔を1つ強化し、既に開放されている破孔タイルにBの手札から呪文をセットする。

説明書の15ページには、「ターン中に強化を行った閉鎖状態の破孔タイルに呪文を配置する」とあるので、Bのターンではなく、Aのターンでプレイした「精神接合冠」でBの強化を行った閉鎖状態の破孔タイルの上に呪文をセット出来るかで迷っております。

現在は➁の解釈でプレイしております。

ご意見を頂ければ幸いです。
宜しくお願いいたします。

返信する
QT

先程に追記です。

このカードは強化出来る破更新を存在しない場合でも呪文のセットは出来るとの解釈で良いのでしょうか。

ネタバレになりかねないカード効果について質問してもいいものか迷いましたが、宜しくお願いいたします。

返信する
TEENO

> QTさん

コメントありがとうございます。

閉鎖破孔への呪文設置は、自分のターンにしかできないアクションです。
なので、特別な記載がない限りは他の人のターンで強化された閉鎖破孔に、呪文設置はできません。

なので解釈は②が近いです。

>このカードは強化出来る破更新を存在しない場合でも呪文のセットは出来るとの解釈で良いのでしょうか。

これは解釈合ってますね。
このカードの「破孔強化」と「呪文設置」は別の効果なので、それぞれ独立して適用が可能です。Bの破孔を強化して、Aが呪文設置する、とかでも良いです。

>ネタバレになりかねないカード効果について質問してもいいものか迷いましたが、宜しくお願いいたします。

はい。コメントは特に問題ないです。
お気軽にどうぞ。

返信する
QT

TEENOさん

コメントありがとうございます。

スッキリしました。

イーオンズエンド関連の記事はどれも面白く、初心者の私にとって参考になるのでありがたいです。

返信する
TEENO

>QTさん

疑問が解消されたようで良かったです。
イーオンズエンドの記事、楽しんでいただけているようでありがたいです。
また何かあればお気軽にどうぞ。

返信する
まろ

半年前の話にコメントして恐縮ですが、再販を入手してたまたま同じ疑問を持っていろいろ調べた際にこのサイトも拝見しましたので、情報共有をさせてください。
https://boardgamegeek.com/thread/2116332/neural-wreath/page/1
にゲームのデザイナー自身が回答されていて、
➀の解釈が正しいのだそうです。

上記のBGGのスレッドの議論を要約しますと、
・ルールブックには、別々の場所に、(もとは英語なので私の訳ですが)
「自分のターンに強化した時は、閉鎖破孔への呪文設置ができる」
「開放破孔またはそのターンに強化された閉鎖破孔に呪文設置ができる」
という記述があって、前者は紛らわしいとはいえ、
「閉鎖破孔への呪文設置は自分のターンにしかできない」という意味の記述はどこにもない、
とのことです。

返信する
TEENO

>>まろさん
コメントありがとうございます。
何と何と・・・情報共有ありがとうございます。

>AとBの2人プレーで、
>Aがこのカードをプレイしたと仮定します。この場合以下のような解釈は出来るのでしょうか。
>➀Bの破孔を1つ強化し、その強化された閉鎖状態の破孔タイルにBの手札から呪文をセットする。

ルールブック上の記載から、私は強化破孔への呪文設置には制約あると思っていました。
ただ、イーオンズエンドの作者である「ケビンライリー」がBGGで正式回答しているので、①が可能の解釈で間違いないですね。

しかし同様の話題でBGGものすごい盛り上がってますね(笑)。
破孔強化のルールがかなり曖昧だったようで。

返信する
だちゅ

熱いレビュー拝見しました笑
完成したサプライとかキャラクター語り合いたいですよね
気になった点が2点
パルストークンは1キャラ最大5個しか持てないので宝石一つで8エーテルとかはできないかと
あと、破孔3を強化2回はあくまで強化なので開放まではできないかと

補助キャラはチャージスキルも宝石も全く一緒でした笑
攻撃キャラは0コス5ダメージの呪文を使ってました
装備品はスパーク2点と破孔4に魔法二個セットであばれまくりました
サプライはドロー系のサプライで手札が11枚とかになってました笑

返信する
TEENO

>だちゅさん

コメントありがとうございます。
気付いたら書きすぎてしまいました(笑)

>パルストークンは1キャラ最大5個しか持てないので宝石一つで8エーテルとかはできないかと

ありがとうございます。これマジすかー。やっちまったな。
見直したら確かに説明書のルールのところに書いてありますね。
最後の2戦位は、普通に5個以上保持していることがあり、イージーゲームでした。
最後難易度が低くなった原因はそれですね。
正式ルールでリベンジしてみます・・・

>あと、破孔3を強化2回はあくまで強化なので開放まではできないかと

私も昔間違えていましたが、強化できない破孔への強化は開放になるので、これは開放で良いはずですね。
念のため説明書見返しましたが書いてありました。

>補助キャラはチャージスキルも宝石も全く一緒でした笑

チャージそうなりますよね(笑)
過去のイーオンズエンドプレイを知っていると、どう考えてもそういう強化になる気がします。
そしてまさかの宝石も同じとは(笑)。かぶりましたね。

攻撃キャラの方は全然違いますね。
0コス5ダメなんてあるんでしたっけ。強そうだ。
手札増やせるサプライ全然なかったなぁ。
サプライも結構違いそうですね。

返信する
だちゅ

>TEENOさん
>私も昔間違えていましたが、強化できない破孔への強化は開放になるので、これは開放で良いはずですね。
念のため説明書見返しましたが書いてありました。
これまじすか、良いこと聞きました

0コス5だめーじは捨て札に他に4枚あると+2、仲間がカードを一枚捨てれば+2
正直めちゃくちゃ強いです笑
サプライは4章で負けたので虚空粉砕機と集中魔火4ダメージ、今プレイしたか捨札にある遺物をデッキトップに置くのコンボを組めましたね 呆玉石欲しいのでどちらか一つしか手に入れられないんすよねー

沈静化と圧縮強いっすよね
ドローはめちゃくちゃ強かった

返信する
TEENO

>だちゅさん
>これまじすか、良いこと聞きました。

破孔強化の価値が変わってきますよね。
開放まで行ければ悪くない。

>0コス5だめーじは捨て札に他に4枚あると+2、仲間がカードを一枚捨てれば+2

確かにこの強化ありましたね。
序盤に0コスト5ダメージはヤバイ。。。
うちの「ミニオンに+1とチャージ1」の強化は便利だったけど、無茶苦茶強い感じではなかったなぁ。

沈静化カードがある場合は、とりあえず沈静化させる所からでしたね。
便利すぎた気がします。
ドローもそんなに強いんですね。
多分サプライに1枚も採用しなかったはずのドローカード見てみます。

返信する
だちゅ

>破孔強化の価値が変わってきますよね。
開放まで行ければ悪くない。
無印の説明書15ページに書いてありましたね
開放まで行けるなら強いや!
気づかずにレガシーまでクリアしちゃったけど

> 序盤に0コスト5ダメージはヤバイ。。。
スパーク2点の装備もつけてたので2ターン目にダメージ7です、やば過ぎです

ドローカードは別ゲームな感じがするくらいインパクトありました
一度試してみてください

返信する
TEENO

>スパーク2点の装備もつけてたので2ターン目にダメージ7です、やば過ぎです

初手でセットしたら必ず捨て札4枚になるから、2ターン目に打てば、確定でその火力出せるんですね(笑)。
確かにただのスパークがとんでもない性能だ。
今作は、意外に高火力の呪文が少ない印象でしたが、高コスト呪文要らずですね。

>ドローカードは別ゲームな感じがするくらいインパクトありました。一度試してみてください

未使用キャラ使って2周目遊べないかな。次は使ってない強化試したいですね。

返信する
だちゅ

今作は装備とかでダメージでますもんね
補助キャラは後半固有宝石が腐るので1ターンに一度カードを捨てたら1ダメージつけてました
あと、1ターンに一度破孔を強化するか開放したら2ダメージも強かったです
2週目遊べるんではないでしょうか

我が家はカラーコピーして対応したのでまだ何週でも遊べます

返信する
TEENO

細かくダメージ出せる効果も気になったけど結局使わなかったですね。
レガシーは装甲持ちが多いから、細かいダメージ源は便利だったかもです

おー、カラーコピー対応凄い
シールの類は全く使わずに遊んだんですかね?

返信する
だちゅ

装甲持ちいたので役に立ちましたねー

付属のシールは一切使わずにクリアできましよー
カラーコピーと、マスキングテープと、ポストイットに(進化の目印)でいけました

返信する
TEENO

>だちゅさん
装甲持ちに細かいダメージかなり効きそうですね。
私は折角のチャージスキル「ミニオン7ダメージ」が装甲持ちに全く機能しなくて、その点は結構苦労しました。

周回プレイへの意気込みが半端ないっすね。
快適に行けるならそういうプレイもアリだったか。
進化とか傷付き水晶の目印がシャッフルの毎に剥がれそうになって大分苦戦してました(笑)

返信する
ふじこ

イーオンズエンドにこのサイトで出会った者です
いつもお世話になっております
お陰様でイーオンズエンドレガシーも無事にクリア出来ました

1つ質問なのですが、記事中で最初のサプライについて『9枚のサプライは、単純な能力で、かつ完全に過去登場したカードの下位互換の効果になっています。』とのご記載がありました。
弊グレイブホールドでは『エーテルハンド』が大活躍で、最後の1戦まで現役だったのですが……この完全上位互換の遺物が存在するのでしょうか?
『The Void』の『Dimensional Key』が似た能力ですが、あるいはこのカードを指しておりますでしょうか?

もし完全上位互換のカードがあるのなら、その拡張を是非購入したくあちこち探してみているのですが、見つけられていない状態です。
お時間のある際にご教示いただけますと嬉しいです。

返信する
TEENO

>ふじこさん

コメントありがとうございます。
ぼどろぐでイーオンズエンドのことを知っていただいたとのことで光栄です。

>弊グレイブホールドでは『エーテルハンド』が大活躍で、最後の1戦まで現役だったのですが……この完全上位互換の遺物が存在するのでしょうか?

おっしゃる通りで今時点でエーテルハンドの完全上位互換の遺物はなさそうですね。
通常デッキ構築ゲームのカードは、コストと効果のバランスが取られているわけですが、本作の初期サプライは完全に(デザイナーも書いている通り)弱めに作られており、他のカードの完全下位互換になっている珍しいものもありました。
全てのカードの上位下位互換の存在を確認したわけでは無いです。すみません。

エーテルハンドのようにカードドローが可能なものは、そもそもイーオンズエンドで珍しい効果なので、使い道は普通に多そうですね。

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ふじこ

ご返信&ご教示ありがとうございます!

上位互換は無いのですね、残念……
とはいえ強力なカードなのでこれからも使っていこうと思います

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TEENO

>ふじこさん
お役に立てず申し訳ないです。
また何かあればご連絡ください。

続編も楽しみですね。
良きイーオンズエンドライフを。

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