ボードゲーム「ミクロマクロ:クライムシティ フルハウス」のゲーム内容を紹介していきます。
2021年ドイツ年間ゲーム賞の大賞受賞作品『ミクロマクロ:クライムシティ』に続編が登場です。
『ミクロマクロ:クライムシティ フルハウス』基本情報
デザイン | System: Johannes Sich Art: Daniel Goll |
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プレイ時間 | 約15-45分 |
プレイ人数 | 1-4人 |
対象年齢 | 12歳以上 |
版元 | Spielwiese |
販売 | ホビージャパン |
発売日 | 2021年11月 |
希望 小売価格 | 3,960円(税込) |
前作「ミクロマクロ:クライムシティ」とは?
前作ミクロマクロ:クライムシティは2021年のSDJつまりドイツ年間ボードゲーム大賞2021を受賞した作品です。
世界的にかなり権威のある賞で、この賞を受賞した作品は遊んでおいて間違いないと個人的には思うラインナップになっています。
「ウォーリーを探せ」のようなマップで犯罪が起きており、シナリオの指示に従って犯罪の原因をマップから探して追っていく、というボードゲームになっています。
答えを知ってしまうと2回目は簡単に解けてしまうので、そう何度も遊ぶようなゲームではありませんが、10シナリオ以上入っており、1週回すのにかなりの回数プレイできる作品になっています。
過去中々なかったタイプのゲームで確かに面白く、未プレイの方は一度はプレイしてみてほしい作品の1つです。
▼前作『 ミクロマクロ:クライムシティ 』の紹介はこちら
『ミクロマクロ:クライムシティ』ボードゲーム紹介とレビュー『ミクロマクロ:クライムシティ フルハウス』ボードゲーム概要
クライムシティには、解決しなければならない事件がまだまだあった!
この町では、命にかかわる秘密、卑劣な強盗、冷酷な殺人事件が日常的に発生し、もはや地元の警察の手に負えない状況になっている。そのため、捜査官諸君の助けが求められている。
引用:ホビージャパン公式HP
「ミクロマクロクライムシティ フルハウス」は、前作『ミクロマクロクライムシティ』の独立拡張になっています。
協力型のボードゲームで、街の中で起きている犯罪とその理由をマップ内から探していくことになります。
マップとシナリオが一新されて、また新しい犯罪が起きているということですね。
しかし犯罪ばかり起こる街ですね・・・コナン君でも住んでるのでしょうか(笑)
『ミクロマクロ:クライムシティ フルハウス』 ルール概要
遊び方は非常に簡単です。
マップを広げます。
16個のシナリオから遊ぶ1つを選択します。基本的にはシナリオ1から遊んでいくのがよいでしょう。後半になるにつれて難易度が上がっていくようになっています。
シナリオの一番上のカードをめくって読み上げます。
そのカードに書かれた内容を巨大なマップ内から見つけ出します。
例えば「XXXさんの家はどこ?」というお題だったら、そのXXXさんの似顔絵をもとに、そのXXXさんの家をマップ内から探します。
答えを見つけたら、チームから誰か一人がカードをめくって答えを確認します、見事当たっていたら次に進みます。間違っていたら違います、と言ってほかのメンバーは引き続き答えを探します。
その次のカードは「XXXさんはどこへ向かった?」というお題だったりします。同様にXXXさんが向かった先をマップから探します。
こんな感じで繰り返していき、最終的に登場人物が何らかの理由で殺害されてしまうわけですが、その理由と誰が犯人かを基本的にはシナリオに従って当てていくゲームになっています。
小さい絵で実は食べ物に毒をもっている人がいたりと、細かいですがなかなかよくできている作品だと思います。
この基本的な流れは基本セットと今作で全く同じでしょう。
『ミクロマクロ:クライムシティ フルハウス』 所感
SDJも獲得して、非常に話題になった作品の続編が早くも発売!
ということで個人的にはうれしい限りですし、要チェック案件です。
こういう一回限りなゲームは過去食わず嫌いしていたのですが、毛嫌いせずにプレイしてみると思った以上に楽しめることがすぐにわかりますし、本作は値段だけの価値がある作品だと感じますね。
プレイ人数は何人でもできそうですが、マップはかなり細かく書かれており、更に逆方向からだとかなり見づらいので、マップの下方向から見ると考えると実質4人くらいがプレイの限界な気がします。
1人でも楽しめますが、答えをチェックする際に必ず答えを見ることになってしまうので、外れていた場合でも先に進むことになります。これが気になるかは人それぞれかと思います。
私は前作を2~3人プレイで全てクリアしましたが、かなり楽しめました。
ちなみに老若男女問わずたのしめるおすすめなボードゲームですが、本作はシナリオによって対象年齢が設定されるようになってたようです。あまり子供に見せづらい展開のシナリオも登場するということですかね。楽しみです。
『ミクロマクロ:クライムシティ フルハウス』 内容物
- 大判(75×110cm)の町のマップ1枚
- 封筒16枚、事件カード120枚(59×91mm)
- 拡大鏡1個
- ルールブック1部
『ミクロマクロ:クライムシティ フルハウス』 のスリーブ
各シナリオの封筒の中にはカードが入っており、それらの合計120枚です。
ただ、カードをそう何度も使用するわけではないので、スリーブは特に必要ないゲームだと思います。
後で中古で売りたいなど、どうしてもカードの汚れなどが気になる方は、スリーブに入れるとよいでしょう。59mm x 91mmのユーロサイズになります。
『ミクロマクロ:クライムシティ フルハウス』 紹介のあとがき
以上、ボードゲーム「 ミクロマクロ:クライムシティ フルハウス 」のゲーム紹介でした。
基本セット自体の拡張は難しいと思っていましたが、確かに同じように別マップを作成して新しいシナリオを導入するという売り方がありましたね(笑)。非常に賢い売り方です。
1度切りとは言いつつも前作は普通に面白かったので、今後も本シリーズには一定数のファンがつくんじゃないでしょうか。1度きりの謎解きゲームですが何度も楽しめる「アンロック」シリーズのようなものですかね。
悪い噂は全然効かないですよね。私も購入して遊ぶ予定です。
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