こんにちはTEENOです。
「イーオンズエンド」の独立拡張セット「終わりなき戦い(War Eternal)」のカードレビュー記事になります。
今回は「イーオンズエンド」の独立拡張セット「終わりなき戦い(War Eternal)」の「遺物」カードのレビューをしていきます。
この拡張に登場する遺物の種類はなんと5種類のみ。若干少ない感じがしますね。
イーオンズエンド独立拡張 終わりなき戦いカードレビュー「宝石」2コスト
イーオンズエンド終わりなき戦いの遺物2コストは1枚だけ。
2コストは買いやすいが、基本弱いカードばかりなので買い過ぎ厳禁。
メイジトーテム(Mage’s Totem)
- 種類:遺物
- 効果:このターンにプレイした宝石か遺物を1枚破壊する。もしくはこれを破壊し、グレイブホールド+1HP
圧縮用の遺物。購入コストは安いが圧縮効果は安いなり。
スパークは圧縮できないが、水晶を圧縮できるだけでやはり便利。
1枚位買っておいて回していくのは普通に悪くない。
遺物圧縮をしたいケースがわからないが、使うことあるのだろうか?
使い終わったらグレイブホールドの体力回復用として破棄可能なのも地味に良い。
個人的評価:★★★☆☆
イーオンズエンド独立拡張 終わりなき戦いカードレビュー「遺物」3コスト
イーオンズエンド終わりなき戦いの3コスト遺物です。
秘密の巻物(Conclave Scroll)
- 種類:遺物
- 効果:1チャージを得る。このカードサプライが空なら好きな仲間1人の捨て札のトップを破壊しても良い。
使い方が非常に難しく正直イマイチな遺物。チャージ効果+サプライ切れで圧縮
ただの1チャージでは3コスト遺物としては弱すぎるので、強化されないとお話にならない。
サプライが空になると一気に能力が強化されるが、そのためにはこの遺物を5枚買わなければならない。相当集中して投資しないと厳しい。
そこまでして発動する効果も、ただのデッキ圧縮なので、別の手段で幾らでも代用が効いてしまう。
ゲーム開始時はこれを枯らして・・・とか作戦を立てて試してみても、いざ始まってみると、宝石や呪文など色々買わないといけないカードに押されて1,2枚買うのが関の山。その結果、むしろお邪魔カード化する。
少人数プレイだと、これを序盤に枯らすのはかなり厳しいが、多人数プレイだと全プレイヤー1枚ずつ買って、全員で圧縮していくというのが良いのだろうか。要検証なカード。
これが強いという話は全く聞いたことがないですね。終わりなき戦いにサプライが空になると強化されるカードがいくつか出てきますが、この拡張以降全く見ていないので、恐らくあまりにも弱い効果という認定になったのだと思います。
個人的評価:★☆☆☆☆
悪魔封印ビン(Fiend Catcher)
- 種類:遺物
- 効果:あなたの手札か捨て札のカード1枚を破壊しても良い。ターン順デッキトップをめくり、ネメシスならデッキの一番下に置いても良い。
デッキ圧縮にターン調整のおまけがついたカード。
手札だけではなく捨て札のカード圧縮できるのは良いが圧縮率が低い。また、自破壊が出来ない遺物なので、最終的には手札を1枚圧迫することになりお邪魔カードになる可能性も高い。
サブ効果としてネメシスの行動を遅らせることが可能だが、この効果も特筆すべき感じではなく、場合によりけりで役立つという感じ。
圧縮カードが無ければ1枚はデッキに仕込んでおくのが良い感じだろうか。
個人的評価:★★★☆☆
イーオンズエンド独立拡張 終わりなき戦いカードレビュー「遺物」4コスト
イーオンズエンド終わりなき戦いの4コスト遺物カードです。
ケルンの羅針盤(Cairn Compass)
- 種類:遺物
- 効果:任意の仲間1人は捨て札の呪文1枚を、開閉状態にかかわらず破孔にセットしても良い。
呪文を即座に再セット可能にする遺物。
捨て札に呪文が無ければ空かすことを考えると少人数プレイだと厳しい。また折角なら強力な魔法をセットしたいがタイミングよく使うにはかなり練った仕込みが必要。更に仲間の破孔も全て埋まっていたらその人には使えない。
などと欠点の方が目立つ気がしますね。
上手くハマれば便利だが全然安定しないイメージ。もしスカシた場合は、大人しく手札キープしておいて次のターンに回すのが普通に良いか。
比較的即座に呪文を発動できる少人数プレイより、呪文発動まで長い多人数プレイの方が効果的だと思われる。
4コストでこれを買うのか、おとなしく宝石を買うのかは、悩ましいところですね。
個人的評価:★★☆☆☆
元始の呪物(Primordial Fetish)
- 種類:遺物
- 効果:任意のプレイヤーの破孔1を強化する。もしくはこれを破壊してHP3回復。
基本セットのグレイブホールドを回復する「強化オーブ」のHP回復版。
自分だけではなく任意のプレイヤーの破孔強化は中々便利。
使い方としてはアタックプレイヤーのコストが非常に大きい4番破孔を狙って強化すると良い。3番破孔に使いたくなるが3番は何だかんだで開放までもっていきやすい。
最大のポイントはこのゲームで貴重な回復にも使えるところ。
この拡張は基本セットに増して体力回復手段が少ないため、このカードの存在はかなり重要。中盤以降でヤバくなってきたらガンガン買われるカードという感じ。
悩んだらとりあえず採用しておけばしっかり仕事してくれます。
個人的評価:★★★★★
イーオンズエンド独立拡張 終わりなき戦いカードレビュー「遺物」6コスト
イーオンズエンド終わりなき戦いの6コスト遺物カードです。
高コスト帯なので「宝石」「呪文」の強力なカードと比較されてしまう価格帯。
渦動の小手(Vortex Gauntlet)
- 種類:遺物
- 効果:任意のプレイヤーのセットされた呪文をキャストする。そのカードをそのプレイヤーの手札に戻す。
流石6コストという感じの強烈な遺物。
セットされている呪文を即時唱えるだけではなく、更に手札にも戻すことが出来る。
このカードの真骨頂は自分のセットしたばかりの呪文を唱えて、更にそれを再セットできるという点。即詠唱という強力な効果を発動出来るばかりか、次のターンも呪文セット出来て楽しみになる。
仲間プレイヤーの呪文に使ってしまうと、確かにネメシスターンになる前に呪文を発動できる点は良いのだが、そのプレイヤーのターンになったら唱えられていたはずの呪文が無くなってしまうことになり、若干価値が下がるため注意。
コストが高いため中々買いづらいカードですが、使い始めると強力なサポートアイテムになります。
個人的評価:★★★★☆
あとがき
以上、イーオンズエンド独立拡張「War Eternal」の「遺物」カードのレビューでした。
遺物カードは購入しなくても実際には戦えますが、使うと面白いし色々便利に立ち回れる。そんなカードが多いですね。
次回は「呪文」カードをレビューします。
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